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「人質法 第2条」
赤星直也:作
第9話 全裸の結婚式
美香は純一と腕を組み、皆が待つ広間へと向かって歩いて行くと、奥の部屋から話
し声が聞こえる。
「御主人様、お許し下さい、これ以上できません!」美香は足を止め、手袋をした手
で乳房と淫裂を隠して泣きだした。
「美香、約束したはずだ。素っ裸を見せるだけだ。それとも質流れになって売春婦
になるか?」
「イヤです、売春なんていやです。ヌードの方がいいです!」
「だったら、皆にお前の全てを見せるんだ。オッパイとオ○ンコもな!」
「わかりました、見られても我慢します…」震えながら、美香は胸と股間から手を退
けたが、乳房と肉襞が小刻みに震えている。
「そうだ。それでいい。行くぞ!」案内役の頼子は話し声の広間のドアを開けて中
に入っていく。
(お終いだ。素っ裸の姿を見られたら、もうお終いだ…)奥歯が「カチ、カチ!」と
鳴っている。
頼子に続いて純一が入ると「もう、どうでもいいわ!」泣きそうな顔をしたまま、広
間に飛び込んだ。
美香が広間に入るなり「きゃー!」「美香がフルヌードよ!」呼ばれた友人達や招
待客が悲鳴をあげている。
美香は恥ずかしさで俯いたまま顔を上げようとはせず、相変わらず太股がブルブル震
えている。
「お静かに。この結婚式は美香さんの希望です。どうしてもヌードでしたいとの事
で仕方なく承知しました」頼子は嘘を並べた。
「美香、お前からも言うんだ」純一が薄笑いを浮かべて言う。
「こ、この結婚式は私の体の全てをお客様に見て欲しくてヌードでの式を希望しまし
た。どうぞ、私の体の隅々までご覧下さい…」美香も口を合わせて嘘を言い(嘘よ、
誰がヌードを見せたがるのよ!)作り笑顔をしている。
「なるほど、裸になりたいわけだ。いいオッパイだ。それにピンクのオ○ンコがい
いね。わしも若かったらやったのにな」親族が言う。
「そうですよね。こんな体なら見せつけたいはずですよ」
「美香も、大胆ね。ヌードを人前に晒すなんて。私には恥ずかしくてとてもできない
わ」招待客からヌード姿にいろいろな声があがっている。
(私は好きでヌードを見せている訳じゃないのよ。これには訳があって、仕方なく、
ヌードになっているのよ)美香は顔だけでなく、全身も赤みを帯びて行く。
美香の全裸を批評する招待客だが、その中に雄一がいた。
(美香、すまない。お前がこんな辱めを受けても俺は何もしてやれないのだ…)目か
ら涙を流している。
無理もない事で、誰だって、自分の娘が人前で性器や乳房丸出しの裸にされたら、
黙っていられないはずだ。
しかし、人質を解除する資金はおろか、その日暮らしをするのがやっとだから、何も
言えず黙って美香を見守るしかない。
2人の結婚式は純一の親族の媒酌によってあげられた。
そして、記念写真をとる段になってカメラマンが困った顔をし「あの、オッパイはか
まわないのですが、新婦の性器が写ると法律がうるさいのですが…」その言葉に美香
の顔がさらに赤くなった。
「写っても気にしなくていいよ。どうせ、2人だけの秘蔵品とするから。招待客用
のは修正をいれてくれ。服を着た姿でね」
「わかりました。それでしたら新婦さんの性器も写します」(いや、ヌード写真は撮
らないでいいのよ!)しかし、フラッシュを焚いて撮り、美香は作り笑いをして、乳
首が恥ずかしさに膨らんでいる。
美香と純一はその後も撮られ、 記念写真を済ませると披露宴が始まった。
乾杯の後、話が盛り上がっていると、アルコールが回った招待客が美香に近寄って
、乳房と淫裂を食い入るように見てから「いいオッパイだな。触りたくなったよ」そ
う言うのは大学の同級生だ。
「あんたは男だからだめよ、女なら触ってもいいでしょう?」美香の女友達が純一に
許しを願い出た。
「美香の友人だったら拒めませんよ。それに、女性同士だからいいです」笑顔で答
えると「物わかりの言い旦那さんだわ」友人は乳房を揉みだす。
(いや、やめて。そんな事しないで!)美香は友人によって乳房を揉まれていく。
「柔らかい。乳首はどうかしら?」乳首まで摘み、美香は(だめよ、そこはダメ!)
俯いたまま、顔を上げられない。
「あら、こりこりしているわよ」
「今度は私よ。美香、オッパイを触らせてね」友人は次々と乳房を揉んで、美香は友
人に辱めを受けていく。
やがて、時間の経過と共に、披露宴も終わりに近づいた。
「そろそろ、愛の誓いをしてくれんかね。皆が見ている前で」思わぬ言葉が親族から
出た。
「わかりました。ここでやりましょう」純一は着ているタキシードを脱ぎだした。
「感激よ。美香、期待しているわよ」友人達は目の前でセックスが見られるとあって
声をあげ喜んでいる。
(それは許して下さい。人前でのヌードならともなく、セックスはできません!)
さすがに全身が震えている。
しかし、純一が次々と脱いで、美香と同じ全裸になると「凄い、オチンチンが大きく
なっている!」酔いが回ったのか、膨らんだ肉竿に美香の友人が興奮している。
「わしも、若かったらな…」
「無理ですよ。お父さん!」夫婦が2人の全裸を見ながら話をしている中、純一は美
香を伴って中央に進み、仰向けに寝た。
「美香、上に乗るんだ。皆に見せてやろう」純一は美香に馬乗りになるように言う。
それには(人前ではやりたくないです!)美香が首を横に振り「いやなら、約束違
反だぞ!」小さな声で言う。
(わかりました…)美香は覚悟を決めて、純一の腹の上に馬乗りになっていく。
そして、勃起した肉竿を掴んで自分の膣腔へと導いていく。
「美香。これで、いよいよ処女喪失ね」
「経験してるかもよ。人前でも平気でヌードを披露するくらいだから」友人は勝手な
事を言っているが、美香はゆっくり腰を降ろしていく。
肉竿が美香の淫裂を押し広げながら吸い込まれていくと「痛い!」美香は顔を歪め
た。
「美香、一気にするんだ。その方が楽だ」純一は乳房を揉みながら言う。
「わかりました」美香は手を純一の肩に掛け、一気に腰を下げ「ヒー!」そして悲鳴
をあげた。
その悲鳴と同時に、淫裂から真っ赤な処女喪失の印が流れ出し「へえ、美香はバー
ジンだったんだ」「私、体験済みと思っていたのにね」美香に屈辱的な声が掛けられ
るが、それでも美香は痛さを堪えて腰を振っていく。
「いいぞ、美香。もう少しで出るからな」
(出さなくていいわ。射精されたら、また見られるし…)顔を歪めながら腰を振り続
ける。
やがて、「でる、でる!」純一は美香の淫裂深く射精をした。
(熱いわ。子宮が熱い、これが射精なんだ…)美香はゆっくりと立ち上がるが、淫裂
からは赤い血と共に、白い精液が流れて真っ白なストッキングを汚している。
「凄いわ、射精されたんだ!」淫裂を友人達が見つめ(見ないで、見ないでいいの
よ!)隠す事が出来ず見られていく。
「中も見せて!」淫裂が広げられ「凄いわ、これが喪失なんだ!」食い入るように淫
裂を見ていた。
そして、結婚しも無事に終えた。
美香はこの屋敷で新生活を始めて行くが、全裸の結婚式により友人の全てを失い、1
人で生きて行くしかない。
「奴隷に服はいらないのよ」姑の頼子によって衣服の着用は許されず、全裸のまま
で妻として振る舞い、夜になると人質の時と同じく、後ろ手に手錠を掛けられて、純
一に抱かれていた。
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