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「人質法 第2条」
赤星直也:作
第6話 質流れ
浴室に入ると正文は丁寧に石鹸で朋美の体を洗っていく。
「そ、そこはいいです!」手錠を掛けられた朋美が恥ずかしそうに言うが「そうはい
きませんよ。ここは汚れやすい場所ですから」両手で淫裂を広げて石鹸で洗うと(私
の性器を見られた!)朋美の顔が赤くなっていく。
「それでは、剃りますよ。危ないですから動かないで下さい」
「お願い、残す約束ですよ」
「わかってます。上の方は少し残します」石鹸の泡を朋美の絨毛に塗っていく。
「お願い、妹だけは許して!」美香が頼んでも「そうはいきません。あなた達姉妹を
特別扱いできませんから」正文はカミソリで剃っていく。
淫裂の周囲に生えている絨毛の全て剃られて、淫裂が露わになると美香程ではない
が、肉襞が少し飛び出している。
正文は淫裂の上部に少し絨毛を残し、その残された絨毛をハサミで切っていく。
そうでなくても薄い朋美の絨毛は生えてないのと同じで「終わりました」「いやー!」
鏡に写る自分の股間に悲鳴をあげた。
絨毛の手入れが終わると、姉妹はクリトリスも洗われていく。
「いやー!」包皮を捲られて3ミリ程度の小粒を舌でなめられて「あ~!」」「ん、
ん~!」2人は腰を引きながら呻いた。
「チンポをしゃぶって貰ったお礼ですよ」兄弟は肉襞を掴んで舌で転がすように舐
めていき、美香と朋美の淫裂がピクピクと動いている。
飽きるくらいに、交代しながら姉妹の体を弄ぶが、人質ということで抵抗できず、さ
れるがままだ。
翌日、美香は朋美にいろいろなことを教えていく。
その為に朋美も1人で何とかできるようになったが、排出だけは手助けが必要だった。
「いや、もういいわよ!」朋美は用を済ましても必要以上にペーパー越しに撫でられ、
淫裂にまで指が入っていく。
「だめ、そこはいいのよ!」拒んでもお尻と、淫裂、乳房と撫でられていく。
そんな中「2人に見せたいものがある!」純一と正文が部屋に入ってきた。
「今日、質流れになるやつがいる。競売を見せてやるよ」
「いやです。裸を他人にはみられたくありません!」
「わかっているよ。ほら」純一は美香に茶色の服を被せて、両手を縛られたままワン
ピースのように顔が覗いている。
「こんなのいやよ!」
「それなら、素っ裸にするか?」
「これで良いです」(イヤだけどヌードよりはましだし…)美香はそう返事をし、朋
美も服を被って顔だけ出している。
「着替えたから行くぞ!」美香と朋美は部屋から出て、車に乗り込んだ。
4人の乗った車は近くのビルの地下に入り「いいか、人質の悲しさをよく見ておくん
だぞ」車から降りると純一が歩きながら言う。
4人はドアを開けて中に入ると、中は劇場のようになっており、大勢の人が座ってお
り、空いている席を見つけて並んで座った。
それと同時に、舞台に両手を後ろ手に鎖で繋がれた全裸の女性が連れてこられた。
「いやー!」恥ずかしさで戻ろうとするが引き戻され「それでは、最初の入札を行い
ますが、その前に検査を行います」全裸の女性が寝台に乗せられ「いやー、やめて!」
悲鳴と共に足が開かされていく。
これ以上開かないというところで両足が固定され、無毛の淫裂がパックリと開いて
中が見える。
「これは、体験してます。膜がありません!」司会が指で淫裂の中を覗きながら言い
「見ないで下さい!」女性は足を閉じることもできないので、悲鳴をあげるだけだ。
「感度はどうでしょう?」司会は淫裂にバイブを入れていく。
「いやー!」悲鳴をあげたが、バイブがゆっくりしたピストンすると喘ぎ声に変わっ
て「汁が出てきました。感度は良さそうです。次はオッパイを試します」司会は女性
の乳房を揉んでいく。
「少し、貧弱ですが、柔らかいですね。乳首はどうでしょう?」舌で撫で回し、女
性の背中が反っていく。
「乳首は敏感ですね」司会は女性をいたぶるようにして感想を言っている。
それを見ている2人は「酷いわ。何もあんなことしなくてもいいのに…」泣き出し
た。
「そう泣くな。これが人質の宿命なんだから。お前もいつかはこうなるんだぞ」純一
の言葉に(そうだわ。私もあんな恥ずかしい事をされるんだ…)顔が強ばっていく美
香と朋美だ。
「それでは競売をはじめます。2千万からです」司会の声に「2千5百万!」「3
千万!」「3千5百万!」値段がつり上がって、5千万でその人質の女性が落札され
た。
「あの人はどうなるの?」
「落札された人質か。落札した相手にもよるが、普通は風俗で働かされるよ。しかも
素っ裸で!」
「売春は禁止されているけど、ケツは禁止されてないからチンポをつっこまれるぞ。
それに口でもチンポをなめさせられるな」(いや、そんなのいやよ!)正文と純一の
言葉に脅えていく美香と朋美だ。
朋美と美香はこの後も競売に掛けられた人質の様子を見てから「もう十分だろう。
帰るぞ」純一達4人は再び車に乗って戻ってきた。
部屋に戻るなり、美香と朋美は服が脱がされて全裸になっている。
「競売の感想はどうだった?」純一の問いに黙ったままの2人だ。
「だいぶショックを受けたようだな」そして、乳房を揉むと「お願い、今日は許して
下さい」美香は拒んだ。
「ま、いいか。今日はゆっくり、休んだ方がいいかな」純一と正文は部屋から出た。
「姉さん、私もあんな辱めを受けて風俗に売られていくの?」
「そうかもね。抵当を解除するお金もないし…」
「私、いやー!」泣き出す朋美に「私だっていやよ。でもお金がないんだから仕方な
いわよ」美香も自分のこれからのいく末を案じて泣き出してしまった。
2人の泣き声は廊下にも響いて、微笑んでいる純一と正文だが「これで、美香は俺
に決まったな」純一は呟き「朋美も決まったよ」正文も呟いた。
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