「人質法 第2条」

                     赤星直也:作
第3話 剃毛
 
 純一は石鹸を美香の股間にも塗りだした。
「そこはいや。やめて下さい!」美香は腰を引いて逃げようとするが、後ろから正文
が押さえ美香の腰を突き出し、両手が使えず泣き出すしかない。

 「逃げないで下さいよ。人質は清潔にしておかないとね」絨毛を撫でながら淫裂を
指が触り(性器が、性器が触られている!)悔しさに涙が止まらない。
正文も背中から手を伸ばして乳房を掴むと揉みだし、乳首をも摘んでいく。

 「許して下さい、あの事は謝ります…」泣きながら美香が叫んでも(そうはいくか、
これくらいで許してなんて甘いぞ。もっと楽しませて貰うだかな)「美香さん、陰毛
は不潔になるから剃ようにと指導されているんです」純一はTカミソリを美香に見せ
る。

 「そんなのやめて。ヘアは残して!」
「ヘアにはダニやノミが付きやすいのです。剃らないと、こっちが管理不足の指導を
受けることになります」
「でも、いやです。お願いだからヘアは残して!」
「わからない人だな。こっちが処罰されるんだと言っているんだよ!」純一は美香の
絨毛一本を掴むと引き抜いた。

 すかさず「ヒー!」悲鳴があがり「わかりましたか。剃って欲しいんでしょう?」
半ば脅迫で「は、はい。お願いします…」痛い思いはイヤだから承知するしかない。
「お願いしますじゃないでしょう、私のヘアを剃って下さいでしょう?」また一本引
き抜き「ギャー。私のヘアを綺麗に剃って下さい!」叫ぶ。

 「剃ってもいいんですよね?」
「はい、剃って下さい…」涙がポタポタ落ちていく。
「わかりました。承知なさったようですから剃ります。危ないですから動かないで下
さいよ」美香の両足を広げて立たせる。

 下から覗くと淫裂が口を開いており、純一は淫裂を時折眺めながら、カミソリを絨
毛に当てて動かしていく。
「ジョリ、ジョリ!」絨毛が消え股間の地肌が露になっていき(ヘアが無くなったら
性器が剥き出しになってしまう…)美香は絨毛のない股間を思い浮かべている。

 そんな美香の事など関係ないと言った様子でカミソリはどんどん進み、絨毛の大半
が消えて淫裂が全貌を現しだした。
(いよいよだな。美香、お前のオ○ンコをたっぷり見せて貰うからな!)笑顔で純一
は剃り(性器を純一さんに見られている!)恥ずかしさで太股が震えている。
 
 剃り始めてから数分経ち、美香の恥丘は少女のようにツルツルとして、縦に割れた
ピンクの淫裂が露わになっている。
その淫裂からは2枚の肉襞が飛び出し「綺麗にしましょうね、美香さん!」純一は淫
裂に指を入れて広げた。

 すかさず「いやー。そこは触らないで!」悲鳴をあげたが、指は肉襞を引っ張り出
し、カミソリを当てていく。
(そこは生えていないわよ!)美香は悔しさが込み上げていく。

 「これで綺麗になりました。後は洗うだけです」濡れたタオルで拭いていくと「も
う、いいです。やめてください」「いいえ、もっと綺麗にしないとね」ニヤニヤしな
がら純一は淫裂の上部にあるクリトリスを触った。

 「あっ、そっ、そこは…!」目を閉じ、途切れ途切れ叫び(もっとやってやるから
な)純一は包皮を捲ると、半透明な小粒が露わになった。
(これが美香のクリトリスか…)クリトリスを舌でなめだすと「あん、だ、め、汚い
わ…そ、そこはいや…です…」クリトリスを舌でなめられ、喘ぎ声を上げていく。
 
 「それじゃ、僕はお尻を綺麗にします」後ろから正文が肛門に指を入れて「だ、だ
めよ。痛いから抜いて!」悲鳴をあげた。
だが、そんな悲鳴を無視して指がドンドン直腸へと入って「あん、あん!」美香はク
リトリスと肛門の同時の攻撃で遂に悶え声をあげてしまった。

 (悶えているな。もっと悶えさせてやるぞ)純一はクリトリスをなめながら、腕を
伸ばして乳房を掴むと揉んでいく。
乳房ばかりでなく乳首も摘んだりし、後ろからは正文が肛門に指のピストンをしなが
ら尻肉を撫でていく。

 2人の攻めに「あ、あ、あ!」美香の淫裂から処女にも関わらず、淫汁が流れ出し
て(濡れている、膣の中が濡れていく!)美香も次第に快感が高まり、立ってはおれ
ずに、腰を抜かしたように座り込んだ。

 「美香さん。大丈夫ですか?」
「お願いです、もう、許して下さい!」美香はうわずった声になっており「そうです
ね、綺麗になった事だし、上がりますか」純一は美香を連れて浴室から出てきた。
「いいですか。ここにタオルがあります」しかし、両手が効かない美香にとっては何
の役目もしない。

 「これでは何も出来ません…」
「今回だけは体を拭きますから、次からは自分でしてください」2人は濡れた美香の
体をタオルで拭いていくが、当然乳房や股間も拭いていく。

 「そこはいいです!」淫裂と乳房がタオル越しに触られ「だめですよ。丁寧に拭か
ないと」乳房を揉むように拭き、淫裂にも指が入るくらい力が入っていた。
(悔しいけど、人質になったからには我慢するしかない…)純一兄弟に辱めを受けて
も我慢するしかないのを改めて感じた。
 
 「美香さん、食事は後で運んできます。何か用があったらここを押してください」
兄弟は美香の体を拭き終えると部屋から出て行き、美香は手錠を掛けられた自分の姿
を鏡に写した。
散々に触られた乳房が赤くなっており、絨毛が剃られて股間にはパックリと開いた淫
裂が丸見えだ。

 「恥ずかしいわ。こんな姿は人に見られたくない!」両手を後ろ手に縛られたまま
ソファに座ると「冷たい!」尻肉にレザー直接当たって冷たく感じられる。
「それにしても、お父さんは大丈夫かしら?」静かになった部屋で、美香は残してき
た父親と妹が気になっていた。

 時間が経つに連れ、暇を弄ぶようになっており退屈しのぎにテレビをかけた。
後ろ手でリモコンを操作すると、音楽番組が放送されているが、あまり好きではなか
ったが、暇つぶしに見ている。
「つまんないわね、他にないのかしら?」ふと、目をやるとビデオも置かれてある。

 「テープだわ。何かしら?」振り向きながら不自由な手を伸ばして掴み、再生して
いくと、砂嵐状態が続いてからくっきりと画像が現れた。
画像が現れるなり「いやー!」悲鳴を上げた。

 それは俗に言う裏ビデオだ。
男に女が乳房を揉まれながら、淫裂に肉竿を挿入されているシーンから始まり「いっ
たい、誰が置いたのかしら?」慌ててビデオを止めテープを戻していく。