「人質法 第2条」

                     赤星直也:作

第2話 全裸の美香

 
 美香の部屋は他の人質とは離れていた。
「美香さん、ここでは素っ裸で暮らして貰います。それは登記所も公認ですから」
「性器を見せるなんて恥ずかしくて出来ません。せめて、パンティだけでも履かせて
下さい」泣きながら頼んだ。

 「それはできません。返って不衛生ですし、素っ裸なら石鹸で洗えば簡単に済みま
すから。それに、ここは冷暖房完備ですよ」
「でも、裸は許して下さい」あくまでも裸にはなりたくない。
「それはできません。私とセックスするなら別ですが…」
「いや、それは絶対にいやです!」

 「それなら仕方ありません。素っ裸になって下さい」
「わかりました。ヌードになります」美香は泣きながら服を脱ぎだし(そうだ、それ
でいい。オッパイとオ○ンコを俺に見せるんだ!)純一は逸る気持ちを抑えて黙って
見ている。
 
 美香は純一に背中を向け、シャツ、スカートを脱いでスリップ姿になったが、真っ
白なスリップからはパンティとブラジャーのライインが見えている。
美香は泣きながら、スリップの肩紐を両肩から外した。

 すると、音もなくスリップが足下に落ちて、真っ白のお揃いのパンティとブラジャ
ーが現れ(早く脱げよ、素っ裸を見てやるからな。次はどっちだ、ブラかパンツか?)
興奮を抑え純一が見つめている。

 美香は両手を背中に回したが、正面に大きな姿見があるのに気が付いた。
「お願いです。鏡を外して下さい!」全裸姿を見たくはないから泣き声になっている。
「それは無理です。法律で決まっていて必要なんです。でないと、私が処罰されます
から」(法律で決まっているだなんて…)美香は諦めて再び背中に両手を回した。
当然、パンティが無防備となり姿見を通して純一は美香のパンティを見ており(ヘア
が透けている…結構毛深いな…)薄笑いを浮かべている。
 
 そんな事など気にも止めず、美香が両手でホックを外すと、カップが緩んで乳房が
飛び出た。
(オッパイも結構大きいんだな)美香は恥ずかしそうに乳房を隠しながらブラジャー
を脱いだ。

 腕からブラジャーを外すと上半身を隠す物は何もなくなり(今度はパンティね…)
美香は恥ずかしさを堪え両手でパンティを掴む。
当然、乳房が揺れて(いい形のオッパイだな。これからが楽しみだ)ワクワクしなが
ら純一はこれからの事を想像している。

 それは美香にもわかり(オッパイを見られている!)目を赤くしながら両手を下げ
ていくと(見せろよ、早く!)お尻が剥き出しになっていく。
なおも、美香がパンティを膝までさげると、太股の付け根に純一の目が釘付けになっ
ている。
 
 膝までパンティを引き下げると右足をあげてパンティから抜いていく。
(オ○ンコも綺麗だ!)足をあげると絨毛に覆われた淫裂が見え、純一の肉竿が一気
に膨らんでいく。
(性器を見られた…)美香は顔を真っ赤にしながら、左足もあげてパンティを脱ぎ、
今まで履いていた布が小さく縮んで美香の両手にある。

 「美香さん、正面を向いて下さい」純一の言葉に、美香は両手で乳房と股間を隠し
ながら振り向くが、恥ずかしくて下を向いたままだ。
「隠しても同じだ。両手を退けるんだ!」
「お願いです。せめて、性器だけでも…」
「ダメだ。両手を退けて!」
(性器を見られてしまう!)震える両手をゆっくりと退けて後ろで組んだ。

 生まれたままになった美香の姿が純一の前にあり、お椀型の乳房、ツンと上を向い
た乳首、股間を覆う絨毛、盛り上がった恥丘などじっくりと見ている。
(いい体付きだ。美香は絶対に俺の女にするぞ。他に回してなるものか!)そう考え
ながら品定めをするかのように見ていく。

 じっくり見終えると「美香さん。逃げられると困るから両手を縛るよ」純一は美香
の後ろに回って両手を手錠で繋ぐ。
「これじゃ、何もできません!」
「大丈夫です。世話をする者がいますから」純一は机の脇にあるベルを押した。
 
 「いいですか、何か用があったらここを押して下さい。必ず来ますから」純一が説
明をしている間に1人の男性が現れ「いや、見ないで!」美香は全裸姿を見られまい
と体を屈めたが「そんなことしても意味がありません、あなたは人質ですから」笑い
顔で言う。

 「美香さん、紹介しよう。僕の弟の正文だよ」
「近藤正文です。よろしくお願いします。」正文が美香に礼をする。
「こちらは桜井美香さんだ。人質として預かることになった。面倒を見てくれよ。特
別な人質だからな」

 「桜井美香さんですか、兄さんと同じ大学の出身ですか?」
「そうだ、あの美香さんだ。よろしく頼むぞ」正文が笑顔になった。
「兄さん、わかっていますよ。特別丁寧に扱いますから」その言葉に美香は(きっと、
復讐されるんだ!)顔が強ばり、足がガクガク震えている。
 
 「兄さん、早速だけど美香さんの全身を清めないと…」
「そうだな。俺も手伝うぞ」2人は何も知らない美香を浴室に連れていき「濡れると
困るからな」純一兄弟は衣服を脱ぎだした。

 それには「いや、レイプはしないで!」後ろ手に手錠を掛けられた美香は逃げよう
とした。
「安心しな。レイプをしたら犯罪だぞ。俺たちは刑務所に行くつもりはないよ」2人
は美香の全裸を見ながら脱いで、美香と同じく全裸になった。

 2人の肉竿は美香の全裸を見て興奮したのか、大きく勃起しており(太くて大きい
のね。あんなのが入ったら膣が裂ける…)初めて見る勃起した肉竿に顔を背ける。
そんな事など気にする様子もなく正文はシャワーのバルブを開けて温度を調整し「丁
度いい湯加減だな」ノズルを美香に向けると、勢いよくシャワーが噴き掛かっていく。
 
 シャワーで体を濡らすと、石鹸を塗って泡を立てて首から丁寧に塗り込んでいく。
「いいです、そこはいいです!」美香は声をあげ逃げようとしたが、純一は美香の乳
房に石鹸を塗っている。

 「そうはいきませんよ。清潔にしておかないと監査で免許取消になりますからね」
手は美香の乳房を味わうかのように幾度も、幾度も撫でながら石鹸を塗っていく。
(柔らかいオッパイだな。早く吸いたい!)純一の手は乳房から乳首と移り「あっ!」
美香は小さな声を出した。
(イヤ、乳首は触らないで!)指が触れた乳首は膨らんでしまった。
膨らんだのは乳首ばかりではなく、純一の肉竿も更に膨らんでいる。

 一方、正文はお尻に石鹸を塗っている。
(柔らかいお尻だな、俺もこんな女とオ○ンコしてみたいな…)そんな思いで美香の
お尻を撫でていく。
美香は(だめ、感じちゃダメ!)お尻と乳房を触られて感じまいと堪えている。
しかし、体は正直で乳首が限界まで勃起している。
 
 「美香さん、乳首が立っていますよ。僕のチンポと同じで興奮してますね」純一が
意地悪く言い「いや、言わないで!」恥ずかしさで顔を背けていく。
そんな美香に(そろそろ、やるか?)(そうだよ、兄さん。あの恨みをはらしなよ)
兄弟は頷き合い、純一が準備を始めた。