| 「買われた親子」
赤星直也:作
第12話 逆襲
それから数週間後、黒川は行動を起こして、智恵が経営するクラブの支配人を引き抜
いた。
「そんな、急に辞めると言われても…」戸惑う智恵は給料のアップを申し出たが、支配
人には聞き入れらかった。
それだけでは済まず、ホステスも「ママ。実は言いにくいことだけど、新しい店がで
きたからそこで働くことにしたの」と言い出した。
「辞めないで。お給料は上げるから!」
「いくら上げても、今度の店ほどは無理よ。凄く条件がいいんだから」そう言い残し
てホステス達が去り「仕方ない。私がやるわ」残った従業員達だけでクラブを開いてい
たが、女のいないクラブに、足を運ぶ客はおらず、開店休業状態だ。
当然、その事は商品を卸す業者の耳に入り、今まで納品した代金を請求された。
「来週払いますから…」そう言っても店を見れば状態がわかり「これからは現金払いで
行きましょう」そう言う始末で店に置ける酒が限られてしまった。
「何とかしないと…。そうだ、黒川さんに頼んでみよう!」智恵は黒川に借金を願い
出たが「50万なら出せる。しかも、モデル代としてね」条件が出される。
「ヌードなの?」
「勿論さ。香織とやったように縛ってだよ」
「イヤよ。あんなのイヤ!」
「だったら、援助はできないね。担保がないんだから」
「わかったわ。モデルをやるから、援助もお願いよ」
「それなら、今すぐでもいいだろう?」
「いいわよ。あそこでやるんでしょう?」
「そうさ。行こう」2人は器具が置かれた部屋に向かった。
部屋に入ると智恵は服を脱ぎだす。
「いいね。黒い下着も…」
「撮らないで。脱いでから撮ってよ」カメラを向けられると、横を向いて下着を脱いで
行き「これで、いいでしょう?」智恵は生まれたままの姿になった。
「いいよ、早速やるからね」両手首を縛られると引き上げられ、やっと立っている。
そこに「いい眺めね、智恵!」香織と美幸が現れた。
2人は黒い網タイツに、レザーの服を着ている。
「私もいるわよ!」美香も現れ、レオタードを着ている。
「な、何の用なのよ。撮影の邪魔はしないで!」知恵の声が震えている。
「邪魔はしないわ。一緒に撮るだけなの」香織と美幸は仮面を被り、胸を覆うレザーを
外して、乳房を露わにした。
「この前はやってくれたわね。今度はこっちの番よ。美香、準備はいいわね」
「勿論よ。お母さん、始めて」美香がビデオカメラを構えると、香織はムチでいきなり
乳房を叩いた。
すかさず智恵は「ヒー!」体を痙攣させ「打たないで、痛いのよ!」悲鳴を上げる。
「私はもっとやられたわよ」更に叩き続け「ヒー!」「ギャー!」悲鳴が鳴りやまない。
「そんな事じゃあダメよ。ここもよ」美幸も加わり、尻を叩きだし「ギャー!」乳房と
尻を叩かれ悲鳴を上げ続けた。
「許して。もう、虐めたりしないから…」智恵は大粒の涙を流している。
「そんな事じゃ、収まらないわよ。ここにもよ!」淫裂も叩きだし「ギャー!」悲鳴が
また上がった。
「あら、痛かったかしら。だったら、気持ちいい事してあげる」香織は淫裂を撫でだす。
「それにしても、手入れしないとね。こんなボーボーじゃあ男に嫌われるわよ」
「手入れしてあげましょうよ。ツルツルに」美幸が言うと「イヤ、ヘアは剃らないで!」
その瞬間、また尻が叩かれた。
「手入れして欲しいでしょう?」美幸は香織から全てを聞いて、憎悪が増しているから
尚更だ。
「はい。手入れしたいです…」
「そんな言い方あるの?」また叩かれ「ヒー。お願いです、私のヘアを綺麗にして下さ
い…」
「いいわよ。全部剃っていいのね?」勝ち誇ったように言う。
「はい。智恵はパイパンになりたいです…」涙を流しながら言い「そこまで言うなら
やって上げる!」香織はハサミで絨毛を短く切りだし、切られた絨毛が足下に落ちてい
く。
「う、う、う!」何もできない智恵は泣くだけだ。
「動かないで。今度は剃るんだから」短く切った後、スプレーを吹き掛け、手で伸ば
して、カミソリで剃ると、智恵の絨毛が消し去られ、淫裂が剥き出しになった。
「あなたも遊んだわね。こんなに黒いわよ」剃り終えると、黒ずんだ肉襞を掴んで引く
と「ヒー!」智恵の太股が震えている。
「痛かったんだ、ごめんね。お詫びに気持ちいい事して上げる」香織はバイブを手に
持った。
「そんなのイヤよ。入れないで!」叫んでもバイブが淫裂に入ると「あ、あ、あ!」呻
き声を上げ足を震わせていく。
「ここにも、しようね」美幸も背中から智恵の乳房を揉みだし「やめて、イヤです。
お願いだからやめて!」叫んでも2人は止めず、むしろ手を早めた。
「ほら、お汁が流れてきたわよ」バイブが淫汁で濡れているが、智恵は首を振ってそ
れを否定する。
「本当のことを言いなさいよ!」乳房を揉んでいた美幸が乳首を指で潰すと「ヒー。気
持ちいいです…」口を開く。
「どこが気持ちいいのよ。ハッキリ言いなさい!」乳首に爪を立てた。
「ギャー。膣です。膣が気持ちいいです…」途切れ途切れにやっと言えたが「違うでし
ょう。智恵は違う言葉で言っているでしょう?」
「お、オ○ンコです。智恵のオ○ンコが気持ちいいです…」
「そんなに気持ちいいなら、もっとして上げるね」バイブの動きを早めると「あ、あ、
あ~!」智恵は次第に登りつめて「ダメ。それ以上やらないで!」叫ぶとグッタリして
動かない。
「行ったみたいよ」
「そうみたいだな。香織も、美幸もこれでスッキリしたろう?」黒川は香織の露わにな
った乳房に顔を埋め乳首を吸いだす。
「ダメ。私より美幸からして…」
「お、お母さんからでいいわ、私は後でも…」
2人は黒川に乳房を吸われ気持ちよさそうな顔をしており(私だって、オッパイを吸っ
て欲しいわよ。もう、子供扱いしないで)美香は不満そうに、交代で乳房を吸われる母
と姉を見ていた。
やがて、智恵の意識が戻ると縛られた両手も解かれた。
「2人の写真を全部出せ。そうしないと、お前の素っ裸を親戚にばらまくぞ!」
「持ってきます。ですからそれだけはやめて下さい」泣きながら土下座する。
「香織。これでいいか?」
「そこまで言うなら許して上げる。これから私に逆らったら、痛い思いをするからね。
それに、店もどうなるかわからないからね」
「絶対に、逆らいません!」智恵は今迄の事に詫びを入れ、服を着込むと香織と美幸
や美香の写真とビデオを持ってきた。
「これで全部なの?」
「これだけです…」
「信用する。嘘だったら、これを本当に流すからね」
「信じて下さい、これだけです」泣きながら言う。
「わかった、信用しよう。ほら、モデル代だ。それに、俺と美幸の結婚記念だ。取っ
ておけ!」合わせて100万渡すと「ありがとうございます。黒川さんも幸せに暮らし
て下さいね」金を見ると笑顔になって出て行き「調子いいわね」「本当よ」4人は黙っ
て見送った。
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