「買われた親子」

                     赤星直也:作
第6話 姉妹のヌード

 美幸と美香は、相変わらず自分がヌードになると言い争い「それでしたら、お二人一
緒にヌードになられてみては?」その言葉に顔を見合わせた。
「絶対に、誰にも見せたり、売ったりしないと誓えますか?」

 「勿論です。契約書も書きますよ。それに、お二人一緒のヌードでしたら、こっちが
特ですから、お礼として50万お支払いします」
思わぬ言葉に話が途切れた。

 「50万もあれば、奥さんだって楽になりますよ。何ヶ月分の給料ですからね」
甘い言葉に「美香、一緒でいいわよね?」「勿論よ。それに、姉さんと一緒なら安心だ
し…」2人はヌードになるのを決心した。

 「撮影は、今度の土曜日ではどうでしょう。お二人とも休みでしょうし」
「わかりました。土曜日ですね」
「それから、お金は当日お支払いしますが、よろしいでしょうか?」
「構いません、よろしくお願いします」こうして、2人はヌードモデルを引き受けた。

 そして、土曜日が来た。
「お母さん。用事があるから、出かけるね。夜までには帰るから」
「あら、2人一緒だなんて珍しいわね。気を付けるのよ」
「わかってるわよ。行ってくるね」2人は香織に断りを入れ、黒川の家へと向かった。

 黒川の家では智恵が出迎え「お待ちしていました。こちらへ」と居間に案内され、暫
くして「よく、おいで下さいました!」笑顔で黒川が現れた。
「あの~。秘密は守って貰えますよね?」
「勿論です。私のコレクションにさせていただきます。これから始めたいのですが?」

 「わかりました。お願いします」2人は黒川と一緒に廊下を歩いていく。
(まずは、おとなしいのを撮ってと。その後は…)2人の泣き顔を想像しながらセット
された洋間に向かい「ここです、ここで撮ります」照明が灯され、背景もセットされて
スタジオと何ら遜色ない。

 「まずは、全部脱いで下さい。それから撮ります」
脱いで言われて「ここで、ですか?」顔が強ばっていく。
「そうです。脱いでいくのも撮りますから…」
「でも、恥ずかしいです。脱ぐのを見られるなんて…」

 「それだったら安心して、私も脱ぐわよ。3人が裸なら平気でしょう?」智恵は服を
脱ぎだし、黒い下着を着けていた。
その下着も脱ぎ、やや、垂れ下がった乳房、ぼうぼうの絨毛が露わになっていく。

 「私は脱いだわよ。お姉さんの番よ」
「わかりました。脱ぎます…」美幸はセットの前に立って、服を脱ぎだした。
「いいね。綺麗に撮るよ」黒川はカメラで、智恵はビデオで撮っていく。

 シャツ、スカートと脱いで下着姿になると、淡いピンクのブラジャーからは、乳房の
膨らみがはみ出している。
美幸は顔を真っ赤にして、ブラジャーを外して乳房を露わにした。

 「大きいのね。サイズはCかしら?」
「はい。Cはあります…」両手に絡まったブラジャーを脱ぐと、乳房が揺れ動き(いい
ぞ。こいつは上玉だ!)興奮しながらスイッチを押していく。

 美幸はその後、ショーツを掴んで引き下げた。
「ダメ。こっちを向いて脱ぐの!」背中を向けると智恵から注意され、今にも泣きそう
な顔をしながら引き下げていく。

 (ヘアも多いな。少し剃った方がいいかな…)恥丘には絨毛がビッシリと生えている。
美幸はショーツを膝まで下げると、体を丸めて足を上げた。
「いいよ、綺麗だ!」
「イヤ、性器は撮らないで!」自分でも、性器を撮られたのがわかる。
もう片足もあげ「今はイヤ、後で撮って!」言っても撮られた。

 全てを脱ぎ終えると、両手を後ろにして立たされた。
初めて人前で全裸を晒し、顔が真っ赤になり足が震えている。
(いいね。その恥じらいが、たまんないよ)美幸の隅々まで撮っていき、勿論、智恵も
撮っていた。

 「次は妹さんね。できるでしょう?」
「やってみます…」そう言うが、美香の声が震えている。
「フー!」と深呼吸をしてから脱ぎだしたが、まだ高校生なので下着もおとなしく、い
かにも子供らしい下着を着ている。

 「いいわよ。思いきりいこうね!」背中に手をやり、踏ん切りが付かない香奈に智恵
が言うと、ホックを外してブラジャーを脱いだ。
「笑わないで。お姉さんと違って、小さいんです…」確かにAカップだが、形は整って
おり、美幸より品がある。

 その後、ショーツも脱ぎ「私、ヘアが薄いの」両手を後ろにして立った。
確かに、絨毛が美幸に比べると少ないし、色も薄いく、かすかに淫裂が見えており「そ
れくらい平気だ。気にしなくていいよ」2人は香織の全裸を撮り捲った。

 「お姉さんのヘアは多すぎだね。少し切った方がいいな」遂に黒川が動き出した。
「そうね、剃った方がいいわね。私がしてあげる!」智恵はビデオを黒川に渡してウィ
ンクし(わかっている。これも撮るよ)頷いた。

 智恵は「足を開いて。危ないわよ」横に足を開かせ、ハサミで絨毛を短くしていく。
「恥ずかしいです。ヘアの手入れだなんて!」両手で顔を覆うが(いいね。いずれパイ
パンにしてやるぞ!)今度はビデオで撮りだした。

 智恵は絨毛を短くすると、スプレーを吹き掛け、カミソリで剃りだした。
「いいわね。綺麗なピンクよ」絨毛が消え、ピンクの淫裂が現れ(やりたい。あそこに
チンポを入れたい…)黒川は股間が熱くなっていくのがわかる。

 一方、智恵は手を動かし続けて、不安になったか「全部ですか?」と尋ねた。
「この際だから、全部剃ろうよ。直ぐに生えるし」恥丘に残っていた絨毛も剃り、股間
は剥き出にされた。
「いいね。綺麗じゃないか!」黒川は撮るが「恥ずかしいです。性器まで撮られるなん
て…」体を震わせ、顔を背けている。

 「今度は妹さんよ。どうせだから、お姉さんと同じくしようね」智恵は勝手にハサミ
で切っていく。
「そんな、私は薄いのよ!」叫んでも聞き入れず、短くカットさて淫裂が見える。

 「動かないでよ!」スプレーを吹き掛けて剃りだすと、美香も不安に思ったのか震え
ている。
「大丈夫よ、直ぐに生えるから」手の動きは止まらない。

 こうして、美香も淫裂が剥き出しにされ「いいね。綺麗だよ」足の付け根を綺麗なピ
ンクの割れ目が現れ、それを撮る黒川だ。
「クスン、クスン!」美香は淫裂を見られ、恥ずかしいのか泣きだし(そうだ。もっと
泣いてくれ。その方が面白いし…)黒川は笑顔で撮っている。