「買われた親子」

                     赤星直也:作
第4話 ホステスの制服

 「服を着てもいいわよ」その言葉を待っていたのか、急いで服を着ていく。
その間に、智恵は金を用意し、香織は着込むとソファに座った。
「これが約束のヌード代よ。それに写真もね」テーブルにセックス写真を置き、香織は
それを奪うように受け取る。

 「それから、これが契約書よ。1年間は働いて貰うわ。時給5千円だからかなりにな
るわよ」
(そうよ。1日2万だから、かなりになるんだ…)渡された契約書の内容をよく読まず
にサインした。

 「これが写しで、あなたが持つの。こっちは私よ」2枚書いて1枚を受け取った。
「早速だけど、今夜からお願いね。制服も用意させるから」
「わかりました。店は遠いのですか?」
「勿論よ。こんな住宅地じゃ客は来ないわ。これから行こう!」智恵に誘われてマンシ
ョンから出た。

 智恵が経営するクラブは繁華街にあり、そこまでは電車に乗らなければならない。
20分ほど電車に乗って繁華街まで来たが、まだ6時前という事で電車は通勤客で混ん
でいる。

 駅を出て歩いて行くとネオンが輝く店がある。
「ここよ。ここが私の店なの」言われるまま店に入ると「ママ、今日は早いですね」従
業員が声を掛けてきた。

 「今度、この人が働く事になってね」香織を男子従業員に紹介し「大西香織です、よ
ろしくお願いします」香織も挨拶する。
「ママ、香織さんでいいよね?」
「いいわ、そう呼んで。それより香織は準備があるから」智恵は香織を小さな部屋に連
れ込む。

 「ここが着替え所よ。貴重品は絶対持ち込まないで。責任は持たないからね」
「わかっています」黙って頷くと「わかればいいわ、これに着替えて」ロッカーを開け
て服を差し出し(派手だわ。こんなのを着るなんて)黙って服を脱ぎだした。

 「下着も脱ぐの。直に着て」
「下着がないと、スースーしますが…」
「直ぐになれるわよ。それに、客を喜ばすのが仕事でしょう?」
(オッパイを触られやすくするのね。イヤだけどやらないといけないし…)渋々ショー
ツ、ブラジャーと脱いで生まれたままになった。

 全裸になり、渡された服を広げると声を上げた。
「これじゃ、見えてしまいます!」渡された制服は胸の部分がくり抜かれてあり、これ
を着込んだら、乳房が飛び出してしまう。
それに、裾も付け根ギリギリで、屈めば淫裂も見えてしまうほど短かった。

 香織は「イヤです、こんなのイヤです」服で胸を押さえ泣きだした。
「帰りたかったら、帰っていいわよ。その変わり、契約書に書かれていた通り違反金を
貰うわ」
「そんな、違約金だなんて言ってなかったわ」急いで契約書を読み直した。

 確かに、違約金の事が書かれてある。
「時給の100倍だから50万よ。今すぐ払って!」
「無理です。そんなお金があったら、こんな事しません…」

 「だったら、それで働くの。こんな事されても我慢して!」乳房を掴み乳首を吸うと
「ダメ、そんなのダメ。女同士よ、やめて!」拒んだが背中を電気が走るような衝撃を
感じた。
(オッパイを吸われて感じるなんて…)息が荒くなっている。

 無理もなかった。
夫が死んでからセックスはおろか、オナニーもしていない。
やはり、香織も普通の女だった。

 「それから、こんな事もされるからね」今度は淫裂を撫で回し、膣に指を入れた。
「うっ!」呻き声を上げ、太股をブルブル震わせていく。
「わかったわね。我慢するのよ」指が抜かれたが「う、う、う!」自分の愚かさに泣い
てしまった。

 「これぐらいで泣かないで。体を売った訳じゃないんだから。それより、仕事よ、準
備して」泣きじゃくる香織は渋々渡された服を着込んだが、胸の部分から乳房が飛び出
し、淫裂が今にも見えそうだ。

 服を着込むと、香織は智恵に店の中に連れて行かれた。
店は開店準備で忙しそうだが「いいね、新人はこれが似合いだよ従業員の皆が香織を見
つめ「見ないで。お願いです!」恥ずかしさに胸を手で押さえた。

 それには「ふざけないで!」遂に、智恵の平手が頬を捕らえた。
「やりたくなかったら、違約金を払って帰りなさいよ。甘えるのも程々にして!」
「やります、これで…」返す金などないから、泣きながら承知した。
「それならいいわ、顔を洗って化粧のし直しよ」
「そうします」手洗い所に向かった。

 香織が居なくなると「支配人、あの子のヌードを隠し撮りして。客にオッパイと、性
器を触られているところよ。勿論顔入りで撮るのよ」智恵はよからぬ事を企んだ。
「わかっていますよ。新入りは生意気ですからね」
「頼んだからね」智恵は小型デジカメを支配人に渡した。

 支配人は「ストロボが光ったらまずいしな」慣れた手つきでセットしていく。
「来たわよ」香織が戻ってきたが、飛び出た乳房が揺れている。
「いいですね。やはり、女はオッパイですよ。香織さんのは触りたくなっちゃいます」
「そんな、オッパイを触りたいだなんて…」腕で乳房を隠そうとするが隠せない。

 「そんな事しないで、堂々と見せなさい。返ってイヤらしく見えるわよ」腕を押さえ、
乳房を露わにした。
「わかってはいますが、恥ずかしくて自然に…」
「慣れるわよ、直ぐに。それより開店準備よ」智恵が指示を出した。

 それと同時に、ホステス達も店内に入ってきた。
「あら新人なんだ。懐かしいわ、私もこれでやらされたしね」香織の乳房を触っていく。
「そんな、恥ずかしいです…」

 「何言っているの、女同士よ。ついでに、ここも!」いきなり裾を捲って「パイパン
だ!」淫裂を見た男性従業員が声を上げ「見ないで。いやです!」性器を剥き出しにさ
れて泣きだした。

 「泣く事はないわ。偉いわよ、これなら男も喜ぶわ。ヘアがないから丸見えだしね」
淫裂も触って(そうよ、ヘアの生えていない性器も見られてしまうんだ…)涙の量が多
くなった。

 「何時まで泣いているのよ。いずれそうはされるんだから我慢しなさい。それより、
紀佳さん香織を頼むわね」
「わかりました。やってみます」こうして香織は紀佳から接客を教わりながら開店を迎
えた。

 開店すると「いらっしゃいませ」紀佳と一緒に店内を回っていく。
「いいね。新人はこれがいいよ」客に乳房を触られ、裾も捲られた。
「す、凄いや。パイパンオ○ンコだ!」驚きの声が店内に響き、その声に客の目が香織
に集中している。

 (性器もオッパイも触られてしまう…)怯えた顔になったが、そんな香織を無視して
「いいね、こんなオ○ンコも」客が触りだした。
「さ、触るだけです、指は入れないで…」言っても無駄で、乳房を吸われ、淫裂にも指
を入れられていく。

 そんな香織の姿を支配人と智恵が眺めている。
「ママ、撮りますからね」支配人は隠し撮りを始めたが「撮ったけど、暗いですね。ど
うせなら、素っ裸にして明るい所で撮りませんか?」

 「いいわね、そのアイデア。何とかして、あの子を素っ裸にできないかしら?」
「ゲームなんてどうでしょう?」支配人は色々と話して「面白い、やらせて。嫌がって
もやらせてよ」乗り気になっている。
「わかっています」こうして、香織への凌辱が決まった。