「裏の女達」

                      赤星直也:作
第4話 診療所 

 大石はその後、全ての部署を回り、文恵の全裸を社員に晒すと「奥さん、これから
診療所に行きましょう」やっと、切り出した。
「お願いします…」大石に連れられて、7階にある診療所を訪ねた。

 「あら、ヌードだなんて。先生、元気のいい患者さんが来ました!」若い看護婦が
声を上げると、暫くして「そんなに、大きな声上げなくても聞こえるよ」奥から白衣
を着た男性が現れ「ほう、綺麗な体つきだ。これなら裸になりたがるはずだ」文恵の
全身をなめるように見つめている。

 文恵は(見ないで、ヌードは見ないで)下を向いたまま、顔を上げられない。
「おや、精液ですか?」淫裂が触られた。
「先生、お願いします。夫の為に体を提供した忠義な奥さんですから」

 「体の提供ね。どうせなら、もっとやってもいいよ。後2人は大丈夫だ」
「そんな、私3人とセックスしたんです。もうできません!」
「でも、ここは大丈夫だよ。ほらね」医師は指を淫裂に押し込む。

 「やめて下さい。治療に来たんですから!」
「それはわかっている。後2人できるから、治療はそれからだと言っているんだ!」
指を動かし出すと「ん、ん、ん…」太股を震わせ声を上げた。

 「後2人ですか。先生、ここに丁度男が2人いますよ」大石はニヤリと笑う。
「やだ~、先生がエッチするなんて。私にやってくれた事がないのに…」看護婦は不
満顔だ。

 「これが済んだら、やって上げるよ。それまで、我慢して」医師は看護婦の袖口か
ら手を入れ、ブラジャーを捲り上げて乳房を揉んでいく。
「約束よ、先生。前から先生としたかったの…」目を閉じて、気持ちよさそうな顔を
して言う。

 「わかっているよ。治療が済んでからしような」機嫌を取るように、スカートも捲
り上げ、白いパンティの上から股間を撫でだした。
「先生、約束よ。それならしていい。でも、私にも手伝わせて」看護婦は医師のベル
トを外し、ズボンを脱がせようとしている。

 「イヤ。もうセックスなんて、イヤです!」文恵は首を振って拒んだ。
「奥さん、治療しないと妊娠しますよ。それでも、いいんですか?」
「脅迫よ。治療代わりに、セックスだなんて!」泣きながら言う。

 「勘違いしないでください。あなたの為を思っていっているんです。あと2人セッ
クスできるから、やった方がいいと…」
「そうよ。先生は脅迫なんかする人じゃないわよ」看護婦も援護している。

 「奥さん、わかりましたね?」医師は下半身を露わにした。
「わかりました。好きにして下さい…」
「そんな言い方ないわよ。セックスして下さいでしょう?」自棄になって言うと看護
婦が怒鳴る。

 「すみませんでした。私とセックスして下さい…」屈辱を堪えて言うと「それは楽
しみですな。ここで、四つん這いになってしましょう」床に四つん這いにされる。
「先生、これよ!」看護婦はチューブを絞り指に乗せて、医師の肉竿に塗ると「気持
ちいい。上手だよ」看護婦の頭を撫でていく。

 「この後は、私としてね」堅くなった肉竿を撫でながら薬を伸ばしていく。
「先生、終わりました」
「わかった!」文恵は腰を押さえられ、肉竿が押し込まれ「あ、あ、あ~!」体を震
わせ喘ぎ声を上げた。
(オチンチンが、子宮を刺している…)首も振っている。

 医師は、肉竿を根本まで押し込むとピストンを始め「ピシャ、ピシャ!」淫裂から
音が鳴り、乳房が揺れていく。
「俺も準備しないと…」大石もズボンを引き下げたが、やはり肉竿が堅くなっていた。

 「奥さん。やって下さい」文恵の頭を押さえ、口に肉竿を押し込み「ウグ、ウグ!」
(イヤ、汚いからオチンチンを口に入れないで!)首を振るが、なおも喉奥まで押し
込まれた。

 「あら、2つのオチンチンでされるなんて、いいわね」
(よくない。あんたが、やられなさいよ!)咽の奥まで肉竿が入り込み、吐き気さえ
感じている。

 医師は腰の振りを早めたが(キツい。オチンチンが奥まで入ってくる…。でも、膣
が痛くない…)淫裂の痛みは感じない。
先程、肉竿に塗った薬が徐々に効いてきたのか(いいわ。凄く気持ちいい。こんなセ
ックスならいつでもいい…)ドロドロした淫汁が流れ出した。

 「気持ちよさそうだな。どれ、仕上げだ!」背中に胸を押しつけ乳房を掴んだ。
(ダメ。そんな事したら、よけに感じちゃう!)首を振って拒むが、医師は両乳房を
揉みながら腰を振り続けた。

 やがて、盛んに肉竿を振っている医師だが、次第にクライマックスを迎えて(イヤ
よ。射精なんて、もういや!)膣の中が暖かくなっていき「終わったよ」肉竿が抜か
れると、文恵は腰から崩れていく。

 「先生。今度は私としようね」萎縮した肉竿を看護婦がなめていくと「気持ちいい
よ、凄くいい!」首から手を入れて、乳房を求めている。
それを知ったのか、看護婦は自分から胸のボタンを外して胸を広げた。
胸元が開き、白いレースのブラジャーからは、乳房が透けて見える。

 さらに、ブラジャーを持ち上げ、乳房を露わにすると「堅くなったぞ。もう大丈夫
だから、今からやろう!」
「先生にして欲しいの」看護婦は診察用ベッドに仰向けになり、スカートを捲り上げ、
そしてパンティを引き下げていく。

 「僕がやるよ」医師がパンティを掴み、引き下げだすと、黒い絨毛の中にピンクの
淫裂が覗く。
「入れるよ」肉竿がピンクの膣を押し広げていくと「あ、あ、あ~!」看護婦が声を
上げだした。

 それを見て「奥さん。僕にもやらせて下さいよ」文恵は大石に抱かれて、医師と看
護婦が抱き合う隣の診察ベッドに乗せられた。
「やって下さい。わかっていますよね?」
「いや、これはいやです!」

 「そんな事言って、いいんですかね。陣内さんが困る事になりますよ」
「わかったわよ。やるけど、夫には言わないで」仰向けになった大石の上に馬乗りに
なり、腰を沈めていく。
「そうです。それでいいんです」大石は満足そうに乳房を揉んでいく。

 文恵の側では「先生、もっと奥までして。この日の為に飲んでおいたから奥に出し
て下さい」看護婦が胎内への噴射をねだっている。
それには「奥さん、もっと元気よく、根本まで入れて下さいよ」大石も刺激されたか、
腰の動きに合わせ、乳房を上下に振り始める。

 「わかりました。やるから、オッパイを動かさないで。痛いのよ」乳房の動きに合
わせて、腰の振りを大きくしていくと「ヌチャ、ヌチャ!」「ピチャ、ピシャ!」2
つの淫裂から音が出ていく。

 やがて、大石が登りきったのか「もうすぐす、出しますからね」言い出した。
「イヤ。お腹の中はイヤです!」逃れようとしても太股を押さえられ、膣から肉竿が
抜けず、全部入っている。

 「抜いて。お願いです!」悲鳴に近い声をあげても、膣の中が暖かい液体で満たさ
れていく。
(そんな、また射精されるなんて…)結合したまま胸を弾ませている。

 「治療するから大丈夫だよ」医師も看護婦の淫裂の中で噴射した。
「先生、暖かい!」余韻を楽しもうと抱き付いたままだが、2人の淫裂から白い液体
が流れているが、拭こうとはしない。

 「先生、そろそろ治療をお願い出来ますか?」やはり、大石も気になったようだ。
「そうだな。そろそろやるか!」看護婦と医師は、服の乱れを直し準備を始める。
「冷たいからな」淫裂に洗浄液が送り込まれると、白い液体が流れ出てくる。

 「大部出るな。5人分のザーメンか…」器具で淫裂を広げ、丁寧に洗っていくと、
薄いピンク色の膣内が見えた。
「これがオ、○ンコなんですか?」大石が覗き込んだ。

 「そうだよ。女性は皆、これを持っていてね」遊び心で、文恵のクリトリスを指で
転がすと「ん、ん、ん!」腰が動いた。
「先生、遊ばないで。そんなにしたかったら、私のでしていいから」
「わかった。今度からやらせて貰うよ」指を退け、洗浄を続けた。

 「先生。もういいみたいです」
「そうだな、綺麗になったし」器具が片づけられた。文恵の淫裂も脱脂綿で拭かれる。
「もう安心だ。万が一もあるから、薬を飲んだ方がいいよ」
「そうですよね。これからのこともあるから、避妊薬もお願いします」大石が言うと
(そんなの要らないわ。私を求めなければいいのよ)文恵は黙って聞いていた。

 医師の治療を受けると、文恵は大石に連れあの会議室に戻った。
戻ると、テーブルの上に分厚いファイルが置かれてある。
「奥さん、陣内さんは明後日まで出張なんですよ。明日も会社に来て貰えますよね?」

 「イヤ。裸になったり、セックスされるのは、イヤです!」
「イヤですか。それなら、こんな面白いのがありますが…」テーブル置かれたファイ
ルを広げた。
それを見ると「酷い、酷い!」声を上げて泣きだした。

 ファイルには、この会議室に入ってからの事が映された、写真が貼られてある。
自分から全裸になっていく姿、絨毛を剃られる様子、社員とセックスしている写真な
どが貼られてあった。

 「こんな写真を見たら、陣内さん自殺するでしょうね」
「やめて。必ず明日も来ますから、夫には秘密にしてください…」床に額を押しつけ、
泣きながら頼み込む。
「そんな事しなくてもいいです。来て貰えればいいんですから」泣き続ける文恵の肩
を叩いた。

 そこに、美保が現れたが、先程と違い制服を着ている。
「高木君。奥さんは明日も来られるそうだから、生け花をやって貰うよ」
「わかっています。ですから、これをお持ちしました」美保は封筒を渡す。

 「お花代です。明日、来られるのでしたら、これでお買い求め下さい」
「私が好きなのを買っていいの?」
「この金額以内です。それ以上は自腹になりますから」中を覗くと2千円ある。
「わかった。明日買ってくる」

 「それから奥様、お写真をお撮りします」
「フルヌードなのよ。写真はイヤです!」両手で胸と股間を押さえた。
「奥さん、わがまま言っては困りますね。規則には従って貰わないと」
「そんなのは社員だけでしょう。私は社員ではないし、関係ないです」

 「そうですか、関係ないですか。だったら、これがどうなってもいいんですね」写
真を貼ったファイルを持った。
「夫には見せないで下さい。撮ってもいいですから夫には…」後は声にならず、泣き
じゃくっていると、美保も自分と同じ境遇を味わう哀れさに黙ったままだ。

 暫く沈黙が続いた。
「奥様。こちらへお出で下さい」美保に案内されて移動した。
今度の会議室は、調度品も高級で会議室とは思えない。

 「奥さん、写真はお任せ下さい。綺麗なヌードを撮りますから」カメラを持って、
文恵を犯した速水と後藤が現れた。
「高木、明るくしてくれ!」

 「わかりました…」美保は照明を付け「奥さん。まずはこうしてください」両手を
頭に乗せ腰を曲げさせられた。
「いいですね、そのポーズが。もっと笑顔になりましょう!」

 (できないわ。ヘアを剃られ、ヌードを撮られているのに笑顔なんて無理よ…)そ
れでも強ばった顔のままで笑顔になった。
「いいですね。それも」スイッチが押され、その後も色々なポーズを取らされ、カメ
ラに収まった。

 「今度は、僕が後からお手伝いします」後藤が後から抱き付き乳房を持ち上げる。
「やめて。恥ずかしいからイヤです!」乳房を掴まれた写真は撮られたくないが「ダ
メです。規則で撮りますから」勝手な事を言う。
(オッパイ掴まれたまま撮られるなんて…)顔が強ばったままカメラに収まった。

 「次はこれです」今度は淫裂を広げていく。
「やめて。性器の中は撮らないでよ!」両手で広げられた淫裂を覆う。
「奥さん、まだわかっていませんね。規則なんですよ」
「でも、性器はイヤです。どうしてもというなら、自分にさせて下さい」泣き声で言
う。

 「わかりました。これからは自分でするんですよ」背中にいた後藤が退くと、文恵
は両手で淫裂を広げると、薄いピンクの膣皮が見えてくる。
(性器まで撮られなんて…)恥ずかしくて顔を背けると「顔を上げて。笑顔ですよ」
速水から注文が飛び(顔は撮らないで!)泣きそうな顔でカメラを睨んでいる。

 「いいですね、次ぎ行きましょう。奥さん、この玩具で遊んでください」後藤は樹
脂でできた肉竿を渡す。
「まさか、これを膣に入れろとでも?」
「ハイ、その通りです。ここに座って入れて下さい」ソファーを差し出す。

 「できません。膣に入れるなんて、いやです…」首を振り、強く拒む。
「イヤなら、本物でしますが、いいんですね?」
「本物って、またセックスを…」
「そうです。はめ撮りといいまして、裏では評判いいんですよ」

 「いや。そんな事、両方いやです!」
「困りますね、どっちか選んで貰わないと。やらないと言うなら、報告するだけです
が…」速水はなだめるように、後から手を伸ばして乳房を掴んで揉んでいく。

 「やめて。もう許して下さい…」泣きながら乳房を掴む手を押さえた。
「やりますよね。やらないと、もっと辛い思いをしますよ」揉みながら乳首を摘んだ。
「やります。ですから秘密にして下さい…」
「わかっていますよ、奥さん」

 脅しに負け、渋々応じた文恵はソファーに座り、両足を広げると淫裂が口を開き、
膣腔が覗いている。
「いいですね。それも!」今度は後藤がスイッチを押していく。

(性器にこんなのを入れるなんて…)渡されたディルドーをゆっくり淫裂に押し込む
と、ピンクの肉襞を掻き分け、膣に入り込んでいく。
ディルドーが入るに連れ、淫裂の肉が盛り上がり「ん、ん、ん!」痛みはないが、恥
ずかしさに顔を背けて、なおも押し込んでいく。

 (入った。全部入ったわ…)膣の中が肉竿と違い、異様な感じがする。
「奥さん、笑顔で!」顔を上げ、作り笑いをすると「それで、オナニーをして下さい」
(オナニーは、人前でするもんじゃないのに…)ディルドーを出し入れしながら乳房
を揉みだす。

 「いいですね。このポ-ズも!」スイッチを押しまくる後藤だが(また撮られたわ。
これで済むならいいけど…)文恵は目を閉じて、指示された通りにオナニーにふけっ
ている。