「淫らな山村」
                     赤星直也:作

第8話 願掛け
 
 昼食を済ますと、早速磯野夫婦が酒を片手に持って来た。
「奥さん、期待していますよ」
「わかっています…」怯えながら準備を始めていく。

 (裸になるなんて、いやよ)そう思いながらも、この前と同じく全裸になり、黒い
ストッキングとガーターベルト、黒い手袋だけ身に着け、乳房と淫裂を露わにした。
「俊樹さんに、何て言えばいいのよ」準備を終えると「お待たせしました…」3人の
前に現れた。

 「す、素っ裸じゃないか!」それには俊樹も声を上げた。
「私、ヌードで踊りたいの。裸って、開放的で凄く気分いいし…」目を真っ赤にし、
体を震わせながら音楽を掛けた。
すると、テンポのいい音楽が流れ、それに合わせて良美は踊りだした。

 乳房は円を描いて揺れ、淫裂がパクパク口を開いていく。
「凄いよ、勝代もやって見ろよ!」康夫は興奮している。
「わかった、奥さんが終わったら、私も踊ってみる!」磯野夫婦を後目に笑顔で踊り
続けた。

 踊りは15分ほどで終わった。良美は全身汗まみれで息が弾んでいる。
「今度は私ね」勝代も服を脱いでいくが、勝代の股間には絨毛が生えていない。
「奥さん、相変わらず綺麗ですね」

 「お世辞でも、嬉しいわ」全裸になると音楽を掛けて踊っていくが、見よう見まね
なので、そんなにはうまくはない。
ただ、乳房を揺らしたり、淫裂を惜しげもなく晒しているだけだ。

 やがて、音楽が鳴りやんだ。
(俊樹さんとセックスをしないと…)良美は見計らって、俊樹に抱き付き股間を撫で
てると「して。これが、欲しくなっちゃった!」甘えるように言う。
「僕も欲しくなったよ、四つん這いでしたい…」

 「わかったわ、後ろからね」ズボンを脱がすのを手伝うと、四つん這いになった。
「いくぞ!」いきなり淫裂に押し込むから「あ、あ、あ!」声を上げ、髪の毛を振り
乱していく。

 それを見て「勝代、見てみろよ!」康夫は勝代を膝に乗せて、乳房を触りだす。
「欲しいわ、私もオ○ンコしたくなった…」勝代も康夫にせがんだ。
「わかった、四つん這いだよ」

 「いいわよ、あれでしたいし…」良美と向かい合って四つん這いになり、康夫も淫
裂に押し込んでいく。
「いいわ、凄くいい!」声を上げてだし、2人の体内に、夫の体液が噴射された。
 
 踊りを見て、楽しんだ磯野夫婦が帰ると「良美、おまえのヌードを撮りたい!」俊
樹が言い出す。
「イヤよ、ヌードだなんて…」
「お願いだ。撮らせてくれよ」食い下がる俊樹に(どうしよう、俊樹さんもヌードを
撮りたいだなんて…)渋々、黙って頷いた。

 「良かった。もう一回踊ってくれよ!」ビデオを構えて準備をしていく。
(仕方ないわ。俊樹さんの為だもの)また音楽を掛けて踊っていく。
良美は笑顔で踊り、俊樹は妻の全裸をビデオに収めていくが、磯野夫婦はその後も度
々訪れた。

 そんな中、俊樹の留守を狙って順次と百合が訪ねて来た。
「何のようなの?」怯えて言うと「行きましょうよ。奥さんとしたいのよ」
「そんな、レズ何てしたくないわ」
「イヤでもやるのよ、ほら行こうよ」強引に良美を外に連れだして歩いていく。

 「どこへ行くの。誘拐罪よ」
「あら、そんな事言ってもいいのかしら。困るのは奥さんじゃないかしら?」
(そうよ。ここはおとなしくするしかないわ)急に黙り込んでしまった。
「そうだよ奥さん。そのほうがいいよ」順次達は山に向かって歩いていく。

 細い道を歩いていくと、神社の鳥居があった。
「奥さん。脱いで、ここから素っ裸よ」
「イヤよ、どうしてヌードにならないと、いけないのよ!」
「いいから、脱ぐのよ。恥を掻きたいの?」脅し文句が飛び出した。

 「わかったわよ」渋々服を脱ぎだした。
「いいね、青空でのストリップも」順次はその様子をカメラで撮ってく。
「やめて、撮らないで!」
「今更、何言っているのよ。オ○ンコビデオを撮られたんでしょう。それくらい、我
慢して!」
(脅迫までするなんて)悔しさに、唇を噛みながら下着姿になった。

 良美は白いスケスケだった。
「いいわね、スケスケも」百合は笑顔になって、背中のホックを外した。
「やめて、お願いです」
「遠慮しなくていいわよ、手伝わせてよ」肩紐も外すと、カップから、白い乳房が飛
び出て揺れている。

 その後、パンティを掴まれたが「自分でします!」慌てて引き下げていく。
「あら、残念だわね」空いた手が乳房を掴んでいく。
「やめて、そこは痛いから!」乳首が指と指の間に挟まれて、潰されていた。

 「欲しいでしょう。オ○ンコが?」
「欲しくないわ。そんなの…」下を向いたままパンティを脱ぎ、全裸になった。
股間の生えかけの絨毛も露わになっている。
「いいね、奥さんの素っ裸は都会の臭いがして」悔いが残らないようにと、撮り続け
るが「やめて、もう撮らないで!」首を振り、手で股間を覆う。

 「順次。もう、行こうよ。奥さんは服を片づけて!」脱いだ服を木陰に仕舞い込ん
み、全裸のまま歩き出した。
「ここは子宝の神社なんだ。願掛けの時は、ここから素っ裸になるんだよ」順次は歩
きながら良美に説明していく。

 (聞いた事無いわよ、フルヌードで願掛けなんて!)それを黙ったまま歩いてく。
鳥居をくぐり、石段を上っていくと、後ろの久恵には良美の淫裂が丸見えになってい
る。
久恵は淫裂に指を入れ「あっ!」声を上げたが、指を入れらられたまま、階段を上り
切って境内まで来たのか、正面に社が見えている。

 「久恵、やりたかったら、お前もここから素っ裸だぞ!」
「わかっている。準備はできているわよ」久恵はシャツを脱いだ。
すると、いきなり乳房が飛び出している。

 「順次、お腹に出さないでよ。出したら、絶対にやらせて上げないからね!」シャ
ツを脱ぎ、上半身を剥き出しにした。
「わかっているよ。オ○ンコさせてくれるんだから。奥さんのオ○ンコに出すから」
その乳房を撫でていくが(イヤ、射精なんてイヤ。もう、犯さないで!)良美は泣き
そうな顔になってしまった。

 「良かったわね、膣の中に出されるから」意味ありげな事を言いながら、スカート
を引き下げた。
「何だ、パンツも履いていなかったのか…」
「だって、直ぐやれるし!」膝まで引き下げ、足を上げて全裸になった。

 久恵の股間には、絨毛が一本も生えていないから、ピンクの淫裂が剥き出しになっ
ている。
「相変わらず、ヒラヒラがいやらしいな」
「仕方ないわ、大人の性器はこれが普通なのよ」顔を赤らめ脱いだ服を隠していく。

 「順次も脱ぎなさいよ。ここからはヌードにならないと…」
「わかったよ、脱ぐよ」順次も服を脱技だし、脱ぎ終えると服を隠した。
「相変わらず、元気がいいわね。そんなにオ○ンコしたいの?」勃起した肉竿を見つ
めている。

 「そうさ、今日は久恵と奥さんとやれるから嬉しいよ。それより入ろうよ」3人は
社に入った。
中はがらんとしていて、女性と男性のシンボルを模した木像が置かれている。
「奥さん、これでやるのよ、こうやって…」久恵は木像にコンドームを取り付けてい
く。

 (そんな、破廉恥な…)それをじっと見つめているが、コンドームを取り付けると
淫裂を押し当て「あ、あ、あ!」ゆっくり腰を密着していく。
「これが願掛けなの。子供が欲しい人はこうするの…」密着させると。木像を抱きし
めて腰を前後に振りだした。

 「久恵も産みたいのか?」
「欲しくはない。いい気持ちだから、やっているの。ほら、奥さんがやるのよ」
(イヤよ、オチンチンならいいけど、こんなのでセックスだなんて…)久恵がしたよ
うに、木像の突起に淫裂を押し当てていく。

 「うっ!」呻き声を上げながら根本まで吸い込んだ。
「いいわよ、奥さん」背中から久恵が抱き付いて乳房を押しつけてきた。
(イヤ、レズなんてイヤ!)木像に抱き付いてゆっくり腰を振りだした。
その時「ピカ!」閃光がした。

 「イヤ、恥ずかしいから撮らないで!」
「恥ずかしくはないよ。いい姿だよ、久恵も奥さんも」閃光がまた瞬いた。
「仕方ない、撮りたかったらいいわ。その変わり秘密だからね」良美の乳房を掴み揉
んでいく。

 「イヤ、やめて、オッパイは触らないで!」
「触っていないわ、揉んでいるのよ。ここも揉むわね」指で乳首も摘み転がしていく
と「あ、あ、あ!」体を反らし、喘ぐ声をあげ、順次はそんな2人を撮っている。

 写真を撮っている順次も興奮して、肉竿が限界まで膨らみきっている。
「久恵、やらせてくれ!」カメラを置くと、久恵の背中に抱き付く。
「いいわよ、私も気持ちいい思いをしたいし…」足を一歩広げて順次の肉竿を待つ。
「入れるよ」手で掴んで押しつけた。

 肉竿が膣穴に入り「あ、ああ、ああ!」喘ぎ声を上げるが「ダメ、押さないで、膣
の奥まで入ってくる~!」久恵に背中を押され、木像が良美の膣の奥まで入り込んで
いる。
「我慢して、直ぐにいい気持ちになるから…」順次は根本まで押し込むと、腰を振り
だした。

 その動きに合わせて、久恵も腰を動かし「ダメ、久恵さん、動かないで!」
「仕方ないのよ。順次のオチンチンが奥まで入ってくるんだから」喘ぐ久恵だが、両
手はしっかりと良美の乳房を掴んでいる。

 「久恵のオッパイにも、してあげるぞ!」両乳房が掴まれた。
「ダメ、乱暴にしないで。また、思い出しちゃうから…」
「忘れろ、あんな事…」腰の振りを早めて「ダメ、お願いダメ!」巻き添えで良美の
振りも早まっていく。

 (気持ちいいわ。こんな破廉恥な事だけど、オッパイも感じているし…)淫裂から
は淫汁が流れて、太股まで垂れている。
それは久恵も同じだった。
「いいわ、気持ちいい!」喘ぎながら順次のピストンを受けている。

 「久恵、限界だ、出させてくれよ」
「だめ。二回していいから、奥さんに出して!」射精を逃れようとしていく。
「わかったよ、奥さんに出すぞ」諦め、良美を四つん這いにして、腰を振っていくと
「あ、あ、あ~!」良美は髪の毛を振り乱し声を上げていく。

 「気持ちいいだろう、俺のチンポが?」
「良くない、こんなの良くない…」途切れ途切れに言うが、体は正直で蜜が更に流れ
出ていた。
(いいわ、凄くいい。レイプされているのに、感じている…)認めたくなかった。

 「良くなかったら、やめようか?」肉竿を抜いた。
(イヤ、やめないで。オチンチンを入れて!)腰を後ろに下げ、肉竿を求めた。
「欲しいなら言えよ。オ○ンコして下さいって!」

 「して下さい。オ○ンコして下さい…」蚊のなるような声だ。
「もっと大きな声で言うのよ、私とオ○ンコして下さいって!」
(言いたくない。そんなみっともない事なんか…)首を振りながら「私とオ○ンコし
て下さい」ハッキリ聞こえるように言った。

 「そうか、奥さんはオ○ンコしたいんだよね。やって上げるよ」
「あ、ありがとうございます」再び肉竿が動きだした。
(気持ちいいわ、膣に出されてもいい…)体をくねらせていく。
その思いが通じたのか、子宮の中が暖かくなっていく。
(射精だわ、射精されたんだ…)淫裂の中にも漂いだした。

 肉竿を抜くと白い液で汚れている。
「やらせて、順次!」
「大丈夫かい?」
「やってみるわ」目を閉じて、肉竿を口に含むと、ゆっくり動かしていく。

 「気持ちいい、久恵。もう一回やりたいよ!」放出したばかりの肉竿だが、また膨
らみきって(若いからだわ。俊樹さんも、昔はああだったのに…)順次と久恵の行為
を見つめている。
「もう大丈夫ね、私にやらせて」久恵は順次を仰向けに寝かせて、馬乗りになった。

 そして、肉竿を体内に吸い込んだ。
「いいよ、久恵。奥さんも久恵を手伝って上げないと…」
「わかったわ、オッパイを吸えばいいのね?」息を荒立てながら、右乳房を掴み、吸
うと「いいわ、凄くいい!」喘ぎながら腰を振ってく。

 社には久恵の喘ぐ声が響いているが「いやー!」悲鳴を上げた。
「ごめんよ、我慢できなかったんだ。責任は必ず取るから許してよ」順次は堪えきれ
ずに、膣の中に放出してしまった。
「酷いわ、出さない約束だったでしょう。もう、絶対にやらせて上げないわ!」手で
股間を押さえながら言う。

 「謝るよ、久恵。機嫌なおしてよ。そうだ、浴場で体を洗おうよ、背中も洗って上
げるから」嫌がる久恵の唇を吸っていく。
「わかったわ。飲んでいるけど、洗わないと」淫裂からは白い液体が流れていた。

 「だったら行こう、奥さんはどうする?」
「私は帰るわ。家でシャワーを浴びたいし」
「それなら仕方ないね、久恵行こう!」3人は全裸のまま社から境内に出ていく。
順次と久恵は隠して置いた服を着込んでいくが、良美は全裸のまま階段を下り、木陰
から服を取りだして着込んでいると、暫くして順次と久恵が現れた。

 「奥さん、今日は楽しかったでしょう。オ○ンコして貰えて!」
(良くなかったわ、あんな事を言わせて…)黙って服を着込んでいく。
「あら、もっとやって欲しかったみたいね。順次が私のお腹に出さなかったら、奥さ
んに出せたのにね」嫌みを言う。

 「久恵、それより洗わないと。グジュグジュなんだろう?」
「そうよ、早く洗いたいの」
「奥さん、悪いけど帰るね」2人は共同浴場に向かい、良美も着込み終えると自宅に
向かった。