「偽りの夫妻」

                     赤星直也:作
第11話 山荘初日

 浴室で体を洗い終えた2人が戻ると「美里はここに寝てくれ!」テーブルの上に寝
かされ足を開かれた。
「何する気よ、恥ずかしいから止めて!」手で股間を隠すが「手を退けろ、ヘアの手入
れができないじゃないか!」川添は準備を始めた。

 「剃らないで、ヘアがないと恥ずかしいし…」言うが「我慢しろ、典子さんも剃る
んだから!」そう言われて股間にムースが吹き掛けられる。
「これでいいよ、やってくれ!」川添が弘幸にカミソリを渡すと「動かないで!」淫
裂を覗きながら撫でていく。

 「触らないで、やったばかりでしょう?」頭を抑えると「そうは行かないよ。姉さ
んのオ○ンコは僕が手入れするんだ!」持ったカミソリが短い絨毛を剃りだす。
「やっと生えたのに…」落胆するが、カミソリは動きを停めずパックリ割れた淫裂が露
わになっていく。

 「姉さん、またやりたくなった!」絨毛を剃り終えると、股間を拭いていくが弘幸の
肉竿が膨らんでいる。
「弘幸君、夜もやれるから今は我慢しな。それよりも着ないと…」
川添に注意され「姉さん。これ着けて!」下着セットを渡すと「イヤよ、こんなの着
たくない!」役目をしないし、素人が着るものではないから拒む。

 「イヤでも着るんだ。典子さんも着るんだぞ!」川添に怒鳴られて着だすが(風俗
じゃないのに…)渋々着ていくと「今度は、僕が剃る番だな!」美里がしたように、典
子を寝かせると絨毛を剃っていく。
川添は剃り残しがないようにと確認しながら剃っていくが「見ないで、恥ずかしいわ
よ!」典子は恥ずかしさに顔を背けている。

 絨毛を剃り終えると、丁寧に股間を拭き「これを着て!」下着セットが渡され「い
やらしいわね…」愚痴りながら着込むと「いい感じね。これなら我慢する」乳房と淫
裂が丸見えだが、色気がある。
2人は色こそ違うが、オープンブラジャー、ガーターベルト、ストッキングだけしか身
に着けていない。

 「典子さん、凄くいいわね。女の私でさえ興奮しちゃう!」美里が黒みを帯びたブ
ラジャーから飛び出ている乳房を撫でると「美里さんこそ凄いわよ…」白いストッキ
ングガーターを着け、淫裂を露わにした典子も乳房を撫で返す。
そして、2人は見つめ合うと「やりたいなら、やってもいいよ」川添の言葉で抱き合
いだした。

 「典子さん、本気になっちゃった…」美里は典子の股間に顔を埋め舌と指で淫裂を
愛撫し出す。
「私もよ、変な感じになってきた…」典子は立っておられず、仰向けになると美里の
手が乳房を撫でていく。
そんな2人を「いいね、これもいいよ!」川添と弘幸はカメラに収めていくが、やが
て「あ、あ、あ~!」声を上げ、シックスナインになると美里の膣穴にディルドーが押
し込まれる。

 「やったばかりなのに、気持ちいい…」典子の動かすディルドーに淫汁を流す美里
だが、典子も美里の指で膣を愛撫され「気持ちいい、本物でやりたい…」淫汁で溢れて
いる。
「いよいよ、出番だな」川添はカメラを置くと服を脱ぎ、典子の腰を押さえて濡れた膣
穴に肉竿を押し込んだ。

 すかさず「あ、あ、あ~!」声を上げ体を浮かすと「行くよ!」肉竿はゆっくりと
動き出して「ヌチャ、ヌチャ!」音が出していく。
「3人でやるオ○ンコもいいだろう?」勝ち誇ったように川添が言うと「凄くいい…
美里さん、オッパイに…」乳房への愛撫を催促し、美里は乳房を撫でだした。

 川添は腰をゆっくり動かし、典子も「気持ちいい、凄くいい!」声を上げ、流れ出
た淫汁が美里の顔に落ちていく。
(私もいいけど、典子さんもいいんだ…)典子の持ったディルドーもゆっくり動いて
美里も快感が高まり、3人を撮っている弘幸も(姉さんと、またやりたくなった…)
興奮して肉竿が膨らみきっている。

 川添は、典子の腰を押さえて腰を振っていくが、突然動きを停めると「う~!」唸り
出し「ダメ、お腹はイヤ!」悟って逃れようとするが「射精された…」呟くように言
い、淫裂からは精液が流れだし、美里の顔に落ちていく。

 放出を終えた川添は、肉竿を抜くと上下を入れ替え、美里が上でのレズをさせる。
美里は、射精された典子の淫裂を撫でながらディルドーを押し込み、典子も息を弾ませ
ながら美里と同じ事をして、川添と弘幸が飽きることなくカメラに収めている。

 レズを撮り終えると4人は全裸のまま雑談し「もっと、過激なの撮りたいな…」川
添が言うと「僕もそう言おうと思ってました」弘幸も賛成する。
「過激って、痛い思いはないでしょうね?」不安そうに言うと「その通りだよ、準備
はできてるぞ」川添は袋から買い込んだグッズを見せた。

 「そんなのイヤ。普通のにして!」イヤがる2人だが「ここまで来たらやらないと
な!」どうしても撮る気なのか、ロープを持つと、両手を縛り出す。
「やめて、そんな事するなら、セックスさせないからね!」強がりを言うが「やらせな
くたって、無理矢理やっちゃうよ」言いながら両手を縛ると、剥き出しになっている天
井の柱に掛けてた。

 「まずは美里からだ!」ロープを引くと両手が上に上がり万歳している。
「あとはここに…」両太股も縛ると、柱に掛けて引いていくと、美里は宙に浮いてMの
字に開脚させ、淫裂も露わになっている。

 「姉さん、いい眺めだね」股間を覗き込む弘幸に「見ないで、こんなの見なくて言
い!」恥ずかしさに顔を背けて叫ぶと「姉さんだけじゃないよ。典子もだから、安心
して!」そう言って、典子も両手を縛られ、宙に浮いたままMの字に開脚している。
弘幸と川添は開脚し淫裂剥き出しの2人を撮りだすが「これは撮らないで!」恥ずか
しいのか顔を背けた。

 それでも「これも入れような」川添は典子の淫裂に使ったディドーを押し込む。
「やめて、今はイヤ!」首を振るが、膣穴に押し込まれた姿を撮られ「姉さんもだよ」
美里の膣穴にもディルドーが押し込まれ撮られる。

 その後も、剥き出しにされた淫裂を撮られ、終えた頃には薄暗くなっている。
「この辺でいいだろう…」川添はカメラを置き、弘幸もカメラを置いて縛った美里と典
子の両手を解いていくが「もう、撮らせないからね!」2人とも機嫌が悪い。
「そう怒るなよ。それよりも、体を洗わないと…」川添は浴室に入ると「いいね、こ
れはいいよ」叫び3人を呼んだ。

 浴室には大きな浴槽があり「これはいいよ、一緒に入ろう!」誘われ典子と美里も
入り、体を洗い出す。
「さて、今夜だが…」川添が話し出すと「面白いね、姉さんと典子が入れ替わるなん
て!」弘幸は賛成するが(弟とはセックスしたくないのに…)美里は落胆した顔にな
っている。