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「偽りの夫妻」
赤星直也:作
第6話 背信行為
川添は典子の膣奥に2度目の放出を済ませ「今夜は楽しかったよ、約束通りに融資
しよう」機嫌良く言い「ありがとうございます」礼を言う典子と弘幸だ。
「とにかく、今夜は楽しもう。でも、裸だぞ!」その言葉で裸のままでこれからのこ
とを話し合った。
そして、夜遅くには弘幸は典子と一緒に寝るが「弘幸、姉さんとセックスしてどうだ
った?」典子が聞くと「正直言って、変な感じだった。姉さんの膣に射精すると…」そ
う答える。
「私と美里さんとでは、どっちがいいの?」
「変なこと聞くなよ。典子に決まっているよ」
「だったら、セックスして。美里さんにしたように…」そう言うと、肉竿を掴んで「フ
グ、フグ!」と唇で擦り出す。
「わかった。してあげるよ」弘幸は肉竿が膨らむと典子を寝かせて覆い被さった。
「行くよ!」腰を押しつけ典子の体内を突き出すと(違うわ、さっきと違う…)川添との
行為が印象強く残っていてそれほど快感は感じてない。
それでも典子は「そうよ、いいわよ、凄くいい!」声を上げ弘幸を抱きしめていく。
弘幸も肉竿のピストンを早めていくが(姉さんとは全然違う…)美里との行為が脳裏か
ら離れてない。
一方、美里も川添に抱かれて(弘幸の方が気持ちいい…)淫汁を流しているが、それほ
ど感じてなく、川添も同じで(典子とやった方が気持ちいいな…)口に出す訳には行か
ず、肉竿を動かし続けてどうにか膣奥に噴射した。
それでも「あなた、よかったわよ」美里はお世辞を言い「俺もよかったよ」川添も言った。
翌朝、川添は「これは約束の金だ!」小切手を弘幸に渡した。
「助かります、お金は必ずお返しします」礼を言うと「それよりも、店のことだが…」川
添は経営のアドバイスを始めて、それを黙って聞いていた弘幸だが、次第に険しい顔
に変わっていく。
それでも川添は最後に「規模を大きくしないダメだよ。設備が勿体ない」と言う。
「それはわかっています。でも人を雇えば給料の10倍売り上げを増やさないと無理で
す…」
「それなら、タダで雇えばいい!」川添が美里を見つめると「私じゃ無理よ。何も知ら
ないし…」そう言うが「そうか、姉さんがいたんだ。仕事は事務や経理もあるんだ!」弘
幸は笑顔に変わって、美里は弘幸を手伝う羽目になった。
「それから、利息代わりとして毎月1回、2人で泊まりに来て貰うよ」川添が言うと
「姉さんと、抱き合えと言うんですか?」驚く弘幸だ。
「そうだ、俺は典子さんを抱かせて貰うよ」典子を見つめるが「でも、できたら困る…」
俯いて言う。
「それなら、薬を飲めばいいよ。準備は任せてくれ」川添が言うからには逆らえない。
(仕方ない…。姉さんと堂々とオ○ンコできるからら我慢するしかないな…)弘幸は
「わかりました。そうします」約束し2人は自宅に向かった。
自宅の戻ると、銀行に行って小切手を現金化し、借金の返済を済ますと戻って仕事
を始めた。
典子も手伝って、焼き上がったパンを袋に詰めていくと川添が訪ねて来て「ここのパン
を置いてもいいと言ってるよ」リストを弘幸に渡す。
それを見て「凄いや、今までの倍も売れるよ!」喜ぶ弘幸に「今から店長と会ってくれ。
話は付いているから」「わかりました、今から行きます。典子、後は頼むよ」弘幸は家
を出た。
残された典子は1人でパンを袋に詰めていると「典子、昨日は楽しかったよ」川添が後
ろから抱き付く。
「冗談や止めて。今は仕事中よ!」逃れようとするが「俺は本気さ、やらせてくれ!」典
子のズボンを引き下げ、パンティを露わにしていく。
「いや、見られたら困る!」慌ててズボンを引き上げようとするが、パンティを引き下
げ無毛の股間が見ている。
「いいね、パイパンは、最高だよ」川添は嫌がる典子を四つん這いにして、ズボン、
パンツと引き下げ肉竿を露わにした。
「やめて、セックスなら、ここじゃなくて、別なところでして!」何とか逃れようとす
るが「痛い~!狭い膣穴に肉竿が押し込まれ悲鳴を上げるが「痛いのは最初だけさ」川
添は肉竿を動かし続ける。
「いや、やめて!」典子は逃れようとするが「ほら、濡れてきたぞ!」膣の中が濡れ
だし、肉竿がヌルヌルになっていく。
「言わないで、恥ずかしいから言わないで!」首を振るが(その通りよ。こんなに感
じるなんて…)弘幸とは全然違って快感を覚えている。
それは、川添にもわかり「もっとしたいだろう。素っ裸になれ!」上も脱がそうとす
るが「許して…また相手するからフルヌードは許して…」途切れ途切れに言う。
その言葉に「約束だぞ。やらせなかったら知らないからな」そう言うとまた両手で
典子の腰を押さえ、肉竿の抜き差しを早めた。
すかさず「あ、あ、あ~!」典子は声を上げ、深い結合を求めて腰を動かし出した。
「気持ちいいだろう、オ○ンコに出されると、もっといいぞ!」川添が挑発すると
「だして、典子のオ○ンコにだして!」催促した。
「それなら、遠慮なくくれてやる!」絶頂を迎えたのか、肉竿の動きを停めて動かず
「う~!」呻き声を上げる。
典子は「暖かい…膣の中が暖かい…」声を上げうつ伏せに崩れていくが、射精された
淫裂からは白い精液が流れ出ている。
「典子、凄くよかったよ。またやろうな」川添は服の乱れを直すと出て行き典子が残さ
れ(気持ちよかったけど、弘幸を裏切ってしまったし…)罪悪感を感じながら、無毛の
股間を拭いて服を着ていく。
着終えると「弘幸には知られたくないし…」1人でパンの袋詰めを始めた。
一方、弘幸は川添から教わったスーパーで「来週からここに置いてくれ!」場所も提
供されることになった。
「ありがとうございます!」礼を言ってスーパーを出ると偶然にも美里と出くわす。
「姉さん、買い物かい?」
「済んだから、帰る所よ」
「だったら、送るよ」弘幸は美里を乗せて走り出した。
2人が乗った車は繁華街を抜けると隣町へと走っていく。
「弘幸、道を間違えてるわよ」美里が言うと「これでいいんだ。ほら見えてきた!」平
然と言い、正面には建物が見えている。
「弘幸、まさかあそこに入るの?」不安な顔で美里が言うと「そうだよ、姉さんと2
人きりでやりたいんだ!」建物のゲートをくぐっていく。
「ダメ、姉弟なのよ。やってはいけない事なの!」強ばった美里の目にはラブホテ
ルの入り口が見えている。
「もう戻れないんよ。ここからは姉さんじゃなくて美里だからね」弘幸は車を駐車場
に止めると「美里、行こう!」腕を掴み「わかったわ、今回限りだからね」諦めて弘
幸と一緒に入り口に向かった。
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