「偽りの夫妻」
                     赤星直也:作
第2話 屈辱の承諾


 岡本夫婦は寝付かれないまま夜を明かすと「弘幸、いい感じで焼けてるわよ」いつも
のようにパンを焼き、調理場には焼けた臭いが漂いっていく。
「いいね。今日のできはいいよ!」

 「そうね、これなら完売間違いなしね」2人は笑顔になっているが(これだけでは返
済は無理だ。もっと売り場を広げないと設備が無駄になってしまう…)弘幸は思案し、
典子も(私が我慢すれば設備の返済が終わる…)思案している。

 そんな2人は、お互いに気づかれないように振るまい、いつものように「いらっしゃ
いませ!」お客に笑顔振る舞っていた。
だが、いつまでも笑顔でいる訳にはいかず、請求書が届くと2人の顔色が一変し「弘幸、
この際だから川添さんの話に乗りましょうよ!」典子が言い出す。

 「俺は、典子が義兄に抱かれるなんていやなんだ…」
「でも、これを返す当てはあるの?」典子が請求書をちらつかせると「無いよ。いいん
だね、典子?」弘幸が念を押す。

 「仕方ないわよ。これは浮気じゃないからね。パン屋を守るためだから勘違いしない
で」
「わかってるよ、典子!」弘幸は典子に抱きつき、スカートを捲り上げた。
「あなた。私もしたい!」典子は自ら服を脱ぎだし、下着姿になって「ここからは、弘
幸が私を裸にして!」

 「わかったよ!」弘幸は典子のパンティを引き下げ下半身を露わにすると「今夜は
やらせてくれ!」絨毛を掻き分けてピンク色した突起を舐めだした。
「あ、あ、あ~。凄いわ、凄く気持ちいい…」敏感な部分だけに、典子も反応して膣
が濡れだし「我慢できない、入れるよ!」ズボン、パンツと引き下げて膨らみきった
肉竿を押し当てた。

 肉竿は濡れた淫裂に、吸い込まれるように入り込むと「行くよ!」ゆっくりと抜き
差しを始める。
「いいわ…凄くいい…」典子は弘幸の腰を押さえて「出して…一杯出して…」催促し
「わかった。今夜は中に出すからな!」そう言うと腰の動きを早め、乳房を握って乳
首を吸い出した。

 それには「行くわ…行きそう…」典子の体が弓のように反り返り、淫裂から流れた汁
が尻穴まで流れている。
なおも、弘幸は肉竿を動かし続け、絶頂を迎えると「出る、出る!」淫裂の奥まで押
し込んで動きを停めた。
「暖かい、あなたのエキスが…」典子は膣奥に出された暖かい精液に満足して虚ろな顔
になって行き、弘幸も萎縮した肉竿を抜く。

 2人は荒い息遣いで沈黙していたが「俺、姉さんとセックスするけどいいよね?」
弘幸が口を開くと「仕方ないわよ。私も川添さんとセックスするわ。でも、本気じゃ
ないからね」典子が言う。
「わかっているよ。俺だって本気じゃないよ」弘幸はそう言うと、また典子の乳房を
吸い、淫裂を撫でていく。

 「弘幸、私にもやらせて!」受け身だった典子だが、弘幸を仰向けに寝かすと胯間に
顔を埋めて「ウグ、ウグ!」肉竿を口で擦りだした。
「典子、凄くいいよ…」弘幸は放出したにも関わらず、再び元気を取り戻していく。

 「弘幸、もう大丈夫のようね」肉竿が元気を取り戻すと、馬乗りになって自ら淫裂
に迎え入れる。
「今夜は特別よ。もうしないからね」騎乗位になった典子はゆっくり腰を動かして肉
竿を擦っていく。
「それでもいいよ。凄く気持ちいい…」弘幸は揺れ動く両乳房を掴むと揉みだし「あ、
あ、あ~!」典子の喘ぐ声が部屋に響いている。

 翌日、弘幸は川添に電話を掛けた。
「川添さん、あの話は本当なんでしょうね?」
「本当だ。スワッピングで楽しむのもいいだろうと思ってな」
「僕は実の姉とセックスするんですよ。その辺を考えて下さい」
「わかっている。だから500万はその償いと思ってくれ!」
「それなら我慢します。ところで、いつやるんですか?」
「今度の日曜だ。俺の家でやるから泊まって貰うよ」川添は説明している。

 電話が済むと「弘幸が承知したよ。お前も覚悟しろ!」川添は美里の服を脱がし出
す。
「あなた、何でもするから弟とのセックスだけは許して欲しいの!」美里は手を押さ
えるが「そうは行かないな。お前も楽しまないとな!」美里の服を次々と脱がして下
着だけにしていくが「あなた、ここじゃいや。寝室でしましょう!」拒んでいる。

 「いやでもこっちはこうなんだぞ!」ズボン、パンツと引き下げると、カチカチに固
まった肉竿が飛び出す。
「舐めろ、口でやれ!」美里の口に押しつけるが(いや。オチンチンを舐めるなんてい
や!)口を開けようとはしない。

 「やらないなら、弘幸への援助は取りやめるぞ」川添が脅すと(そうよ、私が我慢
すれば済むことだし…)典子は口を開くと、肉竿を迎え入れて「フグ、フグ!」唇で擦
り出す。

 「美里がフェラしてくれるのは久しぶりだな。乳も自分から出せ!」美里の弱みに
付け込むと(いやだけど…)弘幸のことを思い、不自由な姿勢でブラジャーを外して
乳房を露わにした。

 「いつ見ても、いい乳してるな。ここを弘幸に触られるんだからな!」川添は揺れ
る乳房を揉みながら、美里を辱めていく。
美里も(私が我慢すればいいことだし…)乳房を揉まれながら、唇で肉竿を擦り続け
ると(射精だわ。口の中にした!)喉奥に精液が漂っていく。

 射精を済ますと「美里、凄くよかった。オ○ンコはこの次にするよ」川添は満足し
たのか、ズボンを直して元通りになっていき、美里もブラジャーで乳房を隠し、服を着
込んでいく。
「あなた、もうこんな事はさせないで!」美里が頼むが「弘幸が大事なんだろう。こ
れからも我慢しろ!」川添は聞き入れようとはしない。

 そして、川添が指定した日曜日になると、川添は美里に「素っ裸になるんだ!」命
令する。
「いやよ、裸になんかならないからね!」当然拒むが「弘幸を助けたくないのか。追
加で300万出すと言っただろう?」川添は勝ち誇ったように言う。

 美里は「わかったわ。ヌードになればいいのね」言われるまま、服を脱ぎだした。
「そうだ、それでいい。裸で2人を出迎えるんだ!」
「許して。弘幸とセックスするからヌードの出迎えはいや!」泣きそうな顔になる美里
を「ダメだ。素っ裸になって出迎えだ。やらないなら追加はしないぞ!」川添は睨みつ
ける。

 美里は暫く考えて(私が我慢すれば、弘幸が楽になれる…)黙ったまま服を脱ぎだ
し、それを楽しむかのように川添が見ている。
その前で、美里は次々と脱ぎ、パンティとブラジャーだけの姿になった。