「愛する妻を辱める」

                     赤星直也:作
第2話 全裸の奈々

 それから数日が過ぎた日曜日、愛田は奈々がいる絵画教室に向かった。
愛田が着いたのは一時半だから教室が開かれており、奈々が生徒の間を回ってアドバ
イスをしている。
愛田は暇つぶしに遠くから眺めていたが、2時になると教室から生徒が出ていき、福
島から呼ばれて奈々と一緒に別部屋に入った。

 そこは周りから遮断されるかのように、窓はなく出入り口は一カ所だけだ。
「奈々さん、準備をお願いします」福島はそう言うと、手塚を呼びに出て行き「あな
た、恥ずかしいけどやってみるわね」そう言って服を脱ぎだした。

 奈々は次々と脱いで、下着姿になったが「恥ずかしいから、脱ぐのは見ないで!」
夫でも脱ぐのを見られるのは恥ずかしいのか、後ろを向いてブラジャーを脱いだ。
その後、パンティを脱いで全裸になると「脱いだわよ!」両手で乳房と股間を押さえ
るが、恥ずかしいのか目が充血している。

 「奈々、綺麗だよ、どうせなら全部見せて!」そう言うと両手を後ろで組んで乳房
と股間を露わにしていく。
「夜なら平気なのに、昼間だと何だか恥ずかしくて…」確かに、恥ずかしさで乳首が
膨らみきり、恥丘の絨毛が揺れている。
「そうだよね、いつもなら平気なのにね」そう言う愛田だが、股間が膨らんでいて
「帰ったらやろうね、生理も治まっているし」奈々が気遣う。
「そうだよ。こんな奈々を見たら、いくらでもやっちゃうよ」そんな会話をしている
とドアがノックされた。

 「今開けます!」愛田がドアを開けようとすると、奈々の顔が強ばり両手で乳房と
股間を押さえて蹲った。
ドアが開かれ「お待たせしました」福島と手塚が入ってきて、福島はドアに鍵を掛け
るが、手塚は全裸で蹲る奈々を睨むように見つめている。

 奈々もそれに気付いて(私を犯そうとしている…)恐れを感じるが「準備ができた
ようですね。時間が無いから始めましょう」福島の言葉で奈々は立ち上がってポーズ
を取った。
だが(ここだけは見られたくない…)手塚に股間を見られたくないのか、手で押さえ
ている。

 「奈々さん、これは芸術ですよ。恥ずかしがっちゃダメです!」福島から注意され、
福島の言うとおりのポーズを取った。
奈々は(見られているわ。あなた、性器見られてるわよ!)真っ赤な顔をして足を開
き、両手を後ろで組んでいる。
「英一、こんな感じでどうだ?」福島も奈々の開いた股間を見つめながら言い「これ
なら描けます。これを望んでました!」手塚はキャンバスをセットすると描きだした。

 部屋の中は静まりかえり「サラ、サラ!」手塚の持った鉛筆の音だけが聞こえ、皆
が奈々のヌードを見つめているが(あなた、犯されそうなのよ…)手塚のギラギラし
た目に奈々は勝手に妄想を始めた。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 「英一君、そんなに性器を見ないで!」
「そんな事言われたって、奈々さんがオ○ンコ見せてるし…」
「見なくていいの。性器を想像するだけでいいの!」
「そんなの無理だよ。想像だけじゃ描けないよ」手塚はそう言って近づき、淫裂を覗
き込む。
「ダメ、そこは健一さんしか見ちゃダメ!」叫んでも、手塚は覗き込んで、遂に手を
伸ばして指を膣穴に入れた。
 
 「そんな事やめて、画を描くんでしょう?」手を払おうとしても体が動かず、指は
膣穴の奥まで入って掻き回していく。
「やめて、そんな事したら…」
「そんな事したらどうなの?」なおも指が動いて「欲しくなっちゃう…」目を閉じた。

 「欲しくなっちゃうって、何が欲しいか言わないと…」
「チンポよ。英一さんのチンポが欲しくなっちゃう!」
「それって、オ○ンコだよね。奈々さんはオ○ンコしたいの?」
「したいの。英一君に犯されたいの…」

 「わかった、指じゃなくて、チンポでするね」そう言うと手塚はズボンを脱ぎ、下
半身を剥き出しにすると、淫裂に肉竿を押し込んでいく。
奈々が「あ、あ、あ~!」喘ぎ声をあげると「奈々、何やっているんだ!」愛田が現
れ怒鳴るが「犯されているの、好きでやってるんじゃないわよ」手塚を退かそうとし
ても、体が全然動かない。

 「奈々、浮気して良いと思っているのか?」
「浮気じゃないわ。レイプされてるのよ」そう言うが、淫裂からは淫汁が流れている。
「これはレイプじゃないよ。奈々さんから頼まれて、オ○ンコしてるんだ!」手塚は
肉竿のピストンを続けて射精した。
「ダメ、出したらできちゃう!」叫ぶ奈々の淫裂からは白い精液が流れ出ている。

 「奈々、俺以外の子を産むつもりか?」
「違うわ。これはレイプされて、出されたのよ」
「そんな言い訳は聞きたくないな。奈々とはこれで終わりだ」愛田はそう言うと消え
た。
「あなた、違うわ、これは違うのよ!!」叫んでいる。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 
 突然「奈々さん、勝手に動いちゃダメだよ!」福島の声に奈々は妄想から醒めた。
「すみません、こうでしたね?」福島から言われたポーズを取り直すが(あれは妄想
だったんだわ)淫裂の中が濡れているのがわかる。
(それにしても、変な感じだったわ。犯されるなんて異常ね)奈々はポーズを取り続
けて「ここまでにしましょう」福島の声で、手塚は描くのをやめ、片付けをしていく。

 「奈々、モデルの感想はどうだった?」愛田が話し掛けると「恥ずかしかった、性
器を見られたし…」興奮が収まっておらず、両手で股間と乳房を押さえたままだ。
愛田と奈々が話していると「お先に失礼します」手塚と福島が出て行き、2人だけに
なっている。
 
 「奈々、やりたい、我慢できない!」愛田は鍵を掛けるとズボンを脱いで下半身を
剥き出しにしていく。
「私もやりたい…。どうせなら、犯されたい…」先程の妄想を思い出し「見ないで、
性器は見ないで!」足を開き、淫裂を晒しながら叫ぶ。
「そうは行くか、奈々を犯してやる!」奈々を寝かせると、いきなり肉竿で膣穴を突
き刺した。

 「いや、犯さないで。レイプはいや!」首を振りながらも、愛田を抱きしめ深い結
合を求めている。
それに応えて、肉竿は激しく動き出し「クチャ、クチャ!」淫裂から音と共に、淫汁
が流れていく。
愛田は「どうせなら、これで犯してやる!」奈々を四つん這いにして、後ろから肉竿
で突いていくと「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げ、体をくねらせだす。

 「犯されている感想はどうだ?」肉竿を動かしながら聞くと「よくない…レイプな
んていや…でも、凄く気持ちいい…」前にも増して淫汁が流れ出ていく。
「奈々は淫乱なんな。犯されても気持ちいいなんて。それならオ○ンコに射精してや
る!」
「ダメ、お腹は危ないからやめて。お口に出して!」

 「仕方ない、オ○ンコは諦める」そう言うと、肉竿を抜いて、奈々の前に立ち「や
れ、やるんだ!」肉竿を押しつけ、奈々が舌先で舐めていく。
「そうだ。もうすぐ出るから口でやれ!」言われるままに口の中に入れ「フグ、フグ
!」唇で擦って行くと(射精だわ、口の中に射精した!)喉奥に異様な液体が漂い出
す。

 「出したぞ。飲むんだ!」奈々は「ゴクン!」と飲み込んだが「気持ち悪い!」吐
き気を感じている。
「我慢しろ、オ○ンコに出されるよりはいいだろう?」愛田は平然と言い「こんなオ
○ンコも、たまにはいいな」満足そうだ。
「たまにならいいけど、毎回はいやよ。変態と思われるし…」言いながらブラジャー
を乳房に押しつけ、ホックを留めた。
「その通りかもな」愛田も脱いだズボンを履いていき、奈々が服を着終えると一緒に
部屋から出た。