「十字架のある学園」
               
 赤星直也:作
第17話 昌美の告白

 そして、モデルを終えて職員室に向かうと、すすり泣く声が聞こえてきた。
「何かしら?」声のする方に向かって行くと、そこは2年生の教室だ。

 「ここからだわ。誰かいるんだ」そっと、引き戸を開けて、中を覗くと(そんな、
裸だなんて…)全裸のまま、黒板に書いている陽子がおり、それを数人の男性教師が
見守っている。
更に、脇には景子と早苗もおり、やはり一糸まとわぬ全裸だ。

 「そんな、授業じゃダメだ。仕置きだな!」
「水沢の仕置きなら、俺がやります!」同僚がズボンを引き下げ、背中から抱きつく。
「もう許して。さっき、散々やったでしょう!」泣きながら言うが「仕置きとオ○ン
コは別なんだ」肉竿を押し込み「ヒ~!」淫裂が痛いのか悲鳴を上げた。

 「3人相手した位で泣くな。商売人は5人とやっても平気だぞ!」なおも押し込み、
乳房を握りながらピストンを始める。
「私は教師です…。商売人じゃありません…」顔を歪めて言うと「それだったら、も
っと丁寧に授業をやるんだ。不真面目だからこうされるんだ!」屁理屈を並べ、ピス
トンを続け、絶頂を迎えて爆発した。
「う、う、う!」膣の中に射精され、悔しいのか、陽子は涙を流している。

 その後、黒板には早苗が立たされた。
「お前も、やるんだよ」音楽教師だから、黒板に楽譜を書きだした。
「そんなので、わかると思っているのか!」罵声が飛び、早苗と同じように同僚から
犯され「許して。膣が痛いのよ~!」悲鳴を上げるが、肉竿は容赦なくピストンして
いく。

 (もう、いい。こんなの見たくもない…)そっとドアを閉め、職員室に戻ると、何
食わぬ顔で授業の準備を始めた。
やがて、3人が戻って来たが、泣いたためか目が赤くなっており、黙ったままだ。
直美は(もしかしたら、私もあのようにされるかも…)想像しただけで、涙が滲んで
いく。

 それから数日後、昌美から「今までありがとう。いいのができたから見て!」誘わ
れた。
やはり、自分のヌードがどうなっているのか気になるから、一緒に部室に入ると、例
の女生徒達がいる。
「岡崎先生、こんな感じでどうかしら?」自分が描いたデッサンを見せていく。

 「そんな、私の性器まで描かなくてもいいのに…」スケッチブックには、十字架に
縛られた全裸の直美が描かれ、乳房と淫裂まで細かく描かれている。
「どれも、綺麗に描けているでしょう」昌美は満足げだが「恥ずかしい。写真よりリ
アルよ。こんな割れ目まで描かれちゃ、人前にでられない…」顔が赤くなっている。

 「そんな心配しないで。誰にも見せないから。それに、性器だって芸術よ。それに
これも…」昌美は直美の顔を押さえて唇を重ねた。
「待って、いくら何でも、ここではまずいわ。見られたら困るし…」
「それだったら、私のアパートでどう。誰にも邪魔されないし、それに、今日は半日
よ」

 「わかったわ、午後からね。それから、絵は誰にも見せないって、約束して!」
「先生、そんな心配はしないで。それより、またヌードをお願いね」
「まだ、描く気なの?」
「当然よ、女性のヌードが一番綺麗だしね」部員達の声を聞きながら直美は職員室に
戻った。

 そして、昌美と一緒に学園を出ると、アパートへと向かう。
曲がりくねった道を歩いていくと「直美さん、ここなのよ」そこは、ワンルームマン
ションといった感じがする。
「こんな立派な所に住んでいるなんて…」
「中は、それほどでもないわよ。とにかく上がって」言われるまま案内され、昌美の
部屋に入った。

 「直美さん、ここにはルールがあるの」鍵を掛けて言う。
「どんなルールなの?」
「女性同士の時は、全部脱ぐルールがあるの」昌美はいきなり、服を脱ぎだした。

 「そんな、裸になるなんてイヤよ。部屋を見るだけの約束よ」
「今更ダメ。脱がないなら力ずくよ!」
「そんなのやめて。乱暴は嫌いだから」仕方なしに、直美も服を脱ぎ、2人とも全裸
になった。

 「直美さんに、見て欲しいのがあるの」本棚からアルバムを取り出し見せた。
「ヌードだわ、昌美さんのヌード写真が…」
「そうよ、綺麗でしょう。女性の裸が一番綺麗なのよ」直美に寄り添い、乳房を撫で
ていく。
「でも、恥ずかしくなかったの?」
「そんな事感じはなかったわ。だって、ヌードは芸術よ。エロと芸術は違うし」昌美
が言う事は直美には理解できなかった。

 そんな直美だが「でも、これはイヤだった…」別なアルバムを見せると、昌美が男
に抱かれた写真で、男に馬乗りになり、淫裂には肉竿が食い込んでいる写真だ。
四つん這いとか、駅弁とかで結合した写真が多数ある。

 (同じだわ、私と同じよ。でも、昌美さんは堂々としている…)自分と同じ事をし
ながら、動じない昌美に「どうして、これを…」尋ねた。
「騙されたのよ。散々、おだてておきながら、妊娠すると逃げて…それを忘れないよ
うに取っておくの。それに、これも…」乳首のピアスを揺する。

 昌美が話し終えると直美も返す言葉が無く、沈黙が続いている。
「それより、折角来たんだから楽しまないと。女が一番いいし」気を取り直したのか、
直美の乳房を撫でながら唇を重ねてくる。
「昌美さん!」直美もそれを拒まず受け入れて、昌美の股間を撫でながら淫裂に指を
入れていく。

 「指でなく、あれでしたいの。いいでしょう?」
「昌美さんが望むならいいわ」
「ありがとう、準備するね」例のV型ディルドーを取りだし、直美の淫裂にゆっくり
押し込み、全てが入ると覆い被さって、自ら淫裂に迎え入れる。

 「直美さん、こうしていると幸せなの」昌美が腰を動かしていく。
直美も昌美の境遇に何かを感じたのか拒まず、自らも腰振った。
「いいわ、凄くいい!」
「私も感じるの」2人の喘ぐ声が響いていく。
直美は夕方まで昌美と抱き合い、夕方にアパートに戻った。

 翌日は日曜日で、登校する必要がないから、アパートでくつろいでいると「先生、
いますか?」近藤と佐藤が訪ねてきた。
「来なくてもいいのに…」一抹の不安を抱きながらドアを開けると「これから、面白
い事とするから行こうよ」誘われて、断れずに街に出た。

 3人は駅に向かったが、そこには写真部員が大勢いる。
「佐藤君、ヌードはないわよね?」小さな声で尋ねると「多分あると思うよ。それが
目当てだから」と答える。
「ヌードなら行かないわ。どうせ、私のヌードを撮るつもりでしょうから…」
「それが違うんだな。とにかく行けばわかるよ」直美は言われるまま、部員と一緒に
電車に乗って二つ目の駅で降りた。

 駅を降りると正面には公園があり、一行が入っていくと「待っていたぞ!」部員と
一緒に女生徒がいた。
「確か、あの子はヌードモデルをした時に描いていた子だ…」見覚えがあった。
「先生。この子が、今日は裸になるんだって!」その言葉に、女の子は泣き出した。
「そんな、まだ子供よ。そんな子供のヌードを撮る気なの?」

 「だって、こいつ万引きしたんだ。俺が見つけて、ここまで連れてきたんだ!」
「それとこれ地は別よ。いくら何でも、同級生のヌードなんて良くないわ」
「そうは行かないよ。折角、準備したんだから。それとも、先生がヌードになるなら
別だけど…」
「そうだよ、先生が裸に慣れよ。それに、顧問だし」それには、直美の顔が強ばって
いる。

 そんな直美に「先生、お願い助けて!」女生徒が泣きながら頼み込む。
(やるしかないわ。生徒のヌードは行けない事だし…)覚悟を決め「わかった、私が
ヌードになる。その変わり、誰にも見せないと誓って!」宣言した。

 「それなら誓うよ。先生のヌードの方がいいし。皆もそうだよな?」
「そうだよ。見せないって誓うよ」
「先生、この通りです。ここでは何ですから、奥で撮りましょう」一行は公園の中に
入った。

 公園の中は、人がおらず、静まりかえっている。
「ここなら、誰にも見えませんよ」
「わかった。脱ぐから待って」直美は部員が見守る前で服を脱ぎだした。

 シャツを脱ぐと乳房が露わになって「オッパイが綺麗だ!」その乳房に歓声も上が
っていく。
「まだ撮らないで。全部脱いでからにしてよ…」脱ぐ姿を撮られるのは恥ずかしいか
ら、釘を刺し、スカートを脱いだ。
「オ○ンコが丸見えだ!」直美の淫裂にまた歓声が上がった。

 「これで、いいでしょう。5分だけヌードでいるから…」言い終わらない内に、ス
イッチの音が響いていく。
(こんな所でヌードだなんて恥ずかしい。イヤだけど、教え子がヌードにされちゃう
し…)強ばった顔をしながらカメラに収まっていく。
 
 やがて、5分が過ぎた。
「もう、終わりよ。ヌードはここまで!」服を着だす。
「先生、またお願いできませんか?」
「もう、ダメ。恥ずかしくて仕方なかったのよ」服を着ながら答えている。
「残念だな。先生だったら、いいのが撮れるのに…」部員達は満足したのか去って、
女生徒だけが残された。

 「岡崎先生、ありがとうございました。この恩は忘れません!」女生徒は頭を下げ
て言う。
「そんな事より、どうして万引きなんかしたの?」
「持ち合わせがなかったんです。それに、今日だけの特売でしたから…」罪悪感に泣
き出した。

 「わかった、もう何も言わない。その店に行きましょう」2人は万引きした店に行
って謝り、直美が代金を支払った。

 翌日、登校して職員室で資料を見ていると「岡崎先生、お話が」昌美から呼び出さ
れた。
直美は言われるまま、部室に入ると昨日の生徒が項垂れている。
「直美さん、この子から事情は聞きました。本当に申し訳ありませんでした。この子
にも罰を与えますから、許して下さい」昌美が言うと生徒は服を脱ぎだす。

 「昌美さん。罰って、どんな事ですか?」
「もうすぐわかります」昌美がそれしか言わないから、黙って見守ると、生徒は全裸
になっていく。
すると、十字架に両手を縛られて、足を開かされた。
「わかっているわよね、悪い事をしたんだから…」

 「はい、罰を受けます」
「いい心がけよ。始めるわ」昌美の合図で股間の絨毛に石鹸液が塗られて(ヘアを剃
るんだ!)驚きの顔になった。
「わかったみたいね。罰として、ヘアを剃るの」その言葉通りに、カミソリが当てら
れ、絨毛が消されて、汚れを知らない淫裂が露わになっていく。

 (綺麗だわ。ピンクが綺麗だ…)露わになった淫裂に感心して見ている間にも、絨
毛が消え去り、割れ目が剥き出しになった。
すると、昌美は靴べらのようなもので、淫裂を叩き出す。

 さすがに、女の急所を叩かれては「ヒ~!」悲鳴を上げ全身を震わせていく。
それでも、淫裂を叩き、乳房も叩いていく。
「もうしません、絶対にしません!」痛いのか、涙を流している。

 「約束できるの?」昌美が乳房を揉みながら尋ねると「もう、悪い事はしません!」
二度としない事を誓った。
「信用するわ。解いて」腕が解かれ、自由になると「昨日はありがとうございました。
お礼に奉仕します」直美のスカートを脱がしていく。

 「やめて、何するのよ!」
「やらせてあげて。これも償いなのよ」直美がおとなしくすると、スカートが脱がさ
れ、淫裂が剥き出しになった。
すると、両手と舌で愛撫を始める。
「ダメ、そんな事されたら…」快感が走って太股が震えている。

 「これがお礼よ。この子が精一杯やるから受け止めて!」
「ダメよ…ここは学園よ…」そう言いながらも頭を撫でている。
(気持ちいい、お汁が流れていく…)自分にも淫裂から淫汁が流れていくのがわかる。
(このままでは、声が出ちゃう…)限界を感じて「昌美さん、もういいわ…。このま
まされたら…」頼んだ。

 それは、昌美もわかったのか「ここまででいいわ、服を着なさい」やめさせ、服を
着させる。
すると、生徒は濡れた淫裂をハンカチで拭き取り、スカートを戻す。
「ありがとう。後は自分でやるからいいわ」ホックをかけ直して、乱れを直していく。

 「ところで直美さん、写真を撮られたそうね」
「誰にも見せないと言っていたけど、信用できるかしら?」
「心配なら、私が間に入るけど、どうする?」
「できたら、お願いします。ヌードを晒したくありませんから…」
「わかったわ、私に任せて」その後直美は部室に戻った。

 そして、数日が過ぎ、いつものように職員室で授業の準備をしていると「直美さん、
これで全部よ」
写真部が撮ったヌードを差しだす。
「どうして、こんな事が出来るの?」
「それは秘密。それから、メモリーも全部消させたし、コピーもないそうよ」

 「信じられない。昌美さんがそんな事できるなんて!」
「何も驚く事はないわよ。それより、この写真は私に頂戴。子供のくせに、良く撮れ
てるし」
「恥ずかしいわ。ヘアがないから割れ目が写ってるし…」
「それがいいのよ、大事に扱うから」昌美は数枚抜いて仕舞い込んみ、直美もバック
に仕舞い込む。
(それにしても、昌美さんって、何者かしら?)考え込んだ。