「十字架のある学園」
               
 赤星直也:作
第11話 狙われた早苗

 それから数日が過ぎた日、近藤が「水沢先生、放課後に来てください」陽子に声を
掛けた。
「わかりました、伺います」この時、陽子は近藤の企みなど知るよしもなかった。

 陽子は、近藤から言われた通り、放課後になると校長室へ向かい「失礼します」校
長室に入ると景子と水谷がいる。
「教頭先生、どうしてここに?」
「私が呼んだんだ。2人に用事があってな」

 「どのような事でしょう?」
「実は、生徒が水沢先生のヌード写真を持っていましてね」水谷は目を輝かせながら
言う。
「そんな、嘘よ。嘘に決まっている…」顔が真っ青になり、体も震えている。
「嘘かどうか、確かめてくれ」水谷から写真を受け取ると「そんな~!」悲鳴に近い
声を上げた。

 写真は陽子が騎乗位で高田と結合している写真で、淫裂には肉竿が食い込んでいる
のもわかる。
「これでも違うというのかね?」
「合成です。合成写真にに決まってます…」否定した声が上擦っている。

 「合成ね。それじゃ、これはどうかな?」両手を後ろにやり、淫裂と乳房を露わに
している写真だ。
「こ、これも合成です…」
「そうかな、この写真だと、オ○ンコを剃っている。水沢君のを確かめればわかるぞ

「私にヌードになれとおっしゃいますの?」
「その通りだ。イヤとは言わせない」

 「イヤに決まっています。ヌードにはならなりません!」
「そこまで言うなら、生徒を呼ぶけどいいんだな?」
近藤の言葉に「それだけはやめて下さい…」泣き声に変わった。
「泣いたってダメだ。オ○ンコがこの写真と同じか、確かめないと」近藤は景子の顔
を見た。

 「校長先生。その通りですが、女性が1人だけでヌードになるのは抵抗があります
から…」景子も上擦っている。
「教頭、それはどういう意味かな?」
「私も脱ぎます。ですから、校長先生も脱いで下さい。それなら脱ぎやすいと思いま
すが…」景子は泣き顔になっている。

 「それは良い考えだ。早速、教頭から脱いでくれ」近藤と水谷はしてやったりの顔
になっている。
「それでは、私から…」景子は皆が見ている前で服を脱ぎ始め、それを皆で見ている。
景子は下着を着けてないから、上着を脱ぐと乳房が透けている。

 「教頭、もしかして?」
「はい、そのもしかです。ブラジャーを着けると胸が絞められて」ボタンを外し、前
を広げると乳房が飛び出し揺れていく。
「そんな、男の前でヌードになるなんて…」陽子は唖然としているが「何を驚いてい
るのよ。あなたもやるのよ!」平然と腕から抜いて上半身が剥き出しになった。

 景子は乳房を揺らせながらスカートを引き下げると、露わになった股間には絨毛は
生えておらず、淫裂が剥き出しになっている。
「ほう、下も着けないんだ!」
「ええ、これが好きでして…」泣き顔のままスカートを脱ぐと、白いストッキングと、
ガーターベルトだけを身につけていた。

 「いいね、これはいいよ」近藤は笑顔になって乳房や淫裂を触っていく。
「校長先生。その前に、脱がないと…」言いながら手を押さえる。
「そうだった、俺も脱がないとな」近藤も脱ぎだし、次々と脱いで全裸になったが、
肉竿がそそり立っている。
「校長、元気がいいですね。次は私の番ですか」水谷も脱いで全裸になっていくが
(どんな事があっても、私は脱がないからね)陽子は近藤の肉竿を見つめている。

 「水沢先生、残るのはあなただけですよ」
「ヌードになるなんて、私には出来ません!」
「今更なんですか、私に恥を掻かせる気なの?」
「そんな、恥を掻かせるだなんて…」いつもと違う景子に陽子も戸惑った。

 「脱がないなら、それでもいいぞ。写真が表沙汰になるだけだから」そう言われれ
ば「脱ぎます、今すぐに…」そう言うしかなく、陽子もスーツを脱ぎだし、次々と脱
いで下着姿になった。
「ほう、白とはおとなしいな。子供でも色っぽいのを着ているのに」
「これしか持っていませんから…」そう言いながら、背中のホックを外すと白い乳房
が飛び出し揺れていく。
(恥ずかしい、こんな所で脱ぐなんて…)泣き顔をしながら両手を下げてブラジャー
を外した。

 「これで、許して貰えませんか?」
「オ○ンコを確認すると言っているんだ!」強い口調で断られ、最後の布地に手を掛
け、引き下げていく。
(性器を見られてしまうわ)体が震え、乳房も揺るれている。

 それでも、膝まで下げると背中を丸めて足を抜いていく。
(こんな事になるなんて…)思わぬ展開に戸惑いながらパンティを脱いで全裸になっ
た。
「手を退けろ!」言われるまま、股間を隠した手を退けると、恥丘にわずかに絨毛が
生えてるだけで、淫裂が剥き出しになっている。

 「どれ、どれ」近藤は正面に腰を下ろして淫裂を触わりだした。
「やめて下さい。確認だけのはずです!」
「中も確認しないと。教え子とやったんだろう?」
「それは、無理矢理でしたから…」

 「そうかな、水沢先生からオ○ンコしてと頼まれたと聞いたが?」
「そんな事言いません。私は教師です」
「証人もいるよ。一緒に、オ○ンコしたと認めているが」
「嘘よ、そんな事言うはずないわ」

 「それが認めたのよ。あなたはまだ認めないの?」景子も辛そうな顔をしている。
「申し訳ありません。確かにセックスして下さいと頼みました…」遂に泣きながら認
めた。
「これは問題ですな。首どころか、週刊誌のネタになってしまいますよ。もう、まと
もな仕事には着けないかも…」

 「その通りだ。あったとしても風俗店くらいかな」近藤と水谷が困った顔をしてい
ると「お願いです、この事はなかった事にして下さい」景子が2人に頭を下げた。
「そう言われても、教え子と肉体関係を、黙って見過ごすわけには行きませんよ」
「そうですよ、いくらセックスがしたいと言っても、教え子とはね」2人は口を合わ
せて言う。

 「それでしたら、お二人で水沢先生の性欲を解消なさっては?」景子からとんでも
ない言葉が飛び出し「そんな、仕事仲間とセックスだなんて…」唖然とする陽子だ。

 「教頭、それは良い考えです。それでは始めます!」近藤は陽子に抱きついた。
「イヤです、セックスはしません!」
「そんな事言って。本当はやりたいくせに!」強引に仰向けにさせると「やめて、イ
ヤです!」陽子が暴れ出し、景子と水谷が押さえる。

 「行くぞ!」近藤の肉竿が、狭い膣腔を押し広げながら入り込んだ。
「ヒ~!」当然、痛みに悲鳴が上がると「我慢して。時機に良くなるから」陽子を押
さえていた景子は、乳房を揉み出す。
「ダメ、そんな事ダメ!」首を振るが、肉竿はピストンを始め、景子の指も乳首を撫
でていく。

 それには「あ、あ、あ~!」ピストンに合わせ、声を上げ淫汁も流れ出した。
「気持ちいいだろう。これだったら、いつでもやってやるぞ」満足そうに腰を振り続
けた。
近藤の肉竿がピストンを速めると、陽子の力が抜けてされるがままになっている。
それを待っていたのか水谷がカメラで撮り出した。

 やがて、近藤は登り詰めて肉竿を抜くと、先端から白い液体が吹き出ていく。
「校長先生、次は私が相手します」水谷はグッタリした陽子を俯せにし、腰を持ち上
げると、腰を押しつけ、淫裂に肉竿を淫裂に押し込んだ。

 それには「あ~!」声を上げ、体をくねらせていく。
「オ○ンコの中まで入るから、気持ちいいでしょう?」根本まで押し込むとピストン
を始め「ダメ…。これはイヤ…」首を振りながら拒む。

 「そんな事ないでしょう。ほら、こんなに入るし…」わざと、肉竿を強く押し込む
と「あ~!」手を握りしめ、叫び声をあげた。
水谷は「オッパイにもしてあげますよ」背中に胸を押しつけ、乳房を掴むと、握りし
めたまま肉竿のピストンを続ける。

 「やめて…。変になっちゃう…」
「これが、本当のオ○ンコです。レズよりもいいはずですよ」なおも肉竿をピストン
して、絶頂を迎えた。
「出る、出る!」肉竿を抜くと「私に下さい…」おとなしく見ていた景子が、正面に
膝を付き、肉竿を口に入れ、唇で擦り出した。

 「ウグ、ウグ!」ヌルヌルした肉竿を、唇で擦っていくと限界に達して、喉奥で噴
射を始める。
水谷は「う~」肉竿を絞るようにして、全てを出し切ると「ゴクン!」景子が飲み込
む。
「教頭先生、私の味はいかがですか?」
「おいしいです。またお願いします…」口を手で拭いてからグッタリした陽子に抱き
ついた。

 「水沢さん、今度は私がしてあげるわ」景子は陽子に覆い被さり、4個の乳房が潰
れている。
(何も、こんな所でしなくても…)戸惑う陽子だが、景子は唇を重ねると、乳房を撫
でだす。
景子は女性の弱点を知っているから、丁寧に撫でていき、膨らみきった乳首を吸い出
すと「あ、あ、あ~!」声が上がっていく。

 「どう、気持ちいいでしょう。これなら、いくらでもしてあげるわよ」手を伸ばし
て、淫裂も触りだし、景子の指は淫裂の上にあるピンクの突起を撫でていく。
「ダメ、そんなのダメ…」声を上げながら腰が動き出す。
「凄いな、これがレズか」近藤はカメラに収めていくが、2人だけの世界に入り込ん
で、気にも留めていない。
「いいわ、凄くいいわ!」「私もいいわよ」2人の淫裂には指が入って淫汁が流れて
いた。

 やがて、満足したのか「ハア、ハア!」胸を弾ませ、仰向けになったまま動こうと
しない。
近藤と水谷はズボンを履きながら「水沢先生、私にもオ○ンコ丸出しの素っ裸を撮ら
せて貰えませんか?」と頼み込む。
「そんな、ヌードを撮るだなんて。私はモデルではありません!」

 「イヤとは言わせませんよ。この写真が表沙汰になるよりは、ましなはずです!」
「私を脅すんですか?」陽子の顔がブルブル震えている。
「脅すなんて、とんでもありません。水谷先生だって撮って欲しいでしょう?」肉竿
が押し込まれた写真をちらつかせた。

 「わかりました。モデルをやります…」泣き声で承知するしかない。
「何も、泣く事はないですよ。それよりも、服を着ないと」近藤の言葉で我に返った
景子と陽子は、脱いだ服を着て、着終えると校長室から出て行く。

 「校長、うまく行きましたね。後は倉橋ですね」
「そうだな。倉橋は俺の好みだから。俺が真っ先にオ○ンコしたいな」
「それでしたら、そのように取りはからいますが、私にもお裾分けをお願いしますよ」
「当然だ。今までの苦労を償わせないとな」近藤と水谷は笑いながら話していた。

 その言葉通りに、近藤は数日後に授業で静まりかえった校舎の中を歩いて音楽室に
入った。
中では早苗がピアノを弾いている。
近藤はそれを邪魔するかのように「倉橋先生、話があります」声を掛けた。

 「わざわざ、校長先生からおいでにならなくともいいのに…」
「それはそうですが、ここでのほうが私にとっては都合がいいですから」
「都合ですか?」
「そうです、早速ですが本題に入らせてもらいます」近藤は水谷が陽子のアパートか
ら盗んだ早苗のヌード写真を見せた。

 「こ、これを一体どこで…」早苗の顔がブルブル震えて蒼白になっていく。
「ある所からです。それにしても、教師がヘアヌードとはいただけませんね。教育委
員会に報告しますよ」
「待ってください。それには事情がありまして」早苗は泣き声になっている。

 「そうは行きませんね。あなたには手を焼いていましたからね。この写真が公にな
ったら、あなたの働き口はなくなりますよ」近藤の強い口調に早苗は「う、う、う!」
嗚咽をあげだした。
それを見て「ですが、私にも情けというのがありましてね。私にここで裸を見せてく
れるというのなら、考え直しますが…」

 「そんな~。私にヌードになれだなんて…」
「それがイヤなら、教師を辞めてもらいます。この写真をマスコミにも流しますよ」
「お願いです、それだけは許して下さい」頭を深々と下げた。

 「イヤなら、私の言う通りにして下さい。それなら考え直します」ニヤリと笑う近
藤だ。
早苗は暫く考え「わかりました…。ヌードをお見せします…」決意したのか服に手を
掛けた。
(うまく行ったぞ。必ず、俺の女にしてやるからな)それを笑顔で見ている近藤だ。