「十字架のある学園」
               
 赤星直也:作
第9話 直美の裏切り

 それから数日後、職員室で授業の準備をしている陽子に「陽子さん、帰りに寄って
いかない?」珍しく直美が話しかけた。
「どういう風の吹き回しかしら。私を誘うなんて…」
「また、陽子さんとしたくなったの…」耳元で呟いた。

 「そうなんだ。そう言われたら断れないわ。いいわよ」
「良かった、帰りも一緒よ」
「いいわよ、部活は休むから」何も知らずに承知する陽子だが、直美は水谷に指示さ
れた通りの事をしたまでで、水谷がジッと見ている。

 2人は授業を終えると、明日の準備を急いで終えて校舎から出た。
「陽子さん、泊まってもいいのよ」
「それだったら、着替えを持っていかないとね、私のところに寄ってからでいいでし
ょう?」
「かまわないわよ」2人は陽子のアパートに立ち寄ってから直美のアパートへと向か
い、陽子を部屋に入れる。

 「こんな、粗末な所ですが」直美は急いでコーヒーを入れ「お口に合うかしら?」
テーブルに置くと「ありがとう」陽子は口を付け「いいわ、私の好みよ」なおも飲み
込む。
2人は世間話を始めたが「なんだか、眠くなったわ」陽子が眠気を感じている。
「少し、横になった方が良いわよ」
「そうさせて…」横になるとすぐに眠りについた。

 それを見て、直美は水谷に電話を入れると、程なくして水谷だけでなく佐藤と高田
の3人が現れた。
「うまく行ったようだな」水谷は陽子のバックからキーを取り出す。
「暫く預かる。その間に素っ裸にしろ。後はこの2人がやるから」
「警察沙汰はイヤよ、約束して!」
「大丈夫だよ、お前だって裸の写真を撮られたじゃないか」確かに水谷の言う通りだ
が、乗り気ではない。

 「やらないなら、約束違反と考えるが」
「やります、ですから…」
「それだったら、始めろ!」水谷が言い残して出て行くと「先生やって、うまく撮る
から」催促される。
「わかった、やってみる」恐る恐る陽子の服に手を掛けた。

 直美がボタンを外して脱がせていくと、高田と佐藤が撮っていく。
(ごめんね、こんな事したくないけど)詫びながら次々と脱がし、下着だけにした。
「上から脱がせて!」言われるまま、ブラジャーのホックを外すと、カップから乳房
が飛び出した。
「いい乳してる。早くオ○ンコしたいな」陽子の乳房に肉竿を膨らませながらスイッ
チを押した。

 直美はブラジャーを剥ぎ取り、パンティを引き下げると恥丘が露わになった。
そこには直美と同じく、わずかの幅で絨毛が短く残され、淫裂が剥き出しになってい
る。
「いいね、ヘアを剃っているぞ!」カメラを構え、2人ははスイッチを押しまくる。
その前で、直美は足首から、パンティを脱がせて陽子を全裸にした。

 「次は、先生の番だよ、早く脱いでよ」
「お願い、ヌードにはなるけど写真はイヤなの」
「ダメだよ。水谷先生から言われているんだから」
「そうだよ、素っ裸になって抱きあわないと困るよ」
「わかったわよ」渋々服に手を掛け、脱ぎだした。

 直美は、2人が見ている前で、次々と脱いで全裸になっていく。
「これでいいのね?」恥ずかしいのか、股間から両手が離れない。
「いいよ、早く始めて」催促されるまま、眠り込んだ陽子に抱きつき、唇を重ねた。
(こんなの、趣味じゃないのに…)目を閉じ、唇を重ねていると、スイッチが押され
る。
(撮らないでよ、これは演技なんだから)それでも唇を重ねると、体をずらして乳房
を吸いだす。

 それには「うっ!」眠り込んだ陽子が反応して声を上げたが、直美は吸い続けた。
「先生、次はオ○ンコだよ。指でやって」言われるまま、乳房から股間に手を動かし
て淫裂を触りだすと高田と佐藤が撮っていく。
直美は乳首を吸ったまま、指を淫裂に入れ動かし出すと腰が浮いて動き出した。
(気持ちいいのね、膣も濡れているし…)指がヌルヌルしていく。
それでも、指を動かし続けると淫汁が流れ出した。

 直美が、なおも指を動かしていると「先生、僕も仲間に入れてよ」いつの間に脱い
だのか、全裸になった高田が陽子に覆い被さった。
「ダメよ、そんな事ダメ!」
「水谷先生が、オ○ンコの中に出さなければ、やってもいいとい言ったよ」
「そんな、レイプ同然の事をするなんて…」顔をしかめる直美を無視し、陽子の足を
開かせ肉竿を押し込んだ。
「入れたぞ。うまく撮れ!」
「わかっているよ」佐藤はスイッチを押し続けた。

 「さてと、写真はこれくらいにして本番と行くか」なおも押し込み、ピストンを始
めた。
「ピシャ、ピシャ!」股間同士がぶつかり、音が響いていく。
佐藤はそれを暫く撮ると「先生、俺もやりたくなったよ」服を脱ぎだした。
「やめて、セックスは抜きのはずよ!」
「そう思ったけど、もうこんなになってるし」パンツを脱ぐと、肉竿がそそり立って
いる。

 「お口でするからいいでしょう?」
「オ○ンコでしてよ、先生が上になって!」
「そんな私が上だなんて…」
「イヤなら、四つん這いだよ」佐藤は直美を押し倒し、四つん這いにすると「やめて、
上でやるから、後ろから入れないで!」騎乗位を承知した。

 佐藤が仰向けに寝ると、直美は跨り、肉竿を握りしめて淫裂を押しつける。
「う~!」淫裂は肉竿を受け入れる準備が、まだ出来ていないから、痛みに呻き声を
上げる。
それでも、ゆっくりと腰を下ろして淫裂深く吸い込むと動かし出す。
「気持ちいいや。先生にして貰えるなんて夢のようだ…」佐藤は乳房を揉みながら満
足顔になっている。

 同じように、高田も肉竿のピストンをしていた。
「気持ちいいや。もうすぐ出そう…」次第に登り詰めて絶頂を迎えた。
「出る、出る!」肉竿を抜くと同時に、先端から液体が噴射していく。
「良かった、間にあって!」恥丘には液体が溜まっている。

 「僕も行きます。出しますよ」
「お腹はイヤ。外に出して!」逃れようとしても腰を押さえられ動けない。
「イヤ~!」膣の奥に暖かいのを感じて悲鳴を上げたが「岡崎先生のオ○ンコには、
出していいと言われているよ」佐藤は動じない。
「出来たらどうするのよ。責任取れるの?」直美は股間を押さえたまま浴室に飛び込
んむと同時に、水谷が戻ってきた。

 水谷は鍵をバックに戻すと「うまく撮れたか?」カメラを覗いた。
「多分、大丈夫だと思います」2人が撮った画像を水谷に見せと「ほう、うまくやっ
たようだな」笑顔になっている。
「もちろんです。水沢先生とオ○ンコもしましたよ」高田は得意気に話した。

 「そうか、やったのか。それだったら、俺もやらないとな」水谷も負けじとズボン
を脱ぎ、下半身を剥き出しにして意識のない陽子に覆い被さった。
それには「う、う~!」意識がないはずだが、呻き声を上げ出す。

 それでも、容赦なく、淫裂を肉竿でピストンを続けた。
やがて、水谷も昇りきったのか、肉竿を抜くと動きを停めて先端から噴射する。
「俺も、やりたいな」佐藤が陽子に挑んだ。

 「それだったら、俺も!」高田は直美に挑んだ。
「もうダメ。痛いからダメ!」逃れようとするが、腰を押さえられ、後ろから肉竿を
押し込まれる。
「やめて、お願いだから抜いて…」叫んでも肉竿がピストンを始め、膣の痛みを堪え
ていると「いや~!」悲鳴を上げ、淫裂から液体を流し出す。

 同じように、佐藤も昇りきり、陽子の股間に噴射した。
「酷いわ、お腹に出すなんて」泣き声になりながらも、また浴室に入って淫裂を洗い、
戻ると水谷達はズボンを履き元通りになっていた。

 「いいか、何もなかったように振る舞うんだ!」それだけ言うと3人は帰った。
「どうしたらいいのかしら。陽子さんをこんな目に遭わせて」詫びながら、股間に溜
まった精液を拭き取ると抱きついた。

 翌朝、陽子が目覚めると全裸に驚き(直美さん、私とエッチしたんだ…)膣の痛み
で悟った。
そんな事とは知らず、直美は陽子の乳房を握りしめていた。
「直美さん、今度は私がするね」直美に抱きつき、乳房を吸い出す。
直美は「ダメよ、そんな事されたら」口ではそう言うが拒まず、陽子のされるがまま
にしている。

 それをいい事に、今度は股間に顔を埋め、淫裂を指と舌で触りだし、直美は「あ、
あ、あ~!」声を上げ、淫裂から淫汁が流れていく。
「私にされると、気持ちいいでしょう?」
「そうなの。何か、変な感じになっちゃう…」腰が動きだすと陽子は指の動きを速め
た。

 「あ、あ、あ~!」腰の動きが速まり、淫汁の量も多くなって「ダメ、行く…行く」
叫ぶとパタリと動きが停まった。
「行ったのね。これからもしてあげるから」乳房を撫でながら唇を重ね、その後シャ
ワーを浴びると学園に向かった。

 職員室でミーティングを行い、教室に向かうと「直美、うまくやったろうな?」水
谷が声を掛けた。
「多分、気づかれないと思うけど…」
「それならいい。後は言い通せよ」そう言うと体育館に向かうが「本当に大丈夫なの
かしら?」心配だった。

 授業が終わり、陽子はアパートに戻ったが「何か変だわ、気のせいかしら?」雰囲
気が変わっている。
「昨日、直美のところに泊まったせいかな」そう言いながら、引き出しを開けると小
物が乱雑になっていた。
「おかしいわ。もしかして…」大切に仕舞い込んだアルバムを捜した。
「ない、アルバムがない…」顔から血の気が引いてブルブル震えていく。
「どうしよう、ヌード写真が盗まれたなんて言えないし」オロオロするだけで何も出
来ない。

 それでも、気を取り直してパソコンのスイッチを入れた。
「消えているわ。ヌードだけが消えている!」唖然となった。
「ヌード写真が目当てだわ。一体誰がこんな事を…」ただ怯えるだけだ。
「どうしよう、直美と早苗には言ったほうが良いのかしら?」電話を持ったが「とに
かく、暫く様子を見ないと」すぐに戻した。

 翌日、陽子は落ち着かない様子で授業をしていた。
そんな陽子に「先生、放課後に話があります」高田が声を掛ける。
「何の用事なの?」
「後でわかりますよ。とにかく、誰にも言わないで下さい」
「わかったわ、放課後ね」陽子が承知すると高田は急いで去る。
「まさか、あの子が盗るわけないし…」不安はあった。

 そして、放課後になると高田が職員室に現れた。
「先生、いいですか?」
「いいわよ、今行くから」高田と一緒に写真部の部室へと向かった。
陽子が部室に入ると、全裸になった直美が泣きながら立っており「そんな!」驚きの
声を上げた。

 「直美さん。どうして、ヌードに?」
「陽子さんのせいよ。ヌード写真がこの子達に渡って…」後は声にならない。
「これを、見つけたんだ。素っ裸の写真を!」佐藤は水谷から教わった通りに、写真
を並べる。
「そんな、人の家から盗み出すなんて!」

 「警察に言ってもいいよ。どうせ、写真だから大した罪にはならないし…」
「そう言う事。それよりも、先生の方が困るんじゃないかな?」高田は立ったままい
る直美の乳房を揉み出す。
「やめて。もうやめて下さい!」
「それは、水沢先生次第だよ」
「私次第というと?」

 「ヌードだよ。岡崎先生のように、素っ裸になってよ!」
「バカ言わないで、私は教師よ。そんな裸にはならないわよ!」
「それなら、岡崎先生とオ○ンコだな」高田はズボンを下げ、肉竿を露わにした。
「やめて、ヌードだけにして下さい!」
「だって、水沢先生がヌードにならなからだよ。だから、こうやって!」直美の背中
から肉竿を押し当てた。

 「やめなさい。私も、ヌードになればいいんでしょう?」
「そうだよ。素っ裸になれば、この事は誰にも言わないよ」
「約束できるの?」
「出来るよ。何なら、僕のチンポを撮ってもいいよ」
「わかった、脱ぐから、直美さんには手を出さないでよ」

陽子は責任を感じ、3人が見守る前で服を次々と脱いで下着姿になった。
(こんな事になるなんて…)恨めしく思いながらも背中のホックを外し、乳房を露わ
にしたが、教え子の前では恥ずかしいのか震えている。

 「以外だな。思ったよりも大きいや!」2人は辱めるかのように声を上げだす。
「声を上げないで。聞こえたら困るから」声も上擦っている。
それでも、両手でパンティを掴むと引き下げた。
「へえ、剃っているんだ。オ○ンコが丸出しだぞ!」
「本当だ、岡崎先生と同じだ!」
「お願いだから、喋らないで…」淫裂を見られると泣き声になっている。

 それでも、背中を丸めて、パンティから足を抜いて全裸になっていく。
「これで、いいんでしょう?」
「オ○ンコから手を退けないと」言われるまま手を退けると、カメラを構えられた。
「イヤ、写真はイヤ!」慌ててうずくまり、顔を隠した。
「そんな事するなら、これは返さないからね」脱いだ服を持ち出そうとする。

 「やめて。そんな事されたら出られない!」
「だったら、写真を撮らせてよ」
「わかったわ。その変わり、誰にも言わないで」気丈な陽子も泣き声だ。
「わかっているよ。、早く済まそうよ」陽子は立ち上がり、後ろで両手を組んで乳房
と淫裂をカメラの前に晒すと「いいよ、ずごくいい」スイッチが押される。
それと同時に(教え子にヌードを撮られるなんて…)悔しいのか、涙が流れている。