「淫らな離島」

                     赤星直也:作

第9話 全裸の踊り

 麗華と舞子は辱めを受けた後、衣服を着込んでいく。
「また、犯された…。後妻になるしかないのかしら…」項垂れる舞子で「私も妻になるまで恥ずかしい思いをさせられるの?」「そうなの。ここではそうなの」麗華と舞子は服を着込むと宿舎に戻った。

 そして、夜の10時になった。
麗華はストッキングとガーターベルトだけの姿で部屋からそっと出ていく。
(誰にも見られませんように…)忍び足で歩いていくと「麗香さん!」全裸姿を恵子に見られてしまった。

 「今夜、遅くなるかも知れません…」乳房と股間を晒したまま、うっすらと涙をにじませると「お風呂、わかせておくから汚れを落として寝た方がいいわ」恵子は何も言えなかった。
「ありがとう、恵子さん」礼を言って玄関でバレエシューズを履くと外に出た。

 玄関を出ると島民が麗華の現れるのを待っていた。
「撮らないで、お願いです!」泣きそうな顔で言う麗華で(オッパイとヘアを隠したいけど、隠したらバツのセックスをしなければならないし…)唇を噛んで大通りに向かって歩いて行く。

 「先生、動かないで!」島民達は、麗華の乳房と股間を晒す姿をカメラに収めていく。
「撮らないで。撮っても仕方ないわよ!」泣き声で叫ぶと「祭の時の作品だよ。写真展が開かれ、賞金が出るんだよ」打ち明けた。

 「ヌード写真に賞金が出るの?」
「そうだよ。10万もらえるから先生の素っ裸を撮らせて!」閃光が瞬いていく。
「いや、撮らないで、もう十分撮ったでしょう!」泣きながら歩いていく。
 
 大通りに出るとライトが煌々と灯されていた。
「あそこね」そこは、舞子がこの前に踊った場所と同じ場所だった。
「待ってました!」島民達は麗華が現れると声をあげて迎えた。

 「いいね、黒い靴下と腹巻きが…」
「父ちゃん。ストッキングとガーターベルトと言うの。腹巻きじゃなくて、ガーターベルト!」
「そうか、ガーターベルトか。母ちゃんも持ってるか?」
「あるわよ。この前の婦人会で東京に行ったとき買ったわよ」

 「今夜、着てくれよ。いいだろう?」
「わかったわ。父ちゃん、今夜楽しもうね、陽子先生から避妊薬をもらって飲んでいるの」
「中に出してもいいんだな、母ちゃん」麗華のストッキングとガーターベルトに島民も興奮している。

 「麗華、始めるぞ!」ステージの中央に上がると同時に音楽が流れた。
それに、カクテルライトが麗華を照らして(同じだわ、舞子さんの時と!)麗華は健次に教わった通りに踊っていく。
(ここで、足を上げるのね…)恥ずかしさを堪え、大きく足を上げると「オ○ンコだ、オ○ンコが見えた!」どよめきが上がっていく。

 「父ちゃん、まだ出しちゃだめよ。先生と同じ姿になるから我慢するのよ」
「わかっているよ」股間を押さえ噴射を堪えている。
(いやらしいわ。私のヌードで興奮しているなんて…)乳房が円を描いて揺れていた。

 踊りが進むに連れ、麗華も汗が流れてライトでテカテカ光って乳房、股間がまぶしいくらいだ。
「新任の先生とオ○ンコしたいな…」
「だめ、そんな事したら離婚だからね」
「冗談だよ」麗華の揺れ動く全裸にボルテージが上がっていった。
 
 そして、踊りもファイナルに入った。
「す、すげえ。オッパイがあんなに揺れていく!」
「オッパイだけじゃないよ、オ○ンコがパクパク動いている!」麗華の開脚に島民達は食い入るように股間を見ている。
(見ないで。性器だけは見ないで。お願いだから…)顔を背けるが容赦なくカメラの閃光が瞬いていく。
(撮られた。性器を撮られた…)音楽が終わると同時にうずくまる麗華だ。

 「麗華、よくやった。ご褒美のオ○ンコだ!」生まれたままの姿で孝史が近寄ってきた。
「許して、お願いですから…」
「だめだ。やらないといけないんだ!」麗華はステージに押し倒された。
「お願いですから、せめて、優しく入れて下さい…」目を閉じて言うと「わかっているよ。塗っておいたから、安心しろ」孝史の肉竿がゆっくり麗華の胎内を突き刺していく。

 「あ、あ、あー!」喘ぎ声をあげるが(痛くない。それに気持いい!)ゼリーは肉竿と淫裂の滑りをよくしている。
(噛んで欲しい…。乳首を噛んで…)麗華は乳房を揺すって孝史を誘った。

 「麗華、オッパイにして欲しいのか?」
「欲しく何かない…。孝史なんか嫌い…」しかし、言葉とは裏腹に股間を密着させていく。
(頂戴、もっと入れて!)そんな麗華をからかうように孝史の姿勢が入れ替わった。

 「いや、こんなのいやー!」叫ぶが、孝史の上に馬乗りにさせわれ腰を振らされていく。
「恥ずかしい…。こんなのいや。何でもするから許して、孝史さん…」
「本当に、何でもするんだね?」
「こんな、恥ずかしい思いをぜずにすむなら何でもするわ」それが、後でとんでもない事になるとは知らずに承知してしまった。

 「だっこでやろう。だっこで!」
「あれは、奥までオチンチンが突き刺さるんでしょう。きっと痛い…」怯えるが抱き上げられた。
「ヒー!」悲鳴をあげながら必死に落ちまいと抱きついている。
「ち、膣の奥にオチンチンが、オチンチンが!」叫ぶ麗華だ。
 
 「麗華、俺の嫁になれよ。もっと楽しもうよ」
「いやよ、卑怯な手段を使ったから許せないわ。セックスは許すけど、絶対に妻にはならないからね、絶対に!」拒むんだ。
「しかたない。オ○ンコだけはやらせて貰うからな」太股を揺すっていくと「あ、あ、あー!」麗華と孝史の結合した股間がカクテルライトに照らされている。

 「もうすぐ出すよ。孝史は」
「そうだよな、もう限界のはずだよな」島民が見守る中「イヤー。お腹の中はイヤー!」麗華は体を反らせて悲鳴をあげ、それと同時に淫裂から白い液体が流れていく。
「見ろよ、膣内射精だぜ」
「やはり、限界だったな」ポタポタ垂れる精液を眺めていた。

 「麗華、この次はバックからだぞ」(あんなの獣のする事よ)無視している。
麗華が孝史から降ろされると同時にルミと陽子が白衣姿で上がってきた。
(ルミさんと陽子さんだ…)恥ずかしそうに麗華が顔を背けると「安心して。私もヌードのお披露目だから」
(お披露目…。じゃ、2人もフルヌードになるんだ!)体を震わせながらルミと陽子を見つめている。

 音楽が鳴り、カクテルライトが真っ白な白衣を染めていく。
「行くわよ、ルミ!」「はい、先生!」ルミと陽子は中央に進み出て抱き合った。
(レズをやるんだわ。変態だし…)麗華の思った通りだで、陽子がルミの白衣のボタンを外していく。
「先生、恥ずかしい!」ルミの胸が開いて乳房の膨らみが見えて「行くからね!」「は、はい…」震える声で返事するルミだ。

 陽子が白衣の襟を掴んで広げると「見ろよ、看護婦さんのオッパイが丸見えだぞ!」「ホントだ、先生だけでなく看護婦さんも素っ裸になるぞ!」乳房を晒すルミのヌードに閃光が瞬いた。
「撮らないで、ヌードは撮らないで!」叫ぶが、容赦はなかった。
「我慢してルミ!」白衣が腕から脱がされ足元に下げられると、真っ黒の絨毛に包まれた股間が露になった。
「見ろよ、素っ裸だぞ。ヘア丸出しの素っ裸だ!」会場の島民がざわめいていく。

 ルミは「恥ずかしい、先生!」今にも泣きそうな顔で言うと「やるしかないのルミ。今度はあなたがする番よ」「はい。先生!」今度は乳房を揺らせながらルミが陽子の服を脱がせていく。

 陽子の肩のボタンを外して上着を捲り上げた。
「女医さんも素っ裸になるのか!」歓声が上がり乳房を晒す陽子の上半身が撮られていく。
「撮られていくわ。ヌードが!」覚悟をしているが体が震えている。

 「先生、行きます!」ルミは陽子のズボンを下げた。
陽子もパンティは履いてなかったから股間の黒い絨毛が露になっている。
「撮らないと。女医さんの素っ裸を!」閃光が瞬いていく。
(恥ずかしい。わかっていたけどヌードはやっぱり恥ずかしい!)
ルミと陽子の目が真っ赤になって体が小刻みに震えており、そんな2人をカクテルライトが照らしている。
 
 そこに忠夫と武が現れた。
「見て、父ちゃん!」
「4人プレイって言うんだよな。これって!」ルミと陽子は立ったまま、背後から肉竿で淫裂を突かれだした。
それでもルミと陽子は唇を重ね、お互いの首を押さえて離れまいとしている。

 「父ちゃん、あれはレズだよね?」
「母ちゃん、わかんないよ。レズは男が嫌いだよな、オ○ンコさせないはずだよな…」
「そうなんだよね。だからわかんないのよ」島民達がざわめいていた。

 そんな雑音を無視して、忠夫と武は腰の動きを一気に早めていく。
ルミと陽子は乳房も掴んで揉み合い、淫裂からはネバネバした透明の液体が流れてきた。

 「気持ちよさそうね、診療所の2人も…」
「当然さ。オ○ンコで感じないのは異常だよ」夫は妻の股間を撫でていた。
島民達はルミと陽子のセックスされている姿を見ていたが、突然「出たわ、膣の中が暖かい!」「私も感じる、膣の中が暖かい!」立ったままの陽子とルミの淫裂からは白い液体が流れ出た。
 
 すると「皆さん、遅ればせながらご報告します。診療所の陽子先生と小山武が、看護婦のルミさんと池田忠夫が結婚することになりました!」孝史が説明した。

 「そうか。これでまた人口が増えるな」島民達は結合したまま並んでいる2人に拍手を送った。
忠夫はルミの乳房を掴み、武も陽子の乳房を掴んでいく。
「恥ずかしい。こんな姿を晒すなんて!」淫裂から精液を流しながら震えている。

 「陽子、興奮するだろう。素っ裸を見られると…」武が聞くと「それも少しあるわ、武さん!」陽子が答え「私もよ、なんだか変な感じなの」ルミも答える。
「でも、人前に裸を晒すのはこれで終わりだよ。今回限りだからね」
「わかってまいす」やがて、4人がステージから降り麗華1人残された。

 不安を感じた麗華だが、再び中央に引き出された。
「今度は踊りを教わった謝礼のオ○ンコだ!」孝史の言葉に健二達4人が上がってきた。
「いいんですね、やっても?」
「当然だ、踊りのお礼だ。でもオ○ンコの中での噴射はだめだぞ、外か口に出せよ」
「心得ました!」健二達は服を脱いでいく。

 「イヤよ。もうイヤです!」泣きながら逃げようとするが「ほら、オ○ンコをしないと」掴まり中央に引き出された。
「僕はバックからが好きなんです」
「そうか、バックか。麗華を四つん這いにしろ!」
「いやー!」叫ぶが四つん這いにされ淫裂を島民に晒している。
「母ちゃん、綺麗だよ。ヒラヒラがピンクだ!」
「まだ、あまり楽しんでいないのよ。私のは父ちゃんのエキスで黒ずんだのよ」麗華の淫裂も写真に撮られてく。
 
 「まずは、僕だ!」健次の肉竿が淫裂に突き刺さって「お願い、抜いて~!」麗華の悲鳴が響いていく。
「きついの。お願い、抜いて!」体をくねらせて叫んでいると「その姿がいいんだよな」健次は一気に動いて「あ、あ、あー!」悲鳴とも、喘ぎ声とも取れる声をあげ続けた。

 「母ちゃん、オッパイが揺れていいね」妻の胸に手を忍ばせると「私のは小さいしね」目を閉じ夫のされるがままの妻達だ。
「でも母ちゃんのが一番だよ、コリコリして」乳首が指で転がされていく。
「だめ、そんな事されたら我慢できないわよ」
「だったら、楽しもうよ」「いいわよ」我慢できなくなった一組の夫婦が会場から消えて物陰で抱き合っていく。
物陰に隠れても「あん、あん、あん!」悶え声が聞こえている。

 「俺もフィニッシュだ!」健次が一気に動いた。
「ひー!」肉竿で子宮の奥深く突き刺されて麗華の体が反っていく。
「でる、でる!」肉竿が抜かれたその瞬間に背中に白い液体が飛んだ。
「父ちゃん、欲しいよ。してよ!」
「わかった、行こう」夫婦達は次々と消えて物陰から悶え声を上げ続けている。

 「だいぶ燃えたな。俺も燃えるか」健次が済むと手下達が麗華に挑んでいく。
「許して、もう無理よ、痛いのよ!」叫ぶ麗華だが、代わる代わる麗華の肉体を求めて肉竿で突き刺していく。

 「いやー!」叫ぶが容赦はせず「飲むんだ!」爆発寸前の肉竿を口の中に押し込まれて「オ○ンコの中よりいいだろう。飲むんだ!」麗華はやむなく、精液を口の中で受け止めた。 

 4人の相手がやっと終わった。
「麗華、オ○ンコは楽しいか?」
「よくない。もう、セックスはしたくない!」泣きながら言うと「そうか、オ○ンコしない方法が一つだけある。素っ裸で生活するんだ。でも、俺とのオ○ンコは続けるが…」
「いやよ、フルヌードを見られるなんて」

 「もう、素っ裸は見られてしまっただろう?」
(そうよ、フルヌードを見られたし、写真にも撮られたんだ!)考え込んでしまった。
「すぐにとは行かないだろうから、今夜一晩考えろ。その気になったら明日から素っ裸だ!」
「でも、もうすぐ来るの。生理が!」
「生理か、その時はパンツだけ履け。でも嘘かどうかのチェックはするからな」

 「いいのね、生理の時のパンティは?」
「いいぞ。今晩考えろ」麗華はステージから降りて宿舎に向かって歩いた。
麗華は孝史の言った言葉が脳裏から離れず、宿舎で汚された体を洗いながらも考えている。
「裸を承知すればここを辱められる心配は無いのね」丁寧に淫裂を洗っていく。
「でも、素っ裸は恥ずかしい。いくら島の皆に見られたからって…」迷っている。
 
 翌朝、麗華はまだ5時だというのに起きていた。
「フルヌードに慣れないと…」麗華は生まれたままの姿で宿舎を出ると散歩に出かけた。
「先生、元気がいいね。オッパイがツンとして!」
「恥ずかしいから堅いのよ。それに、あそこも堅いの」顔を真っ赤にして島民と話していく。

 (先生もすぐに落ちるぞ。オッパイとオ○ンコが良さそうで、孝史か羨ましい…)すれ違う島民達は麗華の乳房と股間を眺めていく。
(見られているわ。でも、すぐに飽きて見向きもしなくなるわ…)体を震わせながら歩いて行く。

 「先生、どうしたの。裸なんて!」生徒の母親が声を掛けた。
「ヌードで過ごそうと思って、慣らしているんです…」俯いて答えると「そうですか、ヌードですか。早く孝史さんの嫁になった方がいいですよ」助言するが(イヤよ、卑怯な手を使ったから許せないのよ)黙ったまま歩いて行く。