落ち行く女教師
                               赤星直也:作
第12話 アナル

 ショーは1時間ほどで終わった。
すると、「皆様、お先に失礼します」2人の女医が、宴会場から抜け出した。
「わかっているわね。今夜は、私が買ったんだからね」
「わかっています…」桃子は腕を掴まれ、引きずられるように歩いていくが「す、素っ
裸だ!」すれ違う客達が、2人の全裸に歓声を上げていく。

 (恥ずかしい、性器を見られるなんて!)桃子は手で、隠すことができないから、乳
房を揺らせながら歩いていく。
同様に、民子も全裸で歩いていて「すげえ、オ○ンコ丸出しだ」「いやだー、ヘアまで
剃って、性器を丸だしするなんて!」

 それには(見ないでよ!)頭を項垂れ、乳房を揺らせながら、歩いているが、足が動
く度に、淫裂が右、左と向いていく。
「変態よ。露出狂だわ、この人!」すれ違う女性が、2人を指さしながら叫んでいた。
(違います。変態じゃありません!)項垂れていたから、すれ違う、相手には見えない
が、涙を流していた。

 桃子と民子は、ビルの出入り口のドアを開けて、駐車場に向かって歩いた。
当然に「キャー!」「オ○ンコ丸出しだ!」すれ違う度に、悲鳴と歓声が上がっている。
「この変態。恥を知りなさい!」気の強い、初老の女性に2人は頬を打たれた。
(やめて下さい、好きで性器を晒している訳じゃないんです!)桃子と民子は、嗚咽を
あげながら歩いている。

 桃子と民子は、駐車場に停めておいた車に乗り込んだ。
「行きましょうか…」女医は同じマンションに住んでいるので、乗り合いでここに来た。
民子と桃子は、後ろの座席で体を屈めて、乳房と淫裂を押さえている。
「あら、恥ずかしいんだ。心配いらないわよ、スモークガラスだから」女医の2人は笑
顔で見つめ、エンジンを掛かると走り出した。

 暫く走ると、繁華街を通り抜けて、住宅街に入った。
「ここなの」正面にマンションが見えている。
車はマンションの駐車場でエンジンが切られ、4人は入り口に向かって歩いて行く。

 ここのマンションには、管理人がおらずに、カードでの出入りになっていた。
女医はカードを入れて入り「ほら、来なさいよ!」民子と桃子も、腕を引かれて入って
いく。
廊下を歩いて、エレベーターに乗り込み、女医の部屋に向かった。

 女医の部屋は、5階で隣同士になっていて、桃子と民子は別れて、指名された女医の
部屋に入っていく。
「残念だわ。住民にもあなた達のヌードを見せたかったのに…」幸いに、住人とは会う
ことなく、道代の部屋に入れた。

 「言っておくけど、私はあなたを一晩買ったんだからね」桃子は入るなり言われた。
「存じてます。今夜は私がお相手します」
「わかっているならいいわ。とにかく,お風呂に入るから、服を脱がせて」
「かしこまりました」桃子は召使いのように衣服を脱がせて道代を下着姿にしていく。

 「これで、よろしいでしょうか?」
「何言っているのよ。これで、お風呂に入れというの?」道代は桃子の両乳房を掴み、
爪を立てた。
「お、お許し下さい。直ぐに、お脱がせします…」息の詰まる思いでやっと言えた。

 「わかったわね。無礼があったら、こうなるからね」
(意地悪だわ、この人!)桃子は、乳房から手を退けられると、道代のパンティを下げ
ていく。
すると,真っ黒な絨毛に覆われた、股間が見えてきた。

 「足を、お上げ下さい」言われたとおりに道代は足をあげ、その瞬間に淫裂が覗いた。
「見えたでしょう、私の性器が!」
「はい、見えました…」
「どんな感想かしら?」もう片足もあげて、パンティから足を抜くと、桃子の両手に道
代のパンティが残されている。

 「綺麗です。形と色が!」お世辞を言う桃子だ。
「そんなに綺麗なら、そこをなめてみなさい。嘘つきね。後でバツをあたえないと」そ
の言葉に怯える桃子は「本当に、綺麗です!」両手で絨毛をかき分け、淫裂の突起を舌
でなめだす。

 (気持ちいいいわ。今夜は久しぶりに楽しめそう…)体が上気していき「わかったわ。
それより、お風呂に入らないと」
「すみません。気が付きませんでした」桃子は立ち上がり、道代のブラジャーを外しだ
す。

 道代はブ、ラジャーを脱がされ乳房が露になり、小振りだが乳首がツンと、上を向い
ている。
「あなたも一緒に入るのよ。素っ裸にならないと…」
「はい、わかりました」桃子は急いで、黒いストッキングを脱ぎ、身につけているのは
首輪だけだ。

 「これで、よろしいでしょうか?」両手を後ろにして、全裸姿を見せる。
「それで、いいわよ」2人は浴室に入るが、浴槽は熱いお湯で溢れていた。
ここの浴槽は、循環式だからお湯を交換する必要がなく、いつもお湯であふれている。

 「ほら、体をあらうのよ。あなたの体でね」ニヤリと桃子を見つめた。
「体で、ですね?」桃子は石鹸を泡立てだした。
「そうよ、あなたの体で私を洗うの」桃子を見つめながら言う道代だ。

 桃子は石鹸を泡立てると、乳房や股間に塗っていき、全身に塗り終えると「お洗いし
ます」正面から道代に抱きついた。
(恥ずかしい。こんな事をするなんて!)膨らんだ乳房が、道代の乳房と重なっている。
さらに、太股で道代の股間を擦っていくと「そうよ、そうして洗うの」荒い呼吸になっ
ていく。

 桃子は、前面に漏れなく泡を塗ると、背後に回って抱きつき、乳房が背中に当たって
いる。
「それだけじゃダメよ。オッパイを揉みながらするのよ」注文が付けられた。

 「こうですね?」桃子は、道代の両乳房を掴み、揉みながら体を動かしだした。
すると、桃子の股間が道代の尻に当たって「あ、あー!」喘ぎ声を上げてしまった。
「だめよ、自分一人で楽しんじゃ。ちゃんと洗って!」

 「はい!」桃子は、道代の乳房を揉みながら、肌と肌を擦っていく。
道代は、全身を桃子の肌で擦られ「もういいわ、お湯で流して!」満足そうに言い、お
湯で石鹸を流した。

 石鹸を洗い終えると、2人は向かい合いながら浴槽に入り、道代は桃子の淫裂を撫で
だす。
(いや。そこは、触らないで下さい…)俯いたまま、身を任せるしかない。
「ほら、あなたもするのよ!」桃子の淫裂から、はみ出ている肉襞を掴んだ。

 「こうですね?」淫裂の痛みで、顔を歪めながら道代の淫裂を撫でだした。
そして、指を膣の中に入れ、動かし出すと「そうよ、そうするの…」潤んだ顔になって
いる。
(発情した猫みたい…)桃子は、道代の顔を眺めながら、指を動かし続けた。

 2人が指を動かしている間に、体が温まっている。
「次はヘアの手入れよ。綺麗にしてよ」浴槽から出た道代が言う。
「ヘアを、剃ってもよろしいのですね?」
「剃れとは言ってないわ。手入れをしろといったのよ!」道代は桃子の背後に回り、お
尻に指を入れた。

 「ひー。お尻はお許し下さい…」指が桃子の肛門を通り抜け、直腸に入っている。
「わかったわよね。手入れをするだけだから」道代は指を抜いて、桃子の正面に立った。
桃子は、浴室に置かれたカミソリで、群からはみ出ている道代の絨毛を剃りだした。
カミソリが動くと、はみ出た絨毛が消えて、群がまとまっている。

 「それでいいわ。今度は、自分のヘアを手入れしなさい。剃るんでしょう?」道代は
軽蔑した目になっている。
「はい。剃ります…」(悔しいけど、逆らえないし)桃子は無毛の股間に、カミソリを
当てて剃っていく。

 そもそも、絨毛がないから、カミソリはすんなり動いている。
「ピンクの性器ね。もっと見せて!」
「見られたら、恥ずかしいです…」
「逆らうの。だったらこうよ」道代は桃子の髪の毛を掴み、引き回した。

 「やりますから、お許し下さい…」桃子は堪えきれず、泣き出した。
「最初から、言われた通りにすれば、痛い思いをしなくてもいいのに…」髪の毛を掴ん
だ手が放された。

 桃子が足を広げ、指で淫裂を開いて晒すと、すかさず「これがクリトリスね」道代が
ピンク色した、突起の包皮を捲った。
「そ、そうです。クリトリスです…」桃子の太股が震えている。

 「あら、ここに垢が溜まっているわよ」道代は敏感な小粒を、指で撫でだす。
「ひー!」声を上げ、耐える桃子だが、指はクリトリスを、撫で続けている。
(お願いだから、やめて下さい!)泣きながら、辱めに耐えていた。

 「これで、綺麗になったわよ」桃子のクリトリスを辱めた道代は、浴室から出て濡れ
た体を拭いている。
桃子もその後を追って体を拭きだす。

 「今夜は楽しませてよ」濡れた体を拭き終えると、道代と桃子は寝室にあるベッドに
倒れた。
「これ、使い方しってるわよね。私を満足させなかったら、バツを与えるからね」ベッ
ドの横から、樹脂製の肉竿を渡した。

 「バイブですね?」驚く桃子に「そうよ、寂しい時に使ってるの。今夜はあなたがす
るの」道代は目を閉じ、足を開いた。
(イヤだけど、やるしかない…)桃子は、渡されたバイブを舌でなめ、道代の淫裂に押
し当てた。

 「やさしくよ。乱暴にしないで!」興奮して、声がうわずっている。
桃子が、ゆっくりバイブを押し込んでいくと「いや、いやー。犯さないで!」道代はレ
イプされる事を、妄想している。
(変態だわ、この人!)わかっていても、桃子はやらなければならず、バイブを根本ま
で押し込んだ。

 「やめて、お願いです。レイプしないで!」道代は自ら乳房を揉みながら、腰を浮か
せている。
桃子が、ゆっくりバイブの出し入れを始めると「あ、あ、あ~。いやよ、乳首を噛まな
いで!」自ら乳首を摘んで潰した。

 桃子は、それでもバイブのピストンを続けていく。
(あら、お汁が出てきた…)道代の淫裂から、女性が興奮したときに流す、白い蜜が流
れだし「クシュ、クシュ!」バイブが動く度に、音もでていく。
「いや、オッパイは触らないで!」その言葉で、桃子は空いている片手で、道代の乳房
を掴んだ。

 「揉まないで。お願いよ!」(催促してるんだ…)桃子は、力を込めて揉みだした。
すると「あ、あ、あー!」喘ぎ声が上がり、部屋の中に響いていく。
やがて、「いく、いく。レイプされているのに、いくー!」犯された妄想で、道代は荒
い呼吸のまま、グッタリしてしまった。

 沈黙が続き、その静けさを破って「今度は私がレイプする番よ」ニヤリと笑いながら
立ち上がり、タンスから細いロープを取りだした。
それを見るなり「いや、そんなのいやです」桃子の体が震えている。
「イヤでも、相手をするのよ!」乱暴に桃子の両手を後ろ手に縛っていく。

 「やめて下さい!」叫ぶが、容赦なく縛られ、さらに首輪と結ばれた。
「く、苦しい!」両手を下げると、首輪が咽に食い込み、息苦しくて、桃子は両手を動
かせない。
「ふふふ。今度はここよ」乳房が掴まれ「ヒー!」爪が乳房に食い込み、悲鳴をあげた。

 さらに、道代は乳房にもロープを巻き付け、絞り込むと乳房が一気に変色していく。
それには「いや、お願いです、痛いからやめて下さい!」泣きながら叫ぶ桃子だ。
「私はあなたを買ったのよ。文句は言わないの!」淫裂を手のひらで叩きだした。
「ピシャ!」と音がする度に「ヒー!」桃子の悲鳴が上がっていく。
 
 「ほら、足を開くのよ!」「いやー!」桃子は頭をベッドに付けたまま、尻を突き出
した格好をさせられた。
「ここがお尻ね。まずは膣からレイプするわ」道代の蜜で濡れたバイブが、桃子の淫裂
に入っていく。

 「抜いて下さい!」堪えきれず叫ぶが「そのうちに、いい気持ちになるわよ」道代は
さらに、細身のバイブを肛門に押し当てた。
「いや、お尻はいやー!」しかし、バイブが肛門に入り「うー!」顔を歪め苦痛に耐え
ている。
それに「ハア、ハア!」自然と呼吸が荒くなっていく。

 「ほら、気持ちいいでしょう?」二つのバイブが動き出した。
「う、動かさないで!」膣と腸のバイブが、桃子の胎内を掻き回していく。
(痛いけど、お尻が変な気持ちになっていく…)肛門と膣の締まりが緩んでいる。
「ほら、感じるでしょう。お尻も好きなんでしょう?」

 「いやです。お尻は抜いて下さい!」首を左右に振って答えた。
「嘘はダメよ。感じてるくせに。お汁が膣から流れているわよ」道代の言葉に「言わな
いで!」叫ぶ桃子だ。
「正直に言いなさい。ほら!」道代の動きが止まった。
「し、して下さい。お尻と膣に!」恥ずかしそうに、小さな声だ。

 「オ○ンコが、好きなんでしょう?」
「は、はい。オ○ンコが大好きなんです…」
「そうでしょうね。こんなにお汁を流すなんてね」再び動きだし、速まっていく。
「あ、あっ、あー!」顔をベッドに埋めながら、悶え声をあげていた。

 そんな様子に「私も、お尻にしてもらおうかな?」道代は突然、バイブを抜いて、縛
った桃子の両手を解きだした。
「今度はあなたがするのよ。私の手を縛ってお尻にするの。わかるわよね?」

 「はい。わかりました」乳房も解かれ、今度は桃子が、道代にされたことをしていく。
道代は「いや、いやー!」悶えながらベッドに顔を埋め、お尻を突き上げている。
「いや。入れないで!」道代の肛門にバイブが入ると「あ、あ、あー!」喘ぎ声を上げ
る道代だ。

 「乱暴はいやです。やさしく入れて下さい…」だが、桃子は動きを早めて「レイプし
ないで!」膣の中にもバイブが入った。
(この、変態!)桃子はそう思いながらも、両手でバイブを動かし続けた。
その夜、2人は交代しながら、淫裂と肛門をバイブで突き捲くり、幾度も悶え声をあげ
たが、それは桃子だけでなく、民子も同じ事をさせられていた。