落ち行く女教師
                               赤星直也:作
第4話 秘密クラブ

 黒川に犯された桃子は、テーブルから降りてソファーに座ったが(痛い、膣が痛い…)
まだ、淫裂の痛みが取れてない。
「黒川さん。そろそろ行きましょうか?」
「そうだな、そろそろ時間か。八幡、あの用意はしてあるか?」

 「勿論です。さっそく、持ってきます」八幡は事務所のロッカーを開けて紙袋を取り
だし「このように、用意しておきましたよ」それを確認した黒川は「桃子、いくぞ!」
言い出す。
「待って下さい。今すぐに着ますから」全裸の桃子は、急いでシャツに手を通し、スカ
ートを履いたが、ボタンが一個だから、乳房の膨らみ見えている。

 4人は車に乗り、町中を走って行く。
夕方に近い時間だから、混雑していたが、30分ほどでビルの地下に入った。
「ここは、どこですか?」不安な桃子に「殺しはしないから、安心しな」車を降りると
八幡を先頭に歩きだした。

 地下からはエレベーターでビルの中に入り、5階で降りると4人はまた歩く。
(ここは、どこかしら?)不安な桃子は怯えている。
「ここで準備します」八幡がドアを開けると着替え室らしくロッカーが用意されてある。
「桃子、ここで脱ぐんだ。素っ裸だぞ!」
「いや、もうヌードは許して下さい」

 「ヌードじゃない。着替えも用意してあるぞ」黒川は紙袋を見せた。
「わかりました…」桃子は着替えが用意されていると信じて、シャツとスカートを脱い
で、ロッカーの中に入れると、岸田が鍵を掛けた。
それを見て「これを着るんだ」黒川は袋を逆さにした。
袋から布地が飛び出すが、見た桃子は「いや、こんなのいや!」泣きだしてしまった。

 「イヤなら、素っ裸で行くけど、それでもいいんだな?」
「それだけは、許して下さい…」
「だったら、これを着るんだ!」泣きながら桃子は床に落ちている衣服らしいのを拾い
(恥ずかしい、これじゃ、フルヌードと同じよ…)服に首を通していく。

 着た服は、ペナントと同じく三角形をした、ポンチョだ。
肩が底辺で、頂点が股間の三角形になっており、両脇は何もない。
後ろも同様に、尻が頂点の三角形で、脇からは乳房の膨らみ、股間の絨毛が丸見えにな
っている。
しかも、スケスケの生地だから、全裸と変わりはない。
鏡で確認した桃子も(フルヌードよ。オッパイとヘアが丸見えになっている…)泣き顔
になっている。

 「着たなら、行こう!」黒川が腕を掴んだが、「いや、こんな姿いやです!」拒んで、
部屋から出ようとしない。
「ビデオがどうなってもいいのか。知らないぞ!」そう言われると逆らえず「わかりま
した…」泣きながら承知するしかない。
「安心しろ。素っ裸じゃないし、女は皆がお前と同じ格好だから」黒川の言葉に(私だ
けじゃ、ないんだ…)安心して、歩きだした。

 廊下を歩いていくとドアがあり、ノックをして中に入り、桃子も中に入ると、周りを
見るなり「いやー!」声を上げた。
4人が入ったのは秘密のクラブで、大勢の客がいる。
(ヌードだ。私と同じようにヌードだ!)中にいる女性は、皆が三角形のスケスケで、
脇から乳房の膨らみが見えており、ヘアが生えてない。
(ヘアが生えてない。性器がまるだしだ…)怯えて、体が震えだす桃子だ。

 「いらっしゃいませ!」すれ違う女性が、声を掛けた。
その、女性を見るなり「け、桂子さん!」桃子は声を掛けた。
すると「桃子さん!」相手も驚くが、同じアパートに、住む金沢桂子だった。
「恥ずかしいから、見ないで下さい…」
「私を見ないで下さい…」2人は全裸同然の姿を見られて震えている。

 それには「なんだ、知り合いか、桂子!」八幡が尋ねた。
「はい。同じアパートなんです…」
「それは奇遇だな。仲良くしてくれよ」
「はい…」桂子は項垂れて客席に向かうが「桂子さん、ヘアが生えてない…」呟くよう
に言うと「あれか、ヘアを剃るのがここのしきたりだ。桃子も剃らないとな」八幡が説
明する。
「いやよ、私は剃らないわ」(剃ったら性器が丸だしになってしまう…)

 桃子は拒むが、それは無理だった。
「皆様、新人が応募してきました。これより儀式を始めます」会場に声が響いていく。
「桃子、来るんだ!」「いや、いや!」怯えて、動こうとしない桃子に「ビデオを売っ
てもいいのか?」決まり文句がでた。
そう言われれば「わかりました…」渋々、八幡の後を歩いていく。

 「ほう、今度の新人は、美人でスタイルも良さそうだな」歩く桃子を酔った客が見て
いる。
(恥ずかしいから、見ないで!)乳房を揺らせながら、歩いている桃子だ。
桃子が、司会の所まで行くと「早速、儀式を始めます!」スケスケのペナントの頂点を
捲って桃子の肩に乗せた。

 当然、股間と乳房が露わになって「いやー!」恥ずかしさに両手で股間を隠すと、そ
の仕草に笑いが起こっている。
「手を退けないと、儀式ができませんよ」
そう言われて「わかりました…」桃子は両手を退けて、足を広げる。
すると(冷たい!)真っ黒な絨毛に、スプレーが吹きかけられて、真っ白な泡が覆われ
ていく。

 それを、司会が手で絨毛に塗り込んでいく。
(ダメ、触らないでよ!)絨毛が肌に密着すると「動かないで下さい」股間にカミソリ
が当てられた。
(ヘアを剃られてしまう!)太股が小刻みに振るえている。

 それでも、司会の持ったカミソリが動くと、絨毛が消えて、地肌が見えてきた。
(ほう、綺麗なピンクのオ○ンコだぞ!)桃子の淫裂が見えだし、客も見つめている。
カミソリは、なおも動き続けて絨毛の大半が消えていた。
(恥ずかしい。性器が丸見えになってしまう!)桃子は顔を両手で隠している。

 それでも、カミソリは動き続けて、絨毛を消し去った。
「終わりました…」綺麗に剃られた股間は、タオルで拭かれ、クリームが塗られていく。
だが、絨毛を剃られた桃子は「いやー!」股間を慌てて、手で隠している。
「隠さないで下さい。お客様に剃られた性器をお見せするんですから」
「恥ずかしいわ。そんなの、できない!」
「それをやるのが、ここのしきたりです!」そう言われて「わかりました…」桃子は手
を退けた。

 ピンクの淫裂からは、2枚肉襞が飛び出しており「ほう、オ○ンコが綺麗ですね」
「そうですよね」皆が剃り上げられた淫裂を、食い入るように見ている。
「それでは、お客さんの接待をお願いします」司会に言われて、席に戻ると桂子とすれ
違った。
「桂子さん!」だが、桂子は返事をせずに,お客に肩を抱かれて奥に向かう。

 席に戻ると「桂子さんが、奥にお客と入って行ったけど…」黒川に告げた。
「気になるのか。だったら覗いてみるか…」八幡に連れられて、桃子も奥に向かう。
「いいな、絶対に声をあげるなよ!」ドアを開けて、中に入ると小さな窓があり、桃子
は覗いた。
「!」(セックスしている、桂子さんが!)桂子は、全裸で男に馬乗りになり、淫裂に
肉竿を迎え入れていて、桃子は声を上げるところだった。

 桂子は、桃子に覗かれているとは知らず「いいわ、凄くいい!」腰を浮かしたり、沈
めたりしていく。
「そうか。俺とのオ○ンコが楽しいか?」客は桂子の乳房を掴んで、揉んでいる。
「はい、桂子はオ○ンコが大好きですから…」虚ろな顔になっている。

 (凄いわ、桂子さんがあんな事するなんて!)食い入るように見ていると、八幡に後
か ら乳房を掴まれ、揉まれていく。
(いや、いやです!)八幡の手を掴み拒んだ。
(仕方ないか…)八幡はすんなり諦め、2人は席に戻ってきた。

 戻るなり「桃子も、これからは、お客とオ○ンコで稼ぐんだぞ!」八幡が脅す。
「いやです。売春なんかしたくありません…」泣きながら言うと「イヤならビデオを売
るぞ!」そう言われては、拒むことはできず、黙って頷くしかなかった。
「そうだ、それでいい!」八幡は、脇から手を入れ、乳房を掴んでいる。
「いいか、お客にこんな事をされても拒むなよ」八幡は乳首も転がすように摘んだ。

 「おや、乳首が固くなっていくぞ。オ○ンコが欲しいのか?」
「いや、痛いから許して下さい…」
「そうだな。今日はオ○ンコをやりすぎたしな…」八幡はすんなりと許したが、淫裂を
撫でるのはやめなかった。

 そこに「すみません、あちらのお客のお相手をお願いします…」支配人が申し訳なさ
そうに、声を掛けてきた。
「かまわないよ。でも、今日はオ○ンコをやりすぎたから、オ○ンコは勘弁してくれ」
「わかりました。こちらへ!」桃子は、支配人に連れられて、見知らぬ客の席に座らさ
れた。
「何せ、新人ですから失礼はお許しください…」支配人は言い残すと、桃子を1人残し
て去っていく。

 すると「ほう、いいオッパイだね」桃子は酔った客に両乳房を掴まれた。
「痛いんです、優しくして下さい…」
「痛いのか。これならいいのかな?」すると、客は乳首を摘む。
「それも、お許しを!」痛みで桃子の顔が歪んでいる。
「だったら、ここを触らせろ!」乳房を触っていた手が、淫裂を撫でだした。
(どうして、こんな事になったのよ…)桃子は、客に淫裂を触られながら泣いていたが、
その後も客の間を回されて、閉店になった。

 閉店まで働かされた桃子は、八幡に桂子と一緒に八幡にアパートまで送られた。
アパートに戻った桃子は、体を石鹸で丁寧に洗うが「痛い、膣が痛い!」何回も犯され
た淫裂は、赤くなっていた。
赤い淫裂をやさしく洗い、犯された傷跡を消そうとするが無駄で「どうすればいいの?」
自然と涙が流れていく。
「これからも、ずっと、恥ずかしいことをさせられるかも…」絨毛の剃られた淫裂を洗
っていく。

 その後、体も洗って、バスタオルを巻き付け、部屋でくつろいでいると、チャイムが
鳴った。
「どちら様ですか?」
「私よ、向かいの桂子よ!」
「ちょっと、待って!」バスタオルを巻き付けたまま、ドアを開け桂子を中に入れた。
「なんか、あったの?」桃子が桂子に尋ねると「お願いがあるの。今日見たことは誰に
も言わないで欲しいの。勿論,私も言わないから…」項垂れて言う。

 「言わないわよ。でも、どうし売春してるのか、教えてくれない?」桃子の言葉に泣
き出す桂子だ。
「ご、ごめんなさい。私もきっと、させられると思って…」
「その通りよ。悔しいけど、セックスを強要されるわ」
「どうにか、ならないかしら?」桃子は落胆して言う。
「無理よ,警察に歌えても。ヌード写真を撮られたでしょう、性器丸出しの写真を!」
「ええ、撮られたわ。自分の手でアソコを広げる姿も撮られた」顔が赤らむ桃子だ。

 「だから無理なの。レイプを訴えたら、自分からヌードになった言って、その写真を
証拠にだすはずよ」悔しそうに桂子は言う。
「そ、そんな!」(その通りだわ。自分で性器を晒した写真では、レイプが成立しない)
黙ってしまう2人だ。

 長い沈黙が続いて「とにかく、お願いよ。誰にも言わないでね」
「言わないわよ、安心して桂子さん」その言葉に安心したのか、桂子は戻って、部屋の
中には、桃子だけしかいない。
「酒でも飲まないと、寝れないわ」グラスにウイスキーを注いで一気に飲み込んだ。

 桃子は、あまり強くないから直ぐにアルコールが回って、睡魔が襲いかかった。
「眠い!」ベッドに倒れて、いびきをかいている。
バスタオルの結び目が解け、乳房と股間が丸出しになってしまい、股間は絨毛が消され
て淫裂が丸見えだ。
その淫裂からは、2枚の肉襞が飛び出していた。