狙われた女教師
                     赤星直也:作

第7話 本番モデル
 
 約束の土曜日が来た。
舞子は下着を脱いで全裸になると、股間には生えかけた数ミリの、絨毛が生い茂って
いる。

 全裸になると「イヤだわ。こんなのを着るなんて!」袋から取りだしたブラジャー
を乳房に押しつけた。
「サイズはピッタリだけど、丸見えじゃないのよ」姿見に映った姿は、乳首や乳輪も
写っている。

 更に、パンティも履いていくと「割れ目がみえる!」股間を押さえた布からは、ピ
ンクに割れた淫裂も見えている。
「ストッキングも、入っている!」ストッキングとガーターベルトを取り付けた。

 「娼婦だわ。これじゃ、娼婦よ!」下着姿は風俗嬢と何ら変わりがなく、その上に
スリップを着込むが、やはり黒のスケスケで、ブラジャーやパンティが見えている。
「仕方ないわ。約束しちゃったし…」写真まで撮られたからにはやるしかなく、濃い
色のスーツを着込んで、アパートを出た。
 
 バスに乗って、悦夫の家に着いたのは約束の5分前だ。
「伊藤ですが…」インターフォン越しに声を掛けると「先生ですね、今開けます!」
走ってくる音がして、ドアが開いた。
「待っていました。上がってください」文夫が迎えに出た。

 「失礼します」文夫の後を歩いて応接室に入ると、中には悦夫がいる。
「先生、お茶入れるからね」気を遣う悦夫だ。
「文夫君。お母さんとお父さんは?」
「今日は出かけていないよ。だから、今日にしたんだ」舞子を見つめている。

 「そうか、いないんだ…」不在が返って不安になり(撮られるだけで済めばいいけ
ども…)顔も曇っている。
「先生、あれ飲んでいたよね?」
「飲んでいたわよ、でも、どうやって手に入れたの?」
「お母さんのだよ。こっそりとね」得意げに言う。

 「お母さんとお父さんは、毎日オ○ンコしているんだ。だから、飲んでいるんだよ」
「そんな、毎日オ○ンコだなんて!」舞子の顔が赤らんでいく。
「それより、オ○ンコしているところを、撮ろうよ!」
「セックスしていたら、撮れないわよ」

 「大丈夫だよ、友達も呼んだし。それに、悦夫もいるよ」
「友達もいるの?」
「先生、健也の兄さんだよ。お兄ちゃんと同級なんだ」
「でも、恥ずかしいわ。会った事のない人の前で、セックスするなんて…」
「すぐになれるよ。行こう、僕の部屋でオ○ンコするんだから」舞子は、渋々文夫の
後を歩いて行くと、階段があった。

 「この上が僕の部屋さ」言われるままに登り、部屋に入ると「モデル登場だね」男
の子が舞子に声を掛けてきた。
「先生、健也のお兄さんだよ」
「生島哲也です。弟が世話になっています」
「伊藤舞子です」挨拶をしていく。

 「哲也、準備はいいのか?」
「いいよ。ライトもいいよ」スイッチを入れると部屋の中が眩しいくらいに明るくな
った。
「先生、まずはストリップだよ。カーテンも閉めてあるから安心して」
「お願い、絶対に誰にも言わないでね。知られたら首になっちゃうの」

 「言わないよ。それに、写真も僕のお宝にするんだ。だから脱いで」
「わかった。脱ぐわ」舞子は、哲也が構えたビデオの前で、ボタンを外しだした。
ボタンを外すと上着を脱ぎ、その後、シャツ、スカートを脱いでスリップ姿になった。
「いいよ、先生!」

 (よくないわよ。こんなの!)スリップの肩紐を両脇に下げると、足下まで落ちて
透けた下着姿になっている。
「いいね、先生。僕が脱がしてあげるよ」文夫がブラジャーのホックを外し、ブラジ
ャーを脱がせると、Cカップの乳房が揺れていく。
「先生、たまんないよ!」その揺れる乳房掴み、揉みだした。
 
 「兄ちゃん、それよりもオ○ンコだよ。オ○ンコ!」悦夫が言う。
「そうだよ、そっちが先だ」文夫は、ガーターベルトを外し、両手でゴムを掴んで、
パンティを脱がせようとした。
「待って。それは、自分でしたいの」
「だめ、ぼくがやる!」

 (恥ずかしい。パンティを脱がされるなんて…)顔を横にし、両手で乳房を隠して
いると、パンティが引き下げられて、淫裂が露わになった。
「いいね、オ○ンコが丸見えだ!」足首までパンティが引き下げられて、脱がされた。
舞子は、黒いストッキングだけを身につけたままだ。

 「先生、早くやろうよ!」文夫はパンティを放って服を脱ぎだし、シャツ、ズボン
と脱いでトランクス1枚になった。
「先生が、僕を脱がすんだ!」
「イヤ、それはやりたくない!」俯いたまま、首を左右に振った。
「やらないと、約束違反になるよ。それでもいいんだね?」

 それには慌てて「やるわよ、やるって!」文夫の正面に腰を降ろし、トランクスを
引き下げると、目の前には、そそり立った肉竿がある。
「足を上げて!」見ないふりしながら言うと「先生、僕のは普通かな?」文夫が聞い
た。
「し、知らないわよ。そんな事は…」チラリと肉竿を見た。
(堅そうだ、大人と同じよ)そう思っているが言わなかった。
 
 文夫は、全裸になると舞子を立たせたまま、淫裂を指と舌で撫でだした。
「ダメ、そこはだめよ!」拒むが、首が後ろに反り、時折、敏感な突起をも撫でられ
て「あ、あ、あ~!」その度に声を上げ、淫裂からは乳白色の液体が流れている。
「先生、もういいでしょう?」ベッドに押し倒して覆い被さった。

 「先生!」乳房を掴み、肉竿を淫裂に押し当てた。
「ん、ん、ん!」肉竿が淫裂を突き刺すが、準備が出来た淫裂は、すんなりと迎え入
れている。
文夫は肉竿の根本まで押し込むと、ピストンを始めた。

 「クチャ、クチャ!」肉竿が入る度に音が鳴り、そんな2人を哲也がビデオで撮り、
悦夫もカメラで撮っていた。
(2人に、撮られているんだ…)更に淫裂が熱くなっていく。

 それを感じたのか、文夫の腰の動きが早まった。
「あん、あん、あん!」悶え声を上げていく舞子だが「先生!」突然動きが止まった。
「出したのね、お腹に…」
「うん、出ちゃった。飲んでいるから安心だよね?」
「多分、大丈夫だと思うけど…」文夫は体を退けると「イヤ、撮らないで。こんなの
イヤ!」悲鳴を上げた。

 それは、舞子の射精された淫裂をビデオとカメラが撮っていたからだ。
「ダメだよ、手を退けて撮らせないと」
「出来ないわ。女性の一番恥ずかしい姿よ!」
「手を退けないなら、約束を守らないと考えていいよね?」
「わかったわ、撮って!」震えながら、淫裂を押さえている手を退けた。

 「足を開いて!」言われるまま、足を開くと淫裂から、放出された精液がポタポタ
と落ちていく。
「凄いや、中出しだ!」2人は逃すまいと、撮っていく。
(恥ずかしい…。射精された性器を撮られるなんて…)舞子は、顔を背けたままだ。