「緊縛の罠」
                                 赤星直也:作


第15話 志津江への責め
 

 「どお、思い知ったわよね?」志津江は瞳の乳房を鷲掴みにし、爪が食い込むと「ギ
ャー!」また悲鳴があがったが、志津江は手を抜こうとはせず、なおも力を入れた。
「やめて…」顔を歪ませ、途切れ途切れに叫ぶと意識が消えた。

 女性客は、瞳が悲鳴をあげる度に興奮しているが、志津江がいたぶられるも期待をし
ている。
本来なら志津江が責められるはずだったが、主役が変わり、その主役は痛みに淫裂から
汁を流したまま失神してしまった。
(困ったわ。どうしよう…)虐める相手がいなくなり志津江は戸惑っている。

 暫く、沈黙が続いたが、ステージに全裸の男性が二人現れ、アドリブでやるしかない。
「主役がダメになったから、お前が苦痛を味わう番だぞ!」なにやら芝居が掛かった言
い方だ。
「なによ、あなた達!」ムチを振って男たちを威圧するが「気丈な女にはお仕置きが必
要だ」男は志津江に襲いかかった。

 「やめて~。いや~!」乳房を揺らし、悲鳴を上げながらステージを逃げ回っていく
が、簡単に捕まった。
男は志津江を後ろ手にし、手錠を掛け自由を奪い「さてと、御開帳と行こうか!」志津
江の右足が持ち上げられ、淫裂をお客に見せて、期待したと通りの事に「おうー!」歓
声をあげ、絨毛のない淫裂を食い入るように見つめている。

 やはり、志津江も大勢に自分の性器を見られるのはイヤで「お願い、やめて下さい!」
恥ずかしさに頼み込むと「こいつ、恥ずかしがってる!」男たちは冷やかしていく。
「そんな恥ずかしいなら、もっとやって貰うか!」淫裂を広げ、膣の中まで見せた。

 「見ないで。そこは見ないで!」膣の中まで晒され、首を振って拒むが、女性客から
は「以外に綺麗じゃないのよ」「もっとやりなさいよ」声が上がる。
「聞いただろう。もっと恥ずかしい事をして貰うからな!」志津江に電動のバイブを見
せた。

 「やめて。それは入れないで~!」叫ぶが、淫裂にバイブが入り込み「あっ、あ~!」
目を閉じ、呻き声をあげるが、バイブは根本まで入り込んだ。
「お、お願いです…。抜いて下さい…」
「ほう、何を抜くんだ?」

 それには志津江は「……」黙ったままだった。
「言えないのか?」男はバイブのスイッチを入れて、淫裂へのピストンを始めた。
「あ、あ、あ~。抜いて…。膣から…バイブを抜いて…」だが、男たちは笑って「膣っ
て何だ?わかんないよな」動きを止めようとはない。

 「お、オ○ンコからバイブを抜いて下さい…」志津江は恥ずかしさで泣きたい気分に
なっている。
千秋に責められるのは覚悟していたが、男からの責めは屈辱だ。
しかし、男は動きをやめようとはしない。
「お願いです…。オ○ンコからバイブを抜いて下さい…」バイブの振動と、ピストンで
淫裂の中が濡れていくのがわかり、もう余裕がない。

 男はそれに気づいたのか「見ろよ、オ○ンコから何か出てるぞ!」男たちはわざと大
声で言う。
「そんなに見ないで。それよりオ○ンコから抜い下さい!」恥ずかしさに身体が紅潮し
ていく。
しかし、男はバイブを動かし続け、流れ出る液体も多くなり、観客にもわかる程、流れ
出ている。

 男はそれを待っていたかのように、足を180度開脚した格好で体全体が宙に吊され
るが「見ないで。性器は見ないで!」志津江は首を振るしかできない。
「見るなって言われても無理だよ」男は志津江と向かい合うと、勃起した肉竿をバイブ
に変わって淫裂に入れていく。

 「やめて。オチンチンは入れないで!」抵抗できず、されるがままにしていると膣深
くは入り込む。
男は根本まで入ると志津江を突き放した。
すると、ブランコのように戻り、志津江の淫裂に肉竿が勢いよく入り込み「あ~!」思
わぬ感触に、背中を反らせて声を上げた。

 「気持ちいいか。それならもっとやるぞ!」また突き放され、勢いよく淫裂が肉竿で
突き刺されて「あ、あ、あ~!」声を上げ、流れ出る淫汁も多くなってきた。
(気持ちいい…。こんなに感じるのは久しぶりだわ…)目も虚ろになり、流れた淫汁が
尻穴まで濡らしだした。

 「気持ちいいだろう。もっとやって欲しかったら言うんだ!」
「もっと、オマンコして下さい…」
「声が小さい。もっと大きな声を出せ」
「もっと、私とオ○ンコして下さい!」恥ずかしさは消え、大きな声だ。

 その声に刺激されたか、女性客の大半は全裸同然になり、男の上に跨って腰を動かし
ている。
女性客も「オ○ンコして下さい」志津江と同じ事を言いながら乳房を吸わせ、あちこち
から喘ぎ声が上がる。
「そうか、そんなにオ○ンコしたいなら、してやるぞ」男性も腰を動かし手伝っている。

 一方、ステージでは男が爆発寸前に達し、志津江も失神寸前で悶えている。
男は志津江の太股を押さえて、腰を密着させると痙攣を始める。
「いいわ。。もっとオ○ンコの中に出して…」志津江は催促するが、痙攣が止まると肉
竿と淫裂の隙間から白い液体がステージに垂れていく。

 放出を済ますと男は肉竿を抜き、淫裂はからは更に液体が流れ出てくる。
志津江は満足そうで、会場でも「出して。私のオ○ンコにだして!」その後、うめく声
があちこちであがり、女性客の淫裂から白い液体を垂らしている。

 それは志津江も感じ取り(私の射精で興奮したんだ…)余韻に浸っていると「今度は
俺が相手だ!」別な男が開脚された志津江に後ろから肉竿を挿入した。
「もう、許して。オ○ンコは限界です!」
「オ○ンコが無理なら、ここでやらせろ!」肛門に肉竿が入り込もうとしている。

 「お尻はイヤ。入れないで!」そう叫ぶと「お尻に入れるんだ…」観客は驚いている。
「イヤでもやらせて貰うよ」肉竿が肛門から腸内に入り込むと「あ~!」悲鳴に近い声
を上げた。
それでも肉竿は入り込み、乳房を握りしめると、ピストンを始める。

 「凄いわ。お尻でもするんだ!」女性客が興奮していると「俺もやりたいな。いいだ
ろう?」指を肛門に入れた。
「あなた。変な感じがする。指でならいいわよ」放出を済ませた肉竿を擦りながら言う
と「ありがとう」指が動き出す。
「いいわ。今までとは違った感じがする…」初めての体験に悶え声が一斉に上がってい
る。

 だが「ひ~。お尻はやめて…。オ○ンコに入れてもいいです…」肛門で絶頂を迎えた
くはない。
「オ○ンコでいいのか。そんなにオ○ンコが好きか?」
「はい、好きです。ですから、オ○ンコにオチンチンを入れて下さい…」
「それなら、やってやる!」肉竿が再び淫裂に入り込むと、会場でも甦った肉竿がパー
トーナーの膣に入り込んで行く。

 志津江も後ろから肉竿のピストンを受け、再び絶頂を迎えた。
「出して…。オ○ンコに出して…」
「わかっている。もうすぐだ…」男は痙攣をしながら、志津江の膣に精子を送り込み
(気持ちいい…。2回も出された…)志津江は意識が遠のき、気を失った。

 正面から見ていた観客も、志津江の膣から精液が垂れているのが分かる。
「あなた、私もエキスが欲しい!」せがむように声を出す。
「もうすぐだ。出すよ!」
「一杯出して!」再び、あちこちで男性が痙攣を起こし、全員が射精を行った。

 そして静かになって、ステージの瞳と志津江は手錠や、縛られたロープが解かれ自由
にされた。
会場の女性も下着をつけて、ドレスを直すと何もなかったかのようにふるまっている。

 控え室に戻った志津江は、気を失ったままだが康夫に体を揺すぶられて我に帰った。
瞳も森本に揺すられ目が覚めている。

 「すごかったよ。大成功だよ!」康夫は志津江に話かけ、タオルで志津江の淫裂から
流れ出た精液を拭き取るが「それなら、よかったわね」まだ余韻が残っていて、焦点が
定まらない。
「それよりも服を着ないと」優しく康夫は衣服を渡す。

 志津江は全裸でいるのに気づき、胸と下腹部を服で隠し、背中を向けて着始めた。
(これは、あとで…)パンティとブラジャーはバックにしまい込む。
瞳も焦点が定まってないが、森本と川口に介護され、淫裂の部分を丁寧に拭かれ、ブラ
ジャーとパンティを恥ずかしそうに着け、衣服を整えていく。

 森本は「先生、明日学校で部活の会合をするので、来てもらえませんか?」頼み込む。
「会合って、何をするの?」
「今度の部長も決めます。それに、今年の方針も決めないと…」川口も言う。

 「わかったわ。顧問の私に参加しろと言いたいのね?」
「早い話がそうなんです」
「いいわよ。何時まで行けばいいのかしら?」
「10時までに来て下さい」
「10時ね。わかったわ」瞳は軽く返事をしている。

 まだ、意識がフラフラしている瞳を心配して「私、送っていく!」志津江が言い、康
夫も「僕が送るよ。志津江さん、いいだろう?」
「いいわよ。私も一緒でいいかしら?」
「勿論ですよ」3人は部屋を出ていくが、川口と森本は残って笑いながら話あっている。
なにやら、悪たくらみを計画しているみたいだ。

 康夫の運転する車は、瞳のマンションで停まり、瞳は志津江と康夫に礼を言って車か
ら降り部屋に向かった。
部屋に入るとすぐに衣服を脱ぎ捨てシャワーを浴びる。
志津江に洗浄されたが淫裂を丁寧に洗い(これで妊娠の心配はないわ)終えて安心した
瞳は湯船につかり体を暖めめていく。

 湯船のお湯は優しく瞳を暖め、充分に体を暖めた瞳はタオル1枚でリビングに戻って
きた。
(ビールでも飲もう)冷蔵庫から缶ビールを取り出し一口飲んだ。
「うまいわ」残ったビールを一気に飲み込むが、今度は眠気が襲っていく。
フラフラしながらも瞳はベッドに向かうが、バスタオルは外れて乳房と淫裂が丸だしの
まま、ベッドにたどり着き、倒れるように眠り込んでしまった。

 一方、志津江と康夫は全裸で抱き合っていた。
「出る、出すよ!」
「出して。欲しいの!」康夫は全身を震わせ、志津江の胎内に精液を送り込んでいく。

 そして、暫く静寂が続き「今夜は大成功だった。君のおかげだよ」礼を言う。
「私だけじゃないわ。瞳さんもよ」
「これで、仕事が忙しくなって行くぞ」起きあがり衣服を着始める。

 「千秋さん、大丈夫なの?」
「今月一杯は、志津江さんと関係を持ってもいいそうだ。でも、来月からは普通の体に
戻るから絶対ダメだって!」
「仕方ないね。康夫さんの奥さんだもんね」

 「それじゃ、また」康夫は部屋を出ようとした。
「ところで、赤ちゃんの名前は?」
「まだなんだ。志津江と付けようか?」笑い出す2人である。

 次の日、瞳は学校に向かった。
春休みということで、生徒と会うことはなく、校門も閉まっていたが裏門から入ってい
く。
学校は静けさが漂い、とりあえず職員室に向かって歩くと「先生、こっち!」川口が息
を切らせて走ってきた。

 「10時でしょう。まだ時間は早いはずよ」
「わかってますよ。行きましょう」瞳は川口の後に続いて演劇部の部室に向かうと、2
年生になる猪俣浩三と後藤俊光、それに斉藤有紀がいる。
斉藤は演劇部では、珍しく男っぽい女性徒だ。

 森本が「先生、ようこそ!」と挨拶をすると「これで全員なの?」尋ねる。
「鈴木もくるはずなんだけど…」森本が舌打ちしながら言う。
「待ってても仕方ないわよ。始めましょうよ。先輩!」斉藤に促され「森本。始めるか」
川口もイライラしていた。

 「仕方ないな、始めようよ!」森本も賛成して「先生、今度の部長は川口がやること
に決まったんです!」報告すると「そうなんです。それでは先生と契約をして貰います」
思わぬ言葉が川口から出た。

 瞳は顔を強ばらせて「契約って?」尋ねると「やだな、先生。昨日約束したことを、
みんなの前で宣誓して欲しいですよ」それには(確かに昨日、約束をしたけど…)頭が
真っ白になっていく。
「まず、先生はフルヌードになって下さい」川口の言葉に「わあ、憧れの雨宮先生のヌ
ードを、直接見られるなんて幸せだわ!」斉藤は、はしゃいでいる。

 (そんな、ヌードになれだなんて…)戸惑う瞳だが逃げ道はない。
(裸はイヤだけど、あれもイヤだし…)契約した事を後悔しながら、スカートのホック
を外し足下まで下げると、白いレースのパンティが見える。

 次に、ブラウスのボタンも外して脱ぎ、下着だけの姿になった。
(恥ずかしい。見ないでよ)瞳は目を閉じているが、後藤と猪俣が恥丘を眺めており、
よく見ると、パンティは粗めのレースなので短い絨毛が飛び出している。

 「先生。オッパイは私にさせて!」斉藤がブラジャーのホックを外そうとする。
「ちょっと、やめてよ!」拒むが、カップからは白い乳房が飛び出した。
それを見て「すげえ。これが雨宮先生のオッパイか!」初めて見る瞳の乳房に、生唾を
飲む後藤と猪俣だ。

 斉藤は紐をずらして、ブラジャーを脱がすと両手で乳房を掴み「先生のオッパイは結
構柔らかいのね」斉藤はゆっくり揉み出した。
「やめて、有紀さん!」部員には抵抗できないから、口でお願いするしかない。

 「先生、最後の1枚も脱いでよ」
(パンティも脱いだら、あそこも見られてしまう…)目を閉じ、足を交互に上げて最後
の1枚も脱ぎ、生まれたままの姿になった。
(恥ずかしい…。教え子にヌード晒すなんて…)顔だけでなく全身が紅潮し、両手で乳
房と淫裂を隠してしまった。

 「先生、隠すなんてだめ。演劇部だったらヌードも平気なはずよ」
「でも、教え子には見られたくない…」顔を背けて言う。
「じゃ、私もヌードになっろうか?」
「だめよ、教え子のヌードも困る!」
「だったら、隠さないで堂々と見せて下さい」
斉藤の言葉に瞳はゆっくりと両手を下げ、乳房と淫裂が生徒の前の晒された。

 その時、ドカドカと廊下を走る音がする。
「鈴木だ。やっと来たか!」
「お待たせ!」息を切らしながらドアを開けて鈴木が部室に入り込んだ。

 「あら、雨宮先生、熱いからヌードになってるの。それとも…」とぼけて鈴木が言う。
「違います。仕方がないんです」泣きたい気持ちをこらえて反論したが、部員にとって
そんなことはどうでも良かった。