「緊縛の罠」
                                 赤星直也:作

第10話 千秋の責め
 

 瞳は意味が分からなかったが、義姉の志津江は怯えた顔をしてる。
千秋の指示で、林はロープで瞳の両手を後ろ手にして縛り上げていく。
「康夫さんのことは謝ります。ですから解いてください!」瞳は千秋に許しを乞うた。

 「私が相手をできない間は、康夫さんとセックスしてもいいわよ。でも、私が康夫さ
んの相手をできるようになったら絶対にだめだからね」頷く瞳だ。
「だけど、今日は病気がでたみたいなの。悪気でじゃないの。私、サドなの許してね!」

 「サド!」それを聞いて瞳は(ムチでぶたれる!)そんな思いしか浮かばなかった。
林は首を中心として乳房を縛り、ロープは瞳の乳房に食い込みんで、絞りだすように責
め上げた。
乳房は変形し「お願い、許して!」痛さに悲鳴をあげたが、聞き入れようとはせず「志
津江さんにも、してあげますよ」林は薄笑いを浮かべて言う。

 「千秋さん、やめて。縛られたくない!」経験しているから志津江も怯えているが「ダ
メ、あなたも縛られるの!」千秋が言うと「それでは、遠慮無く!」林は志津江も縛り
だし、乳房も絞られるように縛られて、変形していく。

 「許して!」志津江も悲鳴をあげるが、林は手を緩めずロープを首輪からまっすぐ股
間を通して淫裂に食い込ませ、縛られた両手を通して、再び首輪で結ばれた。
両手を動かすと首のロープが絞まり、淫裂に食い込んだロープも更に食い込むようにな
っている。

 「ここも、見せたんでしょう?」瞳は絨毛が引っ張られ「ヒ~!」悲鳴を上げ、身体
を引くと更にロープが淫裂に食い込んでいく。
(動けない。このままでいるしかない…)動くに動けず、立っているしかなかった。
志津江も瞳と同じく縛られ、2人は身動きができない。

 「康夫とオ○ンコして、気持ちよかったの?」瞳は黙ったままだ。
「あら、話したくないんだ。仕方ないわね」千秋は金属製のクリップを瞳の右乳首に付
けた。
すかさず「ギャー!」と悲鳴を上げたが、容赦なく今度は左の乳首に付け、再び悲鳴を
あげ、泣きながら首を左右に振っている。

 「どうだったの。感じたの?」
「はい、凄く気持ちよかったです…」瞳は素直に答えた。
「志津江さん。康夫さんとは、どんな体位でセックスしているの?」
「ふ、普通です…」

 「普通って?」
「康夫さんが、上になってしました…」
「嘘はだめよ。罰を与えないと!」志津江の乳首にもクリップが付けられ「ギャー」志
津江も悲鳴をあげたが「こっちにもね」また悲鳴があがった。

 悲鳴を上げている二人だが、縛られた乳房は食い込んだロープで変色している。
林は瞳の淫裂に食い込むロープを解きだし(よかった…)安心したのもつかの間で、壁
際に連れて行かれ、再び縛られた。

 今度は、足を限界まで開かされたまま固定され、閉じれない。
「あら、これはなにかしら?」開いた割れ目から飛び出た肉襞を掴んだ。
「うっ、うつ、う~!」屈辱に泣いていると「これは何なのよ!」指先に力が入った。
「大陰唇です…」途切れ途切れの言うと「このお豆はなにかしら?」小さな突起が撫で
られ「クリトリスです…」恥ずかしい責めが続いた。

 千秋の指は暫く突起を撫でていたが、淫裂に入り込み膣壁を掻き回しだしだ。
「や、やめて…」途切れ途切れに言うと「この穴は、なんのために空いてるの?」薄笑
いを浮かべ、屈辱を与え(知ってるくせに…)恥ずかしさで答えられない。

 「言わないなら、ここにもよ」肛門にも指が押し込まれた。
「う~!。オチンチンで突かれる穴です…」痛みで恥ずかしさは消え、痛みから逃げる
だけしか考えていない。

  一方の志津江も、瞳と同様に開脚のまま宙吊りにされた。
剃り上げらた陰裂がパックリと口をあけて、何とも卑猥である。
「叔母さんのオ○ンコは、いつ見ても綺麗だね」林は指で志津江の淫裂を触りだし「お
願い、やめて!」志津江には義弟の辱めが堪えている。

 そんな事など知らない林は、舌を使って志津江の淫裂をなめだした。
「やめて。健三君、お願いだからやめて!」声を上げるが「どうせなら、チンポでやり
なさいよ。今日は叔母さんのオ○ンコの中に出してもいいわよ」千秋が笑って見ている。

 「それじゃ、遠慮無く!」林はズボンを下げ、勃起した肉竿を抵抗できない志津江の
膣に押し込んでいく。
志津江は「やめて。お願い、千秋さんやめさて!」未成年の林にレイプされたくなかっ
たが、肉竿は淫裂の奥まで入り込んでしまった。

 「いや、いや~!」唯一、動かせる首を振って拒むが、若い肉竿はゆっくりと動き出
した。
「叔母さん、気持ちいい。すごく感じる…」初めて叔母の膣に入った肉竿は、次第に激
しくピストンを始めて「あ、あ、あ~!」嫌がっていた志津江だが、目を閉じ口をパク
パクさせている。
それに、淫裂からは淫汁を出し「クシュ、クシュ!」と音も出している。

 「気持ちいい。ここにもさせて!」林は肉竿をピストンしながら叔母の乳房を揉みだ
した。
「叔母さん、前からずっと憧れたんだ。ここを吸わせて!」林が志津江の乳首を吸うと
「ダメ、そんな事されたら…」目が虚ろになり快感に酔いだした。

 林はなおも肉竿を動かして「あ、あ、あ~!」遂に志津江は喘ぐ声をだした。
その声に肉竿のピストンも速まり「出る、出る!」肉竿は淫裂深く食い込んだまま、幾
度も痙攣していく。
すると、宙吊りにされた志津江の淫裂からは、白い精液が滴り出す。

 志津江は荒い息づかいで虚ろな目をして(もっと私のオ○ンコを突いて…)催促して
いる。
それを察してか「もう終わりなの。康夫さんはもっと激しいのよ。もっとして上げなさ
いよ!」
「分かってるって!」林が萎縮した肉竿を抜くと、精液が淫裂から流れ出た。

 「しょうがないわね」疲れ果ててる肉竿を千秋は片手で擦り出す。
「姉貴、気持ちいい。どうせなら口でして…」
「いやよ。これで我慢しなさい!」実姉の擦りに肉竿は元気良く復元した。

 「大丈夫みたいね」
「そのようだな。どれ、もう一回叔母さんにだすよ」林の肉竿が志津江の淫裂に入り込
み「いいわ、凄くいい…」志津江は歓喜をあげた。

 「叔母さん、オ○ンコされて気持ちいいかい?」
「いいわよ。健三さんとのオ○ンコも気持ちいいわ…」それは、本心だった

 一方、千秋は瞳の絨毛を掴み、もう片手で自分の胸のボタンを外し、乳房を露わにし
た。
真っ黒の乳首と、崩れた乳房は男性の性欲を無くしてしまう。
志津江の淫裂に肉竿を突き刺している健三は「姉貴、そんなの仕舞えよ!」とげっそり
した顔だ。

 「いやよ。瞳、これを吸いなさいよ!」妊娠中の乳房を掴んで差し出す。
瞳が首を振ると、絨毛が引かれるから乳首を吸った。
「舌も使って!」言われるままに舌で乳首を転がすように吸うと、千秋の息が荒くなっ
てきた。

 「姉貴、臨月なんだぞ。産んでからにしなよ」林が注意する。
「そうよね,康夫さんの赤ちゃんを産まなくちゃいけないよね」千秋はどす黒い乳首を
した乳房をしまい込み「瞳さんのオッパイは、ほれぼれするほど綺麗ね」うっとりと眺
めてる。

 やがて千秋の指が瞳の淫裂を責めだした。
「お、お願い…。やめて…」容赦なく指は膣壁を掻きまわすが、閉じることのできない
瞳は、淫裂からネバネバした液体を流しだした。

 「あら、あら。こんなに濡らして。もっといいのでしてあげるわ」千秋は指の変わり
に、バイブを挿入して「あ、あ、あ~!」前にも増して声が大きく響いていく。
同じように、志津江も林の肉竿で、歓喜を上げており、娼婦と同じ様相だ。

 千秋は意味ありげに「先生、好きなんでしょ?」と尋ねる。
「はい、好きです…」
「何が好きなの?」さすがにそれは言えず、顔を赤らめて黙っていると、千秋のは動き
が停まった。

 「やめないで。もっとして!」
「して欲しいなら言わないと。なにが好きなの?」
「オ、オ○ンコが大好き。だからもっと強く突いて…」
「先生はオ○ンコが好きなの?」
「はい…・オ○ンコが大好きです…」

 「そうなんだ。先生はオ○ンコが好きなんだ。だったら、タップリしてあげないとね」
見下したように、千秋はバイブのスイッチを入れて動かし出した。
「いいわ。凄くいい!」淫裂から流れ出る量も多くなり、歓喜の声を上げ続けた。
志津江と瞳は淫裂を攻められ、快楽に酔い潰れると「行く、行く!」と叫ぶなり意識が
遠のいた。

 瞳がふと気がつくと、仰向けに寝かされており、圧迫感を感じた。
康夫が瞳の上に乗って乳房を揉んでおり「や、康夫さん。どうして?」「気がついたか
い」康夫も全裸で、勃起した肉竿が瞳の下腹部を突き刺している。

 瞳はそれを掴み、ゆっくりと擦っていく。
「入れていいかい?」
「いいわよ。私もこれが欲しいの…」肉竿が絨毛をかき分け、淫裂にゆっくりと入り込
む。
「あん、凄くいい!」喘ぐ声を上げると康夫はゆっくりとピストン運動を始め、肉と肉
がぶつかり合い「クチュ、クチュ!」と卑猥な音が出ていく。

 瞳は脚を絡めて「もっと深く入れて…」せがむと、瞳を抱き起こして、自分は仰向け
になり馬乗りにさせた。
「私にして欲しいの?」
「そうなんだ。瞳さんにして欲しい」瞳は勃起した肉竿を掴み、自分の淫裂を押し当て
る。
そして、ゆっくりと腰を下ろして、膣深く肉竿を迎え入れた。

 「入ったわ。康夫さんのが…」全てを吸い込むと、腰を上下に動かし出した。
その動きで、両乳房が振り子のように揺れていく。
「すごい。凄く気持ちいいです!}康夫は両手を伸ばして、揺れていた乳房を掴み揉ん
でいく。
「私も気持ちいい…」瞳は腰の動きを早めた。

 康夫は次第に登り詰めて、両乳首を摘んで転がしていく。
「いいわ、それも感じる…」乳首を愛撫され、悶えているが腰の上下運動は続けている。
やがて、限界になったのか「出すよ、出すからね」と放出を知らせた。

 すると「駄目よ。中に出すのは絶対に許さない!」いつの間にか、千秋も現れていた。
「オ○ンコはダメだから、飲んであげて!」千秋に言われ、姿勢をずらして、淫液でネ
ルヌルの肉竿を口に入れて、肉竿を口で擦っていく。

 「ああ,あ~!」ため息と同時に康夫の動きが停まり、口の中に生臭さが広がってい
く。
「あなた。行ったのね?」「瞳さんに手伝ってもらってね」放出を終えた康夫が起きあ
がると、瞳の口からは精液がこぼれでている。

 「瞳さん、飲んであげて!」志津江も全裸で現われ、淫裂からは健三の出した精液が
太股へと垂れてる。
(やりたくないけど、康夫さんのだから…)我慢して「ゴクン!」と精液を飲み込んだ。

 それを確認した千秋は「夕食ができてます」と告げる。
メイドはいないから、千秋が作った手料理だが、妊婦の千秋を除くと皆全裸である。
食卓に並ぶと「瞳さん、今度演劇部員と一緒に劇をして貰えませんか?」康夫が瞳に頼
んだ。

 「何をやればいいのですか?」
「パロディですよ」康夫から内容を聞いた瞳は顔をしかめた。
演劇の内容は「裸の王様」のパロディで「裸の女王さま」だ。
王様と女王様が入れ替わるだけで、同じストリーだから、当然ヌードにならなくてはな
らない。

 (人前で裸を晒すなんて…)瞳は拒むつもりだが「おもしろいや。俺も出してよ!」
健三は乗り気である。
「でも、演劇部員がなんと言うか…」
「俺が説得するよ」健三は脅しのネタを持ってるので。断われるはずがない。

 「でも、大勢の前でヌードになるんでしょ?」
「大丈夫です。大勢と言っても、身元のしっかりした人たちで口が堅い人たちですから」
笑いながら康夫が説得する。
それには、渋々であるが瞳は承知するしかなく、夕食を食べた瞳と志津江は康夫の車で
マンションまで送られた。

 翌日、学校に行くと部長の伊藤が職員室に現われた。
「先生、林から聞きました。今日から練習しましょうよ」放課後に稽古のため演劇部室
に来るよう指示される。
気が重い瞳にとって、授業が短く感じられ、全ての授業を終えると久しぶりに演劇部室
に入った。

 部室に入ると「あ!」驚きの声をあげた。
三沢と宮沢が乳房と絨毛を隠そうとはせず、全裸のままでで台詞を読んでいる。
(そうだった。ここではオールヌードにならないといけないんだ…)慌てて着ている服
を脱ぎ、全裸になってから中に入った。

 「先生、お待ちしてました!」2年生の森本はじっと恥丘の絨毛を見てる。
「普通ですね。先生のヘア!」その言葉に顔が赤らみ、両手で股間を覆うと「先生、そ
んな事じゃ舞台に立てませんよ。恥ずかしがらずに手を退けて」注意が飛ぶ。

 「そんな事いっても、ここだけは見られたくないし…」
「三沢と宮沢を見てください。オ○ンコ出したままですから!」その言葉に三沢と宮沢
の顔が赤らんだ。
瞳が股間から手を退け、絨毛を露わにすると「先生、稽古を始めます。先生が女王の役
で、宮沢と三沢は女王の付け人だ」この役で三沢と宮沢、瞳の3人のヌードが決まって
しまった。

 「あの~。私降りたいんですが…」恐る恐る言う宮沢に「いいでよ、降りても。でも、
林がなんて言うかな?」瞬間に顔をこわばらせる宮沢で、3人には逃げ道がないから諦
めるしかない。
瞳も仕方なく稽古を始めたが、初日だから稽古は早々と切り上げ、各自が発声練習をす
るように注意され下校した。