「隔離された学園」
                             赤星直也:作

第7話 理事長室

 「理事長。事後承認になりますが、川口先生にオナニーの許可を下さい」秋子が言
うと「許可を貰わずにやってしまったのか?」「し、知らなかったんです。オナニー
するのに許可がいるなんて…」恥ずかしそうに泰子も言う。
「オナニー自体が不謹慎なんだよ。教師だったら、尚更だ!」岩瀬の言葉に(オナニー
は正常よ。やらない人が異常よ)悔しさが滲んでいる。

 「理事長、そこを何とかお許しを。ここでさせますから…」
「校長先生がそこまで言うなら仕方ない。今回だけは認めるよ。事後承認するからや
ってくれ!」
「わかりました。ここでオナニーをします…」泰子は絨毯の上に仰向けになり、足を
開くと指を淫裂に入れた。

 (恥ずかしい。こんなのを見られているなんて…)顔や全身が赤く染まり、指で淫
裂を押し広げ、突起を撫でていると「ん、んー!」自然に声が出て行く。
それを、正面から黙ってみている岩瀬と秋子だが、放出を終えたばかりの岩瀬の肉竿
が、再び膨らみ始めた。

 「理事長。私も手伝いしたいのですが、よろしいでしょうか?」
「そうだな。2人の方が行きやすいだろうし」秋子は岩瀬から許可を貰うと、仰向け
の泰子の乳房を撫でてだし「お手伝いするからね」服を脱ぎ、シャツも脱いでブラジ
ャー姿になった。

 「小さいから恥ずかしいけど、形はいいでしょう?」恥ずかしそうに乳房を露わに
し「校長のオッパイもいいよ。小降りだけと、乳首がいいよね」岩瀬が乳房を後から
掴むと「理事長、まだダメです。お手伝いがまだ終わっていませんし…」秋子の呼吸
が荒くなっている。

 「そうだね。手伝いが先だよね」岩瀬は秋子のスカートのホックを外し、ファスナ
ーも下げ、パンティ姿にした。
秋子は「行かせてあげるわね」そのパンティを両手で掴み引き下げていくが、指で淫
裂を触っている泰子は(レズをする気だわ…。私を相手に…)直感した。

 その直感が当たり「行きましょうね。ここで!」秋子は泰子の上に重なって、唇を
押しつけてきた。
(人前よ。こんなのいや!)逃げたいが、先ほどの約束で逃げられず、仕方なく口を
重ねると、秋子は「私が、行かせてあげるからね」泰子の両乳房を掴み、急所の乳首
も摘まんだ。

 泰子が「あっ!」声を上げると「敏感なのね、ここが!」乳首を指で転がすように
弄られて「だめ、だめー!」(感じる…。乳首を触られると、我慢できない…)目を
閉じ息使いが荒くなっている。
秋子は見透かしたのか、乳房を揉みながら乳首を吸い「あ、あ、あー!」背中を浮か
せ、声を上げてしまった。

 「気持ちいいでしょう。もっとして上げるわよ」また乳首が吸われ「ん、んー!」
泰子は秋子の頭を抱きしめていく。
(ホントに敏感なのね。膣の方はどうかしら?)乳首を吸ったまま、手が伸びて淫裂
を触わりだすと「あん、あん、あん!」悶え声をあげていく。

 (濡れていく…。膣の中が濡れていく…)泰子の淫裂は潤い、指が肉襞を撫でてか
ら膣の中に入り(ヌルヌルだわ。すぐに行ってしまいそう…)すんなりと根本まで入
ると指は動いて行く。
「ダメ。そんな事したら、ダメー!」だが、指に合わせ腰が動き(このままでは行っ
てしまう…恥ずかしい姿を見られたくない…)堪えるが無理で、淫裂から淫汁が流れ
出てきた。

 「川口先生、気持ちいいのですか。そんなにお汁を流すなんて?」
「言わないで。恥ずかしいから言わないでください…」乳首を吸う、秋子の頭を両腕
で抱きながら言う。
「恥ずかしがる事はありません。この部屋ではすべてを晒し出して構いません。自由
ですから」岩瀬の肉竿はギンギンに勃起している。

 それに安心したのか「こ、校長先生、もっとしてください。2本でしてください…」
恥ずかしそうに、小さな声で言う。
(行く寸前ね。指を2本にしてあげるわよ)人差し指も淫裂に入り、2本の指が膣の
中を動き回り「あん、あん、あん!」浮いた腰が、指合わせて動いている。
「もっと、もっとして!」顔を左右に振ってねだる姿は教師ではなく、淫乱女でしか
ない。

 「校長先生、そろそろいいでしょう。私も仲間に入っても!」岩瀬はソファーから
立ち上がり、秋子の背後に膝を付けた。
そして、突き上げている腰を両手で押さえ、股間を押しつけると、秋子は「んんー!」
乳首を吸ったまま反応していく。

 秋子は(気持ちいい。こんなのは、何ヶ月ぶりかしら?)淫裂を肉竿で突かれても、
指を動かすのはやめないから「だめ、いく、いくー!」先に泰子が叫ぶなり、天井を
見たまま動かない。

 「行ったか。それじゃあ、こっちも行くよ!」
「行かせて、理事長!」岩瀬は四つん這いになった秋子を、自分の膝に乗せ乳房を掴
んだ。
「理事長、凄いです。早く行きたいです!」息を弾ませ言うと「上になって、やって
くれるよね?」騎乗位を求める。
「わかってます…」向きを変え、馬乗りになると「君の、このオッパイが何とも言え
ないよ」小さな乳房を揉み出す。

 「恥ずかしいです。小さいから」乳房を揉まれながら腰を振っていくと、淫裂から
淫汁を流し出す。
35過ぎの、一番熟れた体だから当然かも知れないが「いいわ。凄くいいです!」体
を後ろに反らせ悶えている。
やがて、岩瀬は秋子の胎内で噴射を始め「理事長、素敵です!」結合したまま、胸と
胸を合わせ唇を重ねていく。

 暫く沈黙していたが、秋子が起きあがると淫裂からは、ドロリとした液体が流れ出
し、それを拭き取るとパンティを履いていく。
「大丈夫だよね?」
「あれを、毎日飲んでいますから」恥ずかしそうにブラジャーも着けていく。

 「しかし、その下着は悩ましいね。生徒達もよく見つけたよ」
「インターネットですよ。こうして、生徒の意見を聞いているから問題も起こりませ
んし…」言いながら、スカート、上着と着込んでいく。

 服の乱れを直すと「泰子さん、戻りましょう」「は、はい!」やっと冷静を取り戻
した泰子も起きあがった。
「ここを拭かないと生徒に笑われますよ」秋子は淫汁で濡れた泰子の淫裂を拭き「恥
ずかしいです。こんな事になるなんて…」顔を両手で隠している。
「女性なら当然よ。これからは、オナニーやレズをしたい時は前もって言うのよ」
「はい。そうします」淫裂を拭かれながら答えた。

 淫裂を拭き終えると、秋子と一緒に職員室に戻ってきた。
「泰子さん、服着てもいいわよ」
「ありがとうございます」段ボール箱から真っ先にパンティを取り出し(スケスケだ
わ。これなら、履かなくても同じじゃないかしら?)不満を持ちながら足を通してい
く。

 その後で、ブラジャーを着けると乳房が丸見えで、シャツを着てからスーツを着込
むと、事前にサイズを調べておいたから、体にピッタリと治まっている。
「でも、恥ずかしいわ。この年でミニだなんて…」膝上15センチくらいで「年は関
係ないわよ。女は色気が命だから、色気を失ったらもうおしまいよ」制服を着た姿を
見ながら同僚が言う。

 「それから泰子さん、下着はすべて回収しますからね。自分が持ち込んだのは、こ
の箱に入れてね」
「下着をですか。パンティとかブラジャーですよね?」信じられないと言った顔で尋
ねると「そうよ。スリップもここでは不要です。隠したのが見つかったら、罰が待っ
ていますからね」

 「わかりました。明日運びます」
「それならいいわ。明日からは授業しますので、これから打ち合わせをします」秋子
の指示で、打ち合わせが行われた。

 打ち合わせは昼近くまで行われ「今日はここまで。それから1年生が寮に入りまし
たから、お風呂が混むと思いますので注意して下さい」「はい、わかりました」教師
達は一斉に職員室から出ていく。

 「泰子さん、手伝うわね」ボーイッシュな感じの志保が段ボールを持ってくれた。
「すみません、助かります」
「困った時はお互い様よ。気にしないで」2人は職員用の寮に戻っていく。

 志保は段ボール箱を泰子の部屋まで運んでくれた。
「すみません。お礼にお茶ぐらい飲んでいってください」
「あら、悪いわね。遠慮無く頂くわよ」泰子はお茶を入れていく。

 「頂きます」志保は出されたお茶を飲んだ。
「志保さん、ここは長いのですか?」
「4年になるかしらね…」

 「そんなにいらっしゃるの。で、結婚は?」
「もう、したくないわ。散々な目にあったし、夫の借金で売春までさせられたしね…」
「ば、売春ですか?」
「あら、驚いたの。ここにいる職員は皆そんなたぐいよ。あなただって、借金が返せ
なくてここに来たんでしょう?」
「そうです。借金で困った時に、肩代わりを申し込まれて」
「やはりね。ここはそんな女性のたまり場なの」志保は学園の事を詳しく話していく。

 「ここの生徒は普通じゃないの。金持ちの落ちこぼれや、不良よ。どこにも行く当
てがないから、ここに来たの」
「でも、金持ちだったら、ここじゃなくてもいいのに…」
「世間体よ。ここなら気兼ねがいらないしね。金を出せば、それですむ事だし」

 「で、どれくらい取られるのかしら?」
「1人月25万だって。全て込みでね」
「え、そんなに高いの。私の給料だって手取り20万なのに!」驚く泰子に「相手は
金持ちよ。高卒の資格が取れるんだから、それくらい安いわよ、それに、所払いにな
るし」あっさり言う志保に、もう返す言葉がなく、暫く沈黙が続いた。

 「それより下着よ。ほら急がないと」
「そうね、そうだったわね」泰子はクローゼットを開けて中から下着を取りだし「あ
ら、こんな可愛いのを履いていたんだ!」志保は両手でピンクの花柄のパンティを広
げている。
「ダメ、見ないで。恥ずかしいから見ないで!」慌てて取り返す泰子だ。

 「志保さんったら、エッチね」
「そうよ。私はエッチなのよ」泰子に抱きつき乳房を掴んだ。
「いや。またお仕置きされるから、いやです!」逃げようとしたが「制服を着ている
からいいのよ。裸でないから」唇を重ねてきた。
「う!」(いやよ。レズなんてイヤー!)急いで顔を反らせると「ま、いいか。レズ
したい時は指名してね。私がいい思いさせてあげるから」志保は言い残して出ていく。

 「困ったわ。オナニーするのに許可が必要だなんて…」持ち込んだパンティ、ブラ
ジャー、スリップと全てを段ボール箱に詰め込み「これもいらないわね」ガーターベ
ルトを持った。
前の夫を喜ばせるために買った真っ黒なガーターベルトとセットのストッキングも押
し込んだ。

 「これでよしと」片付けが済むと、もう12時を回っている。
「お腹が空いたわ、急がないと」泰子が食堂に向かうと「あら、泰子さん!」典子が
声を掛けてきた。
「怒っているでしょう。でも、仕方がないのよ…」詫びると「もう何ともないわよ」
笑顔で答えていく。

 (ここにいるの人は、皆が訳ありなんだわ…)責める気にもなれず、食堂に入ると
新入生も加わって、食堂の中が混んでいる。
「あら、先生。こっちが空いているわよ!」食堂では、岩瀬とセックスしていた直美
が笑顔で振る舞っている。

 「すみませんね」
「いいえ。先ほどは目の保養になりましたし…」直美に言われ「恥ずかしい。そんな
事言われると」顔が赤らんだ。
「それより、一杯食べてね。私達が精魂込めて作っているんだから!」
「わかりました。残さず食べます」
「そうこなくちゃ」直美は出ていき、泰子は早速食べ出した。

 食事を済ませ、自分の部屋でくつろいでいると「川口先生、下着を引き取りに来ま
した!」現れたのは生徒だ。
「下着って、あなた達が処分するの?」
「はい。生徒会でするのが決まりですから」
「わかったわ。これで全てよ」

 「信用していますが、後で見つかったら、罰ですからね」
「わかっているわ。だから全部出したのよ」
「わかりました。頂きます」下着を入れた段ボール箱が運ばれて「でも、あれをどう
するつもりかしら?」泰子は不思議に思っている。