「遺恨の学園」
                          赤星直也:作
 
第14話 罠のデート

 翌日、勤務するデパートにまた沙織達が現れた。
「宏二君、今夜も付き合ってくれないかしら?」
「構いませんが、今度の休みには、2人きりで楽しみませんか?」そっと耳打ちした。

 その言葉を待っていたのか、笑顔で「任せるわ。そのかわり今夜も付き合ってよ」
応える。
「承知しました」遠藤が承知すると沙織達は帰った。
「そろそろ、仕置きに入る時期だな」
「仕置きって、殺すような事はしないでしょうね?」

 「当然です。そんな事はしません。恥さらしな事をして貰うだけですから」
「それならいいけど、刑務所送りなんてイヤよ」
「美和さんを、悲しませるような事はしませんから、安心してください」心配そうな
顔した美和を気遣っている。

 遠藤はそんな美和を後目に、休日に沙織と一緒にドライブに出かけた。
2人は名所巡りを済ませ、戻ろうとしている。
「沙織さん、これからは僕の言う通りにさせて貰いますからね」ハンドルを切って脇
道に入った。

 すると、建物が見えてくる。
「あそこで休みましょう。面白い所ですから」建物に向かい、駐車場に停めた。
「行きましょう」2人はドアを開けて中に入っていく。
「いらっしゃいませ」男性が声を掛けてきた。

 「ちょっと、休ませてくれないかな」
「わかりました。こちらをご利用下さい」部屋に案内された。
「凄いわ、周りが全部鏡だ…」
「そうです。ですから、こんな事も見え見えです」遠藤が沙織の服に手を掛けた。

 「恥ずかしいわ。写っているのよ」鏡には、脱がされていく沙織が写っていた。
「だからいいんです。興奮してきました…」なおも脱がすと、沙織の乳房が露わにな
っていく。
「恥ずかしい、オッパイが…」

 「沙織さんのオッパイに、こんな事もしましょうよ」上半身を裸にすると、乳房を
揉んでいく。
「見ないで、恥ずかしい!」
「ダメです。見るんです、オッパイを揉まれているのを!」鏡を見つめさせている。

 「次はオ○ンコを見させて貰いますからね」スカートを脱がしていく。
「ダメ、恥ずかしいから見ないで…」上擦った声で言う沙織は、興奮して乳首が膨ら
みきっている。
それでも遠藤はパンティを引き下げた。

 真っ黒な絨毛が現れて「見ろよ、ヘアだよ。オ○ンコのヘアだぞ!」沙織を全裸に
し、絨毛を掻き分け、淫裂を写している。
「やめて、恥ずかしい!」
「オ○ンコだよ。ここにチンポが入るんだ!」嫌がる沙織の膣を指で触っていく。
「やめて、それより早くして…」恥ずかしそうに遠藤の服を脱がしだす。

 沙織によって、遠藤も脱がされ2人は全裸を鏡に映した。
「始めは口でして。それから俺がやるから」言い終わらない内に、沙織は膝を付け肉
竿を口で擦り出す。
「気持ちいい。凄くいいよ」上擦った声を上げ乳房を揉みだした。

 「ング、ング!」沙織の鼻息が響き、やがて、肉竿も唾でヌルヌルになっていた。
「もういいよ。今度は俺がやるからね」沙織を立たせ、背中から抱き付き肉竿を押し
込んだ。
「あ、あ~!」喘ぎ声を上げる沙織だが、鏡には淫裂に入っていく肉竿が写っている。

 「見ろよ、オ○ンコに入っていくぞ!」
「言わないで。恥ずかしいから言わないで…」首を振るが、淫裂の準備は出来ている
から、肉竿はすんなり入った。
「行くぞ!」腰を押さえピストンを始める。
「いいわ。レイプされているようで、変な感じがする…」やっと立っていた。

 「レイプされたいか?」
「イヤ、レイプはイヤ。宏二君に優しくされたい…」
「わかった。それなら、沙織さんが上だぞ!」遠藤は仰向けになり、沙織が騎上位で
の結合を始める。

 「いいわ、凄くいい!」背中を反らせ、声を上げながら腰を動かしていく。
「気持ちいいです。オ○ンコの中に出したいです…」
「いいわよ。出したかったら、オ○ンコの中に出しても」
「それでしたら、遠慮無く出させて貰います」乳房を掴み、乳首を摘んでいく。
「潰して、乳首を潰して!」沙織に言われ、指先に力を入れると「あ、あ、あ~!」
肉竿を入れたまま、背中を反らせた。

 それと同時に淫裂が肉竿を締め付ける。
(凄いオ○ンコだな。これは名器かも…)締め上げながら、登りきった。
「出ました、出ました!」
「わかるわ、膣の中が暖かいし…」動きを停め、遠藤の胸に乳房を押しつけてきた。

 「私とのセックスはどんな感じ?」
「最高です。凄いオ○ンコですよ」顔を押さえ唇を重ねていく。
「よかった。宏二君に喜んで貰えると嬉しいわ」満足そうに起きあがった。

 「待って、それを見せて!」浴室に行こうとする沙織を呼び止め、鏡の前に立たせ
た。
「イヤ、恥ずかしいわ。射精された性器は見せたくない!」そう言うが、両手を押さ
えられ、淫裂から流れ出る液体も鏡に映し出された。

 「見ろよ、俺のザーメンだよ」遠藤は指で淫裂を広げ、沙織は言われるまま股間を
見つめた。
ピンクの膣皮に白い液体が付着しているのが見える。
「恥ずかしいわ。もういいでしょう?」

 「いいよ。洗うついでに、ここも手入れした方がいいよ」
「ヘアを剃るの?」
「そうだよ。ヘアのないオ○ンコが好きなんだ!」

 「それはイヤよ…」
「お願いだから、僕に剃らせて」甘えるように乳首を吸いだす。
「いいわよ。そんなにヘアを剃りたいなら。でも、その前に膣を洗わせて」沙織は浴
室に入り、膣を丁寧に洗っていく。

 そして、洗い終えると戻ってきた。
「沙織さん、約束だよ」
「わかっているわ。宏二君の好きなようにしていいわよ」立ったまま足を横に開いた。

 「こっちを向いて。沙織さんも見えるから」わざと鏡を向かせた。
「危ないから動かないで」まずは、ハサミで絨毛を短くカットしていく。
すると、隠れていた割れ目がうっすら見えてくる。

 「これがオ○ンコだよ」指で割れ目を触っていく。
「恥ずかしいわよ。そんな事より早く済ませて!」その言葉でスプレーを吹きかけ、
手で塗り込むと、股間は白い泡で覆われる。

 遠藤はカミソリを持ち、絨毛を消し去っていく。
「ジョリ、ジョリ!」数往復すると、淫裂が露わになってくる。
遠藤はなおも動かして、股間を少女のようにした。

 「見て。こんなに綺麗だよ」ピンクの割れ目が鏡に写り、沙織にも見える。
「恥ずかしいわ。こんな性器になるなんて…」
「僕は好きだよ。これが!」指で淫裂を愛撫していく。
はみ出た肉襞を撫でたり、クリトリスを撫でたりしながら、膣に指を入れた。

 「ダメ。そんな事されたら、また欲しくなっちゃう」
「欲しかったら、僕がしてあげるよ」なおも指を入れ動かしだす。
「いいわ、気持ちいい。またセックスしたくなってきた…」膣が濡れだし、指も濡れ
ている。

 遠藤は指の動きを速めた。
「して。お願いだから、チンポでして…」
「四つん這いだよ。今度は深いからね」沙織は言われるまま四つん這いになり、鏡と
向き合う。
「あ、あ、あ~!」肉竿のピストンに、乳房を前後に揺らせ、喘ぎ声を上げている。

 「気持ちいいです。出しますからね」ピストンを速めて登り詰めた。
「いいわ。とろけそう…」満足そうに俯せになっていく。

 「沙織。立って見ろよ」沙織はまた鏡と向き合わされた。
無毛の淫裂からは、また液体が流れ出ている。
「凄いよな。これがオ○ンコした証拠だよ」

 「イヤ、そんなオ○ンコだなんて。もう言わないで」手で押さえながら、また浴室
に入った。
「オ○ンコと言わないでか…」苦笑いしながら、鏡に手を振っている。
そして、沙織が戻ると服を着て建物から出た。

 2人が建物から出ると、どこからともなく、美和が現れた。
「美和さん。撮れているかな?」
「わからない。今から調べる」美和は対応に出た男と一緒に調べていく。

 「撮れているわ、こんなにハッキリと…」
「凄いや。オ○ンコにチンポが食い込んでいる」
「そうよね、これを見ていると興奮しちゃうわ」
「僕もだよ。美和さん!」男は美和に抱き付き、服の上から胸を撫でだした。

 「ダメ。三郎さん、それはダメ!」
「兄さんにさせても、僕にはダメなの?」
「だって、宏二さんと約束したわ。手でしてあげるから、これを見ながらして!」

 「触るのもダメなの?」
「そう。いずれ、この人とさせてあげるから、今は我慢して」チャックを引き下げ、
肉竿を掴んだ。
「兄さんが羨ましいな…」画面を見ながら、美和の手で肉竿を擦られ登り詰めた。

 「一杯出たわよ」噴き出た液体をティッシュで拭いた。
「ありがとう、美和さん」満足そうな顔をしている。
「三郎さん。これを印刷しないといけないわね」
「そうだね、今やるよ」2人は画像を選んで印刷した。

 翌日、沙織達がまた現れた。
「美和、宏二さんを借りるからね」
「そんな、仕事中ですから困ります」
「そんな事言っていいのかしら。あんたを首にするのはわけないのよ」

 「原田さん、申し訳ない、ちょっとだけ…」睨み合う2人の間を遠藤が割って入っ
た。
「行こう、時間が勿体ないし」原田と沙織達は売り場から出ていく。
「覚えて置きなさいよ、後で泣かせてやるから」今は我慢時と考えて、美和はおとな
しく引き下がった。

 それを見ていたのか、男が寄ってくる。
「美和さん、今は我慢だね」
「そうよ、三郎さん。それより、手はず通りにやっているの?」
「抜かりはないさ。いずれ、あいつらが泣きわめくよ」
「そう願いたいわ。うまくやってね」2人はヒソヒソ話し合った。

 そして、店が閉まると、美和は店の外で待つ三郎と待ち合わせて、一緒に繁華街に
ある建物に入って行く。
「ここよ。準備はいいわよね?」
「勿論さ、美和さんこそ落ち着くんだよ」2人はドアを開けて中に入った。

 「あら、美和じゃないのよ。何のようなの?」そこには遠藤と沙織がいる。
「謝って貰いたくて。今までの事を…」
「ふざけないで。どうして、私が謝らなければいけないのよ!」
「これでも、謝らないと言う気なの?」美和は持っていた写真を見せた。
「そんな、どうしてこれを美和が…」沙織は見るなり全身が震え、手から写真が落ち
た。

 その写真は、この前、遠藤と鏡の部屋で楽しんだ写真だった。
「ほら、沙織のフルヌードよ。しかもパイパンで。それに、セックス中のもあるわよ」
美和は拾い上げて見せる。
「これを、どうする気なのよ」沙織は真っ青な顔になり、震えている。

 「言ったでしょう。謝って貰うって!」
「謝るわ、だから許して下さい…」
「そんな謝り方ないでしょう。謝るなら、素っ裸になって土下座しなさいよ!」
「ふざけないで。何で私が美和に土下座よ、しかも裸だなんて!」
「それならいいの。この写真がばらまかれるわよ。美和の家族は皆が困るわよね」

 確かに美和の言う通りだ。
学園の理事長になった伸吾や、早紀達の立場もなくなるし、自分の立場も危うい。
「わかったわ、脱げばいいのね」沙織は見守る前で脱ぎだし(これを、どれほど望ん
でいた事か…)美和は感慨深く見守っている。

 そんな事など知るよしもなく、沙織は下着も脱いで全裸になった。
「大部生えたじゃないのよ。まずはパイパンよ。やって上げて!」美和に言われ、三
郎が沙織の股間にスプレーを吹き掛けていく。

 「やめて。自分でするから」
「ダメよ。人の親切は受けないと」笑いながら言う。
それは沙織が初めて味わう屈辱で「う、う、う!」泣き声を上げているが「泣いたっ
てダメよ、私だって散々やられたんだからね」突き放した。

 三郎は絨毛を撫でると剃りだす。
「いいわね、パイパンはお似合いだし。次は土下座よ」沙織は美和の前に正座して、
頭を付けた。
「もっとよ、もっと下げるの!」美和は靴を履いたまま沙織の頭に載せた。
「う、う、う!」泣き声が大きくなったが、三郎はそれを撮っていく。

 「撮らないで。お願いですから撮らないで下さい」大粒の涙を流しながら言う。
「そんな事で、許して貰えると思うの。謝罪の言葉はどうしたのよ?」足に力が入っ
た。
「も、申し訳ありませんでした。もう二度と美和を虐めるような事はしません…」途
切れ途切れにやっと言えた。

 「美和さん。もう、それくらいでいいだろう?」遠藤が口を出した。
「そうは行かないわ。今度はあなたとやるのよ、ここでオ○ンコをね」その言葉に顔
がブルブル震える沙織だ。

 「できないよ、俺はできない!」
「イヤなら、この人がやるわよ。それでもいいの?」
「わかった、やるよ、沙織さん、我慢してくれ」遠藤は服を脱ぎだす。
「やめて。人前よ、いくら何でもできない…」淫裂を両手で押さえ首を振っているが、
遠藤は次々と脱ぎだした。