「遺恨の学園」
                          赤星直也:作
 
第13話 美和の破瓜

 翌日、美和はいつものように仕事をしていると「大丈夫でしたか?」心配そうに遠
藤が声を掛けてきたが「ええ、何ともなかったわ」そう答える。
(言えないわ。お尻にオチンチンを入れられたなんて)何気なく振る舞っていた。

 だが、開店と同時に沙織達が現れた。
「撮れたわよ、ほら!」いきなり写真を見せた。
「こんな所じゃなくて、別な所で…」美和は泣き顔になっている。
「そうよね。その方がいいわね」写真を仕舞い込むと遠藤に気づいた。

 「あんた、いい顔してるわね。こっちのほうはどうなの?」沙織はいきなり股間を
撫でる。
「な、何をなさいますか?」
「そんな声出さなくていいわよ。それより、付き合わない?」
「今は仕事ですから…」

 「そうね、終わったらいいんでしょう。閉店時間にくるから」
「お客さんは強引ですね」
「そうよ。私に逆らったらここは首になるかもよ」
「わかりました、お付き合いします…」渋々だが遠藤も承知した。

 そして、デパートが閉店して店を出ると、沙織達が待っていた。
「美和、行こう。あんたも一緒よ!」二人は沙織達と一緒に歩いて、カラオケ店に連
れ込まれた。
「ここなら誰にも気兼ねは入らないしね」ビールを買い込み、狭いボックスに入って
いく。

 「美和、あんたのヌードよ」入るなり、沙織が写真を並べていく。
「凄い、オッパイと性器が丸出しだ!」遠藤は食い入るように見つめた。
「生の方がいいわよね。美和脱ぐのよ、オ○ンコ丸出しにしなさい!」
「イヤよ。会社の同僚の前では…」

 「やらないと言うなら、これを店長に見せるわよ」沙織は肛門に肉竿を入れられ、
淫裂を晒した写真を見せた。
「酷い、また同じ事をやらせるなんて…」堪えきれず泣き出した。
「やるの、やらないの、どっちよ!」そんな事などお構いなしに怒鳴る。
「やります…」美和は渋々スカートを脱ぎだし「原田さん…」遠藤はそれを見ている。

 「あんた、名前は何というの?」沙織は気に入ったのか、チャックを引き下げ肉竿
を掴んだ。
「え、遠藤宏二です」遠藤と聞いて、沙織の手が一瞬ピクンと停まったが「そう、遠
藤宏二君か。宏二と呼ばせて」唇を重ねた。

 「そんな、困ります、僕した事ないですから…」
「あら、童貞なんだ。沙織楽しめるわね」彩香や景子達が冷やかした。
「そのようね。見て、カチカチよ」沙織の手で擦られた肉竿は。、カチカチになって
いた。

 「宏二君、あなたもやって。私のあそこを触るの」スカートを捲り上げてパンティ
を脱いだ。
「お、オ○ンコだ!」真っ黒い絨毛が露わになった。
「そうよ、これがオ○ンコよ。オッパイも触りたいでしょう?」ボタンを外して、ブ
ラジャーを捲り上げ、乳房を露わにする。

 「オッパイだ。これがオッパイか…」現れた乳房を掴んで口を押しつけた。
「そうよ、それでいいの。オ○ンコにもしてくれないと…」遠藤は乳房を吸いながら、
淫裂も触っていく。
「気持ちいいわ。もっと奥まで入れていいわよ…」沙織の淫裂はもう濡れている。

 「美和、あなたもやるのよ。得意のオナニーをね」彩香に言われ、美和は遠藤と向
き合いながら指で淫裂を触っていく。
「宏二、見てあげなさいよ。私がしてあげるから」沙織は肉竿を擦りながら、遠藤に
淫裂を愛撫されていく。
「気持ちいいです。それに、原田さんのオ○ンコを見たら出そうです…」

 「いいわよ、出しても。美和が口でやるから!」勝手な事を言いながら手の動きを
早めた。
「出ます、出る!」
「美和、口でするのよ!」美和は爆発寸前の肉竿を口に入れた。
「気持ちいいです。この開放感が…」遠藤の肉竿から美和の咽奥に液体が飛んだ。

 「気持ちよかったです。こんな事して貰って!」
「宏二君だからしたのよ。他の人にはさせないからね。今度は私を行かせて」
「わかりました」遠藤の指が淫裂の中を動き回り、乳首を吸いだす。
「いいわ、気持ちいい。まるでセックスしているみたいよ…」沙織も次第に登り詰め
た。
「美和、あんたもやるのよ、ほら行かないと」言われるまま指の動きを早めて「行く
、行く~!」二人が登り詰めた。

 登りきった後は、二人とも服を直していく。
「宏二君。見て、美和はこれが好きなのよ」肉竿を口に加えた写真だ。
「そんな、フェラが好きだなんて…」
「あら、それだけじゃないわよ。女も好きなのよ」

 「女ですか?」
「そう、レズよ。こんな写真もあるわよ」得意げに沙織は見せた。
「そんな、女同士で抱き合っている!」遠藤は見るなり声を上げた。
「そう言う趣味なの。エッチなら何でも有りよ、この美和はね」沙織の言葉に、美和
はただ泣くだけだ。

 「宏二君、だから私と付き合った方がいいのよ。将来のためにもね」
「わかりました、僕も将来が大事ですし」遠藤は沙織と唇を重ねた。
(何も、そんな事しなくていいのに…)美和はそう思いながら、うなだれたままだ。
沙織は美和に当てつけるかのように、遠藤と抱き合い、美和は1人で店を出た。

 翌日、美和が出勤すると「原田さん、昨日の事怒っているでしょう?」遠藤が声を
掛けた。
「別に、何ともないわよ」
「よかった、原田さんにだけは嫌われたくなかったし。それより、今夜は付き合って
貰えませんか?」
「イヤよ、あなたには沙織がいるでしょう?」

 「それと、これは別です。付き合わないと言うなら、この写真を皆に見せますから
ね」この前、沙織が撮った全裸写真を見せた。
「それだけはやめて。付き合うから…」
「そう来なくちゃ。美和さん、頑張りましょう!」美和は承知すると笑顔になってい
る。
「一体、どういうつもりかしら?」元気よく動き回る遠藤に戸惑う美和だ。

 そして、閉店すると美和は遠藤のアパートに案内された。
「狭い場所ですけど…」こぢんまりとした部屋だが、掃除は行き届いている。
遠藤は美和を部屋に上げるなり「美和さん、さっそくだけど裸になって下さい」と言
う。

 「私に脱げと言うの?」
「そうです、僕も脱ぎますから」
「イヤよ、どうして裸にならないといけないのよ」
「脱がないなら、写真をばらまきましよ。こんな写真も」ヘアを剃られ、淫裂が剥き
出しになっている。

 「卑怯よ。そんな事で脅すなんて…」美和は唇を噛みながら服に手を掛けた。
「仕方がないんだ。原田さんが見方になるまでは…」遠藤は美和の脱いでいくのを見
つめている。

 美和は次々と脱いでパンティを脱いだ。
「いいですね、その割れ目が…」絨毛に包まれた淫裂を見つめている。
(そんなに見なくていいわよ)パンティを放ると、ブラジャーも脱ぎ全裸になった。

 「こっち向いて!」うなだれた美和は両肩を掴まれ顔を見合わせられた。
「美和さん!」顔を押さえ、唇を重ねてから両乳房を掴み顔を埋めていく。
(何を考えているのかしら、もしかしたらセックスを…)処女喪失の不安が高まって
いる。

 「美和さん。やらせて欲しい…」美和は押し倒され、淫裂を指と口で愛撫されだし
た。
「ダメ、そこはダメ!」敏感なクリトリスを舌がなめ、指が膣の中を動き回っていく。
「やめて、お願いそれ以上はしないで!」腰が動きだした。

 遠藤は暫く淫裂を愛撫してから、不自由な姿勢のままでズボンを引き下げていく。
「美和さん、破瓜して貰うよ」下半身剥き出しになると股間同士を密着させた。
「やめて、そんなのイヤ。したいならお尻でして、そこは絶対イヤ!」首を振って拒
むが、肉竿は体内に入り込んで来る。
「痛い。抜いて、裂けるから抜いて!」顔を歪めながら抵抗した。

 しかし、一旦入り込んだ肉竿は抜ける事がなく、さらに奥に入り込んだ。
(破ける、バージンが破ける…)何とか逃れたいが、遠藤は美和を押さえたままなお
も密着させた。
「ギャ~!」悲鳴と共に淫裂から鮮血が流れていく。

 「やっぱり、バージンだったのか…」出血を確認するとピストンを早める。
「う、う、う!」大事な封印を破られ泣き出した。
「美和、俺の美和…」泣きじゃくる美和を後目に、乳房を握りしめたまま、ピストン
を速めて登りきった。

 「う~!」うなり声と共に動きを停めて肉竿から放出し、その後は沈黙して美和を
抱きしめたまま動かない。
美和の「う、う、う!」嗚咽だけが部屋に響いている。

 長い沈黙を破って「美和、これからはそう呼ぶからな」萎縮した肉竿を抜いたが、
鮮血で汚れている。
「美和、一緒に洗おう」美和を起こして狭い浴室に連れ込み、シャワーを浴びていく。
「痛かったか?」淫裂にシャワーを浴びせると固まり掛けた血が溶け出して赤く染ま
っていく。
遠藤はなおも美和の淫裂を洗っていくが、黙ったままの美和だ。

 美和の淫裂を洗い終えると、遠藤も肉竿を洗って浴室から出てきた。
「美和、怒っているのか?」濡れた体を拭いていくが、黙ったままの美和にバツが悪
そうだ。
(当然よ、大事な処女を奪われたのよ!)そう思うが、黙ったまま体を拭かれていく。

 「美和、もう一度いいだろう?」タオルを放って抱き付いた。
「痛い、膣が裂けそう!」立ったまま後ろからの挿入に顔が歪んでいる。
「我慢してくれ、美和とやりたいんだ…」腰を押さえて肉竿をピストンしだした。

 「イヤ、抜いて。もういやよ!」膣を突き刺す痛みに、泣き声をあげるがやめよう
とはしない。
「美和、可愛いよ」腰を押さえた手が乳房を掴み揉み出す。
時折、膨らみきった乳首を指の間に入れて挟んで「あ~!」敏感な乳首責めには声を
上げている。
それに、膣も湿って痛みも消えかかっている。

 やがて、肉竿が2度目の頂点を迎えた。
「イヤ、膣の中はイヤ!」叫んだが、白い液体が淫裂からこぼれ落ちていく。
「酷い、レイプした上、射精までして…」肉竿が抜かれると太股を伝わって落ちてい
く。
美和は急いで淫裂を洗いだした。

 そして、美和は淫裂を幾度も洗って浴室から戻ると「美和。これはおまえだろう?」
写真を見せられた。
「そんな、どうしてこれをあなたが持っているのよ!」美和の声が上擦っている。
「やはりそうだったか。どうしてこれを撮ったか教えてくれ!」遠藤の問いに暫く沈
黙が続いた。

 「先生との約束だったの。お互いにヌードを撮りっこして、誰にも言わないって。
それがあの人達おかげで…」美和は言いかけると泣き出した。
「レズしてたんだろう、亡くなった先生と?」遠藤は泣き出した美和の乳房を吸いだ
す。

 「あ、あ~!」心地よい感触に声を上げていく。
「先生、何もできなくてごめんなさい…」乳房を吸われながら遠藤の頭を抱きしめ
「して、もう一回セックスして!」と言い出した。

 「忘れたいのか、過去の事を?」
「そう、忘れたい、お願いだから、セックスして!」肉竿を口に入れて頭を動かして
いく。
「気持ちいい。俺もまたやりたくなったよ」若い肉竿がまた膨らみだした。
「美和、今度はお前が上だぞ」言われるまま、遠藤に跨り腰を沈めていく。
「あ~!」また淫裂が裂かれ、悲鳴を上げていく。

 「何があったんだ。教えてくれ!」乳房を揉みながら尋ねた。
「虐めよ、先生を虐めていたの。しかも売春までさせて…」腰を振りながら答えた。
「あいつらがか?」
「もっといる。後ろに、大物もいる…」

 「理事長か?」
「そう。それに、教師も…」美和は腰を振り続けた。
その間、遠藤は乳房を揉み、登り詰めようとしている。
「出さないで。お口でしますから」爆発寸前で腰を上げ体をずらして肉竿を口に入れ
た。

 それと同時に、3度目の放出が行われ「ゴクン!」美和はそれを飲み込んでいく。
「美和、お願いだから手伝ってくれ!」
「先生の仕返しね?」

 「そうだ。姉さんの仕返しがしたい!」それには「宏二さんは、先生の姉弟だった
っんだ!」驚く美和だ。
「そうだ。お願いだから手を貸して欲しい…」

 「先生の敵を取るなら、喜んで手伝う。でも、私達だけでは無理よ。もっと仲間が
いないと…」
「心配入らないよ。味方はもっといるんだ。それより、詳しく教えてくれないか?」
「いいわよ。遠藤先生はね…」美和は、聖心学園で行われた事を全て打ち明けた。