|
「女教師 寛子」
赤星直也:作
第16話 脅迫
発表会が済むと、部員達は後かたづけを始めている。
「明日は振り替え休日だから、ゆっく休んでいいよ」
「そうさせて下さい。疲れましたから…」部員達は片付けが済むと部室から出て行き
「私も帰らないとね」寛子は孝信の顔を見てから職員室に戻っていく。
職員室に戻ると「凄いプロポーションでしたね。今度はヌードが見たいですよ」同
僚が言う。
「いやですわ。そんなヌードだなんて!」同僚達の言葉に顔を赤らめながら後かたづ
けをして、アパートへと帰っていく。
アパートに帰ると、ホッとしたのかベッドの上に倒れたが、すかさず「ピンポーン
!」チャイムが鳴った。
「孝信君かしら?」玄関に駆け寄りドアを開けると、井原と部員達がいる。
「あら、どうしたの。こんな大勢で?」
「先生、井原と結婚していたんだってね!」3年生の朋美が真っ先に口を開いた。
「誰が言ったの、そんな事?」驚きの顔をする寛子だ。
「寛子、ばれてしまったんだ。部員にはね」
「そ、そんなー!」寛子はへなへなと床に崩れていく。
「寛子、大丈夫か?」井原は靴を履いたまま、寛子を抱きしめた。
それを見て「いいわね、夫婦って。私もいい男いないかしら。ねえ、井原君、私とセ
ックスしてみない?」朋美は井原に声を掛けた。
それには「やめて、孝信君。そんな事やめて!」泣きそうな声で寛子は言う。
「いやなの。夫と私が抱き合うのは?」
「当然です。私達は籍も入っている夫婦ですから!」キッパリと言う。
「そう、やられるのはいやなんだ。だったら、やって見せて!」
「この私に、セックスをしろと言うの?」
「そうよ。ここで大好きな夫とセックスするの」ニヤニヤしながら言う朋美に「でき
ません。そんな事できません!」顔を強ばらせながら言う。
「僕だってイヤだ。人前でセックスなんてしたくないよ」井原も寛子を抱きながら
言う。
「そんな事言ってもいいのかしら。学校で噂になったら、教師は首で生徒の井原君は
退学よ」
(そうだわ、噂になったら転勤か退職しかない…)困惑して黙り込んでしまった。
「見ている前で、セックスをやるわよね?」朋美は強い口調で言うと(やるしかな
いわ、孝信君!)(そうするしかないよ、寛子!)2人は顔を見合わせてから、首を
縦に振った。
「そうこなくちゃ。みんなで見ようよ、ほら早くやってよ!」
「セックスするけど、カメラやビデオでは撮らないで。それだけは約束して!」
「そんな事はしないわよ。先生、確かめて、カバンの中とポケットも!」
「朋美さん、信じていいのね?」
「信じていいわよ。それに誰にも口蓋しないと誓う。皆もそうでしょう?」
「はい、誓います。ですから本物のセックスを見せて下さい」育子も誓った。
「わかったわ、見るだけよ。絶対に変な事もしないで」
「わかっています」鈴木も誓った。
(教え子の見ている前で、セックスをやるしかない!)覚悟した寛子は、震える指
でスーツのボタンを外し、井原も制服を脱いでいく。
「それじゃダメよ。夫婦だから、お互いに脱がせないと…」
「わかったわ。脱がせ合えばいいのね」寛子は井原の上着を脱がし、ズボンも脱がし
てパンツ一枚にした。
すると「今度は寛子だよ」井原が寛子のスーツを脱がし、ワイシャツも脱がして下着
だけの姿にした。
その下着に「色っぽいのを着ているんだ。人妻は違うのね!」部員は驚いて言いだす。
「そんな事ないわ。これが普通よ」寛子の下着は井原が選んだスケスケの下着で、
井原は寛子に抱きつき、ブラジャーのホックを外した。
「恥ずかしい、孝信君!」
「我慢して。僕だって、妻の裸なんか見せたくないんだ!」
「わかった。我慢する…」泣きそうな顔になった寛子のブラジャーが、乳房から外さ
れ脱がされた。
(恥ずかしい。オッパイが堅くなっていく…)自慢のCカップの乳房が左右に揺れ、
乳首が大きく膨らんでいた。
「寛子、我慢して。僕だって我慢するから」井原は最後のパンティを引き下げ、恥丘
が露わになると「ゴクン!」教え子達は生唾を飲んでいる。
パンティが膝まで下がると「ヘアがないわ、先生のヘアがない!」淫裂の周りには
ヘアが生えておらず、恥丘の上にハートの形をして少し残されただけだ。
「僕が剃っているんだ。このほうが僕は好きなんだ!」パンティを足まで引き下げて
いく。
(恥ずかしいわ、孝信君!)泣きそうな顔で足を上げ、パンティから抜き、別な片足
も上げて、小さな布が井原の手に残された。
「先生。今度は井原君のを脱がさないと!」
「わかっています…」全身震えているが、孝信の前に膝をつき、パンツを引き下げて
いくと肉竿は恥ずかしさに萎縮している。
「孝信君、あれをしていい?」
「やってもいいよ!」寛子は井原の了解を得てから、萎縮した肉竿を掴んで口に含ん
だ。
それには「やだー。オチンチンをしゃぶっている!」女生徒は声をあげ「バカね。あ
れはフェラよ、男が凄く感じるんだって!」3年生の朋美は知った振りして言う。
「そうなんだ。夫婦の間では、そんな事もやらないといけないんだよ」その後は黙
ってみている。
その見守る前で、萎縮していた肉竿が一気に膨らみ「寛子、今度は僕がやるよ」寛子
は仰向けになった。
「孝信君、優しくしてね」
「わかっているよ、寛子!」井原が寛子の胸に顔を埋め、乳房を撫でていくと「いい
わ、いいわよ…」頭を両手で押さえている。
その後、淫裂を舌でなめていくと「性器をなめているわ!」また女生徒が声を上げた。
(言わないで。これが孝信君の愛なんだから)目を閉じたまま、腰を動かしていく。
淫裂は井原の愛撫で濡れだし「入れて。孝信君もういいわよ」「入れるよ」寛子の
足を広げて入り込んだ。
部員達は、井原が太股を持ち上げ、肉竿を淫裂に押し込んでいくと(入っていく。膣
にオチンチンが入っていく!)初めて見る行為を食い入るように見つめている。
その目の前で、ピンクの淫裂をかき分けて、肉竿が根本まで入り込むと、井原は腰
を前後に振りだし「あ、あ、あ!」喘ぎ声を上げだす。
「先生、オッパイを吸わせて!」肉竿をピストンしながら乳房を掴み、乳首を吸い出
うと「いいわ。あなた、凄くいい!」両手で井原の頭を撫でていく。
それに、淫裂からは「クシャ、クシャ!」湿った音が鳴り、乳白色の淫汁も流れて
いく。
(性器から愛液が流れている…)女生徒は性教育で習った女性の性器を思い浮かべて
眺めている。
「セックスは、いろいろな形でやっているんでしょう。いろいろなのでやってよ!」
朋美は潤んだ目で言う。
「寛子、やってくれるよな?」
「あなたが欲しいならやるわ」お互いに名前を呼び合うが、それは普通の夫婦だ。
寛子と井原は体勢を変え、寛子が馬乗りになると「あなた、行くわよ!」両手で肩
を押さえ腰を振っていく。
「クシュ、クシュ!」淫裂から音がでて乳房が揺れ動いていく。
「オッパイ、摘むからね」井原は乳房を揉みだし、指の間に乳首を挟んで潰した。
すかさず「あ、あ、あー!」寛子は悶え声を上げ「乳首がいいの。あなたもっと乳
首にして!」催促する。
「痛かったら言うんだよ」井原は両乳首を親指と人差し指で摘み、転がしたり、引い
たりとしていく。
「あん、あん、あん!」背中を後ろに反らせて悶え「噛んで、お願い噛んで!」
「わかった」上体を起こして乳首を吸い歯を立てた。
「あ、あ、あー!」さらに淫裂から淫汁が流れていく。
「乳首を噛まれると気持ちがいいんだ!」興奮した朋美は、シャツのボタンを外し
て手を入れ、乳房を撫でてから、ブラジャーの上から乳首を摘んだ。
「それじゃぁ、ダメだよ。直にやらないと…」鈴木はボタンをさらに外し、胸を広げ
ると、真っ白なブラジャーが小さな乳房を包み込んでいた。
鈴木はブラジャーの裾を持ち上げて乳房を露わにし「こうやるんだ!」その露わに
なった小振りな乳房を揉みだす。
「ダメ、揉まないで。乳首を噛むだけよ。オッパイは揉まないで!」明美は目を閉じ、
上擦った声で言い「わかったよ、少しだけならいいだろう?」乳房を掴み乳首を吸う
と「少しだけ。派手にやらないで…」気持ちよさそうな声で答えた。
鈴木が吸っていた口で、乳首を噛むと「あ、あ、あー!」体を反らせて声を上げ
「いいわ。乳首を噛まれると、ホントに気持ちいい…」体を震わせながら言う。
「もう少し、いいだろう?」両乳房を揉みながら言うと「ダメ。わかったから、もう
いいわよ!」鈴木の手を退けさせ、ブラジャーを引き下げ乳房を隠していく。
「もっとあるでしょう。ほら、四つん這いでやるのが…」明美がシャツのボタンを
直しながら言うと、寛子と井原は言われたまま、四つん這いになっての結合を始めた。
「あん、あん、あん!」寛子は肉竿が淫裂に入る度に悶え声を上げ、乳房も前後に揺
らせていく。
「凄いや。これは、奥までオチンチンが入るって書いてあったよ」驚く部員を前に
(そうなのよ、孝信君のオチンチンが膣の奥まで入ってくるの)悶え声を上げながら
体をくねらせていた。
やがて「寛子、もう限界だ。行くよ!」「早くだして。私もあなたの愛が欲しい」
井原が根本まで入ったまま、動きを止めると「始まるわよ。これが射精よ!」朋美が
解説していく。
寛子と井原は動かないが「ポタ、ポタ!」淫裂から精液が流れでて来た。
「寛子、愛しているよ」「私もよ、あなた!」教え子と教師の枠を越えて再び抱き合
っていく。
寛子は淫裂から流れ出る精液を拭こうとはせずに唇を押しつけ、それに答えていく井
原だ。
「凄いな、これがセックスなんだ!」
「でも、大丈夫なの。射精したから妊娠するわよ」
「避妊しているわ。孝信君が卒業するまでは妊娠しないようにしているの」答える寛
子だ。
暫く休んだ後、寛子は起きあがり「これでいいでしょう。セックスしたから」俯い
たまま、両手で乳房と股間を隠している。
「セックスは確かに見たわ。でも、もっと見たいのよ」
「そんな、もっとだなんて!」悲鳴を上げる寛子に、朋美は「先生のオッパイと性器
を触ってみたいでしょう?」部員達に向かって言う。
「やめてくれ、それはやめてくれ。妻を触られるのはいやなんだ!」井原は部員の
前で土下座していく。
「そんな事やったって、触りたいわ。ねえ!」同調するように朋美が言うが部員達は
黙ったままだ。
「触りたくないんだ。そんならいいわ、あなた達がどうなっても知らないわよ!」脅
迫する朋美だ。
「先生。ご免なさい!」育子は謝りながら寛子の乳房を掴み揉みだし「ご免なさい
!」女子部員は泣きながら寛子の乳房、淫裂を触っていく。
「やめて。お願いやめて!」両手で隠したいが許されず、足を開いて起立したまま泣
いている。
井原は「寛子、我慢してくれ!」部員の前で土下座し続けていた。
それを見て「悪いが、俺は帰るよ」鈴木は寛子を触ろうともぜずに、アパートから
出て行き「俺も帰る!」男子部員は井原に同情したのか、寛子を触ろうとはせずに皆
が出て行き(ありがとう。皆ありがとう!)土下座した井原は涙を流している。
「ちぇ、つまんないの。男がいないんじゃつまんないわ」朋美も帰り、部屋には女
子部員が残された。
「先生、ご免なさい。仕方なかったんです。私も脅されているんです」泣きながら育
子が言う。
「言って。どんな事で脅されていいるの、教えて!」
「見られたんです。鈴木君とエッチしていたのを。写真まで撮って脅されているんで
す…」
「そんな事までしたんだ!」
「それだけじゃありません。この前、先生のようにヘアを手入れしたでしょう。それ
も写真に撮られたんです」
「そんな~。それで鈴木君には言ったの?」
「言ってません。言ったら迷惑が掛かるし…」
「ダメよ、鈴木君に言った方が良いわ。そうすれば脅しにくくなるし」
「わかりました。そうします」素直に聞く育子だ。
「体のほうは大丈夫よね。バージンも?」
「はい、体は平気です。でも、お金を少し取られました…」
「そんな事までしていたんだ。許せないわ!」
「先生、やめて。そんな事したら、私がチクッタって思われて、仕返しされる!」育
子は泣きながら言う。
「そうよ、先生は動かない方が良いわ。私もそう思うの」
「あなたは大丈夫だったの?」
「大丈夫じゃないわ。私もヌードを撮られたの。学校でヌードにされて!」
「私もよ。それで、お金を出せって言われて…」女子部員達は泣きながら告白した。
「そうなんだ、何とかしないと。育子さん、とにかく鈴木さんと相談した方が良い
わよ」
「はい、これから相談します」
「そうよ、そうして。そうすれば私も安心だし」寛子の話を聞いて女子部員達が帰っ
た。
「あなた。困った事になったわね」寛子は全裸のまま孝信に抱きつき「そうだね、
困った事になったな」井原も抱きしめていく。
しかし、井原の頭中では、朋美の事と女子部員の事を考えている。
|