「女教師 寛子」
                      赤星直也:作

第5話 井原の姉 

 昼食を済ますと2人は町に出た。
「ちょっと、離れたとこなんだけど、いいかかな?」
「構わないわよ、井原君の通りにする」2人は電車に乗って二つ目の駅で降りた。

 「この町に、知り合いがいるんだ!」井原は寛子を案内し「あそこだよ」正面に建
物が見えてきた。
「ここだよ」井原はドアを開けて中に入ると「あら、孝信じゃない。男がこんなとこ
ろに来ないのよ」女性が井原を叱った。

 「違うよ姉さん。お客を連れてきたんだから!」
その言葉に(姉さん…。井原君には姉さんがいたんだ!)寛子が理解すると「失礼し
ました。いらっしゃいませ!」笑顔になる店員だ。

 「紹介するね。僕の姉さんだ。でも母親が違うけども…」
「姉の白鳥聖子です。できの悪い弟がお世話になってまして」
「教師をしている西尾寛子です。こちらこそお世話になっています」3人は挨拶をし
ていく。

 「両親は離婚したんだ。姉は母親と一緒に家を出たんだ…」
「そんな事は、どうでもいいでしょう。それより何の用なのよ?」
「お客を連れてきたと言ったでしょう。下着が欲しいんだって!」

 「あら、すみませんね。どのようなのがお望みですか?」
「決まっているさ。エッチなパンティとブラジャーに!」
「子供はいいの。黙っていなさい!」
「子供じゃないよ。オチンチンにヘアも生えているよ」
「バカ。だから子供なのよ!」

 「仲がよろしいのね、羨ましいわ。私は一人っ子で兄弟がいないし…」悲しげな顔
をすると「そんな事無いよ。仲が悪いんだ。それよりエッチ系を探さないと…」井原
が気を遣う。
「それでしたらこちらへ。孝信はここで待っているのよ」
「僕も見たいな。エッチな下着を着けた先生を…」

 「だ、ダメよ。子供が見るもんじゃないわよ!」慌てる姉の聖子に「私は構いませ
ん。井原君に見られるなら」寛子は承知する。
「本当にいいんですか。この子はませていますから…」
「大丈夫だよ。おとなしく見ているから」
「わかったわ。いらっしゃい」3人は奥の方に向かう。

 「まずは、サイズを調べますから服を脱いでください」
「下着姿になるのね」服を脱ぎ、シャツ、スカートと脱いで下着姿になった。
「いいスタイルですわね。羨ましいですわ」潤んだ顔になった聖子は肩を撫で、その
手がブラジャーのホックを外した。

 「えっ。下着も脱ぐのですか?」慌てて乳房を両手で覆い隠すが「試してからお買
いあげ頂くのがモットーですから」肩ひもを外した。
それには「そ、そうなんですか?」慌てる寛子だ。

 聖子は寛子の腕に絡まったブラジャーを脱がせ「白くて綺麗ね。それに大きさも最
高よ」井原が見ている前で、乳房を掴むと揉みだす。
寛子は(見られています。井原君に!)井原が気になり振り向いた。

 (僕は構わないよ。姉さんはその趣味があるから、先生も楽しんだら?)
(でも、レズはいやよ、井原君とならいいけど…)
(我慢して。後でいい事があるから)聖子は優しく乳房を揉み、乳首も撫でられ「あ、
あ、あ!」堪えきれず、声を上げた。

 「敏感なんですね。それでしたら、オッパイを丸出の下着なんて、いかがでしょう
か?」聖子はショーケースを開けて黒いベルトのような下着を取り出す。
「これでも、ブラジャーですか?」
「このように使います」聖子は取り出したブラジャーを胸に取り付け、白い乳房を、
黒いベルトが絞るように引き立てている。

 「これでは、オッパイが丸見えよ」
「エッチ系ですから、この方がいいですよ」聖子は潤んだ目になり、なおも乳房を揉
み(ダメ、触らないで、オッパイを触らないでよ!)逃れようとするが、聖子は乳房
を放さない。

 「ぱ、パンティはないのですか?」何とか逃れようとする寛子だが「ございます。
まずは、お脱ぎにならないと…」聖子は寛子のパンティを引き下げだす。
当然「いや。恥ずかしい!」ハートの形に剃った絨毛が露わになった。

 「あら、可愛いですわ。ヘアも綺麗に手入れされて!」
「だめ。そこはだめ!」指が淫裂を撫でだすと「姉さん。それよりもパンティだよ!」
井原が声を掛ける。
「そうだったわね。つい興奮して…」聖子は慌てててパンティを取り出したが、ブラ
ジャーと同じくベルトで、股間を隠すどころか、淫裂を引き立たせている。

 「これでもパンティなの?」腰のベルトと太股のベルトを繋いだだけの代物で「お
似合いですわ。ここが目立って!」また淫裂を触りだす。
それには「く、下さい。これを下さい!」急いで下着を脱ごうとするが「このまま、
お着けの方がでよろしのでは?」聖子が言う。

 「でも、これはどうするの?」寛子の脱いだパンティとブラジャーを聖子が見つめ
ている。
「姉さん。それでエッチする気だね」
「孝信には関係ないでしょう。人がオナニーしても!」真っ赤な顔の聖子に「エッチ
がしたいなら、先生としたらいいよ。先生もエッチしたいから買いに来たんだし…」

 「そうよね、孝信の言う通りだわ。ちょっと待ってね」聖子は店に「所用のため閉
店中、しばらくお待ち下さい」と看板を出して戻ってきた。
「これで安心だわ。孝信、手を出さないで!」
「わかっている。見ているだけだよ」そう言うと聖子も服を脱ぎだした。

 「私は、下着を着けてないの」服を脱ぐと、乳房が揺れ動き「ど、どうするきです
か?」胸と股間を手で覆ったまま怯える寛子だ。
「女性2人が裸ですると言ったら、あれに決まっていますよ」ニヤリと笑いスカート
も脱ぐと「へ、ヘアがない!」股間の絨毛が、綺麗に手入れされていた。

 「お願い、口でして欲しいの。私もするから…」聖子は寛子をソファに押し倒し、
乳房を掴み吸いだし「あ、あ、あー!」堪えきれずに声を出す寛子だ。
乳房を吸った後、聖子の手が股間に伸びた。

 「ダメ、バージンです。指を入れないで!」その瞬間に指の動きが止まり「バージ
ンですか。だったら仕方ないわね」淫裂を舌でなめだす。
「いや。こんなの、いやです!」逃れようとするが、聖子は指でクリトリスも撫でて
(膣を舌がなめていく…)聖子の愛撫に腰も反応し始め「あ、あ、あー!」体を反ら
していく。

 「姉さん、手伝うよ!」それまで黙ってみていた井原も服を脱ぎだし(オチンチン
が、あんなに膨らんでいる!)チラリと振り返った聖子も興奮している。
「指だけでやる。兄弟だから!」井原は実の姉のお尻を撫でてから淫裂を撫でだし
「う、うー!」聖子の息づかいが荒くなっている。

 「先生、して。手でいいから、して!」
「手でいいのね?」寛子は勃起した井原の肉竿を掴んで擦りだし「気持ちいいよ、先
生にして貰うと凄くいい!」井原も満足顔だ。
「私も感じるわ、聖子さん!」(私だって気持ちいいわよ。弟でなければやりたいの
に…)3人は息を荒立てながら手を動かし続けている。

 「先生、出したくなった。僕のを飲んで…」「いいわよ。飲んであげる!」爆発寸
前の肉竿が、寛子の口に入った。
「で、でるー!」(変な味だわ。でも井原君の精液だから…)吐き気を堪えて飲み込
んでいく。
「よかったよ。先生!」放出を済ますと、萎縮していく肉竿を抜いて、指を動かして
いく。

 「姉さん、行きそうだね。もうすぐだね」聖子の淫裂からも白い淫汁が流れ出てお
り「あ、あ、あー!」聖子も悲鳴を上げて動きを止めた。
「よかったわ。久しぶりによかったわ…」荒い呼吸の聖子だ。

 「聖子さん、私もよかったわよ。こんなに濡らしたし…」寛子は口を手で拭きなが
ら、淫裂を見せた。
「3人ともよかったんだ。でも孝信、お父さんにはこの事を絶対に言わないでよ!」
「わかっている。僕だって叱られるから」3人は脱いだ服を着込んでいく。

 「ところで姉さん、まだ男嫌いは直らないの?」
「しばらく無理かも。中絶までさせられたんだから…」
「えっ、中絶をなさったの?」
「好きな人ができてね。でも、その人結婚していたから、中絶しろって聞かなくて!」

 「それで、男嫌いに?」
「そうよ、男は信用できないわ。妻とは別れるなんて言っておきながら…」服を着込
むと、乱れを直しながら言う。

 「姉さん。先生の分はただでいいかな?」
「勘弁して。不景気で、私の生活も大変なのよ」
「そうよ、井原君。いくら兄弟でも、ただなんてむしがいいわよ」
「寛子さん、物分かりがいいわね。気に入ったわ、半額でいいわ」

 「ホントに半額でいいの。こういうのって、結構高いでしょう?」
「特別よ、それに下着は私が頂くわよ」
「ホントに、あれでオナニーを?」
「寛子さんとのエッチを思い出しながらするの」聖子の顔がまた赤らんだ。

 (仕方ないかもね。中絶までさせられたら、男嫌いになるのも…)寛子もそれ以上
は聞けず、井原と一緒にアパートに戻ってきた。
「先生、見せて。あの下着姿を!」
「井原君が望むならいいわよ」井原の前で服を脱ぎだした。

 「綺麗だ。この姿を撮りたい!」
「だめ、今はだめ。決心が付いたら、すべてを撮って貰うけど、今は許して」
「わかったよ。でも、先生のヌードを撮りたいな。真っ青な空の下で…」
「井原君の希望に添うようにする。それまでは許して」服を脱ぎ終えると、井原と向
き合って座り、井原の手を乳房に導いていく。

 「先生、好きだ。お嫁さんになって!」
「今はダメ。井原君が大人になったら、お嫁さんになって上げる」寛子も井原の頭を
撫でていく、
井原は乳房を揉みながら、乳首も吸い「井原君すごくいいわ。吸われるといいの…」
途切れ途切れに言う寛子で「先生、愛してるよ」「私も井原君が好きよ」2人は夕方
まで抱き合った。

 その間にも、外は薄暗くなっている。
「先生、帰らないと…」
「そうね。また来てね」再び唇を重ね合い、井原は自宅に帰り、寛子が残された。

 「寂しいわ。井原君がいないと…」ベッドに横になると、自然に両手が股間に伸び
ていく。
「井原君に奪って欲しいの。ここを…」目を閉じて、妄想の世界に入って指が淫裂を
触わり始める。
「そこよ。そこに入れて!」指が淫裂からはみ出た肉襞をかき分けて、膣の入り口を
撫でだす。

 「井原君、すごく気持ちいいわよ」井原の笑顔を浮かべながら、乳房と淫裂を触り
だし「あん、あん、あん!」腰を浮かせ、声を上げだし、淫裂から淫汁が流れ出てい
く。
「もっと、もっと入れて!」井原の肉竿を妄想して悶えていく寛子だ。

 これを契機にして、井原はたびたび寛子のアパートをお訪れて抱き合っている。
「吸って。オッパイを吸って!」
「先生、行くよ!」寛子が持ち上げる乳房を吸い、淫裂に肉竿を押し当て、腰を振っ
ていく。

 「いいわよ、気持ちいい。でも、絶対に中には出さないでね」
「勿論だよ、先生!」バージンが破れないようにピストンを続け、膣の中に放出しな
かった。
絶頂になると「でる、でるー!」抜かれた肉竿を、寛子が手で擦り精液を放出してい
く。

 寛子が赴任してから3ヶ月過ぎ、期末試験が始まった。
当然、寛子と井原もしばらく合うのを控え、部活もテスト中は休んでいる。
だが、寛子は1組の試験を監督する日が来て(井原君と一緒にいられる…)心を弾ま
せて井原を見つめる。

 (井原君が見いている…。オッパイを見て貰いたいけど…)試験を邪魔するわけに
は行かず、ただ見つめているだけしかでず「残り15分です」生徒達に注意して見回
っていく。

 井原の前のを通り過ぎると「!」声を上げそうになった。
(お尻を触っている!)歩くのをやめて、相手を確かめると(い、井原君がお尻を欲
しがっている!)その手は井原だった。
(先生。昼休みに合って欲しいな、部室でいいから!)
(いいわよ、昼休みに部室ね)首を縦に振って、また生徒の間を回って行く。

 そして、昼食を急いで摂ると、部室に向かった。
「先生、オッパイが欲しいよ!」井原はいきなり、寛子のスーツのボタンを外しだす。
「待って。見られたら困るから鍵を掛けないと…」シャツのボタンを外されながら鍵
を掛けた。

 「先生!」「井原君!」シャツのボタンが外されると、乳房が揺れている。
「井原君のためよ。恥ずかしいけど、着ているの…」井原の頭を撫でながら、乳房を
揉まれていく。
「あそこも見せて!」
「いいわよ。て、井原君!」乳房を揉まれながら、寛子はスカートの裾を持ち上げる
と、恥丘にはハートの形をした絨毛も伸び、淫裂の周りも5ミリくらいで覆われてい
る。

 「ダメ。指は入れないで。必ず上げるから!」
「わかった。触るだけにする」指が淫裂を撫でていく。
「井原君、好きよ」
「僕も好きです」2人は唇を重ねてあって愛を確かめ合う。

 「先生、だいぶ生えたね。また剃りたいな」股間を撫でながら言う。
「剃ってもいいわよ。井原君が望むなら…」また唇を重ね「戻ろうよ、もう時間だし」
「そうね、時間よね」名残惜しそうに2人は部室から出た。