|
「女教師 寛子」
赤星直也:作
第4話 ビデオ
体を洗い終えると、2人は戻り「先生、コーヒーが冷めちゃったね」「そうね、暖
めようか?」「いいよ、このままで!」全裸のままコーヒーを飲んでいく。
「先生。ヘアの手入れはしないの?」
「そんのいやよ。第一、恥ずかしいし…」
「僕は先生の手入れされたヘアが好きだな」
「井原君は、ヘアを手入れした方がいいと思うの?」
「うん。先生のヘアは多いから、手入れした方がいいよ」
「だったら、井原君がして。井原君の好きなようにしていいわ」
「是非、手入れさせて下さい。早速やりましょう!」井原は浴室にからポリバケツに
お湯を入れ、石鹸とカミソリを持ってきた。
「丁寧にしてよ。怪我するのはいやだから…」
「当然ですよ。大事な西尾先生だから」
「あら、お上手ね」
「ホントだよ、先生!」井原は石鹸を泡立てて、足を開いた寛子の絨毛に塗っていく。
「でも、恥ずかしいわ。性器の中まで見えているんでしょう?」顔を赤らめて言う
と「そうしないと剃れません。動かないでね」肌に密着している絨毛にカミソリが当
てられた。
(ヘアを剃られる…。いやだけど、井原君がしたいなら我慢する…)
「ジョリ、ジョリ!」真っ先に淫裂の両脇が剃られ「恥ずかしい。性器が見えてい
る!」両手で顔を覆った。
「綺麗だよ、先生のオ○ンコが!」
「いや、オ○ンコだなんて言わないで。性器よ、性器といって。今度オ○ンコといっ
たら絶交よ!」
「わかりました。もうオ○ンコとは言いません!」井原の持ったカミソリは、寛子の
淫裂を丸見えにしていく。
「今度は上だよ。ハートの形にするからね」無秩序に生えた絨毛を、短くカットし
てからカミソリで、ハート形に剃っていく。
「可愛いね、こんなスタイルも」井原は剃り終えると、股間を丁寧に拭きとると、淫
裂からは2枚の肉襞がはみ出ていた。
「先生。このヒラヒラもいいですね」
「ダメ。恥ずかしいわ、そんなの見ないで!」
「でも、見たいんだ。西尾先生の性器の中を!」井原は指で淫裂を広げ「ダメ、ダメ。
そんな事、恥ずかしいわよ!」しかし、目を閉じて拒もうとはしない。
(膣の中を見られている。井原君に性器のすべてを…)鼓動が早まり、呼吸も荒くな
っていく。
やがて、井原の手が淫裂から退けられた。
(もう見飽きたんだ、私の性器は…)目を開けると井原の顔がすぐ前にあり「先生!」
井原は抱きついて唇を吸う。
「うぐ!」(好きよ、井原君。必ず上げるわよ。私のバージンを…)寛子も吸い返し、
井原は右手の人差し指と中指で乳首を挟んだまま揉みだす。
(ダメ。そんな事したら、また欲しくなってしまう…)寛子の呼吸がさらに乱れてい
く。
それを知ったのか、井原は乳房から手を退けて、持ってきたバックからビデオを撮
りだした。
「先生に見て貰いたいのがあるんだ。ビデオだよ!」
「まさか、エッチなやつではないでしょうね?」
「見方によってはエッチだよ」井原はテープをデッキに押し込み再生を始めた。
テレビは砂嵐状態が映っている。
「もうすぐだよ」井原が寛子と一緒に並んで座ると「あら、女性ね、誰かしら?」画
像が映りだした。
「藤森先生の奥さんだよ。英語の先生だったんだ!」
「あら私の前任なのね」テレビを見ていると、撮ったのは春先らしく、真っ青な青空
で、笑顔を振りまいていた。
しかし、恥ずかしさか、目の下が赤く充血している。
女性は後ろを向けて歩きだし、周りには木々が生い茂り、撮ったのは素人だと寛子に
もわかる。
カメラも一緒に後を追いかけ、突然歩いていた女性が振り向き「あつ!」寛子は声を
上げた。
前任の教師はシャツを広げて、乳房を露わにしている。
「ぬ、ヌードになったの、藤森先生の奥さんが?」
「そうだよ。最後まで見てよ」画面を食い入るように寛子は見つめている。
画面に映った前任者は、強ばった顔でシャツを脱いでいくが、恥ずかしさで、顔が
真っ赤になっている。
(恥ずかしいのね。顔が真っ赤だし…)シャツを脱ぎ終えた女性は乳房を揺らせなが
ら、今度はスカートも脱ぎだす。
「フルヌードだわ!」スカートが足下に落ちて、全身が露わになっている。
(ヘアがない。性器が丸見えだ!)カメラは女性の股間をアップにして「ほら、綺
麗でしょう、オマ…。いや性器が…」
「でも、よくヌードになったわね」
「僕が無理に頼んだんだ。最初は嫌がっていたけど、承知してヌードになってくれた
んだ!」画面は、女性の体をなめるように映していく。
「震えているわよ。全身が!」
「『恥ずかしくて、死にたいくらい』と言っていたよ」他人事のように言う井原で、
テレビには女性が両手を後ろに組んで笑顔を作っている。
その女性は、今度はゆっくりと全裸のまま歩きだす。
お尻が左右に揺れて、太股の付け根からはピンクの淫裂が覗いている。
「ねえ、脱いだ服はどうしたの?」
「僕が持っていたよ。カメラを撮りながら持っていたんだ!」
「そうなんだ…」寛子が食い入るように見ていると、歩いている女性の先には池があ
り、草が生い茂っている。
女性は歩くのをやめて、草の生い茂った上に横になると足を開き、指で淫裂を触わ
りだした。
「オナニーだよ、オナニーをしているんだ」井原の言葉に、寛子も呼吸も荒くなって
いく。
(人前でオナニーだなんて。それにカメラに撮られているのよ)生唾を飲み込みなが
ら見ている。
『あ、あ、あー!』テレビからはあえぎ声が上がり、その淫裂がアップになる。
「見て、白い液が出ているよ、あれはマン汁だよ。気持ちいいときオ○ンコから流れ
るんだって!」
「だめよ、オ○ンコだなんて。そんな言い方は恥ずかしいわよ」顔を背け(気持ちよ
かったのね。あんなにお汁を流すなんて…)自分の股間を見つめている。
「先生、目を逸らさないで真剣に見てよ。もっとあるんだから」
「もっとあるの、藤森先生の奥さんのヌードが?」
「うん。そうだ、あれがいいかな?」井原は再生を止めて、別なテープと入れ替えて
再生していく。
「あら、豪華な家ね。これ井原君の部屋なの?」
「まさか。ラブホテルだよ」
「え、先生とエッチをしたの?」
「見ればわかるよ」再生が進み、画面には全裸の女性と井原が映っている。
2人は抱き合い、ベッドの上に倒れ、井原は女性の乳房を揉みながら腰を振ってい
る。
「ホントにしたの。セックスを?」
「したよ。後でわかるから」テレビには女性の気持ちよさそうな顔が映っている。
『出そうです。先生!』
『出していいわよ、井原君。私も井原君のエキスが欲しいの』
『先生!』井原の腰の動きが止まると『いいわよ、井原君。エキスが温かくていいわ』
足を井原の腰に絡めた。
「どうやって撮ったの。これを?」
「ラブホテルのビデオを使ったんだ。モニターを見ながら調整して撮ったんだ」
「そうなんだ…」頷く寛子だが、画像が一旦停まって、また映った。
画面には、アップになった女性の性器が映り「そ、そんなー!」寛子の体がブルブ
ル震えている。
女性の性器からは、井原が放出した精液が流れ出ていた。
「出しちゃったんだ。今になって、すごく後悔している…」画面を見つめる井原の
顔の元気が消えていく。
「ねえ。何かあったの?」井原の元気が消えたのに気づいて寛子が尋ねると「待って。
すぐにわかるから」またテープを入れ替えた。
今度のビデオは、家の中で撮ったらしい。
「どこで撮ったの?」
「藤森先生の家だよ」画面には妊婦服を着た女性が映っているが、女性は顔を曇らせ
ている。
その女性が妊婦服を脱ぐと、垂れ下がった乳房が露わになった。
妊娠しているせいか、乳首と乳輪が真っ黒になっており、女性はさらに脱いで、大き
く膨らんだお腹が露わになった。
『これで許して。井原君!』
『ダメだよ。全部撮りたいんだから』女性は泣きそうな顔になり、体を覆うすべての
服を脱いだ。
『だいぶ生えてきたね。また剃ろうか?』
『もう許して。もう言い訳できないの。許して!』泣きながら言っている。
『泣かないで。泣き顔は先生に似合わないよ。だったらアソコを見せて』女性は泣
くのをやめて、立ったまま足を広げると、性器からは胎内の赤ちゃんの排出物が流れ
ている。
女性は恥ずかしそうにそれを手で隠そうとしている。
「いつ撮ったの。藤森先生の家なのに…」
「学校をずる休みしたんだ。妊娠したと聞いて」そこで井原はビデオを止め「先生。
気づいたと思うけど、この子は僕の子なんだよ」小さな声で言う。
「信じられないわ。藤森先生の奥さんが、井原君の赤ちゃんを産んだなんて!」体
が震えているが、それは寒さのためではなく、底知れに不安に怯えていたからだ。
「理屈が合うんだ。僕が射精したのが5月で、それに出産が3月だ。これが証拠だよ」
泣きそうな顔になっていく井原だ。
(つらいのね、井原君は!)寛子は井原を抱きしめて「まだわからないわよ。血液
型を調べてみないと」と言う。
「無駄なんだ。藤森先生と僕はO型で同じだから」堪えきれず井原が涙を流した。
(可愛そうに泣いているわ。何とかしないといけない…)寛子は井原を抱きしめたま
まだ。
「でも、まだわからないわよ。井原君の子かどうかは…」
「間違いないよ。僕親父から聞いたんだ、藤森先生は無精子症だって聞いたんだ!」
「あら、それはどうかしら。女性の体調次第では妊娠するによ。無精子症と言っても、
完全に無い訳じゃないのよ」
「と、いうと僕の子じゃないと?」
「そうよ。奥さんだって、胎外受精をしたかもしれないし…」
「そうだよね、それは聞いていないんだ。あれ以来、会ってないし…」
「だったら、なおさらよ。聞いてからでないと」井原にやっと笑顔が戻った。
「先生、ありがとう。これですっきりしたよ」井原は再び寛子を押し倒していく。
「ダメ、バージンでいたいの。卒業まで待って、お願いだから!」寛子は淫裂に忍び
込もうとしている肉竿を両手で押さえた。
「わかりました。その代わり、ヌードを撮らせてくださいね、藤森先生見たく…」
「私のヌードを撮りたいの?」寛子は驚きのあまり、大きな声を上げた。
「そうなんです。西尾先生の綺麗なヌードを見ながらオナニーしますから」
「ダメ、そんなのダメ。ヌードを撮られるなんて、恥ずかしい!」
「でも撮りたいんだ。こんなに綺麗な西尾先生のフルヌードを…」井原は唇を重ね
ながら乳房、淫裂と撫でるが(どうしよう。ヌードはいいけど、他人に見られたら困
るし…)寛子は迷っている。
「井原君。絶対に他人に見せないと約束できる?」
「もちろんだよ。西尾先生は僕だけの物だからね」
「あら、井原君ったら。わかった、ヌードを撮ってもいいわよ。その代わり、絶対
に他人には見せないと誓ってね」
「当然です。誓いますよ、ヌードを他人には見せないって!」2人はまた唇を重ねて
時を過ごしていく。
時計は12時を過ぎている。
「井原君、ご飯を食べていかない?」
「頂きますよ、先生の手料理ならきっとうまいだろうな」
「あら、味の方は自信ないわよ」2人は起きあがり、脱いだ服を着込んでいく。
「先生。ランジェリーを買いに行こうよ。僕、いい店知っているから」
「あら、男の井原君が下着店を知っているなんて!」寛子は笑顔で乳房にブラジャー
を押しつける。
「もっと、色気のあるのが似合うよ」
「そうかしら?」ブラジャーを着け終えると、パンティに足を通した。
恥丘の上に、ハート形の絨毛があるだけで、淫裂が丸見えになっており(恥ずかし
いけど、井原君が望んでいるし…)ゴムを掴んで股間を覆い隠していく。
「先生、下着を着るのもいいね」
「ダメ、恥ずかしいのよ。着ていく方が、脱ぐときよりも恥ずかしいわ」背中を向け
て服を着込み、服を着込むと寛子は井原と一緒に昼食を摂った。
|