「秘密の学園」
                                赤星直也:作

第3話 撮られたヌード

 校舎に着くと職員室に入ったが「変ね、誰もいないわ」先程いた同僚はおらず、静ま
りかえっている。
「一体、どうしたのかしら。もしかして…」昨日の事を思い出し、静まりかえった廊下
を歩いて昨日の教室まで来た。

 (ここで、真理さんがヌードになっていたけど…)周りに人がいない事を確かめて引
き戸を開けた。
(やっぱり、ヌードになってる!)真理が昨日と同じく、産まれたままの姿を男に晒し
ているが、顔は隠れて見えない。

 真理が「モデルはこれ位にしてください…」泣き声いうと「わかってる、今日で描き
終わるし。その代わり、やらせて貰うよ」男は筆を置き、ズボンを脱いで下半身を剥き
出しにしたようだが見えない。
「直はイヤです。着け下さい…」
「だったら、お前がやれ!」真理が肉竿にコンドームを着けたようだ。

 「いくぞ!」立ったままの真理は、後ろから抱きつかれ「あ~!」声を上げた。
「入れただけだ。これからが本番だ!」両手で真理の腰を掴むと、自ら腰を振りだした。
「あ、あ、あ~!」声を上げ、髪の毛を振り乱しながら堪えている。
「気持ちいいな。言うんだ!」
「真理のオ○ンコがチンポで突かれてます…。もっと奥までチンポで突いて下さい…」
相変わらず泣き声だ。

 「そんなに、オ○ンコが好きか?」
「はい。真理はオ○ンコが好きな、淫乱教師です…」後は泣き声になっている。
(セックスしてるわ。真理さんが校舎でセックスしてるなんて…)信じられないと言っ
た顔で引き戸を閉め廊下を歩きだした。

 廊下を歩いていくと音楽室が目に留まる。
「もしかして…」音楽室を覗くとやはり、全裸になった同僚がピアノに合わせて踊って
いた。
(一体、どうなっているの。教師がヌードになるなんて異常よ!)奈々は引き戸を戻す
と廊下を歩きだし渡り廊下が目に留まった。

 「ここは、生徒の部室って言っていたけど…」興味を持って歩いていくと、クラブ名
の書かれた看板がぶら下がっている。
「里奈さん、写真部から呼ばれてけど…」気になって写真部と書かれた看板を捜した。
「ここだわ。中は見えないね」覗くのを諦め、帰ろうとすると「教室はイヤ、ここだけ
にして!」声が聞こえる。

 「ダメです。皆がやってるんですから行きましょう」
その後「う、う、う!」と泣き声がし「泣いたってダメです、行きましょう」(出てく
る、隠れないと…)奈々は用具入れの戸を開けて飛び込むと「ギ~!」度が開いて「大
丈夫だ。誰もいないよ。行こう!」声と同時に数人が出てきて「バタン!」ドアが閉め
られた。

 「許して。教室はイヤ…」泣きながら言うが「ダメと言ったでしょう、ほら」歩き出
したようだ。
奈々も、戸をそっと開けて覗くと(ヌードだわ、フルヌードになってる!)2人に支え
られ全裸の女性が歩いていく。
その女性の揺れ動く尻を見詰め(教室って言っていたけど…)気付かれないように、後
ろを歩いていくと3年B組と書かれた看板の教室に入った。

 奈々が教室の廊下からそっと覗くと、教壇に立ち、全裸の里奈が乳房はおろか、絨毛
まで晒し生徒の構えたカメラに収まっている。

(里奈さんだ。ヘアまで撮られるなんて…)授業のように黒板を背に教鞭を持って笑顔
を作っている。
「先生。オナペット何だから、オ○ンコも見せないと…」
「イヤ、お願いだから、性器は許して!」
「そうは行かないよ、皆がやったんだから。そこに座って足を開いてください!」言わ
れるまま教卓に座り足を開くと淫裂の中が覗いた。

 「これは撮らないで…。見るだけにして…」涙を流しながらも作り笑いをしてカメラ
に収まった。
その後も、いろいろなポーズを取ってカメラに収まっていき「先生、もういいです」終
ったようだ。
奈々は気付かれないようにその場を離れて廊下を歩いていく。

 「里奈さんまでがヌードになるなんて、どうなっているのよ!」独り言を言いながら
歩くと視聴覚室の前に来た。
「まさか、ここではないと思うけど…」そっとドアを開けて、覗くと人の気配はない。
「誰もいないんだ」ドアを閉めようとした時「う!」後ろから押されて中に飛び込んだ。

 「何するのよ!」と奈々は叫ぼうとしたが、ナイフが目に入り黙ってそれを見ている。
「おとなしくしてれば、殺しはしないよ」男はストッキングを被り誰だかわからない。
「何する気なのよ。タダでは済まないからね!」強がる奈々だが、両手を後ろにして縛
りだし、それと同時に2人の男が入って来た。

 「見られたみたいだな。口封じをしないと…」
「そうだな、いずれやって貰うつもりだったし」
「そうと決まれば始めるぞ!」2人の男が奈々のスーツに手を掛けた。
(レイプする気だ!)悟って「やめて。レイプなんてイヤ!」叫ぶと「そんな事はしな
いさ。オ○ンコとオッパイを撮らせて貰うだけさ!」ナイフが顔に押しつけられ、スー
ツが脱がされた。

 それにカメラが構えられ「イヤ。ヌードはイヤ!」ナイフが顔にあるから、声だけし
か上げられず、シャツも脱がされブラジャー姿にされた。
「静かにしないと、怪我をするからね!」顔のナイフがブラジャーの繋ぎ目を切ろうと
している。
「やめて。見てもいいから、撮るのだけはやめて…」言い終わらない内に、カップの繋
ぎ目が切られて乳房が飛び出した。

 「先生、噂通りにいい形してるね」カメラで撮られる。
「ダメ、撮っちゃダメ!」
「そうは行かないよ。今度はオ○ンコだ!」スカートが脱がされ、小さな布地で出来た
パンティが現れた。
「凄いや。こんなのを履いているなんて!」また撮られる。

 「それより、早くオ○ンコ見ようよ!」
「そうだな。素っ裸にしないと」パンティが引き下げられ、足から脱がされると絨毛が
晒されている。
カメラはそんな奈々を撮り続け「う、う、う!」屈辱に泣いている。

 「先生。泣くのはまだ早いよ、オ○ンコ撮るんだから!」両足が開かされ、肉襞や膣
穴が見えた。
「撮らないで。イヤ~!」前にも増して声を上げるが、足を押さえられ、女性の一番恥
ずかしい部分がカメラに収められ、涙が止まらない。

 「先生、処女なんだってね。見せて貰うよ」淫裂を更に広げられて「処女膜って、オ
○ンコの入り口にあるんだ…」見つめている。
「そうだ。入り口の、垂れ下がったギザギザが処女膜だ!」
「俺にも見せてよ!」交代で淫裂が覗かれた。

 暫く見ていたが「先生、僕とオ○ンコやろうよ!」ズボンを引き下げた。
「イヤ。レイプしないって、言ったじゃないのよ!」
「レイプはしないさ。口でのオ○ンコだよ」パンツを脱ぐと肉竿が膨らみきっている。
(オチンチンが、カチカチになってる…)初めて見る大人の肉竿に怯えていると「座っ
て!」正座させられ口に押しつけられた。

 (そんなの、イヤよ!)口を閉じたまま、首を振るとまたナイフが当てられ「怪我し
てもいいのかな?」(イヤだけどやるしかない…)口を開いて肉竿を迎え入れる。
「先生、凄くいいよ!」生徒は乳房を握りしめたまま、腰を振りだし「う、う~!」呻
き声を上げ、首を振ることしかできない。

 (オチンチンをなめさせられた…)嫌々でも口の中に肉竿が押し込まれ、撮られる屈
辱に涙は止まらない。
暫く口の中を肉竿が動いていたのに、突然動きが止まった。
(変なのが…。もしかして…)大きく首を振っても頭を押さえられ、喉奥にはベットリ
した精液が漂いだした。

 「先生、気持ちよかった!」満足そうに肉竿を抜くと、涎のように奈々の口から白い
液体が流れ出る。
その様子もカメラに収めていくが奈々はもう抵抗する気力もない。
「交代だ、今度は僕がやる!」撮っていた男も、奈々の口に肉竿を押し入れ、腰を振っ
ていく。
「気持ちい。これからもやって欲しいな」次第に登り詰めまた口の中に噴射された。

 奈々は3人から口の中に射精されて、やっと両手の自由が戻り、急いでパンティを履
くとブラジャーをそのままにしてシャツ、スーツのボタンを掛けた。
その間に男達は出ていき「性器を撮られてしまった…」屈辱を味わいながらスカートも
直すと校舎から寮へと歩いていく。

 寮に着くと郵便受けに手紙が入っており「誰かしら?」見ると名前が書いてない。
「名前がないなんて変ね」手紙を持って部屋に入り、封を切って中を取り出すと写真が
入っている。
「ヌードだ、私のヌードが撮られた!」写真を見るなり叫んだ。

 写真は風呂場で撮ったらしく、浴槽が写っている。
「誰が私のヌードを撮ったのよ…」先程、淫裂を撮られた事が気がかりだ。
「あれを見られたら生きていけない…」手が震えだし、封筒も揺れて中からメモが出て
きた。
「電話!」メモには電話番号が書かれてある。

 「どうしよう。このままでは知られてしまう…」写真が表沙汰になるのだけは、防が
なければならない。
迷った末に、メモに書かれた番号に電話すると「よく撮れているでしょう」音声を変え
た声で出た。
「どういうつもりなの、ヌードなんか撮って。タダじゃ済まないからね!」
「だったら、警察行きなよ。素っ裸の写真持って。警察も喜ぶぞ」それには黙り込んで
しまった。

 「わかったようだな。騒いでも何にもならないぞ!」
「写真はどうする気なのよ」
「新学期に配ろうかと思ってる…」
「やめて。そんな事したらここにいられなくなる…」涙声になっている。
「泣くこと無いよ。言うことを聞いてくれるなら、秘密にしておくよ」

 「私に、何させる気なの?」
「明日の3時に、3年B組の教室で素っ裸になってよ!」
「馬鹿言わないで。私は教師よ、そんな破廉恥なこと出来ないわ!」
「やらないなら、この写真がどうなってもいいんだね。ほら、オ○ンコも見えるよ」
「それだけはやめて、ヌードになるから…」それだけ言うと声にならない。

 「ありがとう。レイプは絶対しないから安心して素っ裸になってよ」電話が切れた。
「ヌードになるなんて…」泣いていると「そうよ、里奈さんもヌードになっていた…」
校舎でのことを思い出した。
「それに、真理さんや他の人たちもヌードだった。私もいつかはヌードで…」怯えて
身震いを始めた。