「淫らな学園」

                             赤星直也:作

第19話 学園の面子


 全裸の授業はあっけなく終わった。
女性教師は「よかった、服を着られて」笑顔になって服を着ていく。
「でも、変な感じだったわ。ヌードを見られると膣が疼いていたの」
「私もよ、何だか快感に思えたの」勝手なことをいいながら元通りになっていく。

 しかし、相変わらず和代だけは全裸で授業を続け「どうして、私だけがこんな事を
させらるのよ…」自問しながら授業をしていた。
そんな和代に気づいたのか「先生、今夜は飲みに行きましょう」珍しく高田が誘う。
「あら、私はダメなの?」
「歓迎です。多ければ多い程いいし」
「それでしたら、私も久しぶりに外で飲ませて貰うわ」教師の大半が行くことに決ま
った。

 授業を終え、まだ明るい中、一行は学園からさほど離れていないスナックに入った
が、店内はさほど広くはないから貸し切り状態だ。
「今夜は貸し切りよ。他のお客さんにはご遠慮して貰います」和服を着たママらしい
女性が入口に断り書きを貼ると、頼んだビールを並べていく。

 和代達はそれを飲んでいが、次第にアルコールも回り酔いも回っていく。
「ママ、元気にしていた?」高田はなれなれしく聞いていく。
そんな2人に疑問を感じたのか「あの人誰なの?」和代は慶子に聞いた。
「前の英語の先生よ。問題起こしてやめさせられたの」言いにくそうだ。
「問題をですか?」
「和代さん、アパートに帰ったら教えて上げるから今は飲みましょう」横から悦子が
口出しする。
和代は(きっと、何かあるんだわ)不審に思いながら飲み続けた。

 飲み始めてから2時間も経ち、回りも暗くなっている。
「ママ、あれやってくれないかな?」高田が頼む。
「恥ずかしいわ。前の仕事仲間の前でやるなんて!」
「頼むよ、見たいんだ」高田はしつこく頼むと「わかった、やるわよ」ママは皆の帯
を解いていく。

 (何をする気かしら?)食い入るように見ていると、着物も脱いで上半身を露わに
した。
(入れ墨だわ…)和代は背中に彫られた入れ墨に気づいた。
ブラジャーも脱ぎ、パンティも脱いで全裸になると、皆の前に立って自慢げに見せて
いる。
股間の絨毛は綺麗に剃られ、淫裂が剥き出しで、乳首と淫裂にはピアスが数個付けら
れ、ママはそのピアスに鈴を付けていく。

 「それでは、ご要望により始めます」付け終わると音楽を流して踊り出し、高田は
「はい、はい、はい!」手を叩いて手拍子を取っている。
ママは大胆にも足を上げて淫裂まで晒していくが、体を動かす度に背中の入れ墨が生
きているかのように動き、ピアスに付けられた鈴も「チリン、チリン!」と鳴り続け
た。

 踊り出して10分も過ぎ、体からは汗が流れ「もう、いいでしょう」息を弾ませて
いる。
「それにしても、よかったよ」高田は満足そうに抱きしめ淫裂を撫でていく。
「私とやりたいの?」
「そう、お金は払うから」
「それならいいわ、ここでするの?」
「そう、皆の目の前でね」ママを四つん這いにして腰を押さえ、肉竿を突き出し「あ、
あ、あ~!」声を上げ首を振っていく。
「気持ちいい、昔を思い出すよ…」高田は腰の振りを早めていくと「ピシャ、ピシャ
!」「チリン、チリン!」股間のぶつかる音と鈴の音が響いていく。

 やがて、高田が登り詰めようとしている。
「出さないで。オ○ンコに出したら割り増しよ…」
「払うよ、払うから出させろよ!」動きを早め、突然動きを停めた。
「出たわ、子宮が暖かい…」
「ああ、出したよ。全部出させて!」余韻を味わうかのように乳房も撫でていく。

 「もういいでしょう。オ○ンコしたから抜いて」肉竿が抜かれ、ママは淫裂を拭い
て「3万は戴くわよ、オ○ンコ代と割り増しで」「わかっている。ほら」財布から札
を取りだして渡す。
その様子を(売春だわ、ここで売春しているんだ…)黙って見ていた。
和代達はその後も飲んで10時近くにアパートに戻った。

 戻ると「悦子さん、何があったの?」と尋ねた。
「レイプよ。生徒からレイプがあったらしいの。それで、道代さんが理事長に訴えた
のよ」
「それは当然よ。レイプされたなら…」
「そうじゃなかったわ。学園の対面を考え、道代さんが誘惑したと決めつけたのよ」
「そんな事されたら、私だったら怒るわよ」
「そうよね、それで訴えようとしたから、ヤクザが道代さんを掴まえて、あんな体に
したのよ」
「ヤクザが、入れ墨を?」
「そう。それでもう学園に入られなくなったわ。だから、生徒からレイプされても我
慢するしかないの」泣き顔で言う。

 「悦子さんも、レイプされたの?」
「う、う、う!」それには泣くだけだ。
(間違いない。ここの学園は狂っているわ。でも、どうすればいいのよ…)考えなど
覚束ない。
「和代さん、絶対逆らってはダメよ。この前は裸で済んだけど、入れ墨を入れられた
らお終いよ」
「わかったわ、我慢するしかないのね」
「そうなの。道代さんのように売春はしたくないでしょうから。それから、逃げちゃ
ダメよ、写真が公になるし…」悦子は泣きながら話し続けたが、その夜、和代はなか
なか寝付けなかった。
「戻りたい、拓也さんの所に戻りたい…」あれほど嫌いだった拓也が恋しかった。

 そして、暑い夏も終わり。秋になると学園では秋の文化祭の準備に入っていた。
そんな矢先に、井上が和代に頼みに来た。
「先生、文化祭に出す写真のモデルをやってよ」それは全裸写真を意味している。
「私なんかだめよ、もっと綺麗な人がいいわ」
「皆がやるんだ。素っ裸になって教壇に立っているのをね!」

 「それを、来た人に見せるの?」
「学生だけだよ。特別許可も貰ってあるし。とにかく行こうよ」
「そんな、今すぐなんて…」逃げ出したいが逃げられず、腕を掴まれ教室に連れ込ま
れ「お、及川先生!」声を上げた。
そこには、和代と同じく全裸になった悦子が教壇に立っており「はい、笑顔を作って
!」カメラの前で笑顔を作っていた。

 「次は峰岸先生だからね」
「わかっているよ、これで終わりだから」鈴木は数枚撮って和代と入れ替えさせる。
「佐藤。事務の松下さんを呼んで来いよ」井上に言われ、佐藤が理沙を呼びに行き、
その間和代も撮られていく。
そこに理沙が現れ「私もヌードになるの?」顔が強ばった。
「そうです。2人が素っ裸で抱き合うのを撮ります」
「そんなの撮るなんて…」怯えて言葉が出ない。
それでも覚悟を決め脱いでいく。

 「いいですね、エッチな下着もいいです」スケスケのパンティとブラジャーを着て
いたが、それを脱ぎ、全裸になった。
「2人でキスをして!」
(イヤよ、レズなんて撮らないで!)そう思うがやるしかなく、目を閉じて唇を重ね
合う。
「オッパイを吸って!」理沙が和代の乳房を吸い、2人は注文通りにポーズを作って
いった。

 それから数日が過ぎ、文化祭前日となった。
「先生、こっちだよ」和代は井上に連れられ、美術室に連れて行かれた。
「ここが、女性の美研究会の場所だよ」言われて中に入ると、和代や同僚達の全裸写
真が貼ってあり、テレビも置かれてビデオが流されている。

 「こ、これを見せるの?」それは全裸で町を歩いた時のビデオだった。
「そうだよ、これもあるよ」別なテレビを付けると「イヤ、消して、こんなの見られ
たくない!」泣き出してしまった。
それは和代が仕置きで受けた公開セックスだ。

 「泣かなくていいよ。峰岸先生だけじゃないから」テープを入れ替えると『あ、あ
、あ~』喘ぎ声と共に男に抱かれている悦子が映し出された。
「こんな事許されないわ…」呆然としているが「まだあるよ、これは山口先生のオナ
ニー、これが島津先生のオ○ンコしている所、これが…」得意げにテープを見せて説
明し「明日は、3台テレビが並ぶんだよ」と教えた。

 暫く黙り込む和代だが「先生、明日はここに座って貰うからね」と言われた。
「そんな、人前で裸を晒せとでも言うの?」
「そうです。オ○ンコをバッチリ見せてあげてよ」
「イヤ、性器は見せもんじゃないのよ」
「わかっているよ。チンポを入れる所って!」井上はズボンを引き下げだした。

 「やめて、ここは学校よ。そんな事しちゃいけないのよ!」
「練習だよ、明日のリハーサル!」
「練習って、まさか明日セックスをするの?」
「そうさ、僕達とね」佐藤や鈴木は笑顔になっている。
「そんな、そんな…」頭が真っ白になるが、淫裂には暖かい異物が入ってきた。
「ダメ。いけないのよ!」拒むことも出来ず、和代は乳房を握られながら肉竿で突か
れていく。
(明日は人前でセックスするなんて…)呆然としている。

 そして、文化祭の当日になった。
和代は井上に言われた通り、真っ赤な布が敷かれた上で全裸のまま横になっている。
この会場は、生徒や教職員だけしか入れないように、数人でチェックをしているが、
不安で「もし、父兄に見られたら何て言えばいいのよ…」寒くもないのに震えている。

 その震える中、教え子達が押し寄せてきた。
「見ろよ、ショータイムもあるよ、もうすぐだな」
「そうだな、それまでは先生のヌードと写真で暇つぶしだ」教え子達はビデオや写真
を見ている。

 やがて「これから女性美の研究発表します」木下の口上で井上が全裸で現れた。
「本番だぞ!」その声が上がる中、横になっている和代に抱き付いていく。
(いや。セックスなんていや!)逃れたくとも逃れられられずに「あ、あ、あ~」淫
裂に肉竿が入ると声を上げ(ダメ、動かさないで、まだ膣が濡れていないのよ)痛み
を堪えていた。

 そんな和代に「先生。抱っこと後ろからでは、どっちがいいですか?」と聞かれ
「抱っこでして。優しくしてよ」そう言うと、太股を持ち上げられ駅弁での結合が始
まった。
「あ、あ、あ~」首に掴まり喘ぎ声も上げていく。
(気持ちいいわ。こんな子供でも奥までチンポが入ってくるんだ…)快感に井上の唇
を求め「先生!」井上も腰を振りながら答えた。

 それを「凄いわ。こんなセックスがあるなんて…」女性徒も興奮しながら結合部を
見ており、井上も限界になると膣の中で噴射し、和代は降ろされ「ハア、ハア!」と
荒い息使いをしている。
だが「先生のヌード写真1枚千円です!」との声に「そんな、ヌード写真を売るなん
て!」耳を疑った。

 体を起こすと、パソコンを見ながら教え子が選んでいる。
「これがいいや。峰岸先生のオ○ンコもハッキリ映っているし」
「直ぐ印刷しますから」その言葉通りにプリンターから写真が出てきた。
「わあ、凄いや。これで毎晩抜けるぞ」千円を払って喜んでいた。

 「俺はこれだ。事務の松島さんのオ○ンコがいい!」
「俺は人妻の島津先生だ」パソコンを操作しながら印刷していく。
「ありがとうございます!」笑い声の井上達だが(売らないで。ヌード写真は売らな
いで!)泣き顔の和代だ。

 しかし、井上達の研究会は学園内でも噂になり、ほとんどの生徒が訪れている。
その教え子達の前で、和代は駅弁や四つん這いになったり、馬乗りになったりと、こ
の日は10回程、子宮に精液を噴射された。
それに、オナニー用にと教師のヌード写真も評判を取って大いに売れた。

 学園祭は4時近くに終えたが「う、う、う!」和代は悔しさに泣くだけだ。
「先生、泣かなくていいよ。こんなに売れたしね」売り上げも50万を超えている。
「お願い、明日はセックスは許して。ヌードはやるから…」
「ダメです、明日が最後なんですからね」井上は受け付けない。

 そして、翌日も教え子や同僚が押し寄せる中「あ、あ、あ~」と声を上げ、射精が
済むと全裸写真の即売会が行われた。
「今日は2台でやります。こっちでもヌード写真作れます」それに吊られ、教え子達
は教師の淫裂を晒した写真を買い求めている。
「そんな、私のヌードを売るなんて!」悦子も泣き出した。
それは悦子ばかりでなく、全裸を撮られた教職員の皆が泣いており、その一方「これ
は面白いや。こんなやり方もあったんだな!」笑顔になっている男性もいた。