「淫らな学園」

                             赤星直也:作

第13話 ビデオの主役


 数日後の休日、和代は井上の家に呼ばれて撮影をしていた。
「先生、家内も一緒に撮りますからね」まだ若い女性が紹介され「初めまして、峰岸
和代です」「妻の雪江です」早速挨拶をした。

 「先生。最初は家内との絡みだからね」
「えっ。奥さんが相手ですか?」
「はい、私も刺激が欲しくて無理に頼み込みまして」恥ずかしそうに答え、それには
「そうですか…」そう返事するが(自分の妻を出演させるなら、絶対に公にはしない
わ)秘密が守れると思い込み、笑顔になった。

 「それでは、この部屋で撮ります!」ライトが灯される中、和代と雪江は顔を見つ
め合い、唇を重ねてお互いに服を脱がせ合う。
「奥さん!」「和代さん!」名前を呼び合い、下着姿になると。色こそ違うがストッ
キングとガーターベルトを着けている。

 「これは要らないわよね」「和代さんも要らないわよね」2人はブラジャーを脱が
せ合い、乳房を露わにした。
雪江の乳房は和代よりは小振りだが乳首がツンと上を向いている。
「素敵よ、和代さん」乳房を撫でるとパンティを脱がせ「私にもやらせて」和代も雪
江のパンティを脱がし、淫裂を露わにしたが、2人とも股間の絨毛は数ミリしか生え
ていない。

 全裸同然になった2人が乳房や淫裂を触り合うと、そこに孝明が現れ「何て事を!」
「許して、あなた許して!」臭い演技が始まった。
「許さない。こうしてやる!」2人は両手を縛られムチで叩かれ「ヒ~!」「イヤ~
!」手加減したつもりだが、乳房や尻に赤い筋ができている。

 「打たないで。謝りますから打たないで!」痛みに泣き声は本物になっり、俊之も
現れて何やら話していく。
「お母さん、罰として僕とオ○ンコだよ」その言葉に和代は耳を疑い(親子でセック
スするなんて…)信じられないと言った顔をしている。

 しかし、俊之は裸になると雪江に抱き付き「ダメ、俊之さん。親子よ、いけないわ
!」雪江も逃れようとするが両手が効かず、乳房を揉まれながら淫裂を責められる。
「ダメ、いけないわ、ダメ~!」叫んでもピストンが停まらず、むしろ早まって「そ
んな、そんな…」呆然とする和代だが、カメラはそれを撮っていく。

 やがて、俊之が動きを停めると「イヤ~!」悲鳴と共に淫裂から白い液体が流れ出
し「そんな、射精だなんて…」呆然と見つめていると、俊之は起きあがり、雪江の淫
裂が撮られた。
「次はお前だ!」孝明の出番が来て「イヤ、イヤです!」怯える和代だが、雪江と同
じように孝明に抱き付かれ、射精されるとそれを撮られた。

 「はい、レズシーンは完了です」腕が解かれていく。
「雪江さん、大丈夫ですか?」
「平気よ。でも痛かった、あなたったら本気でやるんだもの…」
「ごめん、つい興奮してな、それより、俊之とのオ○ンコはどうだった?」
「変な感じよ。いくら義母とは言え、母親だから気持ちよくなかった…」

 「俺は凄くよかった。またお母さんとやりたいな」甘えるように乳房を撫でながら
乳首を吸う。
「お父さんの許可を取ってからよ、オッパイだけならいいけど、セックスはもうダメ
!」
「その通りだ。雪江は俺の妻なんだぞ!」孝明は和代の淫裂を拭き(そうか、義母だ
ったのか)気が抜けた和代だ。
撮影は暫く休憩してから行われ、夕方の6時に予定通りに終えた。

 翌朝、学園での撮影をする日だから、和代は5時だというのに学園に向かった。
誰もいない校舎に入ると、暫くして井上達が現れた。
「先生、早く済まそうよ」
「勿論よ、見られたら困るし」一行は教室に入って撮影を始める。

 和代は教師役だからそのままで、4人が生徒役で授業風景を孝明が撮っていく。
「先生、オ○ンコ見せて!」佐藤が言い「馬鹿言わないでよ」「見せないなら力ずく
だよ」4人が一斉に襲い掛かる。
「やめて、お願いよ!」また、臭い演技を始めて服が脱がされていく。
「やめて、やめなさい!」叫んでも次々と脱がされ、白いストッキングだけにされ、
乳房と淫裂を触られていく。

 「ほら、オ○ンコだ!」足を持ち上げられ、淫裂を撮られていく。
(男って、どうしてこんなしたがるのよ!)嫌がっても淫裂を撮られて、俊之には生
えたばかりの絨毛を剃られ、4人とセックスして射精された。
「今日はここまで。次は今度の休みだからね」孝明は用具を片付けると帰り、和代は
授業に備えた。

 次の休日が来て、和代は公園で孝明に犯されるシーンを撮っている。
「やめて、イヤです!」叫び、逃げながら服を剥ぎ取られ全裸にされ、淫裂を肉竿で
突かれていく。
こうして、撮影は3週間程で終えて孝明はビデオ編集を始めた。
撮影を終えた和代はホッとしたのか、笑顔が多くなっていたが、連休の前日に孝明か
ら呼び出しが掛かった。

 言われれままに赴くと「先生。できましたよ、見て下さい」ビデオが再生される。
画面にいきなり全裸姿の和代が映し出され「濡れた教師」とタイトルまで書かれ、主
演に和代の名前があり「約束が違います、秘密にするって言うから出たのに…」泣き
出す和代だ。
「誰にも見せません。だから秘密なんです。とにかく、最後まで見ましょう」泣きな
がら井上の家族と一緒に画面を見つめた。

 最初は和代が縛られるシーンから始まった。
『イヤ、イヤです!』縛られたまま孝明にムチで叩かれ犯されていく。
それを泣きながら見ていると雪江が抱きしめる。

 ビデオの再生はドンドン進んで、全裸で校舎を歩くシーンや教え子に犯されるシー
ンなど和代の全裸が、これでもかと言った感じで溢れていた。
そして、最後は公園での孝明によるレイプや、衆前露出で締めくくられた。

 「先生、感想はいかがでしょう?」
「よくない、こんなのよくない。せめて、名前だけでも消して下さい」頼んだが「そ
うは行きませんよ。これは傑作なんですからね」当然、拒む。
「本当に、この秘密は守られますよね?」
「はい、勿論です」

 「それから、奥さんが出てこないのですが…」
「ああ、それならこれですよ」別なテープを再生した。
そこには和代とのレズシーン孝明のムチ打ち、俊之の中出しなどが映っている。
「分けたのですね?」
「人には見せられる物ではありませんからね」

 「そんな、私のはどうなってもいいとでも言うの?」
「ですから、先生次第です。先生が言う事を聞いてくれるなら秘密にしますよ」
冷たい返事に「う、う、う!」泣き出してしまった。
「雪江、慰めておやり。今夜は泊まってもらうからね」
「その方がいいわね。先生、一緒に行きましょう」雪江に連れられ2階に上がった。

 そこは広い部屋で大きなベッドが置かれている。
「ここなら、楽しめるでしょう」和代は服を脱がされていく。
「奥さん。今日はそんな気になれません…」
「ダメ、やるのよ、やらないと夫が責任持たないわよ」強引に下着姿にすると「今度
は和代さんがするのよ」和代は仕方なく雪江を下着だけにした。

 「これでいいのよ、今夜は楽しまないとね」下着を脱がせ合い、全裸になって抱き
合いだすと、孝明と俊之がロープを持って現れる。
「またやって。お仕置きだ!」2人は両手を縛られ、後ろから責め立てられ「やめて、
お願いです!」頭で支えながら叫んでいた。

 「母さん、オ○ンコしたかったら、僕がいつでもやって上げるからね」
「やめて。お母さんよ、許されないのよ!」叫ぶ雪江だが淫裂からは淫汁が流れてい
る。
同じように、和代も膣の中がヌルヌルになっていて(どうしてよ。あんなに嫌いだっ
たのに…)自分でもわからない。
2人は相手を変えながら、夜遅くまで幾度も抱き合った。

 井上の家に泊まった和代は俊之と一緒に家を出た。
「先生。今度はヌードの授業を撮りたいね」
「イヤよ、もうヌードはイヤです!」
「そんな事言わないでよ。綺麗に撮るからさ」出演を持ちかけるが、いい返事はしな
い。
俊之も諦め、手を繋いで歩くと、そんな2人を生徒に目撃された。

 「峰岸先生だよ」
「間違いないや、井上と一緒だなんて」
「懲罰委員会送りだよな?」
「当然さ。井上には素っ裸を見せたって噂だし…」
「いいな。俺だって見たいよ。先生のオ○ンコどうなっているんだろう?」
「そう言うな。俺のチンポが膨らんだぞ」生徒達は間を置いて付けていく。

 そんな事は知らず、公園の草むらで恋人のように抱き合う。
「先生、オッパイが欲しい」
「ダメ、見られているわ。わからないように触って」
「わかった」そっと手を伸ばして服の隙間から乳房を揉んでいく。

 「気持ちいいよ。チンポが膨らんじゃった!」
「ダメ、セックスは絶対ダメ!」
「やらせてくれないなら、ビデオの責任持たないよ」
「わかったわよ。ここじゃなくて、あそこで」2人は木立の中に入った。

 「ここならいいよね?」和代のスカートを捲り上げていく。
「出さないで。お口でするから」
「わかっている。行くよ!」パンティを脱がされ、立ったまま肉竿を押し込まれると
「あ、あ、あ~」ピストンされるたびに声を上げていく。
「先生、気持ちいいよ」次第に登り詰めて「限界だ、先生!」「ダメ、してあげるか
ら」振り返り急いで口に含む。

 「見ろよ、チンポをなめているぞ!」
「ホントだ。オ○ンコやった上に、チンポまでなめられなんていいよな」木陰から同
級生が見ている。
その前で「でた、でた!」噴射してしまい、和代はそれを飲み込みハンカチで口を拭
いていく。

 「先生、オッパイも見せて!」
「ダメ、恥ずかしいからイヤ!」
「誰もいないよ。いいじゃないか」強引に服を脱がして乳房を露わにさせた。
「ダメ、乳首はイヤ。吸わないで!」叫び声に、隠れてみている同級生も興奮してい
る。
(先生のオッパイを触っているぞ。いいよな)(俺も触りたいのにな)顔を見合わせ、
頷き合った。

 連休が開け、学園に登校すると「峰岸先生、校長室でお話が…」石塚が話し掛けて
きた。
(何だろう、もしかして、ビデオの事が…)緊張した面もちで石塚の後を追う。
石塚は中に入るとドアに鍵を掛け「困った事になりました。峰岸先生が教え子と仲良
くしているという苦情が来ましてね」顔を曇らせながら言う。

 「教え子と仲良くするのは当たり前ですが…」
「それが、違う意味でです。早い話が素っ裸を見せたり、セックスしたりしていると
いう苦情です」
「そ、そんな事一体誰がです?」
「ある生徒からですが、これは事実ですからね」石塚の言葉に黙り込んでしまった。

 「峰岸先生。ここは懲罰委員かで裁かれるしかありませんよ」
「どんな処罰になりますか?」
「セックスまでしたんだから、素っ裸にされて、皆の前でセックスさせられるでしょ
うね、しかも、委員の全員とのセックスです」

 「イヤです。人前でセックスはイヤです…」和代は泣き出してしまった。
「泣かれても困ります。それより、峰岸先生から自主的に願い出てはいかがでしょう
か?」
「どのようにすればいいのですか?」
「教え子と過ちを犯しましたと言って、委員の前で素っ裸になるんです」
「それもイヤ。もう、ヌードにはなりたくありません!」

 「それでしたら、オ○ンコされますよ。皆の見ている前でですよ」
「イヤ、どっちもイヤ…」涙が止まらない。
「どちらかを選んでください。そうしないと、両方されますよ」
そう言われれば「脱ぎます、委員の前で脱ぎます…」泣きながら返事し「それがいい
でしょう。そうすれば罰も軽くなるでしょう」笑顔の石塚だ。

 和代は校長室を出て職員室に戻ったが、顔色が真っ青になっている。
(ヌードなんてイヤよ。ましてセックスもイヤ…)頭からその事が離れないず、授業
していても落ち着かない。
そして、最後の授業が終わって職員室に戻ると「先生、出席をお願いします!」生徒
会長が書類を見せる。
「わかりました。直ぐ行きます」上擦った声で返事し、生徒会長の後を歩いていく。

 (教え子の前でヌードになるんだわ。しかも、ヘアのない性器も…)全裸を晒す自
分を想像すると泣きたくなっていく。
「先生、入って!」生徒会長がドアを開けると各クラス代表と教師がいた。
(イヤよ。こんな大勢の前でのヌードはイヤ!)震える足で、やっと中に入った。