「蟻地獄の学園」

                     赤星直也:作
第21話 全裸の演技

 カメラで撮られたとも知らず、香織とルミはシャワー室で体を洗うと校舎の中を歩
いていく。
「ルミ、写真部よ。見てみようよ!」
「イヤよ。私のヌードが展示してあるから…」

 「見ようよ。どん風に撮られたか知りたいでしょう?」そう言われると気になり、
2人は写真部の展示室に入った。
「見ろよ、榊原先生だ!」展示室に入るなり、見学していた生徒から声が上がる。
「服を着た先生もいいけど、ヌードがいいよな」生徒達は一斉にルミを見つめた。

 ルミはその言葉を聞きながら、回りを見渡すとルミのヌード写真がやたらと飾られ
ており、その中に大きな写真があった。
「そんな、性器は撮らない約束だったのに…」大きく伸ばされた写真には、うっすら
淫裂が写っている。

 「先生、気にしないで。女はみんな持っているし。私だって持っているわよ」女生
徒が声を掛けてきた。
「それにしても、このポーズいいわね。本物のヌードモデルより綺麗よ」それは開脚
してジャンプした写真だ。
「ヘアもいいですよね、長からず、短からずで…」
「そうだよな。今度はヌードの新体操が見たいよな」ヒソヒソと話し合われた。

 「ルミ、この際だからやったら。顧問でしょう?」
「香織さん、それはイヤ。もうこれ以上、恥ずかしい思いはさせないで」
「それなら、これからは私の物になると誓う?」
「それはイヤです。もうレズはしたくありません…」
「だったら、私も協力はしないわ。今まで通りよ」ニヤリと笑う。
(何をさせる気よ、香織さんは?)ルミは怯えている。

 2人は一通り、見学を済ませて職員室に戻ってきた。
「ルミ、あなたのヌードは綺麗ね。羨ましいわ」同僚達がヌード写真を褒めている。
「その通りだよ、榊原君。僕もあの写真を見たら、今夜の相手は君に決めたよ」校長
の内山が言う。

 「そんな、私を指名だなんて…」俯くルミに「何だ、僕も指名したかったのに。だ
ったら、明日は僕だからね」後藤も言いだす。
「ルミ、いいわね。好きなセックスが出来て!」意地悪く香織が言い(だったら、あ
なたも抱かれなさいよ!)そう叫びたかった。

 しかし、ルミにその勇気はなく項垂れて黙っている。
同僚達が話していると、生徒会役員達が職員室に入ってきた。
「校長先生もいますね、丁度いいです。実は生徒会からお願いがありまして伺いまし
た」
「お願いね、何だね?」
「榊原先生の事です。ヌードを見た生徒達がヌードの新体操を見たいと言い出しまし
て…」

 それはルミにも聞こえ「イヤよ、イヤ。新体操は裸でやるもんじゃないの。立派な、
スポーツなのよ」顔が青ざめ唇がブルブル震えている。
「そこをお願いします、これは生徒会の決定ですよ」
「そんな事言っても、もうヌードはイヤです!」

 「ルミ、やりなさいよ。生徒が期待しているのよ」
「そうだよ、僕も見たいしね」同僚達が催促している。
「これで決まりましたね。明日お願いしますよ。部員も一緒にやるそうですから」生
徒会役員が出て行くとルミは部長の悦子を捜し回った。

 ルミが悦子を捜し回ると、写真部の展示室に瑞穂と一緒にいた。
「小宮さん。生徒会から聞いたんだけど、私がヌードの演技をする事になったの…」
「あら、決まったのね。どうせなら、私もヌードになって演技がしたいわ」
「恥ずかしいわよ。大勢の前に裸を出すのよ。オッパイだけでなく、性器も出すのよ」
「先生だって、出しているわよ」写真を指さす先には、淫裂を晒したルミの写真が飾
ってある。

 「私は大人だけど、あなた達はまだ子供よ。ヌードはいけないの」
「そんな事無いわ、セックスだってしたわよ。それに、彼氏もヌードの演技を見たい
と言っていたし…」
「私の彼氏もよ。ヌードの新体操が見たいと聞かないの」
(勝手な事言って。ヌードになる身にもなってよ)ルミは堪えて「お願いだけど、私
と一緒に演技して欲しいの」

 「あら、面白いわね。だったら私達も考えないとね」
「考えるって、何を?」
「何でもないわ。それより、何時に決まったの?」
「明日よ。準備をお願いするわね」
「わかりました。準備しておきます」悦子と瑞穂はニヤリと笑い顔を見合わせた。

 そして翌日、ルミ達新体操部の公開演技が行われた。
「最初に、榊原先生の模範演技から行います」生徒会の挨拶で一糸まとわぬ姿でルミ
が進み出た。
少し顔が強ばっていたが、音楽が鳴り始めるとリボンを回しながら演技を始める。

 手を動かすと乳房が揺れて、それに足を上げると閉じていた淫裂が口を開く。
(どうせ、性器が目当てでしょう。見たかったら、好きなだけ見なさいよ!)やけ気
味に演技をしている。

 それは「瑞穂。先生、荒れているね…」部員にもわかった。
「そのようね、オ○ンコを見られているから無理もないわ。それより、この後はいい
わよね?」
「もちろんよ。彼にも、付き合うって言ってあるから」
「良かった。私の彼氏も付き合うと言っているわ」2人はルミの演技を見ながら話し
ていた。

 ルミの演技が済むと部員の演技だが、いつもと違ってカットの多い服を着ての演技
だ。
(そんなの着てどうする気よ…)心配するルミだが、絨毛を剃ってあるから飛び出す
心配はない。
だが、時折、乳房の膨らみも覗いて「いいよ、凄くいい。こんな新体操もいいよな」
生徒達は笑顔で見ていた。
それを後目に(受けたわよ。こんなに受けたのは始めてよ)笑顔で演技している部員
だ。

 部員の演技が済むと、体育館にいた生徒達は皆他の展示室に見学に出かけ、静かに
なって残っているのは部員と数人の男性だ。
「もう、解散していいわよ」
「先生、まだあるの。これからが本番なのよ」悦子は着ていたレオタードを脱いだ。

 「な、何をする気なの?」
「先生は見ているだけでいいの」そう言い瑞穂も脱ぎだし、それに倣い他の部員も脱
いだ。
「そんな、そんな…」呆然とするルミを後目に、部員達はルミ同様に一糸まとわぬ全
裸になった。

 そして、演技を始めて「いいよ、悦子!」「瑞穂も綺麗だぞ!」部員達の彼氏が声
を上げていくが、それには声も出せないルミだ。
部員達は惜しげもなく淫裂を晒して「悦子のが一番いいな」「瑞穂だよ、瑞穂のが一
番だ」皆自分の相手を褒めていた。
演技は10分で終え、急いで脱いだレオタードに足を通し何もなかったような顔をし
ている。
ルミも服を着る為更衣室に入った。

 そして、文化祭が済み、また普通の生活が始まり、ルミは皆と同じく制服を着て授
業をしていた。
授業を終え、職員室に戻ると机の上に封筒が置かれてある。
「何かしら?」開けてみると写真が入っていて、見るなり「えっ!」声を上げる所だ
った。
(誰よ、誰がこんな写真を撮ったのよ!)体が震えている。

 その写真には、香織と抱き合った姿が映っていた。
写真は数枚有り、お互いの淫裂を触り合っている写真や、乳房を吸い合う写真だ。
「もしかして、香織さんにも?」不安になり香織の顔を見ると、予感が当たったのか、
香織の顔も青ざめていた。

 2人は頷き合うと寮へと帰り、香織と話していく。
「誰よ、誰が撮ったのよ」
「文化祭の時よ。ここはシャワー室だし」
「そうね、間違いないわね。でも、どうしてこれを?」
「それがわからないの。これから何かをさせようとする気よ」

 「もしかして、またレイプされるの?」
「大丈夫よ、そんな事はないわ。私がいるし」香織はルミの服を捲り上げて乳房を吸
っていく。
今度はそれを拒まず受け入れた。

 それから数日経って、2人に手紙が届いた。
差出人は書いてないが消印はこの村の郵便局だ。
急いで中を開けると地図らしいのが書かれ、要求が書かれてあり「そんな!」声を上
げた。

 「どうかしましたか?」その声に同僚が驚いたようだ。
「いいえ、別に何でも…」慌てて言い訳をしていく。
しかし(日曜日か、見られたらどうしよう?)不安になるルミで、香織も不安そうな
顔になっている。

 2人は日曜日が来るのを恐れていたが、その日が来た。
まだ早朝だというのに、2人は手を繋いで寮を出ていくが、体に身に着けているのは
何もなく。一糸まとわぬ全裸だった。

 寮を出ると走り出す。
日頃から体を鍛えていた2人には、何の苦でもないが全裸で走るのはイヤだ。
「香織さん、ヌードを見られたらどうしよう?」
「その時はその時よ。とにかく、言われた通りに走りましょう。服も置いてあると書
いてあるし…」
手紙に書かれていた事を信じて、走っていく。

 学園の敷地を抜け、村の中を走って行くと、家からは朝食を作る音がしている。
(お願い、外に出ないで。ヌードは見ないで…)祈りながら走って行く。
乳房がゴム鞠のように揺れ、淫裂からは肉襞がはみ出しているが、気にしている余裕
はなく「ハア、ハア!」息を切らせながら走った。

 やがて、2人の目に村が立てた競技場が見えてきた。
(もうすぐよ、もうすぐだわ。あそこで服が着れる…)手紙を信じて飛び込んだ。
2人は競技場に入るなり「そんな~!」と悲鳴を上げてしまった。
そこには同じミカエル学園の陸上部員が早朝トレーニングをしていたからだ。

 「榊原先生。どうし素っ裸でてここに。それに鈴木先生も…」部員の問いに「裸が
一番いいと思って。このほうが健康的でしょう?」さすがに香織は嘘を並べた。
「僕、鈴木先生の裸を見るの初めてなんだ。見ていいでしょう?」
「そんな見たいならいいけど、お願いだから誰にも言わないでよ」

 「誰にも言いません。その変わり、オ○ンコもしたいです!」
「ダメ、セックスはお友達として。先生とはダメです!」さすがに拒み、両手で胸と
淫裂を隠した。
「それでしたら、皆に言っちゃうよ。ヌードも撮ってね」携帯で2人のヌードを撮り
だした。
「やめて、お願いです!」うずくまるが容赦はなく、香織は両手を押さえられ、太股
も持ち上げられて、乳房と淫裂を晒した姿を撮られていく。

 「やめて、イヤです!」叫んでも無駄だ。
「先生、声を上げたら素っ裸を見られますよ」その通りで、むしろ、助けに来られた
方が困ってしまう。
(そうよ、フルヌードだわ…)声も出せず、携帯で撮られた。
その後、同じようにルミもヌード姿を撮られた。

 「先生。これを公にしていいんですね?」
「やめて、お願いですからやめて!」
「それだったら、僕達とオ○ンコをして下さい!」2人は顔を見合わせ頷いた。

 「わかった、していいわ。その変わり、お腹には絶対射精しないで。妊娠はイヤな
の…」
「あれ。避妊薬飲んでいるはずでしょう?」
「飲んでいてもイヤなの。好きな人以外に射精されるのが…」最もらしく言う。
「わかりました。出来るだけ出さないようにします。まずは、僕が鈴木先生とです」
部長が香織に抱き付き、乳房を揉んでいく。

 「優しくして。痛いのはイヤだから」そう言いながら、芝生に仰向けになると、部
長はトレーナーを引き下げ、淫裂に肉竿を押し込んでいく。
「ゆっくり入れて。痛いから、ゆっくりして!」膣が無理に広げられ、顔を歪めてい
る。

 一方、ルミは四つん這いにされ、後ろから肉竿を入れられて「あ、あ、あ!」声を
上げ首を振っている。
「榊原先生と次やるのは、僕だからね」
「だったら、俺は鈴木先生とだ!」順番を決めて、待っている間に2人の体を触って
いく。

 「柔らかいや。オッパイって、こんなに柔らかいんだ!」
「本当だ。ゴム鞠のようだね」2人の乳房を掴み味わっている。
しかし(やめて、私は教師よ。先生をレイプなんてやめて…)そう思うが、香織とル
ミは教え子達に、膣の中で射精されてしまった。

 2人は、それぞれ10人の相手をし、膣の中はドロドロに汚れている。
「酷い。出さない約束したでしょう。もし出来たら、どうしてくれるのよ!」気の強
い香織も泣き声だ。
「その時は手術費用はカンパします。とにかく、オ○ンコを洗わないと…」

 「わかったわ。確か、シャワー室があったわよね?」
「はい、あそこです」指さす先に建物があり、2人はシャワー室に入って淫裂を丁寧
に洗っていく。
「悔しいわ、子供に脅されるなんて…」
「私もよ。子供だと思っていたら、チンポは一人前なんだからね」愚痴を言いながら
丁寧に洗った。

 体を洗い終え、中を見ると袋がある。
「きっと、これよ」急いで中を開けると、薄い生地の服が入っている。
それを着込むと、逃げるようにして寮に戻った。

 その日の夕方、校舎の中で香織が先程の部員と会っていた。
「先生、もっとしたいです…」
「でも、あんな事もうしないで。恥ずかしかったわ」香織は自ら服を脱ぎだし「だっ
て、ああするしか方法が…」部員も服を脱いでいく。

 「でも、膣の中に出されるのはイヤなの。女性は皆そうなのよ」
「今後注意します」露わになった乳房を掴み吸いだす。
「いいわよ、気持ちいい。今夜は特別許可するから、一杯出して」香織も肉竿を擦り
出す。
「先生。我慢できません!」
「私もよ。早く抱っこして!」香織は抱き上げられ、駅弁での結合が始まった。
「あ、あ、あ!」誰もいない校舎に、香織の声が響いている。