「蟻地獄の学園」

                     赤星直也:作
第14話 肝試し 

 裏山でレズを楽しんだルミは、同僚達と一緒に昼近くに寮に戻ってきた。
「あら、ずいぶん楽しんだみたいね。こんなに日焼けして」良子がルミの腕を触って
いく。
「そうね、日焼けしちゃったみたい」赤い肌を撫でだした。

 「それより退屈よね。どこか遊びに行かない?」
「たまには、街を歩くのもいいかも…」ルミは誘われるまま、学園から出た。
学園は村の外れにあり、周りには何もなく、あるのは山林や畑だけだ。

 「見て。あんな所に空き家があるわ」
「確か、つい最近まで住んでいたはずだけど…」
「ねえ、確かめてみない?」
「イヤよ。何あるかわからないし…」
「そうだ。今夜肝試しをしてみない?」

 「面白いわね。寮からここまでは、そんなに離れてないしね」
「そうよ。それから、ヌードでやろうよ。面白いわよ」
「以外と面白いかもね。ヌードを見られるかも知れないと言うスリルと恐怖がいいわ
ね」
「肝試しはいいけど、ヌードはちょっとね」ルミはこれ以上、裸にはなりたくなかっ
た。
「ダメよ、逃げるなんて。そうだ、他の人も誘うよ」話しがまとまり、寮へと戻って
きた。

 香織達は、早速同僚達と計画を打ち明けた。
「ヌードでやるなら、学園の外は考え物よ」
「そうよ。もし見つかって掴まったら、レイプされてしまうかも知れないし…」
「あら、理恵はレイプ願望じゃないの?」
「それは、あくまでも願望よ。実際は無理矢理やられるのはイヤよ」

 「だったら、学園内か。それなら、お仕置き室の木像でエッチなんてどうかしら?」
「面白わね。ここからヌードで行って、エッチして帰るなんてスリルがあるわね」
「でも、証拠はどうするのよ。エッチしてこなくても、わからないわよ」
「監視ビデオよ。アソコに付けておくの。そして、ネットで送るのよ」

 「わかんないわよ、そんな事言っても。美沙は得意だからいいけど…」
「それなら、任せてね。今からやるから手伝って!」話しがまとまると、同僚達は校
舎のお仕置き室に入り、監視用カメラを設置していく。
それに、木像の肉竿部分を消毒してワセリンを塗っていく。

 「踏み台も置こう。その方が楽だし」良子は踏み台に乗って確かめていく。
「いいわよ、楽で。今やっちゃおうかな?」
「良子ったらそんな事言って。夜にしなさいよ。大きな声を出してもいいんだから」
「そうよね、今夜は相手無しで燃えちゃうかもよ」笑顔になっている同僚達だ。

 しかし、それを知っている者がいた。
「いいか、必ず撮るんだぞ。オ○ンコやれるからな!」
「わかりました。先生達とセックスできるんだったら、うまく撮ります」数人がカメ
ラとビデオを持って準備していた。

 そして夜になった。
周りは真っ暗になっているが、校舎のお仕置き室だけが、明るくライトが灯っている。
「ねえ、最初は誰がやる?」
「言い出しっぺの美紗よ、美沙が最初!」
「わかった。私からやるわ」美沙は同僚達の前で、生まれたままの姿になっていく。

 「恥ずかしいわ。私1人だけヌードだなんて…」顔が赤らめ淫裂を押さえている。
「ダメよ、隠すなんて。見せながら行くのよ」
「わかったわ。行ってくるね」同僚達に見送られ、全裸の美沙が部屋から出ていく。

 美沙は運動靴だけを履いて歩いており「見て、校庭を歩いているわよ」月明かりに
白い美沙の裸身が浮かんでいる。
「綺麗だわ。こんなヌードは芸術よね」
「香織、美沙としたくなったんでしょう?」
「まあね、あんな姿を見たら興奮しちゃうわよ」はしゃいで見ていた。

 校庭を横切り、校舎に入ると一旦消え、暫く立ってからパソコンに姿を現した。
「見て、お仕置き室よ」モニターを同僚達が見守っていると、美沙は踏み台に上がり、
木像に抱き付いた。
「入っている、膣にオチンチンが…」声こそここえないが、美沙が気持ちよさそうに
腰を動かしている。
「私も、興奮してきたわ。こんな美沙を見たら…」良子や朋美も目を潤ませてみてい
た。

 美沙は暫く腰を振ると動きを止めた。
「行ったみたいよ」「そうみたいね」見黙ってみているルミも淫裂の中が濡れていた。
(こんな事いいのかしら。私は教師なのに…)そう、問いかけながらも淫裂を撫でて
いる。

 「あら、美沙ったら、手を振って!」
「性器が濡れているわよ。テカテカしてる!」美沙は全裸を晒すとら画面から消え、
5分程経ってから部屋に戻ってきた。
「恥ずかしかったけど、凄いスリルよ。『ヌードを見られたらどうしよう』と思うと
返って膣が濡れちゃって!」

 「ホントね、こんなに濡れて」朋美が性器を撫でていく。
「待って。それは全員が終わってからよ。それまではダメ」手を押さえるが、服を着
ようとはしなかった。
「次は良子よ、指名権があるんだからね」
「わかった。やってくるわ」良子も服を脱いで全裸で校舎に向かった。

 こうして、次々と全裸でお仕置き室に入り、木像と抱き合っていき、ルミの番とな
った。
「わかりました。もうバージンじゃないし、それに男とやる訳じゃないし…」吹っ切
れたのか素直に服を脱ぎ、寮を出て校庭を横切っていく。

 (ホントだわ。こんなスリルもたまにはいいわね)乳房を揺らせながら校舎に入り、
お仕置き室に入った。
(来たぞ、榊原先生だ。しっかり撮ろうな)隠れていた生徒達は頷き、ルミの裸体を
カメラとビデオに収めている。

 そんな事とは知らず、踏み台に乗って木像に抱き付いた。
「オチンチンが入ってくる!」腰を密着させて肉竿を膣内に迎え入れている。
「いいわ、凄くいい。こんなセックスもいい!」処女を失ったばかりだが、もう淫汁
を流している。

 「あ、ああ、あ!」音は聞こえないから安心して声を上げている。
「もっとして、膣の奥まで入れて…」妄想しながら腰を振っていく。
(凄いや、先生がこんなに淫乱だったとは知らなかった)驚きながら隠し撮りをして
いた。
やがて「行く、行く!」抱き付いたまま動かない。

 「ハア、ハア!」荒い息使いがお仕置き室に響いている。
「気持ちよかったわ。オナニーなんて、めじゃないわね」独り言を言いながら木像か
ら降りて、お仕置き室から出た。
(うまく撮れたよ。これで、オ○ンコやれるよ)顔を見合わせて頷き合った。
その後も教師達は、全裸でお仕置き室に入って木像に抱き付いて、皆が終わったのは
1時を回っていた。

 「面白かったわね。またやりたいわ」
「そうね、またしようか。それよりも、これから女同士のエッチの時間よ」
「そうよね、ルミは私としようね」香織がルミに抱き付いた。
(イヤよ。レズは嫌いなのよ)嫌々ながら、香織に乳房や淫裂を触られている。

 翌日は普通の授業だ。
朝のミーティングでは期末試験の事が話され、それから教室に向かっていく。
ルミも期末試験の事を説明してから授業を行った。

 そして、放課後には生徒の代表が職員室を訪れ、夏休みに教師との合同キャンプを
したいとの申し出た。
「キャンプね。私も羽を伸ばしたいしね」独身の教師だから当てがないので賛成した。
だが、ルミだけが不安を感じて「でも、場所はどこで?」と問いかける。

 「あら、そうだったわね。ルミは何も知らないんだ。この裏山にはキャンプ場もあ
るのよ」
「そうなんだ…」(もしかして、ヌード写真を撮られた所では?)顔が強ばっている。
「先生、大丈夫ですよ。僕達が計画を立てますから」笑顔で話すが黙ったままのルミ
だ。

 それから数日後、期末テストが終了して生徒代表にルミが呼ばれた。
「先生、話の前にこれを見ましょう」ビデオを点けると、画面には全裸のルミが映し
出された。
「これはいったい何の真似よ!」全身が震え、声まで震えている。

 「落ち着いて下さい。最後まで見ましょう」ビデオを消そうとするルミが押さえら
れた。
画面では木像に抱き付き,淫裂に肉竿を迎え入れ『いいわ、凄くいい。こんなセック
スもいい!』声を上げながら腰を振っている。
「消して、お願いです!」恥ずかしい姿を見ていられなかった。

 それでも画面は再生が進んで『もっとして、膣の奥まで入れて!』喘ぐルミだ。
「消して、お願いです!」いたたまれず泣きだした。
「そこまで言うなら止めましょう。それより本題ですが、キャンプでも肝試しをして
貰えませんか?」

 「まさか、ヌードでやれとでも…」
「はい、その通りです。これと同じ事をやって貰います。ただ、相手が木像ではなく
て、僕達が相手をしますが…」
「イヤよ、セックスはイヤ。まして、教師と教え子だなんて許されないわ!」唇も震
えている。

 「イヤなら、仕方ありません。この写真とビデオを証拠にして校長に送ります。そ
れに、週刊誌にも載せて貰いますよ」
「やめて。それだけは許して!」声を上げて泣きだした。
「それなら、肝試しをやって、楽しませて貰えますよね?」生徒達は泣いているルミ
のボタンを外していく。

 その手を押さえると「黙っていて欲しいでしょう?」脅しながら胸を広げて乳房を
掴んだ。
「柔らかいや。先生のオッパイが…」興奮気味に揉んでいく。
「俺にも触らせて!」生徒達は代わる代わる乳房を揉んでいく。

 「お願い。ヌードにはなるけど、セックスは許して貰えませんか?」乳房を揉まれ
たまま言う。
「ダメです。これと同じ事をやって貰います」
「でも、万が一があるわ。妊娠したくないし…」
「それだったら、安心してください。これを用意しておきましたから」避妊薬を見せ
ると(それを飲んでも、セックスがイヤなの!)黙ったままだ。

 「返事は今でなくても構いません。承知するなら、期末最後の日にオッパイを出し
て登校して下さいく」
「そんなのイヤです。オッパイを出しての登校だなんて…」泣き声が大きくなった。

 「週刊誌に、この写真が載ってもいいんですね。実名を入れて貰いますよ。それを
見たら親が泣くでしょうね」生徒達はルミを脅し(生徒が私を脅迫するなんて…)信
じられないと言った顔で体を震わせている。

 「先生、返事は最後の日ですよ。オッパイを丸出しで登校ですからね」生徒達は避
妊薬だけを残して出ていく。
「イヤよ、セックスなんてしたくない!」1人残されたルミは暫く泣いていた。
泣いていたのはルミだけではなかった。
他の教師も生徒に自分の恥ずかしい行為を撮ったビデオを見せられて泣いていた。

 ルミは、何時までもそこにいる訳にも行かず、寮へと帰って行くが憂鬱だ。
(セックスはしたくないけど、あんな写真を両親が見たら泣くだろうし…)考えれば
考える程、憂鬱になった。

 ルミは時間が止まるのを臨んだが、無情にも時が過ぎ、明日から夏休みが始まる日
となった。
「何て、言い訳をしたらいいのよ」ベッドから降りると。ブラジャーを外して乳房を
揺らしている。
「こんな姿を同僚に晒すなんて…」鏡に写った姿に泣きだし、体の震えに合わせて乳
房が揺れている。

 それでも気を取り直して、制服のスカートだけを履いて部屋から出ると「そんな!」
驚きの声だ。
美沙も上半身裸で乳房を揺らせながら歩いている。
「驚かないで。私も、ルミと同じくオッパイを出す事にしたの…」泣き声だ。
(私だけじゃないんだ。きっと、肝試しをした全員がやらされるんだわ…)美沙の乳
房を見つめている

 「ルミさん、見ないで。私のは小さいから恥ずかしいのよ」慌てて胸を手で押さえ
る。
「それより、どうして、ヌードに?」
「生徒から言われたの。オッパイを見せて授業をやってくれって…」泣き声で言う。
「私もそうなの。オッパイが見たいと言われて…」まさか、生徒に脅迫されていると
は言えず、そう答えた。
「良かった、ルミさんも一緒なら心強いし」少し笑顔になっている。

 2人が乳房を揺らせて歩いていくと、香織や朋美、良子も乳房丸出しで現れた。
「おはよう!」泣きそうな顔で挨拶していく。
(やっぱり、そうなんだ!)教師達は乳房を揺らせながら寮から職員室に向かった。

 当然、上半身裸は目立っているから、生徒達の目に留まった。
「オッパイだ!」揺れ動く教師の乳房に興奮して見ている。
(見なくていいわよ。授業でイヤと言う程見られるから…)眼を赤くして職員室に入
った。

 職員室に入ると「そんな!」理恵が驚きの声を上げた。
(理恵さんは脱いでいないわ。もしかして…)ルミ達は生徒の脅迫に従ったが、理恵
だけが従わなかった。
同僚の乳房丸出しに、服を着ている理恵の方が顔が青ざめている。

 そこに、主任や教頭達の男子教師が入ってきた。
「いいですね。朝からオッパイ丸出しだなんてね」眼を細めて乳房を見比べて(見な
いでいいのよ。あんたは関係ないから!)項垂れている。
「それより、始めましょうよ」香織の言葉でミーティングが始まり、期末最後の授業
が行われた。

 授業は半日で終わり、ルミ達は寮に急いで帰った。
しかし、服を着てきた理恵は、生徒に呼ばれなかなか戻らない。
「もしかして、レイプされているのでは?」心配していると、4時近くに寮に帰って
きたが、生まれたままの姿だ。
しかも、淫裂は白い液で汚れている。

 理恵は淫裂を隠そうともせず、泣きながら浴室に入り、シャワーを浴びていく。
(脅しに従わなかったから、レイプされたんだわ…)哀れみの眼で理恵を見ていたが、
自分もこうなろうとは、夢にも思ってない。