「蟻地獄の学園」

                     赤星直也:作
第13話 ルミの喪失

 ルミが喪失を決意したのは、直ぐに香織達にも知らされた。
「いよいよね。これで少しは楽になるわ」
「そうよね、暫くはルミが相手してくれるし」ニコニコしながら話していた。

 「それよりも準備よ。しっかり撮らないと」
「そうよ。それから、ビデオはコピーして置いてよ。後で役立つかも知れないし」
「わかっているわよ。逃げられたら困るし」3人は手分けして作業を始めた。

 一方、ルミは浮かない顔をしている。
「本当に約束が守られるのかしら?」不安そうな顔でカレンダーを見つめていた。
カレンダーには、土曜日に創立記念日と書かれてある。
「痛いだろうな。あんな太いのが入ったら…」喪失するシーンを妄想していく。

 そして、翌日の放課後に生徒の代表が職員室に現れた。
「榊原先生の事でお話があります」入るなり言いだす。
「どういう事かね。別な部屋で話そう」教頭が対応して職員室から出て行く。

 「きっと、喪失に立ち会わせろと言ってきたのよ」
「私もそう思うわ。年頃だからエッチが見たいのよ」
「無理もないわよね。こんな山奥だからエロ本もないしね」同僚達はヒソヒソと話し
合っている。

 暫くして、校長と内山が職員室に現れた。
「榊原先生、生徒会から喪失には生徒達も立ち会いたいとの申し入れがありまして」
それには「イヤよ。そんな事を生徒の前でやるなんて、出来ません!」声を上げて泣
きだした。

 「やって貰わないと困ります。生徒だって、欲求が溜まっていますから…」
「でも、恥ずかしい姿が見られてしまいます!」大粒の涙が流れている。
「そんな事、ルミだけじゃないわよ。私だってやったわ。生徒の前でフルヌードの体
操もしたわよ」香織が言いだした。
「私だってそうよ。ヌードでの授業もやったし、セックスもしたわよ」美沙も言う。

 「生徒とのセックスですか?」
「前よ、最近じゃないからね。可愛い子がいて、遂やっちゃったの。もう時効よ」あ
っけらかんとした顔で言う美沙だ。
「ルミも。この辺で痛い思いして貰わないとね」ルミは答えられず黙ったままだ。

 「とにかく、これは決定だからね。土曜日には期待している」内山はそれだけ言っ
て出て行くが、ルミは怯えた顔のままだ。
「ルミ、お願いだから逃げる事は考えないで。一緒にいたいから」香織はニヤリと笑
った。
(喪失は我慢できるけど、生徒の前ではやりたくない…)教師としてのプライドがあ
った。

 そして土曜日が来た。
学園の創立記念日と言う事で、職員達は全員が行事用の制服を着ており、下着を着け
ていないから、胸から乳房が半分飛び出している。

 ルミは重い足取りで職員室に向かった。
「来たわね、今日の主役が。痛いとイヤだから、これ塗った方がいいわよ」香織は気
を効かせてゼリーを見せる。
「私がしてあげる。裾を捲るのよ」言われるまま裾を持ち上げ淫裂を露わにしていく。

 「行くわね」ゼリーを塗った指が淫裂に入って(冷たい!)一瞬だが膣が締められ
た。
「凄いわよ、ルミの締め付け。これなら男も参っちゃうわ」
「そんな事言わないで下さい。恥ずかしいですから」顔を赤らめた。

 それでも、指は膣の中をまんべんなく撫でて、ゼリーを塗り終えた。
「はい、終わったよ」指が抜かれた淫裂はヌルヌルしている。
そこに「おや、準備が言いようですね。そろそろ時間ですから入りましょう」小林が
呼びに来た。

 「行くわよ」その声で、一斉に職員室から会場になった体育館へと向かう。
体育館には、すでに生徒が整列している。
教師達も演壇に並ぶが、例の木像も置かれてあり(これが私の膣にはいるんだ…)そ
そり立った肉竿に怯えるルミだ。

 式典は佐藤の司会で進行し、内山が生徒の前で創立記念日について話していく。
そして、いよいよルミの出番となって「榊原先生、準備をお願いします」ルミを見た。
「わ、わかりました…」震える声で返事をし、制服を脱ぎだす。
「いよいよだね」「そうよ、うまく撮らないとね」良子と朋美はそっと列から離れて
いくが、ルミの裸が気になり誰も気づかない。

 ルミは皆が見つめる前で、シャツを脱ぎ上半身を裸にしたが「いいわね、いつ見て
も。あのオッパイが欲しいわ」女生徒からも綺麗に整った乳房に歓声が上がっていく。
(そんな事いわないで。見られる身にもなってよ!)乳房を揺らしながらスカートに
手を掛けた。

 男子生徒は眼を輝かせて股間を見ている。
(性器を見たがっている…。私の性器を…)痛い程わかるが、それでも、スカートを
一気に下げて下半身を剥き出しにした。

 「おうー!」ピンクに割れた淫裂が生徒に晒され歓声が上がり(性器を見られてい
る!)足が震えている。
ルミは脱いだ服をテーブルの上に置き、直立すると木像が中央に運ばれてきた。
木像の肉竿にはワセリンが塗られてテカテカしている。

 「いよいよだわ。でも怖い…」ジッと木像を見ていると、佐藤と小林が進み出てル
ミを持ち上げる。
「いいですか。しっかり掴まって下さいよ!」木像の正面に抱き付かせ、足を開いて
太股を木像の手に乗せた。
そして、ルミは手で首を押さえて、落ちないようにしている。

 (膣に、オチンチンが当たっている!)淫裂に肉竿が入り込もうとしている。
「先生、一気ですよ、その方が痛くないですから」体験した同僚達が騒ぎ立て(ここ
まで来たら、やるしかない…)腰をゆっくりと押しつけた。

 「あ、あ、あ!」喘ぎ声が体育館に響いて「凄いや。俺興奮しちゃったよ」男子生
徒は肉竿を膨らませて、射精しないように手で押さえている。
それをチラリと横目で見ながら赤い顔の女生徒だ。

 ルミはゆっくり腰を動かしていく。
(当たった、バージンに…)小刻みに腰を動かして、肉竿の先端が淫裂に入った。
「ここは一気ですよ」小林と伊藤が脇に立って言う。

「わかっています、でも痛いんです!」顔を歪めながら腰を一気に振り「ギャー!」
悲鳴を上げ、木像にしがみつくと、赤い血がぽたぽた落ちていく。
「喪失よ、喪失した!」歓声が体育館に響いていくが「痛い、膣が痛い!」顔を歪め
てしがみついたままだ。

 「喪失が済みました。これからは先生方との契りです」佐藤が言うと、また歓声が
上がった。
(契りって、まさか、セックスをしろとでも?)怯えた顔になった。
「先生、降りて下さい」ルミは小林と佐藤に抱きかかえられ、降ろされるとテーブル
に寝かされた。

 「何をするのよ、やめて!」
「慌てないの。これから契らないとね」同僚の教師も加わって、ルミを大の字に押さ
えた。
当然、股間が丸見えになり、血で汚れた淫裂も生徒の前に晒されて「凄いや。喪失っ
て、こんなに出血するんだ!」驚いて見ている。

 「見ないで。いや~!」足を閉じたくても閉じらず、バタバタするしかできない。
「これでいいわ。校長先生、準備が出来ました」香織の声で下半身剥き出しの内山が
ルミの正面に立った。
「イヤ。オチンチンはイヤ!」首を振るが淫裂に肉竿が押し込まれ「あ、あ~!」再
び喘ぎ声が響いていく。

 その声に生徒も興奮している。
英子は栗山を捜して抱き付き、同じように悦子と瑞穂も体を許した相手に抱き付いて
人目を憚らず、唇を重ね合っている。
それに吊られて、次々とカップルができあがり、抱き合いながらルミを見ている。

 「イヤ。出さないで!」悲鳴を上げたが淫裂の中に放出された。
「次は教頭先生です」小林も下半身丸出しにして「行きますよ!」グッタリしている
ルミの淫裂に、肉竿を押し込み、腰を振って放出した。
こうして、7人から膣の中に精液を噴射された。

 放出されたルミは手で淫裂を押さえ泣き続けているが、生徒達は解散して引き上げ
ていく。
男子教師達も引き上げ、数人しかいない。
「ルミ、洗ってあげるからね」香織と美沙はルミを抱きかかえてシャワー室に入って
いく。

 入ると香織と美沙も服を脱いで、全裸になった。
「ここは大事だからね」慣れた手つきでノズルを淫裂に当て、膣奥から精液と血の固
まりを流し出していく。
香織は指を入れて丁寧に洗い「もう大丈夫よ。それに、喪失の時は妊娠しにくいし…」
淫裂を撫でる。

 「香織さん、悔しいの。喪失は我慢できても、オチンチンでされたのが悔しいのよ」
思い出したのか、また泣きだした。
「そんな事忘れなさい。みんな、そうだったんだから」
「そうよ、私も8人とやったわよ。終わったときは痛くて泣いちゃったわ」美沙も言
いながら乳房を撫でだす。
「いい、これからは女同士で楽しみましょうね。男はセックスしか考えていないから」
3人はシャワー室で抱き合った。

 暫く抱き合うと、3人は服を着て職員室に戻った。
「待っていたわ、これを生徒に配らないと。手伝って」袋が渡され「コンドームじゃ
ないのよ!」中身を見たルミが叫ぶ。
「そうよ。妊娠されたら困るから、今のうちに配っておくの」同僚達はあっけらかん
と言う。

 「まだ、子供ですよ?」
「そんな事ないわよ。行けばわかるわ」言われて袋を持ち、教室に行くと生徒同士が
抱き合っていた。
女生徒は胸を開き、露わにした乳房を撫でられ、男子生徒はチャックから肉竿を出し
て、女生徒に握られている。
相手がいない女性徒同士も、乳房を出して撫で合っていた。
(こんな事、許されていいのかしら?)考え込んでしまった。

 それでも、気を取り直して「はい、これを使ってやるのよ。学校ではダメだから別
な場所でやるのよ」ルミは先輩から言われた通りに言いながらコンドームを配ってい
く。
配り終えると生徒から「もう一回見せて下さい」と言われた。

 「ダメ。恥ずかしいからイヤよ」逃げようとしても掴まえられて、スカートが引き
下げられた。
「イヤ、性器は見ないで!」手も押さえられて隠せない。
それをいい事に、男子生徒は代わる代わる覗き込んでいく。
「凄いや。ここに入るんだ…」膣腔を見ていく。

 「もういいでしょ。見たから!」ルミは男子生徒の肉竿が気になっていた。
(今の状態で性器を見せたら、レイプされるかも知れない…)肉竿が勃起し、今にも
噴射しそうだった。

 手を放されると、急いでスカートを直して職員室に戻っていく。
「どう、わかったでしょう?」
「はい、理解できました。でも、いいのかしら、セックスしても?」
「いいわよ。こんな田舎だから、それがいいのよ」勝手に解釈している同僚だ。

 そして翌日、ルミは香織達と一緒に裏山に向かい、歩いて30分程でルミのヌード
を撮った草原に来た。
そこには、生徒達が一面に広がって、全裸で抱き合っていた。
「あ、あ、あ!」「もっと、もっとして!」女生徒の悶え声が響いている。

 「そんな、こんな所で…」ルミは驚きのあまり、声も出せない。
「ルミ。見てないでやろうよ」香織がルミを押し倒して服を脱がしていく。
「恥ずかしいわ。見られてしまうのよ」
「ここは平気なのよ、何をやっても」香織はルミの上を裸にして乳房に吸い付く。

 「ダメ。いけないわ、ダメよ!」首を振りながら回りを見ると、同僚達も全裸にな
って女生徒と抱き合っていた。
(そんな、教師が生徒と一緒にレズをしているなんて…)動きが止まった。
「わかったでしょう。ここではいいのよ」香織も服を脱いでいく。
「わかりました。それなら遠慮無く…」ズボンを引き下げ、下半身を剥き出しにして
いく。

 その間に、香織はレズ用のペニスを股間に固定している。
「香織さん、終わりました」ルミは恥ずかしそうにルミに抱き付く。
「可愛いわ、ルミ!」香織はルミを仰向けに寝かせて、ペニスを淫裂に押し込んだ。
それには「あ、ああ~!」声を上げる、ルミだ。

 一方、学園のお仕置き室では、美沙と良子が全裸にされて縛られていた。
「許して下さい。もう、ヌードは終わったはずです!」
「そこを頼むんだよ。お前達がうんと言わないと、始まらないんだ」
「でも、ヌードになるのがイヤなんです!」

 「イヤだったら、お仕置きだな、逆らった罪で。今度は痛いのでやるからな!」太
目のバイブを見せている。
「これが、生徒の前でお前達のオ○ンコに入るんだ。ヒーヒー声を上げている姿を見
られるからな」
「お仕置きはイヤです。許して下さい」泣き叫んだ。

 「それなら、素っ裸になってくれるよな?」それには黙って頷く2人だ。
「いい子だ。褒美にくれてやるからな!」乳房を撫でられながら、淫裂に肉竿を押し
込まれていく。
「あ、あ、あ!」顔を歪めて声を上げて、2人は膣の奥に射精された。