「蟻地獄の学園」

                     赤星直也:作
第7話 屈辱のモデル

 不意を突かれたルミは「鈴木先生、人の事よりもどうしてここに?」と切り返した。
「絵画よ。美術展の絵画を出品しようと思ってスケッチ代わりに写真を撮っているの」
「良子さんと朋美さんは、そのヌードモデルですか?」
「そうよ、恥ずかしいけどヌードモデルなの」腰をくねらせてポーズを作ると、その
度に淫裂が口を開いている。

 「実は、私も榊原先生にヌードモデルをお願いしましてね」小林も合わせるかのよ
うに言いだす。
「あら、ルミもヌードになるんだ。それなら私にも撮らせて欲しいな」
「そんな、展覧会に出されたら困りますから…」
「展覧会には出さないわ、誓うからいいでしょう?」

 「その方がいいな。そうしようよ、榊原君。田中先生と田端先生が一緒ならいいの
が撮れるし」小林はすっかり上機嫌だ。
だが(イヤよ、それを撮って、私に迫る気でしょう…)不信感からルミは黙ったまま
だ。
「よかった。それなら構図は任せてね」勝手に決める香織だ。

 「ルミ、早速だけど脱いで!」香織は命令調になっていく。
(何で、香織さんに言われなければいけないのよ!)不満だが、小林がいる以上は従
うしかなく、シャツ、スカート脱いで下着姿になった。

 「いいですね、そのオッパイが」小林は股間を膨らませながらスイッチを押してい
く。
(撮られるんだわ、オッパイと性器を…)両手を背中にやり、ホックを外すと手を下
げた。
「ピン!」乳房が露わになり、小林はスイッチを押して(オッパイを撮られた!)ル
ミ顔が強ばった。

 それでも、両手に絡まった布を外して上半身を剥き出しにしていくと「ピン!」小
林は相変わらず撮りまくっている。
(次は性器を撮られるんだ…)更に強ばった顔で、パンティを引き下げていくと、無
毛の淫裂が見えだした。
「いいわね、そんな姿も」香織も加わり撮り始め、2つのカメラがパンティから覗く
淫裂を撮っていく。
(撮らないで、性器はイヤです!)ルミの足は震え、目の下が充血して赤くなってい
る。

 ルミは、なおもパンティを引き下げると、背中を丸めて脚を上げた。
一瞬だがピンクの膣が見え、その瞬間「ピン!」と音がして、脇から小林が撮った。
(イヤ、性器は撮らないでよ!)そう願うが無理だ。

 ルミは堪えて、もう片足も上げて、文字通りの生まれたままになった。
「両手を頭にやって!」強ばった顔をしながら両手で頭を押さえ、それを2人が撮っ
ていく。
「足を高く上げて!」
(そんな事をしたら性器の中まで見えてしまう…)渋々だが、足を限界まで上げると
「いいよ、このポーズも」興奮気味の小林だ。

 (性器が目的なのね。私の性器を撮るのが…)悔しさが込み上げてきた。
しかし、今更拒む事も出来ないから、やると誓ったからにはやるしかない。
この後、香織から様々なポーズを要求された。

 「良子、ルミに衣装を着せて」
「わかったわ、これでいいでしょう?」良子は紙袋を差しす。
中には黒いストッキングが入っており、それにハイヒールも入っている。

 ルミは言われた通りに履いていくが、黒いストッキングに覆われた太股は悩ましか
った。
「これも着けて!」手首や手足に革製のベルトを着け、それに首にも着ける。
「いいよ、その姿も!」相変わらず小林はスイッチを押していく。

 「教頭先生。私、エッチなのを撮りたいんですが…」
「いいよ、鈴木先生の構図で!」
「よかった。隣で撮りましょうよ」5人はドアを開けて隣の部屋に移動した。
「こ、ここは…」男性の石膏像や木像が置かれてある。

 美術で使う教材のようだが、どれもが裸体で勃起した肉竿が付いている。
「いつ見ても興奮するわね、本物みたいで」肉竿を撫でながら香織が言う。
「どうして、こんな裸像がここに?」
「教材にと思ったが、あまりにもリアルでね。女の裸像もあるんだよ」よく見ると、
女性の像もあった。
股間は本物そっくりに作られ、肉襞まで付いている。

 「ルミ、その像の隣に立って、オチンチンを撫でるの」
「お、オチンチンを触るのですか?」青が一瞬に赤らんだ。
「そうよ。本物じゃないからいいでしょう。それに足も開くのよ」香織から言われた
通りに、像の側に立ち肉竿を掴む。
「いいよ、そのポーズも」小林と香織は撮って頷き合う。

 「ルミ、その像の正面に膝を付けて座るの」言われた通りに座ると、目の前には像
の肉竿がある。
(凄いわ、これが本物だったら膣が裂けるかも…)ジッと見ていた。
その時「ルミ、それを舌でなめて!」思わぬ言葉が飛び出した。

 「いくら相手が像でも恥ずかしいです!」さすがに出来なかった。
「榊原先生、約束しましたよね。やらないなら約束違反と言う事で…」
「やります、ですから…」そう言うと舌で肉竿をなめていく。
「いいわよ、凄くいいわ、エッチで」
「ホントです、最高です!」2人はスイッチを押していく。

 「どうせなら、口の中に入れて!」
(それじゃぁ、フェラチオと同じよ)雑誌で見た事を思い出した。
しかし、今のルミに逆らう事など出来ず、大きな口を開けて肉竿を迎え入れる。
「いいよ、凄くいい!」待っていましたとばかりに撮りまくった。

 「今度は過激よ。お仕置き室で撮るからね」5人はお仕置き室へ移動して行く。
中に入るとルミは英子がされたように両手を縛られフックで吊り上げられた。
「良子に朋美、手伝ってね。仮面を被ってもいいから」
「わかった。それならやるわよ」2人は蝶のような仮面を被ってルミの前に立ち、小
林はカメラからビデオに持ち替えた。

 「わかっているわよね。ここで何するかを?」
「イヤ。やめて、痛いのはイヤです!」顔を振るわせて言うが、2人が持ったムチが
乳房、尻と叩いていく。
「ヒー!」体を揺らせて悲鳴を上げていく。

 それでも、良子と朋美は乳房を揺らせながらムチで叩き「やめて。痛いのはイヤで
す!」大粒の涙を流している。
「それなら、気持ちいい事してあげるわよ」わざと低い声で言い、両足首を棒で固定
する。
ルミは開脚したまま足を閉じられない。

 ルミの自由を奪うと、良子は後ろから乳房を揉み、朋美は淫裂を広げて指で弄って
いく。
「イヤ、イヤです!」いくら叫んでも、ドアが閉められているから外に漏れる心配は
ない。
それをいい事にルミを辱めていく。

 良子はルミの突起を掴んで「これは何だ?」それには黙ったままだ。
すると良子は指先に力を入れ「ギャー。クリトリスです…」苦しそうに言う。
「正直でいいわね。これは?」
「尿道です…」

 「尿道って、何なの?」
「お、オシッコを出す所です…」
「それなら、ここで出すのを見せてね」
「イヤよ。それは出来ません!」

 「やるのよ、やらないならこうよ!」乳首が指で潰されていく。
「ヒー。出します、出しますから容器を…」
「これに出して。これなら漏れないしね」尿道にペットボトルが押しつけられた。

 「出すのよ、ほら!」また乳首が潰された。
「ヒー!」悲鳴と共に、ペットボトルの中に黄色い水が溜まっていく。
(オシッコまで撮られてしまった…)ルミのプライドはズダズダにされ、それを撮っ
て楽しむ4人だ。

 排尿がすむと「ここは何なのよ」膣が触られ「ち、膣です…」言い終わると顔が強
ばった。
「この穴は、何が入るの?」指が膣腔の入口を撫でていく。
(言えない。オチンチンが入るなんて…)さすがに、それは言えなかった。

 「言うのよ。早く!」肛門に指が押し込まれ「お、オチンチンが入ります…」小さ
な声だ。
「聞こえないわ。もっと大きな声で言うのよ!」
「オチンチンが入ります!」

 「それなら、オチンチンを入れてもいいのね?」それには真っ青な顔で「イヤです。
セックスはしたくありません!」声を荒立てた。
「でも、入れる所なんでしょう?」
「それとこれとは違います!」
「どうしても、入れるのよ!」また、ムチで打たれたが拒む。

 「いくらやってもダメかも。いやだったら、お口でやってくらない?」
「撮らないと約束できますか、それなら、我慢しましが…」
「撮らないわ。だからやって!」フェラを承知すると、フックがから降ろされ両手も
解かれる。
(やるしかないわ。ここまで来たら…)手首に出来た赤い筋を撫でていく。

 「教頭先生、すみませんね」
「構いませんよ。こんな事でしたら、喜んでやります」笑顔になって小林は下半身を
剥き出しにしている。
(イヤだけど、職員会議に掛けられたら困るし…)小林の前に膝を落とし、肉竿を掴
んだ。

 そして、目を閉じて口に入れると「いいよ、凄くいい!」小林は満足そうに、上擦
った声を上げていく。
「教頭先生。どうせなら、お出しになって下さい。それを見たいんです…」
(イヤ。射精だなんて絶対イヤ!)首を振るが、頭を押さえられ「お言葉に甘えまし
て」小林は腰を振り始め、徐々に昇り切ろうとしている。

 (咽の奥までオチンチンが入ってくる…)息苦しさを我慢していると、どろっとし
た液体が漂いだした。
「イヤー!」顔を上げると口から糸を引いている。
「イヤ。射精なんてイヤ!」泣き顔になっている。
(そうよ、その顔がいいのよ。これであなたも私の言うがままよ)香織が撮らない約
束を守るはずなどなかった。

 こうして、ルミは徐々に香織達の蟻地獄に落ちて行くが、香織は手を抜く事はなか
った。
「栗山君、撮ったのを見せて」
「いいよ。これだよ」栗山は撮ったメディアを香織に渡す。
「今度もうまくやってね」
「やってみるけど、鈴木先生ともセックスしたいな…」

 「セックスはダメよ。そうだ、オッパイだけならいいわよ」香織はトレーナーのフ
ァスナーを外して、シャツ、ブラジャーと捲り上げる。
「小さいけど触っていいわよ」栗山は乳房を掴んで揉んでいく。
「先生。あそこも触りたい…」

 「ダメ、性器はダメ。その代わり手で行かせてあげる」
「わかりました、お願いします」栗山は仰向けになり、香織は勃起した肉竿を掴むと
擦って「あ、あ、あ!」上擦った声を上げ出す。

 「どう、これもいい気持ちでしょう?」
「うん。先生の揺れているオッパイを見ると、凄くいい気持ちになっちゃった!」
「出したかったら、出してもいいわよ」その言葉が言い終わらない内に、肉竿の先端
から噴き出した。

 「出ました!」
「わかるわよ、気分良かった?」
「ええ、先生にやって貰えてよかったです」名残惜しそうに乳首も吸って「うまくや
るのよ。また…オッパイ…吸わせて…あげるから…」途切れ途切れに言いながら、栗
山の頭を撫でていく。
香織は栗山に乳房を触らせ、うまく手なずけた。

 栗山から受け取ったメディアは、早速パソコンで印刷された。
「これはいいわよ。ルミの性器がバッチリだし、顔やオッパイも撮れている」Mの字
開脚した写真を見てはしゃぐ朋美だ。
「ホントだ。私は恥ずかしくてこんなポーズ取れない…」ジッと淫裂を見ている。

 「良子。ルミとしたくなったんでしょう?」
「そんな事ないわ。香織や朋美が好きだから」
「遠慮しなくていいわ。いずれ、ルミともやらせて上げるわよ。それまでは頑張って
貰わないと」
「わかっているわ」

 「それより香織、場所はどこにしようか?」
「そうだね。裏山はどうかしら、池や芝生もあるし」
「でも、今度は大勢だから、ルミも嫌がるわよね」

 「そこをうまくやるのよ。どうしても裸になるように仕向けるのよ」
「それなら、この写真は絶対必要ね」
「そうね、教え子のセックスを見ながらオナニーなんて言い訳が立たないしね」3人
は新たな辱めを考え、計画を練った。

 計画が決まると、早速行動に出て香織達はルミの部屋に向かう。
部屋に入るなり「ルミ。教え子のヌードモデルをやるんだってね!」と斬りかかった。
「そんな、教師の私がヌードになるなんて…」顔色が真っ青に変わり、唇がブルブル
震えている。
(ふふふ、相当動揺しているわ。これでうまく行くわよ)3人は顔を見合わせた。

 「実は、生徒が校舎の中でセックスしていたの。それを問いつめたら、ルミの名前
が出てね」
(そんな、栗山君から私の名前が出たなんて…)黙ったまま呆然としている。
「私達は何も、邪魔しようと言うんじゃないの。やりたかったらやってもいいわよ。
その代わり、私達にも撮らせて欲しいの」香織はそう言いながらルミのシャツを脱が
せていく。

 「私も言わないわ。その代わり、ルミの屋外ヌードを撮りたいのよ」良子はスカー
トを引き下げだす。
(どうしよう。今更嘘言っても始まらないし。でも、また脅されてしまうし…)黙っ
たままだ。
その間にも、3人はルミの服を脱がして全裸にした。

 「一緒に撮ってもいいわよね?」朋美と良子は乳房を分け合って吸いだし、香織は
淫裂を指で触っていく。
「約束して。これが最後のヌードだって…」ルミは上擦った声になっている。
「いいわよ、撮影はこれで最後にするから」そう言うとルミをベッドに押し倒し、服
を脱いで抱き付く。
(イヤよ。レズなんてイヤ!)ルミは嫌々ながら3人に抱かれた。