「蟻地獄の学園」

                     赤星直也:作
第3話 見せしめ

 ルミが新体操部の顧問になった事で、部員達も元気よく部活動をしており、その一
方、香織達はある計画を進めていた。
「これを送るのよ。これを見たら、どんな顔になるかしらね」ルミが酔ったときに撮
られた全裸写真を封筒に入れ、ワープロで書いた手紙も入れた。

 「これでいいわ。後はルミの返事次第よ」
「そうよね、返事次第よね」朋美はそう言うと香織の胸に手を入れていく。
「朋美。私が欲しいの?」
「欲しい。暫く香織さんとやっていないし…」

 「ずるい。私だって、香織さんとやっていないわ。私も欲しいのよ」良子も加わり、
スカートを脱がしていく。
「わかったわ。3人で楽しもうよ、今夜もね」香織は朋美の服を脱がせていく。
「そうよね、3人でよね」良子も服を脱ぎ、生まれたままの姿になって行く。

 良子は香織の小振りな乳房を掴んで吸い、朋美は無毛の淫裂を指で広げ、舌でなめ
ていく。
「あ、あ、あ!」悶え声が響くなか、3人は交代しながら深夜まで声を上げ続けた。

 それから数日後、ルミの元に封筒が届いた。
「差出人が書いてないわね」不思議に思いながら封を切って中から取りだすと写真が
入っている。
「写真だ!」それを見るなり「そんな~!」悲鳴を上げ、顔色が真っ青になり「どう
して…。誰が一体…」顔がブルブル震えていく。

 写真には全裸にされたルミが写っており、足を広げ淫裂の中まで写りピンクに割れた淫裂は膣も見える。
写真はそれだけではなく、乳房を揉まれ、淫裂を弄られている写真もある。
クリトリスや膣腔を触られているのもハッキリと写っている。

 「どうしてこんな写真を…」写真を見ると、今度は手紙に目を通していく。
「イヤよ、そんなのイヤ!」叫ぶと同時に涙がこぼれ落ち「う、う、う!」嗚咽も上
げ1人泣き続けた。 

 泣きだしてから1時間程たった。
「ヌードで新体操をやるしかない…。この写真がある限り…」呟くように言う。
手紙には全裸になって、新体操をやれと書かれていた。

 もし、やらなかったら、この写真を校長やマスコミに流すとも書かれてある。
返事は3日後で承知するなら、胸ポケットに、赤のハンカチを入れろと書かれ、全裸
になる日と時間も書かれていた。
「こんな写真をお母さんが見たら何というか…」泣き崩れている母の姿を思い浮かべ
ると、涙がまた流れだした。
「私が我慢すればすむ事なんだ。笑い者になっても我慢さえすれば…」手に持った写
真を破りながら呟いている。 

 手紙が届いてからのルミは憂鬱で、それに元気がない。
「あら、ルミったらどうしたの。元気がないわね」
「考え事していまして…」

 「ほら、元気を出しなさいよ。困ったことあるなら相談に乗るから」香織や朋美に
も励まされたが元気は出ない。
「こりゃぁ、重傷だわ」と諦めていく。
(相談したくてもできないわよ。ヌードで、新体操をやった方がいいか何て…)1人
悩んでいた。

 一方、香織の部屋にはいつもの3人が集まっている。
「ルミが悩んでいるわよ。ヌードで新体操をやるかどうかをね」
「そのようね。準備はいいわよね?」
「もちろんよ。この日の為に部活は停止させたわ」

 「それならいいわ。後はルミがどうでるかが問題よ」
「だったら、見せしめにやって置いた方がいいわよ」
「そうかもね。ここの怖さも教えておかないとね」

 「それだったら、いいのがいるわ。2年の小池よ。あの子は乳首にカット絆を張っ
ているの」
「いいわね。それだけ理由があれば、職員会議に掛けてお仕置きができるし…」
「決まりね。連絡しておく」良子は他の先生と連絡を取った。

 翌日が回答日という朝、ルミが職員室に入ると生徒が1人いて何かに怯えている。
「何か、あったのですか?」
「規則違反が出たのよ。これから職員会議をやるんだって!」

 「どんな違反ですか?」
「詳しくは知らないけど、乳首にカット絆を貼っているらしいの」
「カット絆をですか?」
「そうなの、これはお仕置き物よ」同僚の言葉に唖然とした。
(乳首に絆創膏を貼っていけないなんて。スケスケだから当然そうするわよ)信じら
れないと言った顔だ。

 やがて、校長と教頭が現れ、教頭はルミの胸元が気になるのかチラリと見た。
「校長先生。生徒の中に規則違反車が出たそうです」
「この子です。乳首にカット絆を貼っています」香織が指さすと生徒は泣き出した。
「2年の小池英子か、困ったことをしてくれたね」
「もう、しません、オッパイを隠すようなことは絶対にしません!」泣き叫んだ。 

 「今更、泣いたってダメだ。カット絆を貼ったオッパイを見せるんだ!」学年主任
の佐藤が言う。
「許して下さい。もうしませんから…」
「そんな事言ってもダメだ。脱がないなら俺がやる!」佐藤は嫌がる英子の上着を脱
がす。

 薄いシャツからはブラジャーが透け、そのブラジャーからも乳房が見え、確かに乳
首の上に白いのが張られている。
「イヤ、見ないで!」泣きながら乳房を見られまいと手で隠すと「甘えるな!」佐藤
の平手が英子の頬を捕らえ「痛い~!」涙を流して頬を押さえている。

 「俺だって、こんな事やりたくない。でも、違反車が出た以上は仕方がないんだ!」
そう言いながらシャツのボタンも外していく。
上から胸が開いてブラジャーが現れたが、英子は両手を下げたまま泣いている。

 ボタンを外し終えると、ャツも脱がせて背中のホックを外すと、発育中の乳房が飛
び出し揺れていく。
「う、う、う!」乳房をまともに見られて、泣き声が大きくなっている。

 「こんなの、着けるんじゃないぞ!」カット絆を外すと、ピンクの乳首が膨らんで
いる。
「こんな立派なオッパイなのに、隠すことはないぞ」佐藤は英子の乳房を撫でて言う。

 「佐藤君、オッパイはわかった。下の方はどうなっているんだ?」
「そうですね、性器にも張っているんだろう?」
「していません。それはしていません!」顔を強ばらせ、首を横に振っていく。

 「それはどうかしら。確かめてみないとわかりませんよ?」
「そうよ。確かめないだろうと思って、張ってあったりして…」
「信じて下さい、性器には張ってありません!」
「とにかく、性器を見せるんだ、それから考える」

 「イヤです。それは絶対にイヤです!」思春期の子供に性器を見せろと言う方が間
違っている。
それでも佐藤はスカートを引き下げると、小さな布が淫裂を隠している。
「往生際が悪いわね、お仕置きが多くなるわよ」香織の言葉に抵抗が止まった。
「最初からそうすれば、痛い思いはしなかったのに…」ゆっくりパンティを引き下げた。

 「校長、性器には貼ってありませんね」
「そのようだな。それにしても若いって言うのは綺麗だね」ピンクの割れ目が眩しい
くらいだ。
内山の股間が膨らんでいる。それは男性職員の皆だ。

 「とにかく、お仕置きだから午前中はそのまま裸で授業を受けるんだ。午後からは
お仕置きと懺悔だからな」
「許して下さい。ヌードはイヤです!」更に泣き声が大きくなった。
「規則だから仕方ない。やらなかったら、もっと酷い目だぞ!」
「わかりました。ヌードでやります」英子は脱がされた制服を持ち、全裸で職員室を
出た。

 職員室を出ると同時に「お仕置きだ!」大きな声が聞こえる。
(こんな事許されるのかしら、相手はまだ子供よ。取り返しの付かない事にならなけ
ればいいけど…)英子を心配するルミだが、自分の方も心配しなければならなかった。
英子が職員室から出ていくと、ミーティングが行われ、午後からの授業が一部変更が
決まり授業が始まった。

 やがて、時間が過ぎて3時間目になった。
「確か、2年生の教室だったはずだけど…」ルミは教室に向かい、ドアを開け、中に
入ると上半身裸の女生徒がいる。
「起立!」「礼!」「着席!」挨拶が済み、裸の女生徒を見ると先程の子だ。

 (可愛そうに。思春期なのに裸を男に見られるのは辛いだろうに…)そう思いなが
らも授業を進めていく。
「はい、これがわかる人!」黒板に問題を書いた。
「小池、お前が答えろよ。お前なら出来るから!」
「そうだよ、小池。お前が答えろよ」同級達が英子を指名した。

 指名された英子は泣き顔で立ち上がり、黒板の前に立つ。
「わかるかしら?」
「はい、わかります」足を開き前屈みになると(性器が丸見えだわ!)付け根の淫裂
が口を開いている。
同級生は男女を問わず、ジッと、そこを見ている。

 それを感じたのか、英子の足が震え「出来ました…」振り向くと乳房が揺れている。
「はい、正解す、席に戻っていいわよ」ルミは同級生の前で性器を見せるような事を
した自分に、罪悪感を感じて授業を続けた。

 ルミにとっては長い時間だった。
授業を終え教室に戻ってくると「小池はどうでした?」小林が話し掛けてきた。
「私、悪い事をしてしまいました…」先程の授業の事を話す。

 「ああ、それは皆さんやっておりますよ。規則違反車には男女を問わず、黒板に質
問を書いて答えさせています」
「そうなんですか…」(教師が、そんな事してもいいのかしら?)考えてしまった。
「榊原先生、そんな事より、お仕置きの件忘れないで下さいね」
「わかっています」
「それなら結構です」素直に引き下がった。

 ルミは(もしかしたら、私も裸にされて授業をやらされるのかしら?)全裸で生徒
の前に立った自分を想像して考え込んでしまった。
それを見て「見てよ、ルミが迷っているわ」「そうみたいね、いずれはヌードになる
わよ。お仕置きを見たらね」良子と朋美はヒソヒソ話していた。

 そして、午後になった。
「ルミ、行きましょう」
「行くって、どこへですか?」
「お仕置きよ。小池をお仕置きしなければいけないの!」香織に連れられ職員室を出
ると、その後を追って他の教師達も歩いてくる。

 廊下を歩いていくと「お仕置き室」と書かれた部屋の前に来た。
「ここがお仕置きなの?」
「そうよ、特別な所なの」香織がドアを開けると、中には器具が置かれてある。

 「怖いわ。一体何をする気なのかしら?」
「見ればわかるわよ」ニヤニヤする香織で、そこに、佐藤と一緒に英子が現れた。
英子は「許して下さい。懺悔はしますから!」泣き声だ。

 「ダメだ、お仕置きをしてから懺悔だ。来い!」腕を掴まれ中に連れ込まれる。
英子は佐藤に両手首をベルトで固定され、ぶら下がったフックに掛けられた。
「行くわよ」香織がスイッチを押すと唸り音と共に英子が浮いていく。
「イヤ、イヤです!」叫ぶが止まらず、足が30センチ浮いたくらいでやっと止まっ
た。

 その後、両足首もベルトが着けられ、1メートルもある棒に固定されていく。
「やめて、足はやめて!」女性なら淫裂を見られたくないのは当然で、その願いは叶
わず、足が開いたままで固定され、恐怖を感じたのか「打たないで、痛いのはイヤで
す!」叫んでいる。

 英子の悲鳴が聞こえたのか、生徒達が開いたドアから覗き込んでいる。
「集まったみたいだな。行くぞ!」真っ先に内山が平べったい樹脂で乳房を叩きだし
「キャー!」大きな悲鳴がお仕置き室に響き、それと同時に英子が揺れている。

 「痛かったか。だったら、痛くないのでやるぞ」筆に持ち替え、体を屈めた。
そして、肉襞を広げてピンクの突起を筆で撫でていく。
「イヤ。あ、あ、あ~!」腰が動いていくが、筆は突起を撫でていく。

 「つぎは私ですね」教頭の小林が樹脂棒を持ち、尻を叩きだし「ビシー、ビシー!」
音と同時に赤くなっていく。
「痛かったかな。だったら痛くないので…」小林も筆を持ち、右乳首を撫でていく。
「ん、ん、ん!」英子の乳首が膨らんでいく。

 「それでしたら、私も…」学年主任の佐藤も数発背中を叩き、同じように筆に持ち
替えて左乳首を撫でていく。
「あ、あ、あ!」3人に敏感な部分を撫でられては、どんな女性だって声を上げしま
うのが当然だ。
(酷いわ。これはお仕置きじゃないわ、セクハラよ。生徒へのセクハラだわ)ルミは
震えを感じながら見ていた。

 3人は暫く筆で撫でた。
「これくらいでいいでしょう。後は女性方にお願いします」それを待っていたかのよ
うに、香織が平べったい樹脂棒を持って乳房を叩き「ギャー!」悲鳴を上げて体を揺
らせていく。

 「痛かったでしょう。今度は優しくしてあげるわね」赤くなった乳房を撫でながら
乳首を吸い「そんな!」思わずルミは声を上げてしまった。
(生徒のオッパイを教師が吸うなんて信じられない…)驚きを隠せない。

 「次は私がするわね」良子も同じようにしていき「ギャー!」悲鳴を上げる英子だ。
「痛かったでしょう。こうすると痛くなくなるのよ」掌で淫裂を撫でていく。
(そんな性器を触るなんて…)体を震わせながら見ている。
しかし、生徒達は英子の仕置きをニヤニヤしながら見ている。

 教師達は交代で英子を叩きながら、乳房や淫裂、尻と触り「榊原先生の番ですよ」
校長が催促する。
(イヤだけど、やるしかないし…)すまないと思いながら尻を叩くと「ヒー!」悲鳴
を上げて体を揺すっている。

 「痛かったの。ごめんね」尻を撫でて「ずいぶん優しいですね。まあ、最初だから
いいでしょう。今度は懺悔だぞ」佐藤はスイッチを入れて英子を降ろし、ベルトを外
していく。

 これでやっと自由になったが、英子はうずくまり泣くだけだ。
「まだ終わっていないぞ、歩くんだ!」また佐藤に連れられて外に出た。
「ルミ、行こう。これからがもっと面白いのよ」ニヤニヤする香織だが(どこが楽し
いのよ、生徒を虐めて…)不快な顔のルミだった。