「堕ちたアイドル」
  
                            赤星直也:作


第7話 売り込み 

 それから数日後、新しい住まいに5人は越していた。
「千夏、移籍はしないと記者会見をしてくれ。それに、宏美のデビューも発表しないといけないし」

 「私がデビューですか?」驚いた顔の宏美だ。
「そうだ、これからはタレントだ。パイパンヌードで稼いで貰う!」
「イヤ。ヌードはイヤです!」悲鳴に近い声だ。
「イヤでもやるんだよ。そうだ、契約をしないと。素っ裸での契約だ!」大西はビデオを構えた。

 「ほら、早く脱ぐのよ。早く!」恵子が急かす。
「イヤ、ヌードはイヤです!」
「脱がないなら、あのビデオと写真で稼いでいいのか?」
「やめて、それだけは…」

 「だったら脱ぐんだよ。お前が約束を守っている間は絶対に公にはしないから」
「本当ですね?」
「約束する。それから、ビデオに向かってこう言え!」書かれたメモを渡した。
それを読むなり「こんな事言えません…」大粒の涙を流し出した。

 「約束を守るなら公にはしない。俺だって安田に稼いで貰わないと困るしな。お前達には大金を払ったんだからな」
「そうよ。やらないなら、あなたが生きていけなくなるわよ。それだけでなく家族もね」
それには「う、う、う!」泣き声も上げた。

 「やるのか、やらないのか、どっちだ!」
「やります。ですから売らないでください…」涙を手で拭き服を脱ぎだした。
大西は笑みを浮かべて眺めている中、宏美はズボンやシャツも脱いで下着姿になった。

「安田、これからは下着は着るな。素っ裸の上から着るんだ」
「は、はい。そうします…」泣き声で返事をしながらパンティを引き下げていく。
「大部生えたな。パイパンタレントだから手入れしないと…」大西が言うと「そうだよな。千夏、宏美のオ○ンコを手入れしろ」三沢も言う。

 「わかりました…」浴室から手入れの道具を持ってきた。
「宏美さん、ご免なさいね」
「泣かなくていいわよ。千夏にされるなら本望よ」泣く千夏を抱きしめると「いつまで泣いているんだ。早く始めろ!」怒鳴られる。

 「はい、始めます」千夏は石鹸を泡立てて、その泡をやっと生えた絨毛に塗っていく。
「動かないで!」カミソリが当てられ、動き出すと「ジョリ、ジョリ!」音と共に赤黒い地肌が現れた。
「いいね。パイパンオ○ンコは…」肉襞のはみ出た淫裂が露わになった。

 (イヤよ。こんな恥ずかしい姿で撮るなんて…)自分の股間を眺めているとカミソリは絨毛を一本残さずに剃った。
「剃ったわよ。綺麗に…」濡れたタオルで股間を拭いていく。
「いいね、パイパンオ○ンコは。とにかく契約のビデオだ!」


 「わかっています…」宏美は大西の持つビデオの前に立ち、両手を後ろで組んで乳房と淫裂を露わにしている。
「この度、私、安田宏美は移籍問題で大西社長に迷惑を掛けてしまいました…」大西の書いたメモの通りに喋っていく。

 「つきましては、謝罪としましてここで社長とセックスしてお詫びします…」声が震えている。
「社長。私とセックスしてください…」もう泣き声だ。

 「何だ、俺とオ○ンコしたいのか。三沢君、カメラを頼むよ」
「わかりました」カメラを三沢に渡すと服を脱ぎだすが、すでに肉竿が膨らみきっていた。
(やりたくない、こんな事は…)「く、下さい!」脱ぎ終わらない内から肉竿を口に含み、唇をゆっくり動かしていく。

 「いいよ、気持ちいい!」大西も宏美の乳房を掴み揉んでいく。
「早く下さい。私のオ○ンコに…」大西を仰向けに寝かせて馬乗りになった。
肉竿を掴み、腰を降ろして淫裂に吸い込んでいくが(膣が痛い…。まだ準備が出来ていないし…)顔を歪めたまま吸い込んだ。

 「入りました。これよりお詫びのセックスを始めます…」腰を振り始めて「ピシャ、ピシャ!」股間同士がぶつかって宏美は「あ、あ、あ!」と声をあげだした。
「千夏、あなたもやるのよ、晋平さんとオ○ンコを!」じっと見ていた千夏の背中から乳房を掴み恵子が言う。

 「いや。セックスは許して。出来ません…」泣き声で言う。
「あら、お姉様ばかりにあんな事させていいのかしら。あなたとはいい仲だったでしょう?」
それには「う、う、う!」弱みを突かれて泣きだした。

 「やるわよね。あなたも?」
「はい、やります…」
「それなら準備して。ヘアは剃らなくていいわよ」千夏も服を脱ぎだした。

 その間に「でました。膣に出ました…」宏美は動きを止めた。
「見て下さい。これがセックスした私のオ○ンコです…」立ち上がり指で淫裂を広げたが、ドロドロの白い液が垂れていく。

 「私が大西社長の言う事に逆らったら、このビデオを公開されても文句は言いません…」涙を滲ませながら誓い、三沢はその淫裂を撮っていく。
(撮らないで。射精されたのは撮らないで!)泣き顔のままになっている。

 「よし、今度は千夏だぞ!」ビデオが千夏に向けられた。
カメラが退くと宏美は「う、う、う!」悔しさで股間を押さえてうずくまり泣きだした。
「泣くより、洗うのが先でしょう?」恵子に言われ、気を取り直して「そうでした」浴室に向かう。

 かわって千夏が「私、向井千夏は…」宏美が言った事と同じに喋っている。
「三沢さん、私とセックスしてください…」
「勿論、やって上げるよ」三沢も服を脱いで全裸になり「社長、お願いしますよ」カメラを渡す。

 「任せたまえ!」千夏も三沢を仰向けにして、馬乗りになり腰を振り続け「で、出ました!」指で淫裂を広げた。
(う、う、う!)泣くのを堪え「私が大西社長の言う事に逆らったら、このビデオを公開されても文句は言いません…」涙を滲ませながら喋り終えた。
「よし、千夏もオ○ンコを洗え!」千夏も浴室に飛び込んで「う、う、う!」浴室から2人の嗚咽が聞こえてきた。

 それから数日後に大西は記者会見を行った。
「移籍はありません。向井はこれからも内にいるそうです」大西が説明している。
それには居並ぶ記者から質問が相次ぎ、それに答える2人だ。
「それから、今までマネージャーだった安田君もデビューすることになりました」

 「何をなさるんですか?」
「女優を目指します。取り合えず、ヌードで頑張りますが…」応える宏美は目を伏せた。
「ヌードですか…。恥ずかしくはありませんか?」
「恥ずかしくはありません。なんなら、ここでお見せしますよ…」宏美は立ち上がるとボタンを外していく。

 (やりたくない。こんな大勢の前でヌードになるなんて…)胸が見えてきた。
最後のボタンを外して前を広げると「あっ!」記者は声をあげた。
「小さいオッパイですが、これからはこれで頑張ります…」声が震えている。
宏美は大西から言われ、下着は着けてないからいきなり乳房が露わになり記者も驚いている。

「カシャ、カシャ!」やがて閃光と共に金属音が響いていく。
(撮らないで。ヌードは撮らないで!)目の下が真っ赤に腫れ上がっているが、それでも服を脱いで上半身を剥き出しにすると「声が掛かったらフルヌードもやります…」乳房が揺れている。

「ここで、ヘアは見せてはいただけませんか?」
「ヘアはありません。剃ってますからパイパンヌードです。仕事の声を掛けて貰えればなりますが…」恥ずかしくて顔を上げられない。
「でしたら、我が社でヌードを撮らせて貰えませんか?」
「はい、マネージャーと相談してお受けします…」このように質問に答えている。

 「ところで、向井さんはヌードにはならないのですか?」
「千夏はその気がありません。いずれはヘアヌード写真集でも出しますよ」大西が勝手に言う。
(イヤよ。ヘアヌード写真集だなんて…)千夏は恥ずかしそうに乳房を晒す宏美を見つめている。

 (千夏、恥ずかしい。ヌードにはなりたくない…)
(私だってイヤよ。まして人前でヌードなんて)2人は項垂れたままだ。
「他に質問はありませんから終わりにさせて頂きます」記者会見が終わった。

 記者が引き上げると宏美は「う、う、う!」泣きながら服を着ていく。
「安田、もう戻れないぞ。明日のスポーツニュースはお前のオッパイで持ちきりだからな!」
(そうよ、ヌードが載るんだわ。オッパイを出した私のヌードが…)更に涙が流れ出てきた。

 「千夏もヘアが戻ったらヌード写真だからな。やるよな?」
「は、はい。ヌードになります…」項垂れたまま返事をした。
「そうだ、それでいい。宏美はテレビ局に売り込みだ、わかっているよな?」
「はい、ヌードで売り込みます」力無く返事をし「よし、早速売り込んでくれ」「わかりました…」宏美と千夏は三沢夫婦と一緒にテレビ局に向かった。

 「宏美さん、収録があるからここで…」千夏と三沢は控え室に入り「行きましょう、芸能関係の所よ」「わかっています」宏美と恵子は顔馴染みのプロデューサーの所に向かった。

 「おや、安田さんじゃないですか?」
「はい。今度女優を目指すことになりまして…」
「ヌードもやるんですってね?」記者会見の時撮られた写真を見せた。
「はい、ヌードもやります。ヘアは剃っていますからパイパンヌードでがんばります…」

 「見せてくれないかな。オッパイとパイパンオ○ンコを!」
「そう、おっしゃると思いまして…」顔を赤らめながらボタンを外していくと乳房の膨らみが見えてきた。
「これで、どうでしょう?」シャツを開いて乳房を露わにしていく。

 「オッパイは分かったけど、パイパンは?」
「これからです…」スカートを捲り上げて(イヤよ、性器を見せるなんて!)「これがパイパンです…」淫裂が露わになった。
あるべき絨毛がなく、ピンクの割れ目からは2枚の肉襞が飛び出している。

 「いいね。ちょっとだけ、遊ばせてくれ」手が淫裂を触りだし「うっ!」(ダメ、指は入れないで!)太股が震えている。
「オッパイも、いいですよ」恵子が言うと「そうか、お言葉に甘えて遠慮なく…」乳首を吸い、揉んでいくが(イヤ、私はソープ嬢じゃないのよ)唇を噛んで堪えている。

 「今度のドラマではヌードが必要だから出てみないか?」
「はい。何でもやりますから使って下さい」恵子は承知した。
「それなら頼むよ。ところで、新しいマネージャーはどんな感じかな?」恵子の胸を撫でると「人妻ですから、お許し下さい…」

 「何だ、亭主持ちか。それならこれくらいで勘弁だ」手をスカートの中に入れ、股間を撫で出す。
「そ、そんな!」
「我慢しな。使ってやるんだから!」

 「はい、我慢します…」パンティの上から淫裂を触られた。
すかさず「もういいでしょう?」手を押さえると「そうだな、これくらいでいいか」素直に手を引いた。

 2人はその後、別なテレビ局を回った。
「今度女優を目指す事になりまして…」胸のボタンを外して乳房を晒す。
「挨拶代わりにこれもどうぞ!」スカートも持ち上げて無毛の淫裂を晒していく。
「いいね、パイパン女優でやれば受けるよ」その淫裂と乳房を触られていく。
恵子も服の上から乳房と淫裂を触られた。

 2人は全てのテレビ局を周り終えると事務所に戻ってきた。
「待っていたぞ。これからお客様が来るから素っ裸になるんだ!」
「そんな、フルヌードだなんてイヤです!」
「やるよな。オ○ンコビデオは公開されたくないだろう?」

 「わかりました。フルヌードになります…」そう言うしかない。
「いい子だよ、安田。今夜も可愛がってやるからな」胸のボタンを外して「いいね、これが!」露わになった乳房を触っていく。
(イヤ、触らないで下さい!)下を向いたままだ。

 乳房を触っていた手はスカートに伸びた。
「社長、自分でしますから…」大西の手を掴む。
「遠慮するな。俺にもやらせろよ」ホックが外され、引き下げられた。
「いいね、いつ見ても。奥さんのオ○ンコもこうしたいね」淫裂を触っていく。

 「私にはヘアがあった方が似合いますから…」
「そうかな。パイパンが似合うと思うけど」今度は恵子の胸を撫でだした。
「お、夫がいます。ですから…」その手を掴んだ。
「残念だな。仕方ないから安田で我慢するか!」全裸になった宏美の淫裂を広げた。
(やめて、そんな事やめて!)顔を背ける事しかできない。

 「そうだ、忘れていた!」大西は机から袋を取りだした。
「これを着けないと」宏美の腰に黒い革のコルセットを巻き付けたら小振りな乳房が大きく見える。
「いいわね。オッパイと性器が引き立って…」恵子も笑顔で見ているが(よくないわ。こんなの要らない!)黙ったままだ。

 「これで、付き合って貰うよ」話をしていると、ドアが開いて見知らぬ男性が入ってきた。
「いいね。これはいいや!」入るなり宏美の乳房と淫裂を触っていく。
「大宮さん、使えますか?」

 「いいよ。この子なら、ビデオに撮りたいよ」
(ビデオ…。イヤ、ヌードはイヤです!)全身が小刻みに震え「社長、ビデオは許して下さい。何でもしますから、ビデオは許して下さい!」頭を下げて言う。

 「ビデオはイヤか?」
「はい、記録に残りますから…」
「それなら、ショーに出てくれないか。パーティがあるんだ…」
「それならやります…」
「そうか、出て貰えるか。大宮さん、聞いた通りです」

 「わかった。パーティを期待しているよ。それにしてもいいよ。オッパイが大きいともっといいんだが…」名残惜しそうに乳房を揉んでいく。
「こんな粗末なオッパイですから…」大宮の手を掴んだ。
「粗末じゃないよ、立派だよ。ここも!」

 (イヤ、指は入れないで。触るだけにして…)膣の中に指が入れられた。
「大宮さん、それよりも打ち合わせが…」
「そうだよな、パーティが近いしな…」2人は打ち合わせを始めたが、それは宏美を辱める計画だった。