「コートの貴公子」

                             赤星直也:作

第10話 優子のヌード撮影


 その後も、雅美は真一の言う通りにポーズを作り、カメラに収まっていくが、1時
間を過ぎようとしている。
「これくらいでいいでしょう。一杯撮ったし…」脱いだブラジャーを乳房に押し当て
ながら言う。

 「そうだね。これくらいでいいかな」真一はカメラからメモリーを出して、雅美の
パソコンにコピーしていく。
コピーが済むと再生して「雅美さん、綺麗でしょう?」見せると「なんか私じゃない
みたい。それにしてもヘアのない性器って女でも興奮しちゃう」そう言いながら服を
着ていく。

 真一はこの前のように、自分のメモリーにコピーするとカメラのデータを削除した。
「パスワードは同じだからね。忘れないでよ」
「わかってる。それから、明日も練習だからね」雅美に言われて自宅に戻った。

 「母さん、雅美さんが喜んでいたよ。でも、もうお礼は要らないって!」
「そうは行かないわよ、お前が世話になっているんだし」美子は聞き入れようとはせ
ずに、食事の準備を始める。
「言っても仕方ないか…」自分の部屋に入って撮ったヌードのデータをパソコンに移
していく。

 「これでいいぞ。後はパスワードだ」設定が終わると確認のため再生していく。
「いいね、ここをもっとアップにすればいいかな」割れ目からヒラヒラした肉襞が飛
び出ている写真を見ている。
「これもアップした方がいいかな」割れ目の上にあるクリトリスを見ていた。
「なんか、変な感じになってきた」昨夜は3回射精したのにまた肉竿が膨らんできた。
 
 真一は股間を押さえながら、雅美のヌード画像を見ていると「真一君いる~!」優
子の声がした。
「やばい!」急いでパソコンを閉じて、カメラも隠すと「東京どうだった?」優子が
入ってきた。

 「楽しかった。でも、チャンピオンは強かった!」
「そりゃ、そうよ。大学と高校じゃ、格が違うわよ。それより、雅美さんとは何もな
かったでしょうね?」
「変な事聞くな。相手は人妻だぞ!」
「怒らなくても、いいじゃないのよ。聞いただけよ。そんなに怒るなんて、返って怪
しいぞ!」

 「バカバカしい。それよりいいだろう?」真一は優子を押し倒して、シャツを捲り
上げた。
「溜まっているの?」
「もちろんだよ。優子とオ○ンコしたい…」
「それはダメ。オッパイだけにして。それに、お口でしてあげるから」優子は真一の
チャックを下げ、パンツの中から肉竿を取りだすと掴んだ。

 「元気ないわね。疲れているのね」そう言うと、口の中へ入れ「フグ、フグ!」唇
で擦りだす。
「気持ちいいよ。オ○ンコも見たいな」それには首を振り「ダメか、仕方ないや」手
を伸ばして乳房を揉みだした。

 その間も優子は「フグ、フグ!」肉竿を口で擦り続けている。
「優子、何時かはオ○ンコやらせてくれるよな?」優子は縦に首を振った。
「ありがとう、安心して出すぞ!」喉奥に噴射した。
それには優子も慌てて口を離し「バカ、口には出さないで!」涎のように精液を垂ら
しながら怒鳴る。

 「仕方ないだろう。溜まっていたんだから…」言い訳をしていると、口を拭きなが
ら「そうだよね、真一君、若いしね」納得したようだ。
「もし、優子のヌード写真があったら、それで、オナニーしていたぞ!」その言葉に
優子の顔が強ばった。

 暫く間をおいて「ヌード、撮りたいの?」上擦った声で言う。
思いがけない言葉に(もしかしたら、優子のヌードも撮れるかも…)真剣な顔になっ
て「そうなんだ。ヌードを撮りたい。オ○ンコさせてくれないんだから、優子のヌー
ド写真でオナニーさせてよ!」一気に言った。

 「恥ずかしい、ヌード写真だなんて…」下を向いて返事する。
「今は撮らないよ。お願いだから、都合ができたら撮らせて。誰にも見せないし、優
子をお嫁にすると誓うから!」

 必死に食い下がると「考えさせて。時間が欲しいの…」思案している。
「勿論さ。優子しだいだから」真一は肉竿を仕舞うと、優子も服の乱れを直してから
帰った。
「優子から、あんな言葉が出るとは思わなかった!」興奮している。

 翌日、真一が起きると雨が降っていた。
「練習は無理だな」それでも、雅美との約束だから着替えを済ますと電話が鳴った。
「もしもし、江藤ですが…」相手は雅美からで、雨だから今日の練習は中止すると告
げられる。

 「丁度よかった。疲れているし…」真一も承知して電話を置くと、また鳴った。
「もしもし、江藤です…」今度の相手は優子からで、今すぐ会いたいから、来てくれ
と言う。
「もしかしたら?」真一はカメラをバックに入れて家を出た。
真一の家と優子の家は1キロぐらいの距離で歩いても10分程で着ける。

 雨の中、傘を差して歩いて優子の家に行くと「待っていたわ」優子が出迎えた。
「今1人なの。だから呼んだの」真一を家の中に入れた。
(ヌードになる気だな…)期待を込めて付いていくと優子の部屋に入れられる。
「ここが優子の部屋か。綺麗じゃないか!」
「そりゃあそうよ、真一とは違うわよ」笑顔で話している。

 「優子、部活はいいのか?」心配して言うと「今日は休みにしたのよ」
「休みか、珍しいじゃないか。何かあったのか?」真一が問いつめると「昨日言った
事覚えているでしょう。ヌードを撮りたいって!」そう言うと顔を強ばらせて服を脱
ぎだした。

 「ゆ、優子!」慌てる真一に「カメラ、持ってきたわよね?」
「ああ、持ってきたよ」
「撮りたいんでしょう、撮ってもいいわよ」優子の声が震えている。
「わかった。撮るよ」真一はカメラを撮りだし優子に向けるとシャツ、スカートと脱
いで白いパンティとブラジャーになっている。

 優子は顔を強ばらせながら背中のホックを外し、肩紐を退けて乳房を露わにすると
「恥ずかしいけど、真一君の為よ…」ブラジャーを放ってパンティを下げだす。
「わかってる!」真一はチャンスを逃すまいと、スイッチを押していくと黒い絨毛が
現れた。
(恥ずかしいんだ…)カメラ越しに、震える優子がわかる。

 それでも足を抜き、全ての布地を脱ぐと「性器だけは撮らないで。見るだけにして
…」両手を後ろで組んだ。
「触るのもいいよね?」スイッチを押しながら言うと「膣はダメ、触るだけにして…」
緊張しているようだ。

 真一が優子にポーズを取らせて、カメラに収めていくと、次第に優子も和やかにな
ってきた。
「綺麗だよ、その笑顔が!」乳房と絨毛を晒す姿を撮っていくと「誰にも見せないで
よ。真一君と私だけの秘密なんだからね」念を押す。
「わかっている。僕の大事な優子だから、絶対に見せないさ」スイッチを押し続けた。

 真一は夢中で優子の全裸を撮っているが、1時間が経とうとしている。
「もういいでしょう、一杯撮ったし」優子はポーズをやめ、てパンティを手に取った。
「そうだよね、一杯撮ったし」真一はカメラを置くと、優子を押し倒して股間に顔を
埋めた。

 「触るだけよ、指入れちゃダメだからね」拒もうとはせずに、頭を撫でていく。
真一が指で淫裂を広げ、舌で敏感なクリトリスをなめると「あっ、あっ!」腰を浮か
せて喘ぐ声をあげた。
(優子もここが急所か…)なおもなめて行くと腰を持ち上げ動かし「そこだけじゃイ
ヤ、オッパイにも…」ねだってくる。

 (そうだな。オッパイにもやらないと…)今度は、乳房を揉みながら乳首を吸うと
「いいわ。凄くいい!」声をあげ抱きつく。
「優子、ここは俺の物だよな?」片手が淫裂を撫でていく。
「そう、真一さんのよ…」返事するが、淫裂からはベトベトした淫汁が流れていた。