「コートの貴公子」

                             赤星直也:作

第6話 ヌード撮影


 一方、雅美は「そうだ。お礼を言わないと…」美子から貰った山菜のお礼を口実に、
真一を呼び出す考えで、家事を済ませると真一の家に向かった。
玄関を開けると、美子が対応に出たからお礼を言うと「真一、江藤さんのの奥さんよ」
真一を呼んだ。

 その声に「雅美さん、どうかしたの?」急いで現れた。
「お礼に来たの。昨日のお礼に…」
「ああ、そんな事できたんだ。お礼なんて、いいのに」
「それだけじゃないの。真一君と話がしたくて…」意味ありげに言うと「わかった、
明日の練習だね。雅美さんの家でやろうよ」機転を効かして2人は別荘へ向かった。

 別荘に入ると「雅美さんのヌードが見たい。ヘアを出したヌードを…」甘えるよう
に雅美のボタンを外しだす。
「私も真一君のヌードが見たいの。勃起した逞しい姿を…」雅美も真一に服を脱がし
ていく。
2人は互いに脱がし合い、全裸になると抱き合う。

 「真一君が欲しいの。これでして欲しいの」勃起した肉竿を掴むと擦りだし「僕も
雅美さんが欲しい。ここに出したいんだ!」指が淫裂に入っていく。
「ここでして。我慢できないの…」廊下で抱き合っていたが「わかった、ここでやろ
う」真一は床に仰向けに寝かされ、雅美が馬乗りになった。

 「入れるわよ!」雅美はゆっくり腰を沈めていくが、淫裂はすでに濡れているから
肉竿がすんなり入り込む。
「あ、あ、あ~!」根本まで吸い込むと声をあげ、体を反らせた。
「気持ちいい。雅美さんとのオ○ンコが好きだ!」乳房を揉みながら言うと「オ○ン
コなんて言わないで…。セックスと言って…」喘ぎながら言い、腰を振りだす。

 「クチャ、クチャ!」濡れた淫裂はさらに濡れ、淫汁が流れ出てるのが真一にも見
える。
「女性って、セックスすると性器からお汁が出るの?」乳房を揉みながら言うと「気
持ちいい時だけよ。気持ちいいと、自然に出るの…」
「それじゃ、雅美さんは気持ちいいんだ!」
「そうよ、凄くいいの…」喘ぎながら腰を振り続けている。

 やがて、真一は絶頂が近づいてきた。
「ダメ。まだ出しちゃダメ!」雅美は動きを停めて真一から降りた。
「今度は、僕がやるんだね?」
「そうよ、真一君がやるの」今度は雅美が仰向けになって真一が重なった。

 「ここよ。ここに入れるの」肉竿を掴んで、膣穴に誘導すると肉竿が勢いよく入り
込み、すかさず「あ、あ、あ~!」声をあげ背中が浮き上がった。
「雅美さん、気持ちいいんだね?」ゆっくり腰を振りだすと「そうなの。もっと強く
して…」真一は動きを速めた。
「クチャ、クチャ!」淫裂から出る音が家の中に響き、2人は唇を重ねる。

(なんだか、夢見るようだ…)快感に酔いながら腰を振っていると「行く、行く~!」
雅美が絶頂を迎えた。
「出すよ、出すからね」真一も絶頂を迎えていたから膣奥に噴射を始める。
「そうよ、それでいいの…」2人は荒い息使いで抱き合うと、淫裂から流れ出た精液
が床まで垂れていく。

 長い沈黙が続いてから「綺麗にしてあげる!」雅美が肉竿を舌でなめだした。
だが、昨日と違って堅くはならない。
「ゴメン、雅美さん。優子にやって貰ったから、もうダメかも…」
「優子さんがオチンチンをなめたの?」
「手だよ。手でやってくれたんだ。だから出ちゃって!」
「それなら無理ね。3回は大人でもキツいし…」恨めしそうに立ち上がった。

 「雅美さん。明日は2回出すよ、必ずね!」真一の声を聞いて「期待してる」淫裂
を押さえ、浴室に入って洗い出す。
「優子が、真一のオチンチンを触るなんて、信じられない…」丁寧に淫裂を洗ってい
ると、優子への嫉妬が芽生えているのに気づいた。
「ダメだわ。こんな事で嫉妬するなんて!」気を取り直して洗い続け、浴室からタオ
ルを巻き付けて出た。

 浴室から出た雅美が真一の所へ向かうと「雅美さん、お願いがあるんだけど…」言
いにくそうに下を向いた。
「どうしたのよ。何をしたいの?」
「怒らないって、約束して!」
「怒らないわよ、真一君を怒った事ある?」
「そうだよね。実は雅美さんのヌード写真が欲しいんだ!」

 「えっ、私のヌード写真が欲しいなんて…」雅美も驚いたようで言葉が続かない。
「そうです。ヌード写真が欲しいんです。それで、毎晩オナニーしたいんです」ジッ
と雅美を見つめて言うと「ヌード写真はいいけど、よその人に見られたら大変な事に
なるの。わかってる?」不安な顔になっている。

 「大丈夫だよ。プリントじゃなくてパソコンに置くよ。それに、パスワードも掛け
ておくし…」
「そうね、プリントしなければ人目に付きにくいし」雅美も納得した顔になって「で
も、私だけがヌードじゃ不公平よ、真一君もヌードにならないと」
「わかっています。そのつもりです」

 「それならヌードを撮ってもいいわ。カメラ有るの?」
「勿論です。これからは、毎晩雅美さんのヌードでオナニーできるぞ!」
「オナニーもいいけど、私とセックスはしたくないの?」

 「したいです。雅美さんとなら、いつでもしたいです」タオルを解いて乳房に吸い
付いた。
「私も、真一君とセックスしたいの…」頭を抱きかかえて乳首も吸わせ、2人はまた
抱き合ったが、何時までもそうしている訳にも行かず、真一は5時近くに帰った。
 
 翌日、真一はバックにカメラを入れて出かけた。
「邪魔はいないしな…」雅美のヌードを撮れるから機嫌がよかった。
静まり返った道路を歩き雅美の別荘へ着くと「練習してから撮って!」ラケットを持
ってコートに向かい、真一も向かった。

 「今日は実戦よ。手は抜かないからね」雅美のサーブで練習が始まった。
「ポーン!」「ポーン!」静まり返ったコートにボールの跳ね返る音が響いていく。
2人のラリーはいつになく長く、流れる汗も多くなっていた。
練習を始めてから1時間半が過ぎると、雅美の足が重くなっているのがわかる。

 (雅美さん、疲れてきたな。だったら、左右に揺さぶらないと…)真一が左右にボ
ールを散らすと、雅美は前後に打ち返してくる。
だが「ここまでにしようよ」雅美は疲れているようだ。

 「そうだね、ここまでにしよう」2人は家の中に入り、濡れた服と下着を脱いで、
全裸になると浴室に入って、シャワーを浴びる。
「真一君、大部腕を上げたわね」体を洗いながら言うと「これも雅美さんのお陰です。
お礼に手伝わせてください」石鹸を手に付け、雅美の乳房を撫でだす。

 「優しくして。敏感な場所だから…」
「わかってます」乳房を撫で終えると、太股も撫で出す。
ゆっくり撫でていくと、淫裂に手が伸びて「セックスしたいの?」雅美も膨らみきっ
た肉竿を掴む。

 「はい。セックスしてからヌードを撮りたいです…」指が膣の中に入った。
「私はヌードを先にとって欲しいの。その後に…」
「わかりましたそうします」素直に引き下がってシャワーを浴び、体を洗い終えると、
タオルで乾かし居間に入った。

 真一はカメラを構えて「雅美さん、座って!」ソファーに座らされるが「恥ずかし
い、できない!」両手で乳房と股間を押さえて、下を向いたままだ。
「仕方ないな。それなら雅美さんが撮ってよ!」入れ替わって、真一が座り勃起した
肉竿を晒した。

 (オチンチンが、立ってる!)渡されたカメラでスイッチを押していくと、真一は
いろいろなポーズを作っていく。
(そうよ、私もヌードを撮られないと…)スイッチを押すと「交代して。私のも撮っ
てよ!」カメラを真一に渡し、座ってポーズを作る。
「綺麗だよ、凄くいい!」乳房と絨毛を晒した雅美がカメラの収められていく。

 「雅美さん、頭に手をやって!」真次はポーズを取らせてカメラに収めていくが
「絶対に言わないでね。2人の秘密なんだから」ポーズを作りながら言う。
「当然です、雅美さんを離したくないですから」
「私もよ、真一君と別れたくないの」雅美はポーズを取りながらカメラに収まった。

 撮り始めてから1時間は過ぎようとしている。
「足を広げて!」その言葉に「恥ずかしいわ。丸見えでしょう?」
「撮りたいんだ。これで終わりだし…」
「わかった、やってみる!」雅美は足を開いてMの字になった。

 「綺麗だよ、オ○ンコが綺麗だ!」雅美の開いた足の付け根には、ピンクに割れた
淫裂がある。
「手で広げて!」言われるまま、両手で淫裂を広げると膣穴や尿道が見えた。
「恥ずかしいわよ。もういいでしょう?」真一はスイッチを押し「いいよ、これで終
わりにしよう」カメラを置いた。