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「続・全裸の格闘」
赤星直也:作
第7話 特別ショー
そして、挑戦権マッチの日が来た。
会場は主催者の予想を上回る1万5千人が入り、入場料も今までになく新記録だ。
「飛鳥、覚悟はいいわよね?」
「いいわよ。でも震えが止まらないの…」
「私もよ。これをやらないと、逃げたと思われるし…」用意された衣装を着込んでい
ると黒川と水口が入ってきた。
「綺麗じゃないか、雪江に、飛鳥!」入るなり声を上げ「言わないで、恥ずかしい
のよ」着飾った衣装に照れている。
「いいか、しっかりやれよ。ビデオで撮るからな」
「わかった、今回限りだからね」4人が話していると、呼び出しが来た。
「行こう、飛鳥!」2人は特設スタジオに向かい「俺たちも行くか」2人はビデオを
持っているが、特別許可と書かれた腕章を付けている。
雪江と飛鳥が音楽と共にステージに上がると「ユッキー!」「飛鳥!」大歓声が上
がっていく。
(恥ずかしいわ、試合でフルヌードは慣れているけど、こんなヌードでは…)顔を赤
らめながら派手な衣装で踊っていく。
そして、2人はお互いの衣装を脱がせ合うが、それはストリップだった。
衣装の下にはガードルとストッキングを着け、衣装を脱ぐと踊りながらブラジャーを
脱ぐが「おうー!」2人の乳房に歓声が上がっていく。
試合と違い、ストリップだから歓声も大きく、その中で(撮っている。2人が私の
ヌードを!)飛鳥と雪江の目にビデオを持った黒川と水口が見えた。
2人は恥ずかしそうに乳房を揺らせながらビデオを見つめて(今度はパンティね)顔
を強ばらせ、腰で結ばれた紐を引くと股間を隠していた布が足下に落ちて絨毛が現れ
た。
「オ○ンコだ!」更に歓声が大きくなり、その歓声の中をガーターベルトとストッ
キングだけで踊り、乳房と淫裂を晒すと「いいぞ、雪江」黒川も股間を膨らませてビ
デオを撮っている。
(黒川さん、恥ずかしい。早くし終わりたい!)顔を強ばらせ、ガーターベルトも
外してストッキング姿になると音楽が変わった。
「飛鳥、やろう!」「ええ、ユッキー!」2人は抱き合い、横になっていく。
乳房と淫裂を触り合い、唇を重ね合う。
「気持ちいいわ」「私もよ」指が淫裂の中に入り込むと本気になって「あ、あ、あ!」
と喘ぎ声を上げていった。
2人がステージに立ってから30分ほど過ぎ、音楽も鳴りやみ2人は降りてロッカ
ー室に戻ると「良かったよ、飛鳥!」いきなり水口が乳房に吸い付いた。
「ダメ、欲しくなっちゃうからダメ。試合が終わってしましょう!」
「その通りだな、準備しないとな」2人は黒川と水口のマッサージを受け、その間、
ルーシー達がステージでストリップをしていた。
そして、いよいよ、挑戦権を決める試合が始まった。
「ユッキー!」「飛鳥!」大歓声の中を、生まれたままの姿で歩きリングに登ると、
ルーシーとシルビアも同じく生まれたままの姿で、2組は負けていない事を示す絨毛
が股間にある。
「カーン!」ゴングが鳴り、2人が狭いリングの中で戦い始めると、実力派同士の
戦いに会場も歓声が上がっている。
その中で、飛鳥が放ったウエスタンラリアートが見事にシルビアの喉元にきまり、雪
江のフォローで勝負が決まった。
勝負が決まるとセレモニーが行われ。金髪の絨毛が剃られて淫裂が剥き出しになっ
ていく。
「金髪のオ○ンコだ!」大きい肉襞が目立つが、それでもルーシーとシルビアは惜し
げもなく淫裂を晒している。
勝った雪江と飛鳥も絨毛が切られビニール袋に詰められていく。
今回はいつもより観客が多いから多く切られている。
「だめ、もういいでしょう?」
「もう少し下さい」なおも切って、2人の淫裂の周りから絨毛が消えて丸見えになっ
ている。
「これだけあればいいです」やっと終わり「ヘアのプレゼントは5です!」観客に告
げられ「ヤッター!」歓声がまた上がっていく。
試合を終えた4人は雪江の自宅に戻ってくつろいでいた。
「ビデオを見ようよ」撮ったばかりのビデオが再生され「恥ずかしい、見ないで!」
両手で顔を隠していく2人だが「綺麗だよ」黒川と水口が着ている服を脱がしていく。
「ほら、オッパイが!」「イヤ、言わないで!」テレビに映る自分の姿に興奮して
いた。
「もう、入れてもいいだろう?」
「いいわ、私も欲しい!」テレビを見ながら4人は悶え声を上げた。
挑戦権を取った2人は前にもましてトレーニングを行い、負けたルーシーとシルビ
アはヌード写真集の撮影をしている。
「困ったな、オ○ンコ丸だしな…」
「オ○ンコにカツラを着けましょうよ」スタッフは無毛の淫裂に金髪のヘアを張っ
たが「ノー!」さすがに恥ずかしいのか拒み、英語の出来るスタッフが淫裂を剥き出
しにすると法律に触れる事を説明した。
ルーシーはライブで見せるのはいいが、写真ではダメなのを納得出来ないが、スタ
ッフの説得で淫裂の周り金色のヘアを貼り付けていく。
素っ裸は平気だったが、貼ったヘアが恥ずかしいのか顔が赤く染まっている。
そこで、ヘアが生えたら生のヘアを撮って欲しいと申しでて、出版社は承知した。
それに、ビデオも撮る事が決まった。
それはコミッショナーにも伝えられた。
「そうか、ビデオもか。良くやるよな」
「裸で5000万ですから堪えられないでしょうね」
「そうだろうな。それより、今度の試合でユッキーと飛鳥が引退するそうだが…」
「確かに、そのようです」
「2人が抜けたら後はどうなる?」
「松井か、石井ですかね…」
「あの2人はオッパイが小さいし、顔がいまいちだからスターが欲しいな」
「それでしたら、女子プロを引退した、イエローキャッツがいいのでは?」
「イエローキャッツか。確か、借金を抱えて困っていると聞いたが…」
「そうです。ですから金さえ積めば、裸でもやると思いますよ」
「面白い、顔もスタイルもいいしな。交渉して見ろ!」
「わかりました、1億出して素っ裸にさせます」こうして、後釜が裏で決められよう
としていた。
コミッショナーが裏で後釜工作をしている間にもタイトルマッチが迫ってきた。
「今回も特別ショーをやらせましょうよ。イエローキャッツに、かなり掛かりました
から…」
「そうだな、この際だから4人には稼いで貰うか」
「会場 はこの前の通りでいいでしょう?」
「そうだな、この前の通りでいい!」コミッショナーは決まった事を4人に伝えた。
「約束が違うわ、前回限りと言ったはずなのに…」不満が隠せない雪江と飛鳥だ。
「でも、逃げたとは思われたくないわ」
「そうね、やるしかないわね」飛鳥と雪江は承知したが、石井と松井は迷っている。
そこで、コミッショナー側から引退時には慰労金1千万を出すとの提示され、ショー
を決意した。
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