「恥辱の婦警」

                             赤星直也:作

第15話 楽しみの相手

 やがて、季節も冬となり城東署では、各種の取り締まりが始まろうとしている。
勿論、郁恵と淳子もパトロールを強化するよう訓辞を受けていた。
2人はいつものように、街の中をパトロールしていると本署から指示が出され、言わ
れるまま、指示され野場所に行くと交通課の斉藤美智と鈴木彩香がいる。

 「遅いわよ。早速だけど、この2人を調べて!」現れた2人に美智が命令する。
「調べるけど、何をしたの?」
「タバコよ。それに、万引きもしてるかも…」言われるまま顔を見ると、見覚えのあ
る女子高生だ。
「お巡りさん、許してよ。もうしないから」平謝りだが「謝って許されるわけないで
しょう。とにかく、調べて!」強引に女子高生を引き渡すと去っていく。

 「とにかく、こっちに乗って。話は中で聞くから」2人をパトカーに乗せると「名
前は?」質問に入った。
すると「そんな事良いでしょう。それより、電話させて」勝手に、携帯で話し出す。
「やめなさいよ。取調中なのよ」
「そんな堅い事言わないで。それともヌードになりたいの?」それには郁恵と淳子の
言葉が続かない。

 「そうよね。婦警さんのヌード写真が表沙汰になったら大騒ぎになるしね」女子高
生はニヤニヤしながら怯える2人に話しかけた。
それでも、職務を遂行するべく「そんな事はどうでもいいの。名前を言うのよ」強気
に出ると、それには「わかったわよ。郷原聖子というの」と応じた。

 その後も色々聞いていくと「あら、郁恵さんじゃないのよ。それに淳子さんも!」
香織が現れた。
「香織、お願い助けて。タバコが見つかったのよ!」
「仕方ないわね。悪気でやったんじゃないから見逃してあげて」
「そうは行かないの。通報されたからには、調書を作らないといけないの…」
「そんな堅い事言わないでよ。レズしたかっら、相手するからさ」
「バカ言わないで。誰がそんな事したい物ですか!」

 「そんな事言っていいのかしら。この写真は何なのよ?」遂に切り札を出し「それ
は…」それには何も言えず、黙るだけだ。
「言えないはずよね。とにかく、見逃すのよ」
「そんな事したら、私達の首が飛ぶの。お願いだからわかって頂戴…」必死に頼むと
香織も折れ「親を呼ぶだけにして。それなら良いけど」納得した。

 「他に、やってなければいいけど…」
「やってないわよね、2人とも?」
「それが…。実はこれも」ピンクのパンティを見せた。
「仕方ないわね。これから謝りに行くのよ。それなら良いわよね?」
「万引きは、現行犯でないとダメだし…」2人の口からは良いとは言えない。

 「それだけで良いの。5時に迎えに行くからね」香織は勝手に、女子高生をパトカ
ーから降ろして去った。
「仕方ないわね。弱みがあるし…」
「そうよね。タバコだけにすれば、軽く済むし」2人もヌード写真が漏れなくて、安
心した顔になった。

 そして、5時になると香織と欣也が迎えに来ていた。
「乗って。これからお礼をするから!」拒んでも、無理矢理、欣也の車に乗せられ、
店の2階に連れて行かれたが、そこには、昼間の女子高生2人の他にも男女がいる。
「連れてきたわよ。まずはお巡りさんにお詫びよ」
「わかっている。やるなら素早くやって!」昼間の2人はスカートを脱ぎだした。

 それには、驚き顔の2人だが、そんな事など気にする様子は見せず、足から脱ぐと
パンティを引き下げていく。
「やめなさい。何する気なの?」さすがに、ここまで来れば声をあげた。
「迷惑を掛けたお詫びよ」なおも引き下げ、背中を丸め手足を上げると、黒々と生い
茂った絨毛が露わになった。

 「郁恵さんに、淳子さん。わかっているわよね。2人にお仕置きして!」
「まさか、私にヘアを剃れとでも?」
「そうなの。ほらやるのよ」孝子は準備した用具を持ってきた。
「わかったわ、やればいいのね」2人は絨毛を持ったハサミで短くし、その後、スプ
レーを吹き掛けてカミソリで剃りだした。
2人が手を休めることなく動かしていくと、ピンクの淫裂が剥き出しになっていく。

 「これでいいの?」剃り終わるとカミソリを置く。
「良いわよ。今度はお巡りさんが脱ぐ番よ!」
「イヤよ。どうして脱がないといけないのよ」
「レズしたいんでしょう。相手する約束よ」
「そんな事しなくていいわ。満足してるから…」

 「そうは行かないの。脱がないなら、脱がせて上げる!」その言葉に、見ていた男
達が2人に襲かかり「やめなさい。何するのよ!」抵抗しても力で抑えられ何もでき
ない。
「大人しく脱がないからよ。私だって、オ○ンコ丸出しなんだから!」剃り上げられ
た女性も加わり、服が脱がされ下着姿にされる。

 「やだ~。大人のくせに、こんなのを着てるわよ!」白いブラジャーとパンティに
笑い声が上がる。
「ホントよね。それも脱がして。替わりにいいのを上げるから」香織の言葉に、郁恵
のパンティが掴まれた。
「イヤよ、やめて~!」足をバタバタするが、パンティが引き下げられ、淫裂が露わ
になってしまった。

 「これが、大人のオ○ンコか…」やっと生え揃った絨毛だが、淫裂は丸見えになっ
ている。
「可愛いわね。これがクリちゃんね」パンティが足から抜かれると、絨毛を剃られた
女子高生が淫裂を撫で出す。
「やめて。イヤよ、やめて~!」叫んでも容赦なく、別な女子高生にブラジャーも脱
がされ全裸にされた。

 「大きいわ。羨ましいわ」揺れ動く乳房を両手で揉むと「一人だけじゃ、不公平よ。
両方にしないと…」「わかっているわよ。これからやる!」今度は淳子のパンティと
ブラジャーが脱がされていく。
「イヤ、イヤ~!」抵抗しても男子生徒に抑えられているから何もできず、郁恵同様
に全裸にされ、淫裂と乳房を撫でられている。

 「お巡りさん、レイプはしないから安心して。気持ちいい事をするだけだし」その
言葉通りに2人は寝かされ、股間には剃られた女子高生が指と舌で愛撫を始めた。
「ダメ、そこはダメ~!」
「やめて、そんな事されたら声が…」2人は腰を浮かせながら堪えているが、体は正
直なもので愛撫によって膣の中は汁が溢れていく。

 (気持ちいい…。でも、濡れた膣は見られたくないし…)腰を動かしながら耐えて
いると「やっているな。そんな事より、本物が良いぞ」欣也と伸吾が現れた。
「そうね。大人のセックスも見たいし…」代わって、伸吾と欣也が相手を始める。
「ダメ、オチンチンはイヤ。指だけでして~!」
「そうは行かない。タップリ出さないとな」淫裂をなめながら、片手でズボンを抜い
ていく。

 「凄いわ。あんなに太いなんて!」膨らみきった肉竿に歓声を上げる女子高生達だ
が、下半身を露わにすると淫裂に押し当てた。
「ダメ、入れないで。イヤ~!」両手を押さえられているから何もできず、淫裂に肉
竿が突き刺さっていく。
「抜いて。お願い、抜いて!」首を振っても入り込み、根本まで入り込むとピストン
が始まった。
「クチャ、クチャ!」2つの淫裂は、すでに準備が出来ていたから卑猥な音を上げ、
淫汁も流れてくる。

 「見て。オ○ンコが濡れているわよ」
「本当だわ。お巡りさんもオ○ンコやりたかったんだ…」女子高生達は、淫裂を見比
べながら股間を撫でだす。
「何だ、オ○ンコ弄りがやりたいのか。それなら堂々とやれよ。見えるようにするか
ら」寝かせた郁恵と淳子は立たされ、後から挿入されていく。

 「見ないで。お願いだから見ないで~!」叫んでも足を開かされ、淫裂をピストン
する様子が見えて「凄いわ。私の膣も濡れていく…」「私もよ、もうベトベトになっ
ちゃった…」目を輝かせ、指を動かし続ける。

 その間も、欣也と伸吾は腰を動かし続けて登りきった。
「イヤ、お腹はイヤ~!」気づいて叫ぶが、すでに淫裂の中が暖かくなっていく。
「見て、射精よ。大丈夫なの?」白い液体を食い入るように見ていると「大丈夫よ。
飲んでいるから!」あっさり言う香織だ。

 「そう、それなら安心ね」見つめる前で肉竿が抜かれると、堰を切ったように流れ
出た。
「こんなに出るんだ…」
「もう見ないで。恥ずかしいのよ!」
「わかっている。私がしてあげる」立たされたまま、香織と孝子に淫裂が拭かれてい
く。

 「やめて、自分でする!」
「ダメよ。ここは、任せて貰うわ」聞き入れようとはせずに、指で広げて中まで拭い
ていく。
それを「オ○ンコって、そうなってるんだ!」男子生徒も感心しながら眺め「そうよ。
ここがオシッコで、ここに入るの」ポッカリした空洞を指さすと「そうか、そこにチ
ンポを入れるのか…」指先を眺めている。
それから数日が過ぎ、郁恵と淳子は調書を取った女子高生の親を呼んで、始末書を書
かせた。

 しかし、これで終わりではなかった。
始末書で事を収めた事に、美智と彩香は不満を持ち「どうして、もっとやらなかった
のよ。それとも、弱みでもあるの?」詰め寄った。
「バカ言わないで。処分は正当なの、管轄外は黙っていなさいよ!」言い返す郁恵に
険悪な雰囲気になってしまった。

 「わかったわ。その気なら、こっちも考える。謝るなら今のうちよ!」
「そっちこそ、謝りなさいよ。『ですぎた事を言いましたって』」その言葉に、美智
と彩香は不機嫌な顔で生活課から出た。

 それを聞いていた課長の菊池も不安になっている。
「ここは穏便に頼むよ。交通課とは仲良くやらないと…」
「わかっていますが、口出しされたくないんです」
「それはわかるが、もっと丁寧に言わないと…」
「そんな事より、パトロールしてきます!」2人は菊池の心配をよそに、歳末の町中
に出て、パトロールを始めた。

 一方、美智と彩香も町中をパトロールしていくが「面白くないわね。あの2人を懲
らしめないと収まらないしね」2人は嫌がらせを考えていた。
すると「あら、このまえの子じゃないかしら?」自転車に2人乗りしているのを見つ
け「これで、仕返しできるわよ」急いで、パトカーを走らせて自転車を止めた。

 「あんた達、この前の子ね。まだ懲りてないんだ!」
「2人乗りは危ないのを知っているわね?」早速、パトカーに乗せて尋問を始めた。
普段なら、説教で済ませるが、今回は腹の虫が治まらないのか、かなり本気になって
おり、高校へも連絡して担任を呼んだ。

 それには、捕まった2人も怒りを隠せず「香織。何とか仕返しできない?」美智と
彩香への仕返しを考えた。
「やって、やれない事はないけど…」
「だったらやろうよ。このままでは収まらないし!」
「どんな事をするの?」
「そうね。こんなのどうかしら?」ヒソヒソと打ち明けると「面白いわね、やって見
ようよ!」香織もその気になった。

 仕返しを誓うと、女子高生達は仲間にも協力を頼んで、美智と彩香のことを尾行し
ながら調べた。
それから数日後、パトロールしている美智と彩香の前を、2人乗りしたミニバイクが
横切り「危ないわね。注意しないと…」走るミニバイクを追いかけていくと、郊外へ
と向かう。

 「逃げる気ね。そうは行かないわよ」2人が追いかけると、ミニバイクは誘導する
かのようにしながら、道路から離れて、倒産したレストランの建物に入っていく。
それを見て「逃さないわよ」パトカーも入っていくと、建物の前でミニバイクは停ま
り、こちらを向いた。

 「あいつらだわ。まだ懲りないなんて!」2人もパトカーから降りて「逃げようた
って、逃げられらないからね」叫んだ。
「逃げれるわよ。このブスお巡り!」そう言って建物に逃げ込む。
「言ったわね。謝ったって許さないからね!」2人も追うようにして建物の中に入っ
て行く。

 壊れ掛けた建物の中に入ると、女子高生が立っている。
「やっと諦めたわね。もう逃げられないからね」
「そうかしら。逃げられないのは、どっちかかな?」その言葉に後から女子高生が現
れ、美智と彩香を取り囲む。
「どういうつもりよ、こんな事して…」
「謝って貰うためよ。何も、学校に連絡する事などないはずだよ!」

 「謝れって、誰に言っているの。小娘のくせに!」
「言ったわね。このブス!」
「そっちこそ、ブスとは何よ!」
「ブスだからブスよ。彼氏もいないブスのくせに!」
「言ったわね。もう手加減しないわよ!」美智と彩香は本心を突かれ、冷静さを失っ
て襲いかかった。

 それを待っていたかのように、女子高生達はグループを作って応戦していく。
いくら子供とはいえ、組織力にはかなわず、美智と彩香は両手を縛り上げられた。
それでも「これで済むと思わないで。今度こそ、とっちめてやるからね」美智は強気
に出ている。

 「まだ強がり言って。謝るなら今のうちよ!」勝ち誇ったように2人の頭を撫でた。
それには「ぺっ!」唾を吹き掛ける美智と彩香だ。
「やったわね。もう勘弁しないわ。素っ裸にして!」その言葉に「やめて、謝るから
やめて!」顔を震わせながら叫ぶが「遅いわよ。このブス!」取り合おうともしない。