「恥辱の婦警」

                             赤星直也:作

第2話 ヌード写真
 
 2人はその後も勤務し、5時になると着替えて署から寮へと向かうが、バスを乗り
継いで15分ほどかかる。
バスを降りると歩いて行くが、小さな袋を持っている。
「郁恵、痛くない?」
「痛いわよ。こんなに痛いなんて…」
「私もなの。とにかく洗おうよ」郁恵は寮に入ると、真っ先にシャワーを浴びた。

 温めのお湯で体を洗うが、淫裂からは固まった血が溶け出し、赤くなって流れて行
き「戻れない、もう戻れない…」犯された悔しさに泣きながら、丁寧に淫裂を洗うと
透明になるが、名残を消そうと幾度も洗い、淳子も同じだった。
暫く洗うと浴室から出て、タオルを巻き付けてくつろいでいる。

 そこに「郁恵。いいかしら?」タオルを巻き付け淳子が入ってくる。
「構わないわけど、どうかしたの?」
「今夜は眠れそうもないの。一緒にいていいよね」
「いいわよ。私も淳子といたいし…」
「それだったら、お酒持ってくるね」淳子は部屋に戻り、ウィスキーを持ってきた。

 「それなら、つまみは私が…」冷蔵庫から、何やら取りだし皿に盛り「とにかく乾
杯ね」2人はグラスに注いで飲み出した。
飲むと、当然酔いも回って昼間の事が思い出される。
「郁恵。傷物になったけど、大丈夫よね?」
「勿論よ。バージンぐらいで落胆しないで!」そう言う郁恵も(傷物になってしまっ
た…)落胆している。

 「そうよね。ダメだったら、2人で暮らせばいいし…」
「そうよ。一生2人も良いかもよ」
「約束よ、郁恵!」淳子は郁恵の顔を押さえて唇を重ね「約束する。淳子も約束よ」
郁恵も同じ事をすると、淳子の手がタオルの結び目を解きだす。

 「淳子、したいの?」
「したい。郁恵として、忘れたい…」結び目を解くと、タオルを外して郁恵を全裸に
した。
「わかった。それなら私もする…」全裸にされた郁恵は、淳子のタオルを解いて全裸
にしていく。
「これで、おあいこよ」2人は唇を重ね合い、乳房を撫で出し、やがて、2人はベッ
ドに倒れ、抱き合う。
「いいわよ。そこがいい…」乳房を吸い合い、クリトリスも撫で合って、夜遅くまで
声を上げ続けた。

 翌日、2人がいつものように勤務していると、欣也が城東署を訪ねてきた。
欣也は課長の菊池に、昨日の婦警に礼を言いたいと申し出ている。
「それなら、こちらへ!」何も知らない菊池は、欣也を2人に会わせた。
それには、顔が強ばる2人だが「昨日はありがとうございました。お礼といっては何
ですが」菓子折を差し出す。

 「困ります。こんな事されたら、収賄になります…」
「それだったら、皆さんで食べればいいじゃないですか」
「でも…」口が濁っていると「構わないから貰っておきなさい。せっかくの善意なん
だから」菊池が脇から言う。
「わかりました。ありがたく頂きます」そう言って受け取ると、欣也は名刺を差し出
し「仕事が終わったら、お電話下さい」そう言うと帰った。
「一体、何しに来たのかしら?」思案する2人だが、欣也は状況を確認したかっただ
けで、電話連絡をしたかった。

 そして、5時になると「郁恵、どうする?」電話の事が気になった。
「掛けないと、大変だしね…」
「そうよ。掛けるね」淳子は自分の携帯から掛け「もしもし、大場ですが…。はい、
わかりました」連絡が取れたのか「郁恵、これから迎えに来るんだって!」と告げる。
「行くしかないわね…」不安だがそうするしかない。

 それから暫くして、欣也が現れた。
「お待たせしました。行きましょう!」2人を車に乗せると走り出す。
「あの~。どこへ行くのですか?」
「昨日のところですよ。ビデオも編集が終わりましたしね」

 「停めて。そんの見たくもありません!」
「見ないなら、売ってもいいんですか。名前まで入ってますよ」
「それだけはやめて下さい…」2人は泣き顔になったが「それだったら、大人しくし
て下さい!」強い口調に黙り込んでしまった。

 それから5分程して、昨日の建物に着いた。
「降りて下さい」車を降りて中に入ると、伸吾や、香織、孝子の他に見知らぬ女性が
いる 。
「あら、以外といい顔してるじゃないのよ」
「そうなんだ。だからやっちゃた!」
「伸吾は手よりもチンポが早いからね。妊娠だけは気を付けてよ。出来ちゃったら、
私が相談に乗るからね」女性は意味ありげな事を言う。

 「紹介するよ。僕の姉で、上田多恵といって女医さんだ!」
「女医ですか?」
「そうよ。だから出来ちゃったら任せて。それよりも名前を聞いてないわね?」
「桜田郁恵です」「大場淳子です」2人が名乗ると「姉さん始めるよ」ビデオのスイ
ッチが入れられた。

 始めは何も写ってないが、郁恵と淳子が映し出され、2人は服を脱ぎだし(やめて、
見たくもない!)下を向いて、顔を上げようとはしない。
やがて、上半身が露わになりブラジャーも脱いでいく。

 「あら、名前まで入れてあるわね。良く編集したわね」
「当然さ、元アシスタントだし」笑顔で話している間にも、乳房を露わにした。
「いい形ね、羨ましいわ」
「オッパイだけじゃないよ、ヘアも綺麗なんだから」その言葉通りで、スカート、パ
ンティと脱いで全裸が映し出された。
「見て。あなたのヘアヌードよ!」多恵がはしゃいで言うと(見たくもないわよ!)
下を向いたまま首を振る。
「残念ね、面白いのに」機嫌が悪くなった。

 やがて、画面から郁恵の「オ○ンコして下さい」という言葉が聞こえ、それと同時
に「ヒ~!」悲鳴が上がり、処女喪失の証拠が移された。
「やだ。バージンだったんだ!」多恵は笑い声をあげたが、郁恵は(処女のどこが悪
いのよ!)叫びたいのを堪えて泣いている。

 画面が変わり、今度は淳子が映し出された。
淳子も同じ事を言って、肉竿で淫裂を突かれ鮮血を流していく。
「あなたも、バージンだったんだ!」多恵の言葉に淳子も泣き出した。
画面はそれで終わったが、かなりカットされてレイプとは思えず、自分から破瓜を頼
んでいるようにも見える。

 「ビデオはこれで終わり。今度は生で婦警さんのヌードよ」香織の言葉に「まさか、
ここでヌードになれとでも?」顔がピクピクしている。
「そうなの。私にも見せて欲しいのよ」
「いやです。ヌードなんていやです!」
「そんな事言うなら、このビデオをお巡りさんに見せちゃうわよ」
「それだけはやめて下さい」泣き声で頭を下げた。

 「だったら、こっちの頼みも聞いて。ほら脱ぐのよ!」香織の強引な口調には従う
しかない。
2人は泣き顔をしたまま服を脱ぎ、下着姿になったが「昨日のはどうしたんだ?」欣
也が声をあげた。
「仕事ですから無理です。休みなら構いませんが…」
「仕方ないな。休みに見せて貰うよ。とにかく、素っ裸になるんだ!」その言葉で、
2人は背中に手を伸ばして、ホックを外すと、乳房を抑えた力が緩み、カップから飛
び出ていく。

 「いいわよ。2人ともいいわ!」多恵は声をあげて見ており、肩に絡まった紐を外
し、上半身を剥き出しにした。
その後、腰のゴムを掴み、パンティを引き下げて足をあげると、両手に小さな布が残
された。
「これでいいですか?」パンティを置くと両手で乳房と股間を押さえる。
「それじゃ、見えないわ。両手を退けて全部見せるのよ」言われるまま、両手を後ろ
で組み、乳房と絨毛を露わにした。

 すると、香織がカメラで撮り出した。
「いや。ヌードを撮らないで!」両手で股間を押さえて蹲ると「今更何言ってるのよ。
オ○ンコビデオを見られたいの。いやだったらポーズを取りなさい!」多恵が強い口
調で言うと、立ち上がり、また両手を後ろで組んだ。

 「顔も上げて!」(お願い、ヌードは撮らないで…)カメラを見つめると、スイッ
チが押されて閃光が瞬き「2人並んでくれないかしら?」多恵からも注文が付けられ、
並んだヌードが撮られていく。
その後も、十数回閃光が瞬き「姉さんどっちにする?」伸吾が尋ねた。

 「甲乙付けがたいわね。2人でどう?」
「2人か、倍だけどいいかな?」
「構わないわよ」
「それならいいよ、その間は僕達だよ」伸吾と多恵の話がまとまり、欣也とも話して
いく。

 「わかった。まずは僕がやるよ」「それなら私もよ」欣也と多恵が脱ぎだした。
「いや、セックスはもういや!」怯える郁恵と淳子は抱き合い「何も、怖がらなくて
もいいわよ。女同士もいいのよ」多恵は人目をはばからず、次々と脱いで全裸になっ
た。

 そして、股間にペニスバンドを着けていく。
「いやよ。そんなのではいや!」
「あら、意味がわかってるんだ。これでオ○ンコを突くの。痛くないように塗ってあ
げる」多恵は樹脂にゼリーを塗っり、欣也も肉竿にゼリーを塗った。

 「行くわよ。まずはあなたから!」多恵が淳子に抱きつき「いやです、そんなのい
や~!」悲鳴をあげ、抵抗している。
「イヤでもやるのよ。ビデオがどうなってもいいの?」その言葉には力が抜けて「わ
かったようね。痛くないようにやるから安心して」多恵は唇を重ねると乳房も撫でて
から、淫裂に樹脂のペニスを押し込んだ。

 「うっ!」一瞬だけ痛みを感じたが、ゼリーが塗ってるのですんなりと入り込み
「痛くないでしょう。女同士もいいのよ」乳房同士を重ねたまま、腰を動かしだす。
同じように、欣也の肉竿が郁恵に入って「動かさないで。もうセックスはいやです…」
泣き声で言うが、肉竿はピストンを始めている。
郁恵も、ゼリーが塗ってあるから痛みは感じないが、乳房を揉んでいるのでそっちの
方が痛い。
それに、時折、乳首も摘むから「うっ!」と体を硬直させていく。

 やがて、肉竿の動きが速まり(射精だわ。間違いなく射精される…)そう感じたの
か「出さないで。お腹はいやです!」叫ぶと「大丈夫よ。私がいい薬あげるから」多
恵が答える。
「本職が言うからには、安心して出すよ…」そう言いながら動きを停めると「いや~
!」郁恵が悲鳴を上げ、同時に淫裂から精液が流れ出てくる。

 「終わったよ」欣也が肉竿を抜くと香織が撮り出す。
「撮らないで。射精はいや!」射精された性器を撮らせるわけにはいかず、両手で覆
った。
「手を退けるんだよ!」欣也と孝子が手を押さえ、足も開かせ「いや、いや~!」正
面から香織が撮っていく。
閃光が数回瞬き「う、う、う!」郁恵は嗚咽をあげて泣き出した。

 「もういいわ、一杯撮ったから!」その声で、郁恵は手が使えるようになり、淫裂
を急いで拭いていく。
その側では「姉さん、あっちが空いたよ。今度は僕がやるからね!」淳子の相手が伸
吾に替わり「いや、セックスはいや~!」叫んでも、肉竿が淫裂に入り込む。
淫裂は、多恵のペニスで道が出来ているから、すんなりと入っていく。

 多恵も「それでは、あなたとも…」郁恵に抱きついて、樹脂のペニスを押し込んだ。
「あ、あ、あ~!」声を上げ、背中が浮き上がり「気持ちいいでしょう。女同士もい
いのよ」唇を重ね、乳房を揉みながら腰を振っていく。
同じように、隣では淳子が喘ぎ声を上げ、背中を浮かせて、2人とも淫裂から淫汁が
流れている。

 やがて、伸吾もピストンを速めて絶頂を迎え「いや、お腹はいや~!」淳子は叫ぶ。
「大丈夫だよ。いい薬があるんだから」伸吾は登りきると動きを停めて噴射させた。
「そんな、射精だなんて…」淫裂の中で暖かい液体が漂いだし、泣き出した。
「何も、泣かなくてもいいわよ。薬をあげるから」多恵は相変わらず腰を振り、郁恵
も喘ぎ声をあげている。

 「兄さん。こっちも撮るから抑えて!」香織は淳子も撮ろうとするが「いや、写真
はいや~!」悲鳴を上げて、淫裂を押さえる。
「撮りたいといってるんだ。撮らせろよ!」
「そうだよ、手を退けるんだ!」欣也と伸吾によって手が退けられ、正面から撮られ
ていく。

 「いやよ。射精されたのはいや!」首を振ってもどうする事も出来ず、淫裂から精
液が流れ出る姿が撮られて「う、う、う!」嗚咽をあげて泣き出した。
それでも、香織は十数回閃光を瞬かせ手やっとカメラを置いた。

 「もういいわよ。これからは償って貰わないと」
「私は何も悪い事はしてません…」
「頭に来ちゃうわよね。あなたのせいで、推薦取り消しになったのよ!」
「それは、あなたがタバコを吸っていたから…」その会話を聞いていた多恵は「香織
が一番悪いわ。でも、情けって言うのを知らないといけないわよ」服を着ながら言う。

 「でも、これが職務ですから…」
「わかったわ、もう何も言わない。香織は何が望みなの?」多恵もうんざりといった
顔だ。
「決まっているわよ。坊主よ、2人が坊主になるのよ!」その言葉に、そんな、坊主
だなんて」声をあげて泣き出した。