「恥辱の婦警」

                             赤星直也:作

第1話 婦警への恨み

 「香織。やばいよ、お巡りだ!」2人の婦警の姿を見ると、慌ててタバコを足下に
捨てて消した。
その2人に「誤魔化そうったってダメよ、見てたんだから。名前を教えて!」婦警は
女性の顔を見つめる。
「坂上香織です…」
「高校はどこよ」
「城東です…」
「住所は?」婦警は次々と質問してメモを取り「あなたはどうして停めなかったのよ。
あなたも同犯よ」男性にも質問が飛んだ。

 「申し訳ありません…」平謝りしているが「名前は?」執拗に聞かれる。
「坂上欣也です…」
「もしかして、兄妹なの?」
「はいそうです」
「余計悪質だわ。妹が未成年だってのは知っているわよね?」
「申し訳ありません」欣也は返す言葉が無く、謝るだけだ。

 「とにかく、学校と両親には連絡して置くからね」
「それだけは、勘弁してください!」
「規則だからダメです」婦警はそれだけ言って去って行き「香織、参ったな。また怒
られちゃうよ」「本当だわ、これで、推薦がパーになっちゃった」ガッカリ顔の2人
だ。

 それから数日して、2人は両親から大目玉を食らい、香織は学校で推薦取り消しが
告げられた。
「兄さん。あいつらに仕返ししないと、収まらないわね」
「そうだよな。大目玉を食らったしな」2人はあの婦警を恨んでしまった。

 そんなある日、香織の学校に2人の婦警が啓蒙活動で訪れた。
2人は居並ぶ生徒の前で、覚醒剤の恐ろしさを説明している。
(あいつらだわ、あの2人のおかげで推薦が帳消しになったんだ…)香織は忘れる事
のできない顔に、復讐を誓った。

 同じように(あなたのおかげで、親戚から白いめで見られているのよ )恨む女生徒
がいた。
女生徒の名は井上孝子と言って、万引きでこの婦警に補導されている。
そんな恨みがあるとは知らず、2人は笑顔で説明していく。

 そして、説明が終わると「城東署の桜田郁恵さんと、大場淳子さんにお礼をしまし
ょう」教師の声で拍手されていく。
(そうか、桜田郁恵か。それに大場淳子ね)香織と孝子は名前をしっかりと覚えた。
婦警の2人が会場から去ると解散となり、教室に戻っていくが「孝子、あの2人覚え
てる?」香織が尋ねる。
「勿論よ。あの2人のおかげで、酷い目にあったんだからね」

 「そうか、それなら私と同じ境遇だね」
「何だ、香織もやられたんだ!」
「そうなの。だから何とかしようと思って…」
「それだったら、私も手伝うわよ。何せ、腹の虫が治まらないし」
「わかった、兄さんと相談する」2人の意見がまとまったようだ。

 それから数日が過ぎた頃、城東署の生活課に電話が入った。
「わかりました。直ぐ行かせます」受け取ったのは、生活課課長の菊池利夫だ。
「桜田君に大場君、万引きだそうだ。場所はここ。それから、女子高生だから気を遣
ってくれ」メモを渡す。
「わかりました」命を受けた2人は言われた通りに、パトカーではなく、公用車で向
かう。
生憎、パトカーは出払い、公用車しか残ってないから、それに乗っている。

 「全く、今時の子はどうなってるのかしらね」淳子が言うと「本当よ、昔はこんな
事なかったのにね」郁恵もうんざりと言った顔で話していると、連絡のあった場所に
着き、車から降りていく。
「城東署の者ですが…」
「お待ちしてました、こちらです」欣也が制服を着た2人を2階に案内し、それと同
時に、店はシャッターが下ろされた。

 2階には香織と孝子がいて、それを男性が見張っている。
「この2人ね、何を取ったのよ?」
「うるさいわね、この婆!」香織が怒鳴った。
「何ですって。もう一度言ってごらんよ!」婆と言われた淳子は頭に来たのか、香織
の襟元を掴んだ。

 「淳子、抑えて。それより仕事よ。何万引きしたのよ」それには黙ったままだが
「これですよ、全く今時の子は…」欣也が下着を差し出す。
「まさか、これをあなたが着ける気なの?」
「当然よ。まあ、婆には似合わないけどね」
「また言ったわね!」淳子が切れて、香織の髪の毛を掴んだ。

 「やる気なんだ。面白い、やって貰おうか。その前に後ろを見なさいよ!」言われ
るまま振り返ると、欣也が猟銃を構えている。
「何のまねよ。危ないから仕舞って!」
「生憎、そうは行かなくて。こっちの恨みを晴らすまではね」

 「恨みって、何の事よ!」
「覚えていないんだ。それなら教えてやる。あんたが学校にチクッタから、推薦取り
消しになったのよ」
「私は、白いめで見られているのよ」
「こっちは大目玉だよ。タバコぐらいで大騒ぎするなってんだ!」
「それで、どうしようというのよ」

 「決まっているでしょう。反省して貰うの。ただし、素っ裸になって!」その言葉
に、淳子と郁恵の顔が強ばった。
「バカ言わないで、どうして裸よ。ふざけるなら帰るわ!」
「そうは行かないな。死にたいというなら別だが…」もう1人の男も猟銃を構えた。
その男は上田伸吾と言って、欣也の友人で交通違反で免停を食らっている。

 「そんな事したら、刑務所送りよ」
「わかっている。だが、その前にあんた達は冥土行きだよ」
「どっちを選ぶのよ、5秒時間をやるわ」香織はカウントダウンを始めた。
「4,3,2,1…」

 「待って。脱ぐわ、脱ぐから撃たないで!」2丁の猟銃にはそう言うしかない。
「わかったら、急いで脱ぐのよ」怒鳴る香織に、2人は制服のボタンを外しだす。
それを見ていた孝子は、ビデオで撮り出すが、気が付いたのか「いや、ビデオはいや
です!」脱ぐのをやめた。
「やらないなら、あんたから死んで貰うぞ!」銃の照準を淳子の顔に当てた。

 「やめて、脱ぐわ。脱ぐから退けて!」顔を震わせながら、またボタンを外しだし
た。
「そうよ、それでいいの。あなたもよ」郁恵も仕方何しにボタンを外しだす。
そして、上着、ネクタイ、ワイシャツと脱いで上半身はブラジャーだけになっている。
「可愛いじゃないのよ。婦警さんがピンクとはね」
「本当よ。ガキじゃあるまいしね」香織と孝子の言葉に、郁恵と淳子は唇をかみしめ
ている。

 「それよりも下だ。早く脱げ!」催促にホックを外し、ファスナーを下げると、ブ
ラジャーとお揃いのパンティが露わになっていく。
「イヤだわ、子供みたい!」笑う2人に、婦警の2人は涙をこぼしていく。
「泣いたって許さないわよ、ほら脱ぐのよ」

 「お願い。もう許して、今ままでの事は謝るから…」
「今更遅いわよ、推薦だって戻らないわよ!」
「そうよ。白いめで見られたままよ」
「そう言う事だ。どっちから脱ぐんだ?」また銃口が向けられた。

 「う、上から脱ぐわ。だから銃を仕舞って…」銃を向けられると、婦警といえども
そうするしかなく、両手を背中に回してホックを外す。
すると、乳房を押さえていたカップが緩んで、膨らみが見えている。
「お願い、これで許して…」両手で乳房を押さえ、泣きながら言う。
「ダメだといったはずだ、早く脱げ!」その言葉に、二人は嗚咽を上げながら、肩か
ら紐を外して両手を下げた。

 すると、白い乳房が飛びだし、揺れている。
「いいじゃないか。お巡りにしては、いい乳だぞ!」それを聞いて、慌てて乳房を押
さえる。
「隠す事無いわ、自信持って見せなさいよ。それより、下よ。パンツも脱ぐの!」
「これで許して、オッパイだけで…」
「ダメ、素っ裸といったはずよ。全部脱ぎなさい!」香織は得意顔になっている。

 婦警の2人は、涙を流しながら腰のゴムを掴むと、引き下げ背中を丸めていく。
その後、片足ずつあげて両手には温もりのある、縮こまった布が残された。
「隠すなよ、ヘアも出せよ!」また銃口が向けられ「やめて、やるから仕舞って!」
慌てて、股間から手を退けて絨毛を晒した。

 2人の絨毛をよく見ると、郁恵は丸く生えており、淳子は逆三角形に生えていた。
「お巡りさんのヘアヌードもいいもんだな…」
「そうだよな、チンポがビンビンだよ」銃を持ったまま見入っていると「ビデオはバ
ッチリ撮ったわよ」孝子が合図する。

 「次だ、両手を後ろで組め!」言われるまま、手を後にやると紐で縛られる。
「やめて、ヌードになったはずよ!」
「いいから、おとなしくするんだよ」欣也は確かめながら縛った。
「良し、これでいい。後はお楽しみだな」そう言うと、服を脱ぎだす。
「やめて、レイプはしないで!」
「そう言われたって、素っ裸の婦警さんを見たら、抑えが効かないよ」ズボンを脱ぎ
終えると、肉竿がそそり立っている。

 「兄さん、どっちを選ぶの?」
「こっちの、オッパイの大きい方がいいな」郁恵を選んだ。
「だったら、俺はこっちだな」伸吾は淳子を選ぶ。
「わかったわ、まずは兄さんからして!」
「わかってるさ」服を脱ぎ終えると、郁恵を寝かせて覆い被さる。

 「やめて、レイプはいや!」郁恵が抵抗すると「やりたいと言ってるんだ。おとな
しくやらせろよ」銃口が顔に向けられる。
「仕舞って、銃は仕舞って!」
「だったら、やらせるよな?」それには黙って頷く。
「黙ってたんじゃわかんないわよ、オ○ンコしたいんでしょう、ハッキリ言いなさい
よ!」

 「お、オ○ンコして下さい…」郁恵は言い終わらない内に、大粒の涙を流しだした。
「そんなにオ○ンコやりたいなら、やってやるよ!」乳房を握りしめ、淫裂に肉竿を
押し込むと「ヒ~!」悲鳴を上げ、顔を歪める。

 「どうしたんだよ?」
「痛いです、そんな乱暴に入れたら…」
「これくらい我慢しろ!」肉竿が膣穴に届くと封印を破り「ヒ~!」悲鳴と同時に、
赤い鮮血が流れて体を震わせている。
「あら、バージンよ。この年でバージンとは驚きだわ」笑う香織だが「う、う、う!」
レイプされ、処女を失った郁恵は泣いている。

 それでも、欣也は手を抜かず、ピストンを続けて登りきると膣奥で噴射した。
「スッキリしたよ、でも大丈夫かな?」
「兄さん知らないんだ。処女喪失時の妊娠は断然低いんだって!」
「良く知ってるな…」
「学校で習ったのよ、避妊方法もね」
「それなら安心だ」汚れた肉竿を拭き、孝子はグッタリした郁恵を撮っていく。

 「これだけ撮ればいいわ。次ぎやって!」それには淳子が「いやよ、レイプなんて
いや!」うずくまってしまった。
「イヤでもやるんだ。あんただけオ○ンコしないと不公平だよ」伸吾はイヤがる淳子
に覆い被さり、淫裂に肉竿を押し当てる。
「入れないで~!」抵抗していると「おとなしくしろ。あんただって、オ○ンコした
いだろう?」銃口が向けられ「したいです。私もオ○ンコしたいです…」泣きながら
言う。

 「それなら、安心してやるよ」伸吾は膣へ肉竿を送り込み「ギャ~!」悲鳴と共に
鮮血を流させた。
「やだ~。こっちもバージンよ」
「ホントにいやね。彼氏はいないのかしら?」勝手な事を言いながらビデオに撮って
いく。
こうして、郁恵と淳子は処女を失い、レイプビデオを撮られてしまった。

 犯された2人は手が解かれ、自由になっても泣いている。
「いつまで裸でいるのよ。お巡りさんに捕まっちゃうよ」
「そうよ、猥褻物陳列罪でね」その言葉に更に涙が流れて、嗚咽をあげるだけだ。
「服を着ろと言っているのよ。わかんないの?」香織は郁恵の乳房を踏み「ギャ~!」
悲鳴を上げ、体を震わせた。
「あなたも、いつまで泣いているのよ」淳子も孝子に乳房を踏まれ「ギャ~!」悲鳴
を上げた。

 「わかったか、急ぐんだ。急がないとオ○ンコ蹴っちゃうぞ!」それには、起きあ
がって服を着だした。
「ほら、オ○ンコも拭かないと」タオルを渡し、淫裂も拭かせる。
その後、下着を着ていくが「オ○ンコやったお礼もしないとな…」欣也は店に向かい、
下着を持ってきた。

 「これは2人へのプレゼントだ。サイズは合うと思う」袋を2つ渡す。
「いいわね、好きなオ○ンコして貰った上に、プレゼントも貰えて」「そうよ、これ
も役得よね」その言葉にまた泣き声をあげた。
「イヤだわね、それでも大人なの。バージンぐらいで泣く何て」「本当よ、とても婦
警さんとは思えないわ」孝子と香織の侮辱に耐えながらも、ワイシャツを着ると、ネ
クタイをし、スカートも履き、制服姿になった。

 「お巡りさんよ。『私、レイプされました』なんて言えるかい?」侮辱の言葉に涙
が停まらない。
「言ってもいいけど、これが表沙汰になるよ。それに、同僚にだって知られるからね」
「そう言う事。知られたくなかったら、大人しくしているのよ」その言葉を聞きなが
ら2人は店を出て城東署に戻った。

 署に戻ると「万引きしたこの親が、そこの得意さんでして…」言い訳していく。
「そうか、仕方ないな。お得意じゃ、被害届は出せないか。ご苦労だった!」労をね
ぎらう菊池だが(言えない、レイプされたなんて言えない…)2人は真実を報告でき
なかった。