「逮捕しちゃう!」
                              赤星直也:作

第32話 張り込み捜査

 ヤクザの事件が収まると、神田は落ち着きを取り戻して、元気になっていた。
休日には、まだ昼だというのに早苗と幹子の2人を、同時に抱いている。
「神田さん、もうダメ…。膣が痛くなってきた…」
「早苗は、まだ、大丈夫だよな?」
「軽くよ。限界間近だし…」

 「わかった。もうすぐ出そうだから、我慢して!」早苗を四つん這いにして、肉竿を
ピストンしていくと、「う~!」呻き声をあげて「出したよ。出したからね」膣の中に
噴射された。
「これで、スッキリした!」満足そうな神田だが「もうダメ…」射精された早苗は、淫
裂から流れ出る精液を、拭こうともせず、動こうともしない。

 2人は、暫く休んでから、やっと起きあがりシャワーを浴びるが「神田さん、元気に
なったのはいいけど、体が持たないわね…」
「そうよね。2人に射精するんだから、並じゃないわよ」2人は感心しなが、らシャワ
ーで体を洗い、浴室から出ると「今日の手伝いは誰なんだ?」聞かれた。

 「有紀ですが、何か?」
「何でもないよ。ただ、気になってな。それより、正樹が、また撮りたいって、言って
たぞ!」
「イヤよ。縛って、レイプするから…」
「それは、どうだかわからないが、婦警を撮りたいと言っていた。とにかく、あって見
ろよ」神田は店の準備で出かけたが「早苗さん、どうする?」「会ってから、決めよう
よ」4人はとりあえず合う事にした。

 正樹は、夕方近くになってアパートに現れ、皆に説明したが「制服を着てのヌードは
やめて下さい!」やはりプライドがある。
「そうは、行かないんだ。やらないなら、責任取らないからね」
「わかりました。ヌードになりますから、見つからない場所にして下さい…」
「わかってる。場所は考えるから」渋々だが、4人は承知した。

 翌日、いつものように仕事をしていると、刑事課の課長から4人が呼ばれた。
「実は、頼みたい事があって…」捜査協力の依頼だ。
「場所が、場所だけに男は入れないから、君たちにお願いしたいんだ…」課長は詳しく
話してから「やってくれるか?」と尋ねる。
「はい、警官ですからやります」4人は、刑事課の捜査に協力する事になった。
「早速だけど、午後からやってくれ。報告は毎朝頼むよ」
「わかりました」4人は午後になると、私服に着替えて町に出た。

 4人は、主婦売春の捜査を依頼され「とにかく、エステとバーよ。二手に別れましょ
う」二手に分かれ、別々に捜査する事にした。
幹子と克子はバー周辺を歩き回り、早苗と有紀はエステを調べていく。

 バーを調べていくと、昼間だというのに、主婦が入っていく店があった。
「おかしいわ。行ってみましょう」2人は話をしながら脇を通ると中から「許して…」
女性の声がする。
(何かある!)周りを見ると、男が見張っているようにも見える。
「行こう!」悟られないように通り過ぎ「あそこの店、怪しいわよ」「そう思う、とに
かく、明日報告ね」そう言いながら歩くと「神田さんだ」神田が店の掃除をしていた。

 「そうだ。あの店と近いから、使えないかしら?」
「良い考えね。課長と相談しよう」署に戻ると事情を話し、神田の店でホステスをする
許可を貰った。
「これで、堂々とやれるわね」許可を貰った2人は、夕方から店で働きだした。

 一方、エステに入った早苗と有紀は、マッサージを受けながらエステ嬢と話している
と「いい体ですね。このままでは、もったいないわ」と言いながら、アルバイトを勧め
られる。
「面白そうね。やってみようかしら」話に乗って聞くと、バーのホステスだった。
(もしかして?)勘が働き「やってみようかしら。どうせ暇だし…」エステ嬢から店の
名前を聞いて出かけた。

 「あら、神田さんの近くよ」神田が準備をしていて「どうしたんだ、お前達も来るな
んて!」
「幹子達も来たんだ!」
「そうなんだ。何か、あったのか?」
「何にもないわ、偶然よ」そう言いながらも、署に戻ると課長に報告して、ホステスの
許可を貰った。

 そして、夕方になると4人は別れて、神田の店と、怪しい店に入っていく。
「あれ、今日は2人なの?」郁恵と晴美が声を掛けると「事情がありまして…」それだ
けしか言わずに、婦警のコスチュームを着たが「短いわよ、見えそう!」「イヤだ、イ
ヤらしく見える!」スカートの丈が短くなり、胸のボタンも少ないから、手が入りやす
くなっている。
「これ、私のアイデアなの。これなら受けるし」郁恵は得意げだが、不満げな2人だ。

 同じように、早苗と有紀も着替えていて「いやらしいわ。これじゃ、娼婦と同じみた
い!」黒い下着を着込み、半分飛び出た乳房にため息を付いている。

 不満を持つ4人だが、8時近くになると店も混み始め、4人も忙しく席を回っていく。
「ダメ。オッパイ触ったから逮捕よ!」胸に手を入れられ、直に乳房が掴まれて、手を
押さえて言う。
「逮捕して。ここにもやるから!」短いスカートに手を入れ、パンティの上から淫裂を
触っていく。
「そこはダメよ。オ○ンコは、重罪だから逮捕しちゃう!」手を押さえて言うが、客に
は受けていて「こっちに、来て!」催促も掛かっている。

 同じように、早苗と有紀も客に乳房を掴まれ揉まれていた。
「やめて、お願いです!」腕を掴んで言うと「いいじゃないか。減るもんじゃないし」
執拗にパンティの上から、淫裂を触られた。
「イヤ、やめて!」席を立ち、別な席に向かうが(見張っている!)バーテンやボーイ
が、2人の様子を見つめていた。

 4人は、乳房を触られながら客の相手をしているが「いい乳してるね。今夜、オ○ン
コしない?」幹子を誘う客がいた。
「セックスは、飽きたからしたくないの…」そう言って、手を押さえると「5万払う、
それならどう?」執拗に迫ってくる。

 「その気になれないの。諦めて!」
「仕方ないな。あっちの店で、やってくるか…」客は立ち上がって、レジに向かう。
(あっちの店って、もしかして…)克子に合図を送ると、克子は客の後を追い、早苗の
店に入るのを確認した。

 その後も、4人はホステスをしていたが(課長が来た!)周りに気付かれないように
笑顔で席に座り、話し出すと「いい乳してるね!」手を入れて、乳房を掴んだ。
(やめて。セクハラよ!)「オッパイ触ったから、逮捕よ!」いつものように、手を押
さえて言う。

 「面白い店だな。だったら、ここはどうなんだ?」パンティ越しだが、淫裂を触られ
ていく。
(イヤ、性器はイヤ!)顔を赤らめながら「オ○ンコは重罪よ。逮捕するわ!」手を押
さえた。

 この日は、課長だけでなく刑事が数人来て、幹子や克子の乳房と淫裂を触わり、同じ
ように、早苗と有紀も、同僚の刑事に乳房と淫裂を触られていた。
(やめてよ。仲間でしょう?)言う訳には行かないから「やめてよ!」としか言わなか
った。

 それから数日後に、早苗と有紀が客の相手をしていると、項垂れた女性2人が入って
来た。
(ホステスではなさそうね?)見ないふりしていると、通路を通って、奥のドアを開け
て入って行く。
(あそこは、マスターの住まいだけど…)気づかれないように振る舞っていると「俺と
楽しまないか。5万出すよ」口が掛かった。

 「その気になれないの。そのうちね」乳房を触られながら言うと「おばさんと、やる
しかないな…」男はカウンターへ向かい、なにやら話して、支配人と一緒に女性が入っ
た部屋に入り、支配人だけが出てくる。
(間違いないわ。あそこで売春してる!)核心を得たが、危険だから飛び込む事は出来
ず、張り込みを続けている。

 同じように、克子も淫裂を撫でられながら「やろうよ。5万出すから!」誘われたが
「イヤよ。それは、やらない主義なの」断ると男は店を出て、早苗の店に入っていく。
(やっぱり、あそこで…)確信したが見張るだけにした。

 この事は、刑事課に報告されて、タイミングを狙うかのように、刑事が店に張り込ん
でいる。

 そんな状況にもかかわらず、4人はいつものようにホステスをしていたが「ちょっと
来てくれ!」早苗が支配人に呼ばれて、奥へ入ると、全裸になった女性がいた。
「何か、用ですか?」
「お客が、オ○ンコやりたいそうだ。相手してやれ!」
「イヤよ。どうしてセックスなのよ!」拒むと「イヤでもやって貰う!」手を押さえら
れ、服が脱がされた。


 「やめて、何するのよ!」叫んでも、やめようとはしない。
「おとなしくしろ!」両手を縛り、露わになった乳房が揺れていく。
「やめて。お願いです!」
「オ○ンコするだけだ。我慢しろ!」パンティも下げられ、淫裂も露わになった。
「やめて、来ないで!」怯えていると「思った通りだな。こいつは使えるぞ。タップリ
楽しませて貰おう!」男が入ってきて、ズボンを引き下げていく。

 「やめて。レイプはイヤ!」逃げまどっていると「動くな!」張り込んでいた刑事が
一斉に雪崩れ込んできた。
「助かった!」そう思ったが「見ないで。お願い見ないで!」全裸を見られてしまい、
叫んでいる。

 「緒方、お手柄だぞ!」課長や刑事達は、褒めながらも早苗の全裸を、味わうかのよ
うに見つめて、手を解こうとはしない。
そこに「もういいでしょ、見ないでよ!」有紀が入ってきて、腕を解くと服を着させて
いく。
「そうだな。捕まえたしな」バツが悪そうに出て行き、2人だけになったが「有紀、見
られたのよ。オッパイもヘアも…」同僚に全裸を見られて、早苗は動揺している。