「逮捕しちゃう!」
                              赤星直也:作

第31話 新商売

 そして、いよいよ開店の日となった。
夕方の6時に店を開ける準備を始めると「今日は私が手伝います」幹子が入ってきた。
「悪いわね。早速だけど、着替ないと」晴美と幹子は2階の部屋に入り服を脱ぎだす。
下着姿になると、幹子は慣れているからすぐに婦警の姿になったが「これどうするの?」
戸惑う晴美だ。

 「初めてだからね」幹子が手伝い、どうにか婦警らしくなっている。
晴美は幹子の婦警姿を見て「本物だから似合うけど、まずいかもよ…」手伝っていたの
がばれたら、首は間違いない。
「そうね、確かにまずいわね…」
「そうよ。これを被ればいいわよ」めがねと、茶色のカツラを渡し、それを着けて鏡を
見ると「これなら、わからない…」安心している。

 2人が制服を着込むと、店に出て準備を始めていると「あら、かわいいわね」清子が
入ってきた。
「いらっしゃいませ。今日から始めました」神田が丁寧に挨拶していると「あら、清子
さんも来たんだ!」聖子も現れた。
「当然よ、後釜が気になってるし…」2人は席に座り、慣れない手つきで幹子が飲み物
を運んでいく。

 店はまだ知名度が低いから、客足はイマイチだったが、婦警の制服には興味があるよ
うで、幹子が座ると「本物の婦警じゃないよね?」そう言いながら乳房を触られる。
「本物よ、逮捕しちゃうから!」そう言って、その手を掴むと「面白いや、逮捕してよ」
スカートの中に手が入った。

 「そこはダメ。今夜、使うからダメ!」その手も押さえた。
「面白いや、俺も逮捕してくれ!」幹子は、次々と制服の上から、乳房とパンティ越し
に淫裂も撫でられた。
それには「思ったより、受けてるみたいだ…」神田はニンマリしている。

 そして、10時になると晴美は帰って、幹子と神田2人だけで店を切り盛りし、12
時に閉店した。
「幹子、片付けは明日、俺がやるからから2階で休め。俺も疲れたしな」2階は泊まれ
るようになっていて、シャワー設備もある。
「神田さんも休まないと」

 「そうだな、休むか…」2人が2階に上がると「幹子やらせてくれ!」制服姿の幹子
に襲いかかった。
「ダメ、脱いでからにしましょう。制服ではやりたくないの!」婦警としての、執着が
ある。
「イヤでもやるよ!」強引にボタンを外して、乳房を吸い出す。
「やめて、脱ぐから待って!」神田は聞き入れようとはせず、スカートを剥ぎ取るよう
に脱がすと、パンティを引き裂き、肉竿を押し込んだ。

 「う~!」膣の痛みに呻き声をあげたが、肉竿はピストンしていく。
「やめて、これはレイプよ。約束が違う!」しかし、動きは停まらず乳房を掴んだまま
ピストンを速めて爆発した。
「イヤよ。レイプして射精なんて!」泣き出すが、抜こうとはせず、全部出し切ってか
ら抜いた。
「酷いわ、約束が違う…」泣きながら服を脱ぎ、シャワーを浴びて淫裂を洗っていく。

 「飲んでいるからいいけど、出来たらどうしよう?」不安になりながら丁寧に洗うと
タオルを巻き付けて戻ってきた。
「幹子、素っ裸を見せろ!」タオルが外され、全裸を晒すと押し倒され乳房を揉み出す。
「もう、レイプはしないで…」
「わかっているけど、抑えが効かないんだ…」
「やられる身にもなってよ。優しくならいつでもいいのに」
「でも、激しかったろう、ビンビンだったし…」
(それはわかってる、凄くよかったけど、レイプだからイヤなの)幹子は黙ったままだ。

 翌朝、幹子は店で簡単な朝食を作り、食べているが「幹子、この代わりあるのか?」
神田が破ったパンティを持ってきた。
「ちょっと、恥ずかしいから仕舞ってよ」
「履いてないんだろう?」
「履いてるわよ。スペアは持ってきたわよ」機嫌悪く食事を摂って、警察署へ向かい、
神田も、幹子が作った食事を摂り、店の後片付けをし開店に備えていく。

 それを繰り返していくと、次第に客も増えて、ホステスを雇う必要になり、ホスト仲
間の姉が、職を探しているのを知って採用した。
「信吾の友達なんですってね。郁恵というの、よろしくね」
「水商売は大変ですから、頑張ってくださいよ」
「バイトでやっていたから平気よ。触られるだけでしょう?」
「当然です、セックスは絶対ダメですからね」

 「わかっているわよ。でも、あなたとならいいんでしょう?」神田の股間を撫でると
膨らんだ。
「そ、それは構いませんが…」
「だったら、就職祝いにやろうよ。私、バツイチだから溜まっているの」郁恵は積極的
に誘い「わかった。2階でやろう」2人は2階に上がって裸になっていく。

 「どう、まだ若いでしょう?」全裸になると乳房が上を向き、絨毛がびっしり恥丘を
覆っている。
「いい体だ。オッパイも良さそうだし…」神田は真っ先に乳房に顔を埋めて揉みながら
乳首を吸うと「あ~!」喘ぎながら腰を押しつけてくる。
それに応じて、淫裂に肉竿を入れると、すんなり入った。

 「して、激しくして!」肉竿を入れ、ピストンを始めると「あ、あ、あ~!」声をあ
げ腰を動かし出した。
(凄いや。チンポをグイグイと締めてくる…)肉竿も刺激を受け、ピストンも早くなる
と「いいわ、凄くいい!」声をあげながら背中を浮かせた。
「郁恵さん、気持ちいです、このまま出したい…」

 「ダメ、オ○ンコには絶対ダメ。その代わり、お口でする!」その言葉で肉竿を抜き、
郁恵の口に押し込んだ。
「ウグ、ウグ!」不自由な姿勢だが、唇で擦っていくと「出る~!」先端から噴射した。
「気持ちよかった、郁恵さんのオ○ンコ最高にいいよ」満足そうに横になっている。
郁恵も液体を飲み込んでから「久しぶりによかったわ、あなたのチンポが今までで一番
よかった」郁恵も満足顔だ。

 郁恵を雇うと、皆と顔合わせをし「鈴木郁恵さんだ。信吾の姉さんだ」紹介していく。
早苗達4人も紹介したが、婦警だとは、発覚を恐れて言っはいない。
紹介が済むと、店の準備を始めるが、今日は休日前なので4人が手伝い、店も賑やかに
なっている。
4人は乳房を触れると「逮捕しちゃうわよ!」と連発して客に受けていた。
勿論、郁恵も婦警姿になって「逮捕しちゃうわよ!」と言いながら、乳房や股間を触ら
れていた。

 婦警の4人と郁恵は、代わる代わる席を変えていくが(あの人、確か…)早苗は仕事
で、見覚えのある男を見つけた。
同じく有紀も(あの人は前科があったはずだわ…)やはり、気になっていた。

 そして、12時に店を閉めると「神田さん、ヤクザがいたわよ」早苗が言うと「やっ
ぱり、あいつだったんだ!」有紀も言う。
「何だ、知ってるのか?」
「知ってるわよ。いずれ、みかじめ代を求めてくると思う…」

 「困ったな、どうしよう。俺、弱いからな…」
「何言っているのよ、男でしょう。婦警が4人もいるんだから、任せなさいよ!」
「期待してる…」そう言って、5人は神田の車でアパートに戻った。

 神田は、いつもなら当番と抱き合うが、今日は何も言わず「私が当番です」幹子が名
乗って一緒に部屋に入って抱き合った。
だが「神田さん、いつもと違うのね」肉竿を擦っても堅くならない。
「幹子、ごめんな。今日はその気になれないんだ、一緒に寝るだけにしよう」
「それでいいなら、構わないけど…」
(きっと、ヤクザの事が気になっているんだわ、何とかしないと…)幹子も気づいた。

 それから数日過ぎ、神田が開店の準備をしてると「顔、貸してくれよ」人相の悪い男
が現れた。
「ちょっと待って。すぐに行くから!」携帯で連絡を取ってから、外に出ると3人の男
がいる。

 「私に、何か用でもありますか?」
「あるから呼んだんだ。誰に断って店だしたんだ!」神田に執拗に食い下がっている。
「ですから、それは…」やはり、相手がヤクザだから迂闊な事は出来ない。
「落とし前は、わかっているだろうな?」
「そう言われても…」怯えているが「あんた達、何やっているのよ!」制服姿の早苗達
が、やっと現れた。

 「また石井か、そんなに刑務所に入りたいの?」有紀も言いだす。
「お前、警察呼んだのか?」ヤクザは怒ったようだが「呼んでません。幹子は僕の婚約
者ですから…」真っ赤な嘘を言ったが「婦警が、婚約者だと?」驚いたヤクザに「そう
よ、婦警がバーテンと夫婦になっちゃいけないの?」幹子も口を合わせた。
ヤクザは、バツが悪そうに「だったら、仲良くやれよ!」そう言い残して帰った。

 「幹子、ありがとう。死ぬかと思った!」
「何、言っているのよ。男でしょう?」(うれしいわ。嘘でも婚約者なんて言って貰え
て…)
内心はうれしかった。

 「早苗さん、これで大丈夫なの?」
「大丈夫よ。あいつは馬鹿じゃないから、警察が付いていると知ったから、手は出さな
いはずよ」
「早苗、見直したよ」神田は早苗にも、抱きついてしまった。
「恥ずかしいわよ。見られてるのよ」突き放すが、早苗もうれしかった。