「逮捕しちゃう!」
                              赤星直也:作

第19話 レズと報酬

 一方、聖子は輝友から無心した金を元手に、中古のアパートを探していた。
作って間もないアパートを前に「6部屋か、貸し切ると月30万ね。友和も一緒だと安
いかも…」不動産屋と交渉して、丸ごと借り切る契約をして、幹子達に引っ越すよう話
した。

 当然、嫌がって拒んだが、4人一緒で暮らすとなると、抵抗感もなく承知して、2週
間後に引っ越しし、同じように、神田もマンションから越して住んだ。
5人は、それぞれの部屋を割り当てられたが、残った一部屋が共同の部屋となり、食事
や入浴などに使う事になっている。

 夕方、皆が揃うと神田が「脱げ、素っ裸になるんだ」4人を全裸にして並ばせる。
「誰と、オ○ンコしようかな?」見比べて「やれ、上になってやるんだ」仰向けになる
と、有紀が跨り、肉竿を掴んで、腰を沈めていく。
「恥ずかしいから、見ないで…」顔を背けて、淫裂深く迎えると、腰を振りだした。
「見ろ、有紀のオ○ンコを見るんだ!」幹子や克子達は、言われるまま見ていると、肉
竿が濡れたのか、テカテカ光っている。

 「見ないで、これは見ないで!」首を振りながら言うと「有紀にも、してやれよ」3
人は腰を振る有紀の乳房を揉みだした。
「こんなのイヤ、普通でしましょう。お腹に出してもいいから、普通で…」
「俺は、これが好きなんだ。もっと早くやれ!」両手で腰を押さえて催促すると、有紀
の動きが速まり、神田も登り切った。

 「お腹はイヤ。外でして!」言うと「幹子、口で仕上げろ。飲むんだぞ!」その言葉
で、有紀が降りて、幹子が噴射間近の肉竿を唇で擦りだす。
「出すぞ、飲むんだ!」噴射が始まり、幹子の喉奥に異様な液体が漂いだすと(精液を
飲ませるなんて…)それを「ゴクン!」と飲み干す。
この日から、神田の性処理をする相手を、当番にすることを決めた。

 5人が同じアパートで暮らすようになると、聖子もなにやら企んでいた。
聖子は、フィットネスクラブの頼子と連絡を取り合い、土曜の夜に集まることにし、そ
の日の夜には、聖子の他に4人が訪れた。
聖子は共同の部屋に案内してから、幹子達4人を呼んだが、幹子達にも見覚えのある女
がいる。
「この前は、息子と娘がお世話になりまして…」挨拶したのは、舞子だった。

 「溝口舞子というの。覚えて置いて」聖子が紹介すると舞子も挨拶し、それが済むと
「わかってるわよね、踊りながら脱ぐのよ」ストリップをやらせるつもりだ。
(やりたくないけど…)イヤだったが、音楽が掛けられると4人は踊り出す。
音楽が進むに連れて、4人は服を脱ぎだし、音楽が終わる頃には乳房を揺らせ、淫裂を
晒しながら踊っていた。

 やがて、音楽が終わると「わかっているわよね、相手するのよ」その言葉で4人は訪
れた女の服を脱がしていく。
そして、全裸にすると、乳房、淫裂と、指と舌で愛撫を始める。
「いいわ、凄くいいわ…」声をあげながら、4組のカップルが抱き合う。

 カップルは、10時近くまで抱き合い、4人はアパートから出て行き、聖子だけが残
った。
「これは、レズ代よ」手渡すが「これを貰う訳にはいきません…」拒んだ。
「体を売ったのよ。貰うのが当然よ」
「売春まがいだから、イヤなんです…」
「相手が、男だったら売春だけど、レズは犯罪じゃないはずよ?」確かに、聖子の言う
通りで、女同士では成立しにくい。
「ほら、取っておくのよ!」半ば強引に1万ずつ手渡すと、聖子は帰った。
「いくら、レズでもお金を貰うなんていやだし…」罪悪感を持ちながら、服を着て自分
の部屋に戻った。 

 翌日、幹子と克子は、交通取り締まりで町の中をパトロールしていると、2人乗りの
原付バイクを見つけた。
「危ないわね、注意しないと」バイクを停めさせ、パトカーに乗せると、見覚えのある
顔に「あんた達…」それだけしか言えない。
「覚えていたんだ。お願いだから許して!」
「俺も謝るから、許してよ」謝ったのは、以前性教育した高校生兄妹だ。

 「そんな事されたら困るのよ。仕事は仕事だし…」
「そこを何とか。ねえお姉さま!」甘えるように、幹子の胸を撫で出す。
「ダメ、仕事中だからダメよ。それより、学校はどうしたの?」
「先生達の会議で、午前中で終わりなの」女性の手がスカートの中に入った。

 「ダメ、もうダメ。あれっきりのはずよ」
「そんな、堅い事言わないの。オ○ンコ触らせてよ」パンティの上から淫裂を撫で出す。
「やめて。そんなことするなら、違反切符切るわよ」
「許してくれるんだ。それならやめる!」手を退けた。
「しっかりしてるわね、でも、2人乗りはダメだから、家まで送るからね」女性はパト
カーの後ろに乗せられ、男性だけがバイクに乗って、2人の家に向かう。

 「ねえ、あんたの名前はなんて言うの?」
「溝口慶子というの。お兄さんは、純一と言うの」
「そう、慶子さんか…」
「そうよ、まだ、処女なんだからね。お巡りさんは、あれから、どれくらいオ○ンコし
たの?」
「そんな事、聞かないの!」言う、幹子と克子の顔が赤くなっていく。

 「じゃ、オナニーはしてるでしょう?」
「女だもん、それはしてる…」慶子は、その後も恥ずかしい事を聞いてきた。
「処女喪失って、どれくらい痛いの?」
それには「…」(玩具で喪失したし…)黙り込んでしまった。
「言えないくらい、痛いんだ…」それにも、黙ったままいると、家が見えてきた。

 「慶子さん、家の人に言うけど、我慢できるわよね?」
「しかたないわ、違反切符切ってないし…」承知すると、敷地内にパトカーが入って停
まった。
「降りて、話するからね」3人が降りると、バイクから純一も降りてきた。
「中に入って!」慶子に言われ、玄関を開けると「申し訳ありません」舞子が現れ中に
案内する。

 2人が案内された部屋に入ると、夫の耕作が待っていた。
「この前は、楽しませていただきありがとうございました」礼を言うが「それより、息
子さん達の事ですが…」
「聞かなくてもわかっています。二度としないように注意します」頭を下げた。
「わかって貰えるなら、いいんですが…」
「私から言い聞かせます」耕作は一旦出てから、純一と慶子を連れてきた。

 「わかってな、謝るんだ!」
「もう二度としません!」神妙な顔つきで謝ると「お詫びに、ヌードになります」2人
は服を脱ぎだした。
「何も、脱がなくても…」
「そう、おっしゃらないで。私も脱ぎますから」耕作も脱ぎ出すと「私も脱ぎます」舞
子も脱ぎだした。

 それには、慌てる2人だが「聖子さんの、許可は取ってあります。楽しませてくださ
い…」服を脱ぎ終えた耕作は、克子に抱きついた。
「やめて、声を出すわよ!」抵抗しても、男の力には勝てない。
それに、慶子も加わり2人掛かりだから、制服も脱がされ、ピンクの下着が見える。

 「やめなさい!」幹子はやめさせようとするが、純一と舞子に押さえられ、制服を脱
がされていく。
「やめて、何する気よ!」
「言ったはずだ。楽しもうって!」耕作は、克子のパンティを脱がせて下半身を剥き出
しにした。
「やめて、レイプはイヤ!」
「レイプじゃないよ。聖子さんの許可は取ってあるから」ブラジャーも剥ぎ取り、全裸
にすると抱きつく。

 「待って、あれ付けないと!」慶子が、膨らみきった耕作の肉竿にコンドームを付け、
ゼリーを塗っていく。
「もう、大丈夫よ。父さん、楽しんでね」
「ありがとう。それでは行くよ」肉竿が、克子の淫裂に入ったが、痛みは感じない。
「イヤよ。お願いだから、やめて!」泣きながら言うと「おとなしく、オ○ンコされな
さいよ。許可は取ってあるし、お金だって払ったのよ」思わぬ言葉が、慶子から出た。