「逮捕しちゃう!」
                              赤星直也:作

第13話 性教育

 そして、勤務が終わり、署から2人が出ていくと、近くに車が停まっていた。
「あれを見て!」それは神田の車で、聖子と思われる女性も乗っている。
2人が気付かない振りして歩くと「乗りなさいよ!」聖子が声を掛けてきた。
「行くしかないわね」仕方なしに車に近づくと、早苗も署から出てきた。

 「主役の登場だ!」神田が声を掛けて、手招きしたが、顔が引き吊っている。
「聖子さん。早苗さんに、私達のこと言ったの?」
「言ってないから、安心して」その言葉に安堵するが、早苗は強ばった顔のまま車に乗
った。
5人が乗り込むと、神田は車を走らせた。

 「悪いわね。性教育を頼まれたから、モデルをやっ欲しいのよ」
「性教育のモデルですか?」早苗も声を上げた。
「そうなの。悪いようにはしないから安心して。謝礼はたっぷり貰えるはずよ」得意げ
に話す聖子に(謝礼と言うことは、ただでは済まない…)悟った3人だが、逃れること
はできず、大きな屋敷に車は入り、玄関に横付けされた。

 「着いたぞ!」神田が先に降りて、チャイムを押すと、暫くしてから40代の女性が
現れ「無理言って申し訳ありません」詫びを言いながら中に案内し、5人はその後ろを
歩き、応接室に案内された。
「お忙しいところ、お出でいただいて…」やはり、40代と思われる男が礼を言うが、
聖子とは顔なじみのようだ。

 「それより、お話の件ですが…。この人達をモデルに使いますが、よろしいでしょう
か?」
「構いません。是非お願いします」
「それでは、早速ですが始めます」聖子の言葉で、5人は廊下を歩いて16畳間程の部
屋に案内され、部屋で暫く待つと、高校生と思われる男と女が夫婦と一緒に入ってきた。

 「聖子さん、それではお願いします」
「わかりました、始めます。まずは、男性からね。脱いで!」聖子は友和を裸にさせた。
「よく見て、これがペニスよ。今はダラリとしてるでしょう、ところが…」今度は、早
苗を全裸にさせた。

 「オッパイと、性器を見せたら、ほら、こうなったでしょう?」神田の肉竿は、早苗
の乳房と無毛の淫裂に刺激され、膨らんでいる。
「よく見て。ここに皮が張ってあるわよね…」肉竿を指しながら説明しているが、主婦
と高校生の娘の顔が、赤く染まっている。

 なおも、聖子は話を続け「これが膣に入ると痛いから、前戯と呼ばれているのをやる
の」早苗にフェラをやらさせた。
それには「オチンチンをなめた!」娘が声を上げた。
「手でやる人もいるけど、これが普通なの。だから、驚かないで」その言葉に夫婦も頷

いている。

 暫くフェラをさせると、早苗を仰向けに寝かせ、足を開かせた。
「見て。これが俗に言う、オ○ンコよ。これがオシッコで、オチンチンがここに入って
…」淫裂の中を指さしながら説明していく。
一通り説明すると、神田に淫裂をなめさせ「これも前戯なの。いきなり入ると痛いでし
ょう。だから唾で膣を濡らして置いて…」その後、コンドームを見せた。

 「これを、オチンチンに…」自ら、弟の肉竿に装着し「念のため、ゼリーを塗る手も
あるの」コンドームにゼリーを塗った。
「これでいいわ。始めて!」それには、顔が強ばる早苗だが、神田が覆い被さり、淫裂
を肉竿で広げられた。
「痛くないでしょう。もっと、深く入れてもいいわよ」肉竿が根本まで入った。
早苗は、同僚に見られて、泣きそうな顔を背け、耐えている。

 「オッパイを撫でながらやると、刺激も高まるの」乳房も撫でだし、時折乳首を摘み、
その行為を、若い高校生が食い入るように見ている。
やがて、淫裂から「クチャ、クチャ!」湿った音が鳴り出し、神田も登り切ろうとして
いる。
「もうすぐ、終わるからね」その言葉通りに、射精が行われ、肉竿が抜かれると、コン
ドームには精液が溜まっている。

 「これが精液よ。赤ちゃんができるから、セックスする時はこれを着けて…」肉竿か
ら外したコンドームをぶらさげて、説明していく。
「これで、一通り説明したから、あなたもやるのよ」高校生の男に、服を脱がせる。
「早苗さん、今度は若い子とやって!」仰向けの早苗は起きあがり、高校生の剥き出し
になった肉竿を口で擦りだした。
「凄く気持ちいい…。オナニーなんて目じゃない…」興奮しながら喋るが、羨ましそう
に父親が見ている。

 「もういいわ。入れるのよ」早苗を仰向けにさせ、コンドームを付けさせると、淫裂
を突かせた。
だが、うまく膣穴に入らず「あ!」痛みに声を上げ「早苗さん、誘導して!」と言われ、
肉竿を掴んで膣穴に入れさせる。
「気持ちいいや。始めてのオ○ンコだ!」興奮しながら、肉竿のピストンを始めた。
それには、夫婦も「俺もやりたい!」「私にもやってよ!」そう言いたげに、眺めてい
る。

 肉竿は、動きを速め、淫裂からは淫汁も流れ出し「もうすぐ出そうよ。次はあなたね」
娘に裸になるよう言う。
「恥ずかしがらないで。この2人も脱ぐから」幹子と克子にも脱ぐよう言う。
2人は、黙ったまま脱ぐが、パンティを履いてないから、スカートを脱ぐと淫裂が現れ、
娘もその淫裂を見て安心したのか、脱ぎだし、3人は全裸になった。

 「あなた。まだ処女でしょう?」それには頷く。
「だったら、セックスは無理ね。あれの楽しみかたがいいかも…」全裸になった幹子と
克子に、レズを命じ、2人は抱き合い唇を重ねる。
2人が唇を重ねながら乳房も撫で合うと「出た~!」噴射したようで、肉竿が抜かれる
と、コンドームには精液が付いている。

 男は、肉竿からコンドームを外すと、妹が気になるのか、見ている。
「兄ちゃん、小さいからあまり見ないでよ!」小降りの乳房を揺らせて言う。
「そんなことないわ。私が大きくしてあげる!」聖子も脱ぎだした。
スーツ、スカートを脱ぐと、下着は着けておらず、太股までの黒いストッキングと、そ
れを吊るガーターベルトだけを身につけている。

「おばさん、凄いや。興奮してきた!」兄は、見ただけなのに、肉竿が堅くなっている。
「これからは、見るだけよ。早苗さんが相手するから」早苗も起きあがり、放出を終え
た肉竿を、また口の中へ迎え、フェラを始めた。
「これでいいわ。あれを見ながらやるのよ」娘に口付けをすると、小さな乳房を吸い出
す。
「お、おばさん…」娘は、気持ちいいのか声を上げ、自分がされたように、聖子の乳房
を吸いだした。

 こうして、性教育と称する乱交が終わり、高校生の2人は部屋を出てくが、夫婦には
物足りず不満顔だ。
「聖子さん。この際だから、私達にも…」妻が言い出す。
「わかったわ、準備して。コンドームだけは、着けてやってよ」
「ありがとう、楽しませて貰う」笑顔になった。
「家内がやるなら、俺もやらせて貰うよ」夫婦は服を脱ぎ、全裸になると、神田と克子
に抱きついた。

 克子が戸惑っていると「やってあげて。後で良いことがあるわよ」意味ありげに言う。
克子は逆らえないから、正面に正座して「フグ、フグ!」肉竿を唇で擦っていく。
同じく妻も、神田の正面で肉竿を口に迎えて、唇を振りだした。
「ウグ、ウグ!」肉案が堅くなると、コンドームを着け淫裂に挿入させた。
「どうせなら、あれでして!」妻は四つん這いになり、夫は仰向けになる。
神田と克子は、言われた相手と結合し、放出が終わると服を着ていく。

 夫婦は服を着終えると「今日はありがとうございました。謝礼と言っちゃ何ですが…」
封筒を渡した。
「こんなに頂いて、済みませんね」笑顔で聖子は受け取り、屋敷を出ると「寮まで送る
ぞ」と神田が言う。
「今日は良いの。買い物をしたいし…」
「ねえ、何を買うの?」聖子は気になるようだ。
「下着です…。履いてなかったでしょう…」
「そうだった。ついでだから私も買うわ」車は繁華街に入り、早苗だけ降ろすと、また
走りだし、下着店で停まった。
「着いたよ、俺は帰るからね」神田は、3人が降りると走り去り、3人は店に入った。

 「いらっしゃいませ!」店員が声を掛けると「超セクシーなのが欲しいの」聖子は平
然と言う。
店員も慣れたもので「こんなのが、ございます」カタログを見せる。
それには「見えてる!」幹子と克子は驚いたが「これくらいなら普通ですよ。こんなの
もありますから」乳房、淫裂が剥き出しのカタログも見せた。

 (恥ずかしい。性器を丸出しにするなんて…)顔を赤らめながら覗く2人だが「これ
いいわね、サイズはどうなってるの?」聖子は平然としている。
「フリーです。お客様だったら、着こなせます」
「他に、ないの?」
「こんなのもございます」赤い紐を組み合わせただけの下着で、乳房を縛り、淫裂が剥
き出しになっている。

 「難しそうね…」
「いいえ。3カ所ホックで留めるだけですよ」詳しく説明する。
「決めたわ。これと、これを3人分包んで!」聖子が言うと「このセットも欲しいので
すが…」「私も欲しいです」幹子と克子が言う。
それは、シースルーの黒い下着セットでパンティ、ブラジャーが一緒になっていた。

 「どうせなら、これも買いなさいよ」ストッキングとガーターベルトも買わせ「お金
は私が払うから」店員から包みを受け取ると寮に向かった。
寮に戻ると気になり、2人は着ていく。
「見て、オッパイが透けてる!」
「それに、性器も見える!」まるで、娼婦のような姿に興奮して、はしゃいでいた。