「逮捕しちゃう!」
                              赤星直也:作

第11話 先輩への陵辱

 こうして、撮影が済むと2人は清子に寮まで送られ、神田と聖子の2人だけとなった。
「姉貴、うまく撮れたか?」
「勿論よ。ほら!」撮ったばかりの写真を吸い上げていく。
「それにしても、あの子はいい子よ。それに、友和に惚れているみたい」
「そうかな。たいしたことないと思うけど…」

 「馬鹿ね。お嫁にするなら、あの子にするのよ。私も手伝うから」
「僕は、あの子より、姉貴が好きなんだ…」そう言うと、聖子に抱きついた。
「異母兄弟なのよ。そんなの無理でしょう」だが、聖子は、拒もうとはしない。
「戸籍は何とかごまかそうよ。そして、一緒になろう」乳房を吸いながら、淫裂に肉竿
を押し当てた。

 「ダメ。午後もあるのよ。大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。姉貴のオ○ンコに出させて」根本まで、肉竿が入り込んだ。
「今は危ない日だから、出しちゃダメよ。来週なら、出させてあげる…」
「約束だからね。約束破ったら、姉貴の素っ裸をばらまくよ」
「約束する。だから、今日は出すのを我慢して…」聖子が約束すると、肉竿の動きを速
めたのか「ピシャ、ピシャ!」淫裂から音が出ていく。

 暫く、正常位で抱き合っていたが「私にもやらせて。でも、今回限りよ…」聖子は神
田に跨り、騎乗位になって、肉竿を淫裂に迎えた。
「いい。お嫁はあの子よ…。他の人に取られないようにするのよ…」聖子は幹子が気に
入ったようだ。
「わかった。努力はするよ…」元気ない返事をしながら、揺れる姉の乳房を揉んでいく。
「それなら、姉さんも頑張る」聖子は、腰の動きを速めた。

 「ピシャ、ピシャ!」音が響いていくと「姉貴、出そうだ…」
「出さないで。姉さんが飲んであげるから」急いで腰をずらし、股間に顔を埋め「ウグ、
ウグ!」肉竿を唇で擦り出す。
「気持ちいい。姉貴にされるなんて、夢みたいだ…」次第に神田も登り詰め、限界にな
ったのか、噴射を始めた。
聖子も動きを停めて、弟の精液を残らず「ゴクン!」と飲み込んだ。

 「友和。姉さんのは、どうだった?」
「凄く上手だった。風俗もやっていけるよ」
「風俗か…。それもいいわね、女医も飽きてきたし」
「姉さん、そんなのダメだよ。姉さんは僕の物なんだから」
「冗談よ、風俗なんてやらないわよ。それより、午後は大丈夫なの?」萎縮した肉竿を
撫でながら言う。
「大丈夫さ。まだ若いから」

 「そうね、まだ若いしね。それだったら、栄養たっぷり取ってよ。今日はおごるから」
聖子は役目のしない下着を脱いで、普通の下着を着だした。
「白もいいね。清潔感あって」
「見ないで。もう終わり!」背中を向けブラジャー、パンティと着けた。
「俺も着るか…」2人は服を着込むと、繁華街に向かった。

 一方、寮まで送られた2人は、時間を持てあましていたから、繁華街へと向かう。
繁華街は、日曜日という事で、人で溢れている。
そんな中「みて、早苗さんよ」元気なく歩く、早苗を見つけた。
「なんか、変よね。元気ないし…」
「そうね。いつもと違う」2人は、早苗に気付かれないように、後ろを歩いていくと、
町中から静まりかえった、ビルへと向かった。

 「見て。あそこに入ったわよ」2人も後を追うと、そこは事務所らしいが、人がいる
様子はなく、早苗は階段を登って、上へ行く。
「行こう!」気付かれないように靴を脱ぎ、手に持って素足で後を追い、4階程上ると
屋上になった。
2人も屋上に出ると「わかっているだろうな!」大きな声が聞こえる。
(人がいる!)身を隠し、声の方へと向かうと、3人の男が早苗を取り囲み、女も2人
いた。

 それには「!」声を上げる寸前だ。
(どうして、ここに…)午前中、2人が相手をした相手だから、驚くのも無理はない。
「あんたのお陰で、大損したのよ。わかっているわよね?」
「ですから、この通り謝ります…」土下座してして謝ると「それくらいで、許せる分け
ないでしょう、素っ裸になって謝るのよ!」地面に着けた頭に、清子が靴を履いたまま
乗せた。
早苗は「う、う~!」悔しいのか、涙をながし泣き出した。
「泣いたってダメだ。脱がないなら、この写真をばらまくが…」写真を放ったが、2人
には見えない。

 (何の写真かしら?)気になっていると「お前のオ○ンコが、ばっちり、写っている
ぞ!」怒鳴り声もする。
(ヌードだわ。早苗さんもヌードを撮られたんだ…)顔を強ばらせて見ていると「脱ぎ
ます…。ですから、写真だけは…」泣きながら、立ち上がった。 
 
 早苗は、克子と早苗に背中を向けて立ち、服のボタンを外し、服を脱ぐと、下着は着
けてないから、上半身が露わになった。
「いい乳してるじゃないか。風俗でも稼げるぞ」正面からだと、乳房が見えるから冷や
かすが「イヤ、そんなの、イヤ!」泣きながら首を振った。
「泣くよりも、裸だろう。早くオ○ンコ見せろよ」
「わかりました…」素直にスカート脱ぐと尻が見える。

 「ほう、約束通りに剃ったか。手間が省けた。まずは、素っ裸を撮ってからだ!」
「撮らないで。これ以上いやです!」
「イヤなら、この写真だが、どうなってもいいんだな?」
「それは、やめて下さい!」
「イヤなら、どっちかを選べ!」
「ヌードを撮って下さい…」小さな声で言った。
「物わかりがいいわね。早速、撮るわね」女が、カメラを向けて撮り出すと「う、う、
う!」泣き声も大きくなっていく。

 暫く撮ると「あれで、行きましょう!」撮っている女が、催促した。
「待っていました。まずは、俺からだ!」ズボンを脱ぎ、パンツを脱いで、Tシャツ1
枚になると早苗に抱きついた。
「イヤ、セックスはイヤ~!」叫んでも、マットが敷かれ、その上に寝かされる。
「入れないで~。何でもしますから、入れないで~!」
「今更遅いよ。おとなしく、やらせるんだ!」肉竿が、早苗の胎内を突くと「ヒ~!」
膣の痛みに悲鳴を上げた。

 「痛いか。だったら、お前がこれを濡れ!」チューブを手渡した。
早苗は、それを受け取ると、抜かれた淫裂に指で塗っていく。
「痛い思いをするのはお前だぞ。丁寧にやれ!」言われるまま、2回程塗ると「もうい
いだろう、仕切り直しだ!」また、肉竿が押し込まれた。

 だが、前とは違って「あ~!」喘ぐ声になっている。
「痛くないだろう。もっとやるからな!」乳房を握りしめ、腰の動きを速めると「あ、
あ、あ~!」完全に、悶え声になっている。
それを、隠れて見ていたが(どうしよう。早苗さんがレイプされている…)助けたいが、
相手を知っているから、どうする事もできない。
それに、本当のレイプかどうかもわからないから、様子を見るしかなかった。

 2人がおとなしく見守ると「イヤ、お腹はイヤ~!」悲鳴を上げた。
「安心しろ。後で医者に連れてってやるから…」放出を済ますと、肉竿を抜いた。
「あら、一杯出されたわね。このままだと、赤ちゃんできるわよ」女が、カメラで淫裂
を撮りながら言うと「う、う、う!」また、泣き声が上がった。
「産みたくなかったら、最後までつき合え。医者に連れて行くから!」二人目の男が、
早苗を跨らせた。

 「やり方は、わかっているよな。お前がやるんだぞ!」腰を掴んで、上下に振りだし
た。
「許して、何でもしますから…」これ以上、体を汚されたくないから叫ぶが、許される
訳などない。
男に跨り、腰を振っていくと「いや~!」また、悲鳴を上げて、淫裂から精液を漏らし
だした。
それを「いいわね。2回も射精さるなんて。羨ましいわ」皮肉を言いながら、カメラに
納めていく。
「最後は俺だ!」3人目の男が挑むと、早苗は四つん這いにされる。
「う、う、う~!」泣きながら、後ろから淫裂を突かれだした。

 2人は、おとなしく見ていたが(もう、帰ろう…)顔を見合わせ、頷くと足音を立て
ずに、屋上から階段を下って、ビルの外に出た。
ビルの外に出ると冷静さが戻り「本当に、早苗さんかしら?」疑問になってきた。
「それに、レイプしていた人もよ。信じられなくなってきた…」2人は、また繁華街に
戻って歩いていくと「病院よ、あそこに来れば間違いないわ」自分の時を思い出した。
「必ず来るはずよ。あそこで待っていよう」2人はバスに乗り、聖子が勤務する病院へ
と向かった。
 
 バスに乗り込み、10分程走ると、病院前に着いた。
玄関から入ると、休日なので診察は行っておらず、見舞客がいるだけだ。
「ねえ。確か、神田聖子っていてたわよね?」受付にある担当医師の名前を見ていると、
確かに聖子の名がある。
「6時からの夜間担当よ。まだ早いわよね」
「後、30分もあるわね。ここで待とう」2人が椅子に座り、気づかれないように、遠
くから入り口を見守った。

 2人が世間話をして、暇をつぶしていると、時間もあっという間に過ぎて、6時にな
った。
「6時か。もう、来ていいはずよね」早苗はなかなか現れず、30分も過ぎた頃に「見
て、来たわよ」聖子と清子はいないが、2人に連れられて早苗が現れた。
「間違いないわ。あれは早苗さんよ、それに男は…」2人が、顔を背けながら見守ると
「婦人科」と書かれた診察室に入った。

 「聖子さんは、どうしたのかしら ?」
「そうか、職員は別な入り口があるんだ!」
「じゃ、聖子さんかどうかは、わからないんだ…」
「そうだね、とにかく、もう帰ろうよ」
「そうしよう」2人は入り口から出て、バス停に向かいバスに乗って繁華街に出た。

 繁華街を歩いていると「あら、珍しいわね」この前の、エステ嬢が声を掛けてきた。
「たまには、通りも歩かないと…」
「そうよね。気晴らしにはいいかも。それより、暇だったら付き合ってくれない。面白
い物が見られるのよ」
「面白い物って、なんですか?」
「見ればわかるわ。すぐそこだから」エステ嬢の後を追って歩いていくと、薄汚れた建
物がある。

 不安な顔をすると「怖がらなくていいわよ、女しかいないから」手招きしている。
2人は顔を見合わせて、中に入ると狭い店内には、確かに女性しかいない。
「言った通りでしょう。もうすぐ始まるから」3人は奥のテーブルに座り、水割りを注
文した。

 それと同時に「お待たせしました。今夜は、今までになかった特別ショーを行います」
店長と思われる女性が声を張り上げて言うと、店の明かりが暗くなった。
暫くして、ステージと思われる狭いスペースに、スポットライトが当てられと、全裸の
女性が立っている。
(あれは、早苗さんだ!)その女性を見るなり、2人は声を上げそうになった。