「逮捕しちゃう!」
                                赤星直也:作

第7話 2人の相手 

 小野は、高速を走って郊外へ向かい、周りの風景も、ビル群から田園風と変わってい
る。
「もうすぐだよ」その言葉通りに、高速を降り、一般道にはいると寂れた建物があった。
「ここだよ」その建物に入って車を停めた。

 「ここは、何なのよ」
「倒産したテーマパークだ。広いし、邪魔は来ないよ」
「それなら安心だな。早速始めよう」5人が奥を目指すと、雑草が生い茂っている。
「これ、いいわね、ここで撮りたい」
「決まりだね。準備しないと」その言葉に2人の顔が強ばった。

 「どうしても、ヌードですか?」
「イヤなら、ストリップをやってくれないか。姉さんの店だけど」小野も脅しを掛ける。
「いやよ。人前で裸はいやです!」
「だったら、脱がないと…」その言葉に、諦めたのか2人は脱ぎだした。
「そうよ。それでいいの」聖子は満足そうに写真を撮っていく。

 (脱ぐのは、撮らなくていいわよ…)カメラを気にしながら、2人は下着姿になった。
「何だ、普通のじゃないか。エッチなのはないのか?」
「どうせ、脱ぐんだし…」
「それもそうよ。今度は下着を取ろうかな」聖子は機嫌良くスイッチを押し続けた。

 やがて、2人は最後の下着も脱いで、全裸になってしまった。
「いい、そこに座るの」聖子の指示されて、ポーズを作る2人に神田と小野も興奮して
いる。
「こんなの見せられたら、体に悪いよな。できないようにやるから、いいだろう?」小
野が服を脱ぎだすと「俺もやるよ」神田も脱ぎだし、全部脱ぐと抱きついた。
「いや。セックスは、もういや!」2人は逃れようとしても覆い被さられて、逃れる術
はなく乳房を握られ、淫裂に肉竿が押し込まれていく。

 「いや。いや~!」叫んでも誰も来ないのは知っているが、自然に声が出ていく。
「これも、いいわね。まるでレイプよ」聖子も興奮しながらスイッチを押した。 
やがて、肉竿のピストンが始まると2人も「抜いて。お願いです!」悲鳴に近い声を上
げ続けた。
「我慢して。すぐに気持ちよくなるから」撮りながら聖子が言うと(だったら、あんた
がやりなさいよ)…)言いたいのを堪えて「いや~!」悲鳴を上げ続けた。

 神田は肉竿の動きを速め「姉さん、ここで出したいけど、いいかな?」と尋ねる。
「2人とも、あれ、飲んでいるわよね?」
「はい、飲んでいます…」
「それなら、出してもいいわよ。思い切りだして!」
「それだったら、遠慮無く出すよ」
「いや、出さないで。万が一があるから、いやです!」
「心配ないわよ。医師の私が言うんだから」

 「でも、出されるのは…」言葉が停まったが、肉竿はピストンを速めて噴射へと、向
かっていく。
それは、幹子と克子もわかっており(間違いなく膣に出される…)その通りに「いやよ、
出さないで!」悲鳴を上げたが、膣の中が暖かくなっていく。
「膣の中はイヤなのに…」泣き顔をしながら白い液体を流している。

 「待って、1人ずつ撮るから抜かないで!」カメラを構えると「いや、これは撮らな
いで!」淫裂を隠そうとした。
「ダメだ。撮らせるんだ!」体を押さえられ、無毛の淫裂から淫汁が流れていくのが撮
られた。
「いいわよ。次はあなたよ」
「いや~。撮らないで~!」悲鳴を上げても、抑えられて液体が流れ出た淫裂を撮られ
た。

 聖子は散々撮って満足したのか「写真はお終い」カメラをしまうが「う、う、う!」
と嗚咽を上げなら淫裂を拭いていく2人だ。
その泣き声に「いつまで泣いているのよ。そんな事なら、男の前で素っ裸にならせるわ
よ」聖子が怒鳴ると2人は泣きやみ、服を着だした。

 2人が服を元通りに着終えると、車に乗って走りだすが、人が集まっていた。
「見ろよ、撮影会だよ」モデルらしい女性を取り囲んで、カメラが並んでいる。
「服着てたんじゃ、つまんないしな」
「そうだよな、この際だ、2人に飛び入りさせるか」それには「いやよ。あんな大勢の
前では、いや!」声をあげて泣き出した。

 「友和、あんたが虐めるから、泣いたじゃないのよ」
「泣かなくたっていいじゃないか。裸ぐらい見せたって!」
「何言っているのよ。散々オ○ンコやったんだから、少しは気を遣いなさいよ」聖子に
言われれば神田もおとなしく、引き下がるしかなかった。

 やがて、車は都心に入り、寮の前で2人は降り、神田と聖子は屋敷まで送られた。
「さてと。いいのがあるかな?」聖子は直ぐにデータを吸い上げていく。
「これいいわね。傑作だわ」満足そうに見ていると「姉さん、僕がいるからこんなのが
撮れたんだよね?」神田が言う。
「そうよ、それで?」
「お礼が欲しいよ。今日も!」そう言うと、聖子に抱きついた。

 「ダメ、姉弟よ。この前言ったでしょう!」
「わかっている。でも、オ○ンコに入れなければいいはずだよ」
「まさか、私のお尻でする気なの?」
「それもあるけど、汚いから口でしてよて」ズボンを引き下げ、肉竿を露わにした。
「いやよ、そんなのなめたくない!」
「やらないならオ○ンコに出しちゃうよ」真剣な顔つきに「わかったわよ、やるわよ…」
渋々、肉竿を掴んで、口を押し付けた。

 「気持ちいい、姉さんにフェラして貰えるなんて…」満足そうに、服の中に手を入れ
て乳房を揉み出すと、首を振ってイヤがっている。
「仕方ないな。出すしかないか」頭を押さえて腰を振り出すと「う、う~!」息苦しさ
に首を振るが、腰の動きはむしろ速まり、突然停まった。

 それと同時に、聖子の口から白い液体が流れていく。
「友和、姉さんに出して良いと思ってるの?」口を拭き、怒った調子で言う。
「そんなに怒らなくていいだろう。俺の女で楽しんだんだから」何とか誤魔化そうとし
ている。
「わかったわよ。明日、あの子を抱かせるというなら我慢するけど…」
「明日か、仕事じゃないの?」

 「夜勤だから昼間よ。昼間に抱かせて貰うからね」
「そんな、無理言われても…」
「チンポなめたのよ。それに、精液を飲まされた身にもなってよ」
「わかったよ、何とかする…」神田は思案顔だ。 

 翌日、神田は携帯を掛けて「そうだ、場所は…」連絡を取り「後は姉さんとか」聖子
とも連絡を取った。
それから2時間後、幹子と克子はいつものように、違反取り調べで城西署から出て郊外
へと向かう。
同じように、神田もワゴン車に聖子を乗せて走りだし、2台の車が郊外で出会った。
「悪いけど乗って。俺はそっちに乗るから」神田は帽子を被り、警官を装ってパトカー
に乗り取締中と勘違いさせた。

 幹子と克子は、椅子を倒されたワゴン車に乗り込み、聖子に抱かれた。
「許して下さい、勤務中ですから…」泣き顔で頼んでもボタンが外され、乳房を掴まれ
る。
「ほら、オ○ンコも出さないと」仕方なしに2人は制服のスカートとパンティを脱いで、
下半身を丸出しにした。
「いいわよ、お巡りさんと楽しむのも最高だわ」聖子は露わになった乳房と淫裂を交互
に愛撫した。

 やがて「幹子、あなたがやるの。克子はオッパイよ」聖子は仰向けになった。
克子は言われた通り、聖子の顔の上で四つん這いになり、乳房を揉まれ、幹子は聖子の
顔間に顔を埋めて舌と指で淫裂を撫でている。
「入れて。指を入れて!」上擦った声を上げながら、幹子の指で淫裂を掻き回されてい
く。
「いいわ、気持ちいい。あなたにもしてあげる…」目の前にある、克子の乳首を吸う。
(変態よ。あなたは、変態女医よ…)叫びたいが、言うがままにさせている。

 こうして、2人は30分ほど聖子の相手をしから、制服を直しパトカーに戻り、それ
と同時に神田も戻ってきた。
「姉さん、満足したかい?」
「満足よ。もう、グッショリ濡れちゃって…」
「だったら、俺のチンポでやらせて欲しいな」
「ダメ、チンポはダメ。それより行かないと」
「わかったよ」神田が車を走らせると、パトカーも走り出した。

 パトロールを終え、城西署に戻った2人は勤務を得ると清子の店へと向かうが、開店
前のせいか、客は少ない。
「待っていたわよ、今日は特別な事をして欲しいのよ」2人を部屋に連れ込んだ。
「特別な事と言いますと?」
「服を変えて欲しいの。ちょっとエッチな服に」用意した服を渡した。

 それを広げると「まさか、これを着ろとでも」驚きの声をあげた。
「そうなのよ。ここのところ、お客が伸び悩んでいるからお願いしたいの」
「困ります、こんな服を着てたら噂になってしまうし…」
「顔を隠せばいいでしょう、これもあるわよ」カツラとサングラスを見せる。

 「でも、こんな服では…」
「イヤならそれでもいいの。ヌード写真を飾ろうかと思ってるし」
「ヌードって、まさか…」
「そうよ、そのまさかよ。あなた達のヌードなの」
「それだけはやめて下さい、婦警も首になりますから」
「それだったら選んで。服を着るか、写真を選ぶかを…」その質問に2人は項垂れ「こ
れを着ます…」
小さな声で言うと清子は笑顔で「そうよ、それでいいの。早く着替えて」催促する。

 2人は渋々服を脱ぎだし、スカートシャツと脱いで下着姿になると「それも脱いで欲
しいの、どうせ、身元もわからないし」全裸になるよう言う。
「パンティだけは履かせて下さい…」
「ダメ、全部よ」それには、泣き顔をしながらブラジャー、パンティと脱いで全裸にな
った。

 全裸になった2人は、用意された服を着込むと、丈は股下10センチで、どうにか淫
裂が隠れ、胸元は大胆なVカットで、乳房の膨らみが見えている。
「恥ずかしい。オッパイが見てます…」自分の姿に泣き声だ。
「大丈夫よ。これを付ければわからないし」カツラを着けさせ、サングラスも渡した。
「見て、これならわからないでしょう?」確かに、鏡を見れば誰だかは全くわからない
が(でも、オッパイが飛び出しそうだし、性器だって見えちゃうかも…)不安顔になっ
ている。