「逮捕しちゃう!」
                                赤星直也:作

第5話 緊縛写真

 玄関を開けると「待っていたわよ」女医が出迎え、応接室に案内された。
「そうだった。まだ紹介してなかったね、僕の姉で聖子というんだ」
「神田聖子です、よろしくね」
「私は陣内幹子です」
「榊原貴子です」
 
 一通り、紹介されると「実はやって貰いたい事のがあるのよ」聖子が言う。
「何でしょうか?」
「モデルよ。モデルをして貰いたいの」
「どのようなモデルですか?」
「これよ。これをして貰うの」聖子がアルバムを見せると「イヤよ、こんなのイヤ!」
拒んだ。

 写真には、手足を縛られた女性が写っていたから、拒むのも無理はない。
「イヤでもやって貰うよ。この写真がある限りはね」神田は喪失の時の写真を見せた。
「私にも見せてよ」聖子はそれを見るなり「イヤだわ、玩具を使って喪失したんだ!」
驚きの声をあげると、悔しさに声をあげて泣き出す2人だ。

 それでも「やって貰えるわよね?」頼まれると、頷くしかなかった。
「ありがとう。準備はできてるから始めるわ。今日は特別にやるからね」2人を小部屋
に連れて行くと「これに着替えて欲しいの」クローゼットから婦警の制服を取りだした。
「こんなのもあるんだ!」驚く幹子に「そうよ、こんなのもあるわよ」看護婦とスチュ
ワーデスの制服を見せる。
それには驚きながらも、着ている服を脱ぎだすと「これも着てよね」白い下着セットを
渡して、聖子は出て行く。

 「克子。あの人、変だと思わない?」
「思う。縛った写真が趣味だなんてね。もしかして、サドかも…」
「きっとそうよ。痛いのはイヤだから、断ろうよ」
「わかった。痛いのは無しにして貰おう」2人は、話しながらも全裸になり、用意され
た下着を身につけていく。

 「イヤだわ、ストッキングまである。それにガーターベルトも」
「ホントだわ。何、考えているのかしら?」それでも、用意された通りのを着込んでい
き、制服も着込んだ。
「何だか、締まるわね」
「そうね、本職だし」2人は婦警姿になると神田の元へと戻った。

 戻るなり「あら、お似合いだわね!」聖子が声をあげると「ホントだわ、さすが本職
ね」見知らぬ女性も声をあげた。
「そうそう、紹介するわね。友達の小野清子さんよ」
「小野です、よろしくね」
「清子さんにも手伝ってもらうのよ」聖子は得意気に話してから撮影に入った。 

 

 撮影は、もう一部屋があり、そこで行われる。
まず、婦警姿の2人は、両手を後ろ手にされ、手錠が掛けられた。
それを聖子が撮っていき「いいわよ、今度はボタンを外して」神田と清子が、服のボタ
ンを外し、それを撮った。
やがて、肩から引き下げられ、白いブラジャー姿にされる。

 「これは要らないよな」ナイフで、幹子のカップの繋ぎ目を切った。
その瞬間に、白い乳房が揺れ動き、スイッチが押された。
「イヤよ、オッパイが見えちゃう!」隠す事もできず、首を振るだけだ。
同じように、克子も繋ぎ目を切られて、カメラに収まった。

 「今度はロープを使って!」手錠が一旦外され、上着とシャツが脱がされた。
上半身は繋ぎ目の切れたブラジャーと、ネクタイだけだが、両手が再び後ろ手にされ、
今度はロープで縛られていく。
「痛いから、緩くして!」
「ダメだ。緩むと緊迫感がでない!」神田は容赦なく縛り上げると、ブラジャーの肩紐
も切り、乳房が露わになって、揺れ動く。

 「いいわよ。凄くいい!」満足そうに、聖子はスイッチを押し続けるが「こんな事も、
いいんじゃないかしら?」清子が克子の乳房を握りしめた。
「やめて、そんな事イヤです!」首を振っても「いいわよ。それも、面白いし」スイッ
チが押されていく。 
こうして、撮影は次第に、エスカレートしていった。

 「イヤです。これはイヤ!」幹子は拒んでも、乳房の上にロープが巻き付けられ、さ
らに、下にも巻き付けられ、ぶら下がったロープで真ん中が結ばれた。
幹子の乳房には、ロープが食い込み、変形している。
「克子さんもだよ」
「イヤ、痛いからイヤ!」逃れようとしても抑えられ、乳房を縛られて、動けなくなっ
た。

 「これからが本番よ。始めて!」いよいよ、スカートが脱がされていく。
「やめて、イヤです!」叫んでも、足首まで下げられ、下半身が露わになった。
それには、満足顔の聖子だが「友和、ナイフでやって!」パンティを切るよう命じた。
「わかった。まずは、ここを…」パンティの腰ゴムを掴んで切った。
「イヤ~!」悲鳴と共に、一瞬にして股間が露わになってしまった。
「イヤよ。ヘアはイヤ!」恥ずかしさに、首を振るだけしかできない。
「こっちもだよ」克子もパンティを切られ、ストッキングとガーターベルトにされた。

 そんな姿をカメラに収めていくが「そろそろ、あれしようよ!」清子が催促する。
「そうね。友和、始めて!」神田は、聖子の合図で太股にロープを巻き付け、上に引い
た。
「やめて、性器が見えちゃう!」イヤがっても、太股が持ち上がり、絨毛に囲まれた淫
裂が、丸見えになった。
「こっちも、しないとね」
「やめてイヤ~!」叫んでも、2人は太股を持ち上げ、淫裂を露わにしている。 

 「姉さん、我慢できないよ。僕やっちゃうからね」
「待って。その前に、見えるように手入れをしないと…」
「それなら、私がやるわよ」清子は、名乗り出ると準備を始めた。
「まずは、こっちからよ」克子の絨毛をハサミで切り出した。
「やめて、そんな事しないで!」自由が効かないから抵抗できず、絨毛が短く切られ淫
裂が、剥き出しになっていく。

 「やめて、お願いです!」叫んでも、短く切り終わると、ムースが吹き付けられ、カ
ミソリで剃られていく。
「ヘアが無いなんて…」克子は泣き出した。
「はい、これで終わりよ」剃り終えるとタオルで拭くが、ピンク色の膣腔が生々しく口
を開いている。
「次はあなたよ」
「やめて。ヘアは剃らないで~!」幹子もイヤがるが、清子によって、克子と同じ無毛
にされ、膣腔が口を開いている。

 「友和、もういいわよ。その前に、これを塗らないと」聖子はチューブを渡す。
「これなら、痛くないしな」幹子の淫裂にゼリー状の液体を塗っていく。
「ここではイヤよ。2人きりでしましょう!」意味がわかって言うが「ダメよ、写真に
撮るのよ」聖子が拒む。
「撮らないで。セックスしてるのは、撮らないで!」幹子は、首を振る事しかできない。

 「そう言う事。痛くないようにやるから」神田は、ズボンを脱いで、下半身を剥き出
しにした。
「友和、上着を着せて。その方が、レイプらしく見えるし…」言われるまま、幹子の肩
に上着を掛けると肉竿を掴んで淫裂に押し当てた。
「イヤ。入れないで、イヤ~!」悲鳴を上げても、肉竿が膣腔を押し広げながら、入り
込んだ。
「入ったよ。痛くはないだろう?」確かに、根本まで入ったが、ゼリーが塗ってあるか
らすんなり入り、痛みは感じない。

 「優しくやるからね」乳房を揉みながら、ピストンを始めた。
「撮らないで。セックスは…」譫言のように言いながらも。淫裂の中は濡れていく。
(気持ちいい。レイプされているのに感じるなんて…)神田はプロらしく、強弱を付け
て、ピストンしていくと「凄いわね。弟でなかったら、やって欲しいのにな」感心しな
がら聖子はスイッチを押し続ける。

 やがて「あ、あ、あ~!」幹子の口から喘ぎ声が上がり、淫汁も流れだした。
「何だか、私もエッチしたくなっちゃったわ…」清子もウズウズしている。
「もう少し待って。友和が出したら、お願いするから」
「わかった。それまで我慢ね」清子は準備を始めた。 

 そして「出る、出る!」神田が、登りきったようだ。
「抜いて、お腹はイヤ!」
「ダメ、オ○ンコに出すのよ!」2人の言葉が交錯する中、神田の動きが停まった。
「イヤよ。イヤ~!」幹子の悲鳴と共に、淫裂からは白い液体が漏れだした。
「酷い…。射精するなんて…」涙が流れていくが「心配しないで。私がいるから」聖子
は白い液体が漏れ出る様子を、カメラに収めていく。

 「聖子さん。こっちは準備いいわよ」
「それなら、始めて!」今度は克子を撮り出す。
「これ、わかるわよね?」ディルドーを見せると「入れないで、そんなのイヤです!」
克子は首を振った。
「それが、そうは行かないの。ごめんね」淫裂に押し当てると、ゆっくり押し込んでい
く。
「ダメ…。あ、あ、あ~!」体を反らせ、声をあげだした。

 「まだ、感じないと思うけど、行かせてあげるわ」清子は、乳房を揉みながら、ゆっ
くり動かし出した。
(痛くはないけど、何とも感じない…)克子はされるがままにしていたが「だめ、そん
な…。あ、あ、あ~!」舌が、クリトリスをなめだし、体を震わせていく。
「凄いわね。これも、いいわね」聖子は、逃すまいとスイッチを押していく。

 そんな事など、忘れたかのように克子は声を上げ、淫汁を流し出した。
「ほら、濡れてきたわよ。オ○ンコしたいでしょう?」
「玩具じゃイヤ。やるならチンポで…」
「ごめんね。私、オ○ンコしか持ってないの。だから、これで行かせて上げる!」ディ
ルドーの動きを速めていくと、淫汁の量も多くなり、腰も動きだし「ダメ、限界です、
ダメ~!」動きを停めた。
「行ったわよ。こんなに、濡らしてる…」抜いたディルドーには、ネバネバした液体が
付いている。